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飛行機は何歳まで無料?飛行機の子ども料金や年齢区分を解説!

JAL・ANAでは、国内線であれば2歳まで無料、国際線であれば1歳まで無料もしくは大人運賃の10%で搭乗することができます。LCCは航空会社によって何歳まで無料で乗れるか異なります。飛行機の子ども料金や予約方法も解説します。

飛行機に乗る子どもの様子

飛行機はいったい何歳までが無料なのでしょうか。航空会社によって料金が違うため、とても分かりにくいですよね。
そこでこの記事では、飛行機に無料で乗れる年齢、各航空会社の子ども料金のルール、子ども料金で購入する際の注意ポイントなどについて解説します。
※2024年4月時点の情報です。

飛行機に無料で乗れるのは何歳まで?

飛行機に無料で乗れるのは何歳まででしょうか。結論からいうと、JAL・ANAの国内線では2歳までは無料で飛行機に乗ることができます。国際線は、年齢に関わらず無料で乗ることはできません。
LCCでは、国内線・国際線ともにPeachは1歳まで無料、エア・ドゥ、ソラシドエア、スターフライヤーでは2歳まで無料で飛行機に乗ることができます。

幼児は無料、小児は有料

飛行機の子ども料金は「幼児」と「小児」で区別されており、国内線は多くの航空会社で「幼児」は無料、「小児」は有料となっています。「幼児」と「小児」の区分は航空会社によって異なりますが、「幼児」は1歳か2歳まで、「小児」は11歳までとされることが多いです。

赤ちゃんは生後8日目から飛行機に乗ることができるため、生後8日目から「幼児」の範囲内であれば、無料で国内線の飛行機に搭乗できるといえます(春秋航空は生後15日から)。ただし、LCCの航空会社によっては、幼児で膝上に乗せる場合でも搭乗料金が発生するので注意が必要です。

生後8日目から乗れるといっても、小さい赤ちゃんを飛行機に乗せることを不安に思う人もいると思います。飛行機の赤ちゃんの健康への影響などについては、「赤ちゃんを連れて飛行機に乗っても大丈夫?注意点や持ち物も紹介」をご覧ください。

国内線は満3歳未満で膝上に乗せるなら無料

JAL・ANAの国内線では、満3歳未満(2歳以下)の子どもは「幼児」と区分され、同伴者の膝上に乗せるのであれば無料で搭乗できます。とはいえ、幼い子どもとの長旅であることを考えると、座席を確保したいということもあると思います。その場合、年齢的には幼児の区分であっても、小児運賃を支払うことで座席を取ることが可能です。

また、大人1人に対して同伴できる幼児は2人までですが、2人分が無料になるわけではありません。幼児2人を同伴する場合は、1人は膝上、1人は座席に座ることになるため、2人目の座席は小児運賃を支払って確保する必要があります。

なお、ANAの国内線・国際線とJALの国際線では、ベビーベッド(バシネット)の貸し出しも行われています。事前予約が必要ですが、10kgまでの赤ちゃんが利用できます。
また、ベビーカーの貸し出しや機内持ち込みも可能です。詳しくは、「飛行機に乗る時ベビーカーは持ち込める?大きさの規定や料金を紹介」の記事をご覧ください。

空港でベビーカーに乗る赤ちゃん

飛行機の子ども料金ルール一覧!何歳まで無料?

飛行機の子ども料金のルールは航空会社ごとに大きく異なります。幼児・小児を区分する年齢や、各区分の値段など、それぞれの航空会社についてまとめます。

【国内線】JAL・ANA

■JAL
JALは、生後8日から2歳までは幼児の区分となり、無料で搭乗できます。3歳から11歳までは小児の区分となり、搭乗するには小児運賃(通常料金の50%)が必要になります。
ただし、幼児の区分の年齢であっても、無料になるのは同伴者の膝の上に乗る場合に限られます。座席を使用する場合は、小児運賃と同じ料金がかかります。

また、小児運賃は通常料金から計算を行うため、割引プランによっては大人運賃の方が安いこともあります。料金を比較して安い方を購入するようにしましょう。

■ANA
ANAは、生後8日から2歳までは幼児の区分となり、無料で搭乗できます。3歳から11歳までは小児の区分となり、大人運賃から自動で25%割り引かれます。
※ANAでは2024年2月より小児運賃を終了し、小児区分の子どもは大人運賃から自動で25%割り引かれるようになりました。

JALと同じく、幼児の区分の年齢であっても、無料になるのは同伴者の膝の上に乗る場合に限られます。座席を使用する場合は、小児区分の料金がかかります。

両会社とも、大人1人につき同行できる幼児は2人までです。幼児2人と同行する場合、1人は膝の上、もう1人は座席を確保して座ることになり、確保した座席には小児区分の料金が適用されます。

JALとANAの料金ルール

【国内線】LCC

LCCは航空会社によって幼児・小児の区分や料金の設定が大きく異なります。

■Peach
Peachは、生後8日から1歳までは幼児の区分となり、座席を確保しない場合は無料で搭乗できます。2歳から11歳までは小児の区分となり、大人運賃と同じ料金になります。
なお、幼児区分の年齢であっても、座席を確保する場合は大人運賃と同じ料金がかかります。

■スカイマーク
スカイマークは、生後8日から1歳までは幼児の区分となり、座席を確保しない場合は大人運賃の10%の料金で搭乗できます。2歳から11歳までは小児の区分となり、大人運賃の75%の料金となります。
幼児区分の年齢であっても、座席を確保する場合は大人運賃の75%の料金がかかります。

■ジェットスター
ジェットスターは、生後8日から1歳までは幼児の区分となり、座席を確保しない場合は1,500円で搭乗できます。2歳から11歳までは小児の区分となり、大人運賃と同じ料金になります。
幼児区分の年齢であっても、座席を確保する場合は大人運賃と同じ料金がかかります。

■春秋航空日本
春秋航空日本は、生後15日から1歳までは幼児の区分となり、座席を確保しない場合は1,500円で搭乗できます。2歳から11歳までは小児の区分となり、大人運賃と同じ料金になります。
幼児区分の年齢であっても、座席を確保する場合は大人運賃と同じ料金がかかります。

■エア・ドゥ、ソラシドエア、スターフライヤー
エア・ドゥ、ソラシドエア、スターフライヤーの3社は、生後8日から2歳までは幼児の区分となり、座席を確保しない場合は無料で搭乗できます。3歳から11歳までは小児の区分となり、大人運賃の50%の料金となります。
幼児区分の年齢であっても、座席を確保する場合は大人運賃の50%の料金がかかります。

LCCの料金ルール

【国際線】JAL・ANA

国際線の場合は、JAL・ANAともに生後8日から1歳までが幼児の区分となり、大人運賃の10%の運賃で搭乗できます。2歳~11歳までは小児区分となり、大人運賃の75%の運賃で搭乗できます。

両会社とも、大人1人につき同行できる幼児は2人までです。幼児2人と同行する場合、1人は膝の上、もう1人は座席を確保して座ることになり、確保した座席には小児区分の料金が適用されます。

国際線でのANAとJALの料金ルール

【国際線】LCC

LCCの国際線は、年齢区分・料金ともに国内線とほとんど変わりません。
国内線と異なる点は、ジェットスターの座席なし料金が3,500円、春秋航空日本が3,000円となる点のみです。

国際線でのLCCの料金ルール

無料の子どもに航空券は必要?予約・購入方法は?

無料で搭乗する子どもも航空券が必要なのかについて、航空券が必要な場合の予約や購入の方法も含めて解説します。

幼児がいる場合

幼児1人を膝の上に乗せて無料で搭乗させる場合、航空券の購入は不要です。ただし、大人1人で幼児を2人以上搭乗させる場合や、疲れたときのために座席を確保する場合は航空券が必要になります。その場合は、無料となる幼児区分の年齢であっても、小児料金を支払って航空券を購入しましょう。

また、LCCのスカイマークやジェットスター、春秋航空日本は、膝の上に乗せる形であっても料金がかかるため、航空券が必要です。航空券が必要な場合は、予約フォームや電話、メールで申請します。

なお、JALではチャイルドシートの貸し出しが可能です。チャイルドシートを手配する場合は、予約後、搭乗日の3日前までに「お手伝いを希望されるお客さま専用デスク」まで連絡しましょう。

小児がいる場合

小児は座席を確保する必要があるため、航空券の購入が必要です。航空会社や国内線か国際線かによって料金は異なりますが、大人運賃から自動で割引が適用されることが多いです。
詳しくは前述の「飛行機の子ども料金ルール一覧!何歳まで無料?」をご覧ください。

空港で椅子に座る親子

飛行機を子ども料金で購入する際の注意すべきポイント

飛行機の航空券を子ども料金で購入する際の、注意すべきポイントを解説します。

早期予約などの割引が適用されない

飛行機の航空券を子ども料金で購入する場合は、早期予約などの割引と併用できないことが多いです。航空券の購入タイミングが早く、「早割」が適用できる場合は、割引された大人料金の方が子ども料金よりも安くなることがあります。

大人の割引運賃のほうが子ども料金よりも安い場合、子ども用の座席であっても大人の割引運賃で座席を確保することができます。どちらがお得か比較してから運賃プランを選びましょう。

なお、航空会社の株主優待によって、子ども料金からさらに割引できる場合もあります。JALやANA、スタ-フライヤーは、株主優待で小児運賃の50%が割引されるため、とてもお得です。

チャイルドシートの有無を事前に確認

幼児2人が同伴する場合や、疲れた時のために座席を確保する場合など、幼児が座席を使用する場合はチャイルドシートの利用が必要になります。
前述の通り、JALではチャイルドシートの貸し出しを行っています。チャイルドシートの貸し出しを利用したい場合は、出発時間の96時間前までに「お手伝いを希望されるお客さま専用デスク」まで連絡しましょう。

JAL以外の航空会社ではチャイルドシートの貸し出しを行っていないため、チャイルドシートを利用する場合は持ち込む必要があります。飛行機に持ち込めるチャイルドシートの基準は、各航空会社によって異なります。お持ちのチャイルドシートが航空会社の条件を満たすかどうか、必ず事前に確認しましょう。

発熱など不測の事態があった際の払い戻しはできる?

発熱・怪我などの不測の事態があった場合、医師の診断書があれば取消手数料なく払い戻しに対応してもらえるケースがあります。たとえば以下のような対応があります。

  • JAL国内線:取消手数料なく払い戻しが可能

  • ANA国内線:予約便出発予定日から30日間以内の便への変更や、手数料なく払い戻しが可能

  • スカイマーク国内線:手数料なく予約の変更または全額の払い戻しが可能

このように、航空会社によって対応が異なるため、キャンセルの際の払い戻しについて事前に確認しておくのがおすすめです。また、パッケージツアーや団体旅行ではキャンセルの際の取り扱いが異なる場合があるため、購入した旅行会社に問い合わせましょう。

なお、医師に診断書を書いてもらうための費用は自己負担となります。診断書の作成には診察料や文書作成費などが必要になるため、数千円から1万円程度かかることもあります。航空券の種別やキャンセルまでの期間によっては、通常のキャンセル手続きの方がお得な場合があることに注意しましょう。

発熱した幼児の様子

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飛行機に無料で乗れる年齢、各航空会社の子ども料金のルール、子ども料金で購入する際の注意ポイントなどについて解説しました。各航空会社で、また国内線か国際線かでも料金やルールが異なるため、ご自身にあったプランを選びましょう。この記事が、お子様との楽しい旅行の一助となれば幸いです。

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