プロジェクトについて
福井県坂井市について
坂井市は福井県の北部に位置し、県内随一の穀倉地帯である坂井平野が広がる「コシヒカリのふるさと」です。(同市丸岡町はコシヒカリの開発者 故 石墨慶一郎博士の出身地です。)
その他、若狭牛、甘えび、越前がに、越のルビー(ブランドトマト)、越前そばなど豊かな食に恵まれております。
また景勝地「東尋坊」に代表される海岸線や現存十二天守閣のひとつ「丸岡城」など、福井県を代表する観光地を有することでも有名です。
アウトドア産業で坂井市を元気にしたい!
坂井市がある福井は、現在でも繊維産業が盛んで特にポリエステルなどの合繊繊維物のシェアが全国40%の一大産地であり、坂井市も繊維産業が今でも盛んです。しかし時代の趨勢と共に、繊維産業の従事者も減少し市の基幹産業と呼べるほどの現状ではなくなってきており、産業衰退による人口減少など負のスパイラルに陥っています。
これらを解決すべくものづくりにチャレンジする市内事業者を支援し、本市の産業を活性化させる仕組みをつくることで、坂井市の産業に活気を取り戻していきたいと考えています。
坂井市の自然を活かしたプロジェクト
坂井市の海岸線は越前加賀海岸国定公園に指定され、約1kmにおよぶ大規模な柱状節理からなる断崖絶壁「東尋坊」、その近くにある「坂井市海浜自然公園」は、総面積約23万平方メートルの広大な敷地を活かしたキャンプ場、市の東側に位置する丈競山には、100本以上のしだれ桜が咲く「たけくらべ広場」のキャンプ施設のほか、ビーチやオートキャンプ場など豊かな自然環境がありアウトドアが盛んな地域です。
このような場所から様々なシーンに適したアウトドアの企画・開発ができることで実用性の高い商品提供が可能となります。アウトドア製品を通じて坂井市の魅力を知ってもらい、坂井市に訪れ自然を堪能していただきアウトドアを体感してもらいたい。
坂井市からアウトドア製品が生まれることは、新たな産業の創出となり、アウトドア産業の活性化により繊維産業および観光産業の拡大が図られ、地域が元気になり、雇用創出をはじめとした地域経済の活性化、転出超過による人口減少の抑制効果を期待しています。
アウトドア産業で日本一に!
本事業の主体者である(株)カンパネラは「アウトドア人口を増やす」という理念のもと、地域経済の活性化に取り組んでおります。また2022年には福井県アウトドア協会を立ち上げ代表理事として組織強化に努めており、本市とともに本気でアウトドア産業を市の基幹産業にし日本一を目指しています。
今回は伝統産業である繊維産業を守るという思いもあり、初心者から家族連れまでが組み立て不要で使用できるコットの開発を実施します。本社倉庫を縫製工場に改装し、新たに生産体制を構築します。工場建設により従業員の雇用も決めており、今後はアパレル用品などの開発も見据え、3年後には12億円の経済効果を見込んでいます。
頂いた寄付金の使い道
● アウトドア製品を作成する工場整備
● 製造機器購入
● 製造技術者の研修費用
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