全国の食卓が「笑顔」にあふれるよう、積極的な水産加工品の開発とその魅力を発信するオウンドメディアを構築したい!

地域産業の振興
現在の寄付額
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目標金額
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寄付者
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募集期間
2022/12/02(金)10:002023/03/03(金)09:59
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更新日時
2022/12/02(金)10:00

プロジェクトについて

北海道別海町 ~酪農日本一であり水産資源に溢れる国内屈指の生産地~

牛の数11万頭・日本の生乳生産の7%を支える酪農日本一のまち北海道別海町
牛の数11万頭・日本の生乳生産の7%を支える酪農日本一のまち北海道別海町

昭和6年・7年のゴールデンウィーク前後、氷点下の大冷害となり、連続凶作により農民は困窮。
途方に暮れた農民を発奮させたのは、当時の北海道庁・佐上信一長官。迅速なその救済策と「酪農転換」への大号令、その後の先人の労苦の歴史により、北海道別海町は、乳牛10万頭を誇る日本一の酪農王国に転換を遂げました。

いまでは、全国のスーパーに「モッツァレラチーズ」「クリームチーズ」、業務用として「バター」などの食材を供給する役割を果たし続けています。

また、3つの国立公園に囲まれ海に面する別海町は、知床連山付近を源として多くの河川が町内を潤しながら根室海峡に注ぎ込んでおり、水環境に恵まれていることから、水産資源が豊富です。
開拓から100年の歴史は、「ジャンボホタテ」「鮭いくら」「バター」「スイーツ」など、「山」と「海」、いずれの産物も高評価を頂く美食を育んだ「先人の努力の歴史」。その歴史を紡ぐべく、後世へと持続させるまちづくりに取り組んでいます。

ピンチの連続 ~相次ぐ不漁・魚価安・雇用不足で1次・2次産業が大打撃~

不漁の連続・魚価安に負けないよう家族ぐるみでの生産・加工に取り組む漁家
不漁の連続・魚価安に負けないよう家族ぐるみでの生産・加工に取り組む漁家

本町が現在抱えている深刻な課題の一つが、水産加工業を取り巻く「水揚げの減少」「雇用不足」です。また、この影響によって漁家経営も不振に陥っています。

顕著な例が、本年、全道的に昨年を上回る秋鮭の水揚げとなったものの、近年の秋鮭漁の低迷により、北海道全体の加工力が低迷しており、漁期後半、加工業者が値をつけようとしない現象が起こりました。北海道で最も秋鮭が激減していた本町の漁師にとっては願ってもない水揚げであったにもかかわらず、日によっては、著しい魚価安の結果となり、漁師が途方に暮れる日がありました。

また、加工業においては、雇用不足によって、足下の加工力すら維持し続けられるのか、不安を抱えている状況です。
北海道屈指の生産地として、全国の食卓に安心、安全な北海道産の食糧を供給する、その基盤をいま一度確かなものにするため、持続可能な生産地づくりが急務となっています。

プロジェクト2つの柱 ~「地域を挙げた商品開発」「生産地の魅力発信」~

漁師が自ら加工にチャレンジすることで返礼品のラインナップを拡充します
漁師が自ら加工にチャレンジすることで返礼品のラインナップを拡充します

クラウドファンディングにより本町が取り組むプロジェクトは、「全国の食卓が笑顔にあふれるよう、積極的な水産加工品の開発とその魅力を発信するオウンドメディアを構築したい!」というものです。

このプロジェクトの柱は2つです。
1つ目は、「地域を挙げた商品開発」です。
本町には、「鮭の飯寿司」「ニシンの飯寿司」「ハタハタの飯寿司」「いくらの瓶詰め」「ホッキ貝のフライ」「鮭とば」「ホタテの湯煮」「数の子の醤油漬け」「ますイクラの醤油漬け」など、漁師が加工を手掛けることで、全国の食卓にお届けできる未登録の魅力的な品にあふれています。これまで漁業しかしていなかった漁師が、加工にチャレンジ、あるいは監修して、商品化していきます。

2つ目は、「生産地の魅力発信」です。
前述の商品開発のチャレンジのストーリー、生産現場の臨場感などを、新たに開発するオウンドメディアと本町の強みであるSNSによって情報発信し、ふるさと納税やお取り寄せで「真の北海道産の美食」を求める消費者の皆様の選択肢をわかりやすいものとします。

プロジェクトが目指すみらい ~北海道ファンに選ばれる生産地・別海町~

「北海道ファン」に臨場感あふれる生産現場と加工のチャレンジを魅力的に発信!
「北海道ファン」に臨場感あふれる生産現場と加工のチャレンジを魅力的に発信!

「不漁に悩む漁家」「飼料の高騰に苦しむ酪農家」。ニュースからその苦境を知った方が、ふるさと納税で生産者を応援しようと、自治体を探そうとするとき、日本有数の生産地・北海道から「海外産」のお礼品があふれています。

また、人気の返礼品の開発合戦によって、本来生産地である自治体のお礼品の魅力の発信が薄まり、生産地が北海道の一体どこであるのかわかりにくい状況も生んでいます。本町は、「安売り合戦」や「寄付額争い」が目的ではなく、冒頭説明した開拓からの歴史を省みたとき、生産地として埋没してはいけないという危機感で一杯です。


この一年余り、地場産の食材にこだわり返礼品を開発し、SNSを強化し、直接寄付者の皆様とDMでコミュニケーションをしてまでも、丁寧に対話する努力をしてまいりました。
このSNSなどの強みを生かし、新たに「オウンドメディア」を構築することで、集客力を高め、より多くの北海道ファンに情報を届けたい!そして、全国の食卓を豊かにし、食を選択する楽しさを提供するため、新たな商品開発に取り組みたい!
本プロジェクトにより、北海道屈指の生産地として、北海道ファンに選ばれる生産地を目指したいと考えています。

全国に「おいしい」をお届けする仕組みの進化にお力をお貸しください

「べっかいのべっぴん産」ブランドにより魅力的な新商品の開発に取り組みます!
「べっかいのべっぴん産」ブランドにより魅力的な新商品の開発に取り組みます!

今回のクラウドファンディングで皆さんから寄せられる寄付金については、以下の事業に充当させていただく予定です。

(1) 生産現場や加工現場の臨場感をお伝えし、北海道別海町の返礼品・特産品の魅力を余すことなくお伝えする「オウンドメディア(別海町ふるさと納税ポータルサイト)」を構築、運用し、ふるさと納税やお取り寄せを通じて「ほんものの北海道産」を探している消費者の皆様のお役に立つ情報をお届けします。

(2) 生産力が十分ながらも、未だに返礼品にできていない加工品を開発し、「べっかいのべっぴん産」ブランドの商品を充実させるため、加工設備を導入し、魅力的な新商品の開発に取り組みます。

(3) 地方のノウハウ不足・ロケーションハンディキャップを補うためのコンサルティング及びパッケージ開発並びに流通体制の改善を行います。

寄付額を選ぶ

以下の返礼品一覧より、ご希望の寄付額の返礼品をお選びいただき、返礼品ページへお進みください。通常のふるさと納税と同様に「寄付を申込む」ボタンをクリックして手続きすれば寄付が完了いたします。

別海町らしく「北海道産食材」にこだわった全国的にも人気の返礼品や今回のクラウドファンディングに合わせて開発したお礼品をご用意しました。

  • 楽天ふるさと納税クラウドファンディング
  • 群馬県千代田町のプロジェクト
  • 山形県寒河江市のプロジェクト
  • 宮城県のプロジェクト
  • 兵庫県神戸市のプロジェクト
  • 目標金額到達の如何を問わず、返礼品は受け取ることができます。
  • 目標金額到達の如何を問わず、寄付の返金はございません。
  • 目標寄付額に到達しなかった場合、自治体内で頂いた寄付の使い道を検討し、別の事業に活用する場合がございます。
  • 目標寄付額を超えた寄付額分についても、自治体内で頂いた寄付の使い道を検討し、別の事業に活用する場合がございます。
  • プロジェクト開催中であっても、返礼品の内容が変更になる場合がございます。詳細は自治体ページにてご確認ください。
  • 受付期間終了または目標到達前に、自治体または楽天の判断で寄付受付を停止する場合がございます。
  • サイト上の寄付合計額、寄付人数などの実績は、即時反映ではありません。