平和教育を全国に広げるために、戦争遺跡をデジタルコンテンツに進化させ、未来に繋げる新たな観光資源として活用したい!

教育・文化・スポーツの振興
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2022/09/16(金)10:002022/12/16(金)09:59
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更新日時
2022/09/16(金)10:00

プロジェクトについて

空でつながるまち加西

気球の飛ぶまち!ひょうご加西ピースバルーン号
気球の飛ぶまち!ひょうご加西ピースバルーン号

加西市は、大きな空と田園を主とした平地に恵まれ、風が穏やかなまちです。
これは気球をとばすのに好適な立地で、学生の全国大会の開催地にも選ばれるほど認知されています。そこで、日本では前例のない「気球の飛ぶまち加西条例」を施行し、気球による観光客誘致で地域活性化を図っています。

ほかにも空に関連するスポットとして、旧日本海軍のパイロットを養成していた鶉野飛行場跡があります。ほぼ当時の姿の滑走路が残る全国でも貴重な戦争遺跡です。保存はもちろん、より興味を持っていただけるよう新たな事業の展開を図っています。

また、加西では毎年冬になると白鳥の姿が見られます。鳥たちが安心して飛行できる環境、戦争と平和について学び考えることができる貴重な飛行場、そして今、加西の空を飛ぶ気球。
兵庫県南部、播州平野のほぼ中央に位置する加西市、ここは“空でつながるまち”です。

鶉野飛行場の史実を正しく後世に伝え続けます

令和4年4月にオープンした加西市地域活性化拠点施設「soraかさい」
令和4年4月にオープンした加西市地域活性化拠点施設「soraかさい」

加西市の南東部にある鶉野(うずらの)台地には、1,200メートルの長さのコンクリート滑走路跡が全国でも珍しくほぼ当時のまま残っています。さらに周辺に残る多くの防空壕跡や機銃座跡などの戦争遺跡と併せて、一つの場所に貴重な歴史遺産群を形成しており、現在、鶉野飛行場跡地と呼ばれています。

加西市では、これら戦争の記憶を風化させず、未来に伝えていくことが非常に大切であると考えています。鶉野の戦争遺跡を保存・活用し後世に残していくために、これまでクラウドファンディングを活用し、鶉野飛行場跡地周辺を一体としたフィールドミュージアムとして整備しています。また、滑走路跡及び周辺の戦争遺跡を利活用し、修学旅行生の受け入れをする等、加西市の観光・PRの軸ととらえ、全国から人々が訪れるような"戦争遺産"を伝え続けることで維持保存を進めています。

今後はアフターコロナを見据え、さらに多くの方に加西市へ訪れていただき、且つ新しい時代になっても鶉野飛行場跡をはじめとする"戦争遺跡"を維持保存し、全国や全世界に発信し続けていく都市であることが必要と考えています。

鶉野フィールドミュージアムのデジタルミュージアムを整備したい!

戦争遺産の防空壕を活用した巨大防空壕シアター
戦争遺産の防空壕を活用した巨大防空壕シアター

鶉鶉野飛行場跡をただの戦争遺跡で終わらせず平和教育を深化させながら、今後の加西市の観光産業活性化やPR拠点とするため、加西市として大きく以下3点を実施します。

① 現在鶉野フィールドミュージアムとして保存しているエリアをさらにデジタルデータ化し"鶉野デジタルミュージアム"としてコンテンツ化。デジタルデータ化することでVR等でweb上で実現し全国へのPRを容易にするとともに、この地を訪れる人々にも防空壕などの戦争遺跡を追体験できるようにします。
これらのコンテンツは他にも、平和学習向けや実録の戦争記録を半永久的にアーカイブ化することも含まれており地域資源の進化・有効活用として取り組みます。

②さらに戦争遺跡の保存に留まらない観光産業活性に繋げる施策として、人々が訪れる事が予想される鶉野フィールドミュージアムやその周辺を以下のように整備・改修する。

◆道の駅(空の駅)構想
(加西市へ繋がる国道372号線のバイパス化にともない鶉野飛行場跡沿いに設置予定。地域物産の拠点としていく。)
◆RVパーク
(道の駅構想に付随させ鶉野飛行場跡沿いに車で宿泊するための施設を整備予定。)

③そして最後にこれらのコンテンツ整備を本軸に、加西市としても大々的にPRを行いに日本随一の先進的戦争遺跡維持継承都市としてシビックプライドの向上、また地域価値の向上に取り組みます。

平和の大切さを伝える場所へ

鶉野飛行場跡でひょうご加西ピースバルーン号と紫電改実物大模型
鶉野飛行場跡でひょうご加西ピースバルーン号と紫電改実物大模型

これら一連の取り組みを駆使し、市としては昨年度7万人の市内宿泊数を1.2倍増の8.5万人に、また昨年50校ほどだった修学旅行の受け入れも100校を目標とし鶉野飛行場跡周辺のフィールドミュージアムへの来場者をトータル10万人にすることを目指しプロジェクトを推進します。

時を超えて現存するこの場所が、全国に向けて平和の大切さを伝える場所になります。

鶉野デジタルミュージアムを整備します

上空から、鶉野飛行場跡
上空から、鶉野飛行場跡

今回のクラウドファンディングでみなさまからいただいた寄付金は、全国たくさんの方々に訪れていただける平和の学びの環境を整備するため、デジタルによる戦争遺跡の記録保存を進め、デジタル空間にプラットホームを作り、鶉野デジタルミュージアムとしてコンテンツ化を図る、以下の事業に充当させていただきます。


●デジタルミュージアム制作事業
(コンテンツ制作、プラットホーム整備他)

●平和学習デジタルコンテンツ整備事業
(ピースツーリズム促進、周辺環境整備他)

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気球の飛ぶまち加西ならではの返礼品や加西市を代表する特産品を中心に選りすぐりの返礼品をご用意いたしました。

  • 楽天ふるさと納税クラウドファンディング
  • 群馬県千代田町のプロジェクト
  • 山形県寒河江市のプロジェクト
  • 宮城県のプロジェクト
  • 兵庫県神戸市のプロジェクト
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