2020/9/18更新
楽天が再エネをつかう宣言をしたって本当ですか?
ほんとです。よく知ってたね。2025年までに楽天グループ株式会社が使う電力をすべて、再生可能エネルギー由来のものにするぞ!という宣言を、昨年世界に向けてしてしまいました。RE100というやつです。
あーるいーひゃく?
RE100は「Renewable Electricity 100%」の略なんですが、「事業活動で使う電力を、太陽光発電などの再生可能エネルギー(以下、再エネ)100%にすることに率先して取り組みます」という国際的な企業のあつまりです。
へえ(ウェブサイトを見ながら)グーグルや、H&Mとかも参加しているんですね。
そうです。気候変動のことを考えている企業が世界中からあつまっています。楽天もそのうちの一社として、2025年までに自社の事業活動で使用する電力を100%再生可能エネルギーにすることを目指してます。
どうして楽天が再生可能エネルギーなんですか?
楽天のようなIT企業が出している環境インパクトで大きなものと言えば、「電力消費」と、それにともなう「CO2排出」です。インターネットのサービスが電力を消費してるイメージはあまりないかもしれないですけど、メール1本打つにも、ページを表示するにも電気沢山使ってるわけですよ。どこかにある巨大なデータセンター(コンピューターのかたまり)で、24時間データの出し入れをしているわけですよ。
え、じゃあ楽天市場で買い物したり、このEARTH MALLの記事を読んでいる今も、どこかで電気が使われて、CO2が出ちゃってるというわけですか??
違います。出てません。
ええ… (困惑)
すでに2019年時点で楽天グループ株式会社の排出量の51.4%を再エネ由来にしちゃったので、楽天市場のページを見ても、どこかのデータセンターからCO2はでません。もちろんそのスマホの電力は別ですよ。
すでに半分は再生可能エネルギーで賄われていると。目標にしている2025年ってもうすぐですもんね。
楽天市場だけじゃなくて、2019年末時点で、17のサービスの電力が100%再エネ由来になっています(バーン!)。これらのサービスで使っているデータセンターやオフィス、フルフィルメントセンターなどの電力は再エネです!
使い心地も違うかもしれないですよ。全部使ってみてください。わからないことは環境担当のイーティンが詳しいから聞いてください。
頑張ります。購入品もなるべくサステナブルなものにしてみます!
応援してます。
私、ラーメン大好きなので、つけ麺用に麺を買いました。栄養価が高いというのに惹かれて、全粒粉にしてみたんです。健康もサステナブルには大事な要素かと思います!段ボールで運ばれてきましたけど、再エネ100%なんですか。
■■■後日、「楽天レシピ」につけ麺レシピも投稿する予定。
そうですね。梱包材の段ボールも環境に影響しています。ですが、段ボールはほぼ100%リサイクル可能で、家庭や企業の努力によって回収率は95%以上の実績を誇ります。
でも実は、もっと大きく環境に影響しているのは「電力」です。豊富な商品やサービスを提供する様々な店舗とそれらを求める消費者をつなぐシステムを365日24時間ノンストップ運営するためには、システムエンジニアのサポートと、データセンター等のインフラが必要です。つまり、オフィスとデータセンターにおいて電力の形で大量なエネルギーインプットが必要になるというわけです。
ひええ。
ですが、安心してください。
「楽天市場」は2019年度の運営に使用した電力13,170MWh(一人暮らし2.2MWh/年から計算すると約6000人分の年間電力消費量に相当する)を再エネ由来に転換しました。全国の住宅における太陽光発電設備の導入による再エネ属性の電力を調達することによって、100%再エネ稼働のプラットフォームとして、ネットショッピングの環境負荷に配慮するお客様に、便利かつサステナブルなサービスを提供することが可能になっているんです。
これからの時代は、オンラインでお買い物する時に、「値段」「品揃え」「配送スピード」の他に「サステナビリティ」も一つの要素として、消費者の視野に入ることを見据えています。
うわあ。。サステナブルな買い物だったとわかったのでつけ麺のおいしさが増した気がします。
でも配送や梱包、調理などでCO2はでてますよ。
EARTH MALLでRakuten Fashionの商品を買えるので、まとめて2つの再エネサービスにチャレンジします。
■■■到着した商品。小銭入れ…?いや違います。「鉢として使える」と聞いてます。
■■■ペンギンさんを入れてみました。ちょうどいいサイズでした。
買い物してみたんですけど、このサービスも再エネ100なんでしょうか。
もちろんです。楽天は「Rakuten Fashion」と「Earth Mall with Rakuten」の運営に欠かせないロジスティクスセンターとデータセンターに使用する電力も100%再エネ由来のものに転換しました。
買ったのは、デッドストック衣料をアップサイクルした「commpost(コンポスト)」です。ランドリーバッグやゴミ箱、鉢カバーなど色々使えて、不要になった場合はアーバンリサーチさんの店舗で回収をしてくれるみたいですよ。
ウエハラさん、良いチョイスをしましたね!
アップサイクル、オーガニックコットン…ファッション業界のトレンディワードが続々と登場しています。毎日使うものをちゃんと選ぶことはサステナブルなライフスタイルへの第一歩かもしれません。
なんだか、ライフスタイルがサステナブルになってきた気がしてきました。
楽天ファームでサラダを買いました。100%国産のオーガニック野菜だって、パッケージに書いてあったので、サステナブルな印象がありますけど、再エネ100%とは書いてないですよ。
■■■有機JASマークもちゃんと付いています。
■■■ボリュームがすごすぎてこぼれました
もちろん、「再エネ由来電力も100%」です!もうパッケージにも書いておいてほしいくらいです。
Rakuten Farmは野菜の生産~加工~販売までを一貫して行っており、オーガニック野菜をカットサラダに加工して販売しています。四国にあるカットサラダ工場も2019年度より、全国の住宅における太陽光発電由来の電力によって稼働されています。まさに健康にも環境にもやさしいサラダですね。
この勢いで全17サービスを走りぬきます。
どうでしたか。再エネ100%になった楽天の17サービス、使ってみて何か違いましたか。
まず、いつも使っているネットサービスの向こう側で、電力が使われてるなんて考えたこともなかったです。その電力が再エネ100%というのもちょっと意味が分からなかったんですが、使っているうちに気分がよくなっている自分がいました。皆さんにも試してほしいです。
皆さんも、再エネ100%で運営されている楽天のサービスで、サステナブルな生活をたのしんでください!
EARTH MALL with Rakutenは、「楽しくサステナブル な買い物の文化をつくっていきたい」という思いから生まれた、楽天市場によるインターネットショッピング&オンラインメディアです。環境、社会、経済への影響を配慮した商品をキュレーターとEARTH MALL編集部がご紹介していきます。
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