小学生の夏休みの過ごし方16選!夏を充実させるポイントは?
2024/7/16
小学生の夏休みを有意義にするためには、事前の計画や生活リズムの管理が大事です。この記事では、小学生の夏休みを充実させるためのポイントや、過ごし方のアイデアと注意点を紹介します。
1か月以上の自由時間ができる夏休み。「有意義に活用するポイントを知りたい」と思うママやパパも多いのではないでしょうか。充実した夏休みにするためには、事前に子どもと目標や過ごし方を話し合うことが大切です。今回は、小学生の夏休みの目標の立て方や過ごし方などを解説します。
目次
小学生の夏休みを充実させるためのポイント
小学生の夏休みを有意義なものにするためには、事前の計画や生活リズムの安定が重要です。遊びや勉強で充実した夏休みを過ごすためのポイントを3つ解説します。
やりたいことをリストアップする
小学生の夏休みを充実させる1つめのポイントは、「やりたいことのリストアップ」です。
やりたいことがたくさんあるのに整理しなかったり、逆に何も考えずに夏休みを迎えてしまったりすると、いつ何をやるかが定まらず、結局行動できずに終わってしまいます。夏休みが始まる前にやりたいことを明確にしておけば、時間を有効に使えますよ。
特に、長期休みや夏期にしかできないことをリストアップすると良いでしょう。たとえば、サマーキャンプや短期留学、マリンスポーツなどに挑戦すると、子どもの経験値が上がります。
やりたいことを書き出したら、優先順位をつけてみましょう。「小学校の夏休みにしかできないこと」の優先度を高くすると、日本の夏ならではの行事や文化に触れる良い機会になります。
宿題のスケジュールを立てる
2つめのポイントは、「宿題のスケジュールを立てる」ことです。
夏休みは小学校からドリルや自由研究、読書感想文などの課題が出されます。夏休み終盤に焦らないように、事前に計画を立てておくことが大切です。
宿題の計画は、夏休みが始まる前に立てると、初日からスムーズに学習に取り組めます。まずはどんな課題が出されているかを書き出し、それぞれいつまでに終わらせるかを決めましょう。子どもが自主的に取り組めるよう、スケジュールは子どもに決めてもらうと良いでしょう。
計画が途中で頓挫しないように、無理のないスケジュールを組むことも大切です。ホワイトボードなどに書き出し、見えるところに置いておくと、忘れずに計画を実行しやすくなりますよ。
また、毎日計画的に課題に取り組むことで、学習習慣を身につけられます。宿題を早い段階で終わらせたいという気持ちも分かりますが、ほかの予定とのバランスや個々の集中力に合わせて適切なスケジュールを立てると良いでしょう。
生活リズムを守る
3つめのポイントとして、生活リズムを守るための「生活のルール」もしっかり決めましょう。
長期休みはどうしても生活リズムが乱れがちです。一度、夜更かしなどをして生活リズムが乱れると、そのままダラダラとしたリズムが続いてしまいます。リズムが崩れたまま夏休みが明けてしまうと、小学校が始まっても朝起きられない、学習意欲が湧かないなどのデメリットが生じます。長期休みでも早寝早起きの習慣を守ることで、日中に意欲的に活動できるでしょう。
最低限、起きる時間、寝る時間、宿題をする時間を決めておくのがおすすめです。「家族旅行の日は夜更かしOK」など、独自の緩和ルールを決めておいてもいいですが、そのあとはまたリズムを戻すよう気をつけましょう。
こちらも学習計画と同様、見えるところにルールを掲示しておくのがおすすめです。
夏休みの計画の立て方
夏休みの計画は、「生活」「遊び」「学習」を分けて考えること、目標を具体的に設定することがポイントです。これらの2つのポイントについて、詳しく解説します。
「生活」「遊び」「学習」の計画を立てる
「遊び」「学習」「生活」の3つを軸に、バランスよく計画を立てます。課題を期限内に終わらせるためには、特に学習の計画をしっかり立てておくことが大切です。
しかし、学習ばかりでは子どもも気が滅入ってしまいます。夏休みが楽しみになるような遊びの計画も同時に考えた方が、勉強のモチベーションが上がるでしょう。
生活面の計画も非常に重要です。1日のタイムスケジュールのほか、スマートフォン・タブレットなどデジタルデバイスの使用時間や、おやつについてのルールも決めると、生活リズムが整いやすくなります。
計画は、子どもだけが考えたり、親の希望を押し付けたりせず、親子で意見を出し合いながら行うことが大切です。一緒に考えることで、子どもにも責任感が生まれやすくなります。また、大人が自身の経験を参考にしながらアドバイスすることで、現実的なスケジュールを組むことができます。
目標は具体的に決める
夏休みの目標は、具体的に決めると良いでしょう。たとえば、1日1時間勉強する、前跳びを100回飛べるようになるなど、回数や時間を明確に決めると目標の達成状況が判断しやすくなります。
子どものレベルに合わせて短期間で達成できる小さい目標を段階的に設定することがポイントです。一つひとつ確実にクリアすることで達成感が得られ、モチベーションを維持できます。成功体験を積み重ねると自己肯定感が上がり、夏休み後に効果を発揮することもあるでしょう。
小学生の夏休みの過ごし方【生活編】
ここからは、具体的な夏休みの過ごし方のアイデアをご紹介していきます。
まずは、生活に関する過ごし方のアイデアを4つご紹介します。ぜひ夏休みの計画に取り入れてみてくださいね。
植物を育てる
植物を育てて観察する体験は、自由研究のテーマとしても最適です。実践的な学びになり、野菜類であれば食育としての体験にもつながります。
ミニトマトやラディッシュ(二十日大根)は比較的育てやすく、短期間で収穫まで体験できるため、おすすめです。
工作や裁縫をする
自由研究として工作や裁縫に取り組むのもおすすめです。早めに計画を立て少しずつ仕上げていきましょう。大きな作品を仕上げる経験は、必ず子どもの自信につながります。
インターネットで調べると、各学年に適したテーマが見つかりますよ。テーマを決めかねている方は「小学生の夏休みの自由研究おすすめテーマ14選【先輩ママ・パパに調査】」も参考にしてみてください。
料理やお菓子作りを楽しむ
料理やお菓子作りを体験させてみるのも良いでしょう。特にお菓子作りは、火や包丁を使った危険な工程が少ないため、小学生でも安全に取り組めます。
料理と科学を組み合わせた「サイエンスクッキング」もおすすめです。身近なものの性質を知ったり、理科に興味を持つきっかけになったりします。
家事を手伝う
家事の手伝いは、子どもの自立心や責任感の育成につながります。子どものうちに掃除や洗濯など日常生活で必要なスキルを身につけておくと、将来自立する際にも非常に役立つでしょう。
また、家族で助け合うことでコミュニケーションが増え、親子の絆が深まることもメリットです。
小学生の夏休みの過ごし方【遊び編】
次は、夏休みにおすすめの遊びやお出かけ先のアイデアを6つご紹介します。
祖父母の家へ行く
夏休みは必ず祖父母の家に行くというご家庭も多いかもしれません。近場なら子どもだけで公共機関を利用して訪問したり、お泊りをさせたりしてみるのも良い経験になるでしょう。
海や川でアクティビティを楽しむ
海や川での水遊びは、夏休みならではのアクティビティです。危険が伴うため注意も必要ですが、思い出に残る楽しい体験になります。カヌー体験やラフティングなど、夏の時期にしか体験できないウォータースポーツもおすすめです。
子連れでの海水浴は、きちんと準備していくとより快適に楽しめます。詳しくは「子連れで海水浴に行く際の持ち物は?注意点やおすすめの海水浴場も」で解説しているので、併せてご覧ください。
夏祭りや花火大会へ行く
夏祭りや花火大会は、日本の文化を感じることができる貴重な機会です。お祭りに行く前に、花火の歴史や祭事の起源などを調べるとより楽しめるかもしれませんね。
花火大会に行く際の持ち物については「花火大会の持ち物リスト!子どもと快適に楽しめるアイテムも紹介」をご覧ください。
キャンプ・グランピングを楽しむ
キャンプは、夏の定番アクティビティです。最近では道具不要でアウトドアを楽しめるグランピング施設も増えてきているため、初心者の方もぜひチャレンジしてみてください。
子連れキャンプの持ち物や注意点などは「子連れキャンプの持ち物を紹介!季節別の必需品やおすすめ商品も」で紹介しています。併せてご確認ください。
天体観測を楽しむ
暑い夏でも、夜なら快適に過ごせることも多いため、天体観測をしてみるのはいかがでしょうか。キャンプや旅行先などで楽しむのもいいですし、夜に街から離れたところへドライブをしてみるのもおすすめです。日記などに記録し形式を整えれば、自由研究として提出できます。
家族で旅行へ行く
家族旅行も夏休みにはおすすめです。子どもも一緒に計画を立てると、より充実した旅行にすることができますよ。
子どもとの旅行は、荷物が多くなりがちです。忘れ物をしないように確認しましょう。役立つ持ち物やリストは「子連れ旅行で役立つ持ち物&準備のコツをご紹介!旅を充実させよう」で紹介しています。
小学生の夏休みの過ごし方【学習編】
続いて、夏休みの学習のポイントやおすすめスポットについて解説します。
家で勉強する時間を確保する
塾や学童で勉強する場合でも、自宅学習の時間を確保すると良いでしょう。自宅で勉強をすることで保護者が学習の進行状況を把握でき、適切なサポートができます。
自宅での学習時間は、子どもが集中できる長さに設定しましょう。毎日同じタイミングで学習を行うと、生活リズムを整える助けにもなります。
夏期講習に参加する
学習塾の夏期講習に参加すれば、夏休み中にも集中して学習する機会を設けられます。
夏期講習は普段から塾に通っていない人でも参加できるため、検討してみてください。送迎が難しい方や、近隣に子どもに適した塾がない場合は、オンラインで参加できる講座を選択するのも一つの方法です。
学童保育へ行く
学童保育は、親が働いている家庭の子どもを預かる施設です。公立と民間があり、施設によっては夏休みのみの利用も受け入れています。民間の学童や英語学童では、料金はかかりますが、夏休み限定の楽しいプログラムを実施していることもあります。
夏期限定の習い事をする
家庭ではできない体験として、夏期限定の習い事に参加してみるのもおすすめです。
夏休みは、スイミングなどのスポーツ教室や、プログラミング・英会話などの夏期講座が開催されます。試しに参加してみて、興味を持ったら習い事として継続するのも良いでしょう。
図書館で本を読む
夏休み前半に図書館へ行く計画を立ててみてはいかがでしょうか。返却時に次の本を借りられるため、読書習慣が続きやすくなります。
読書習慣が身につけば、読書感想文のために無理して本を読まなくて済んだり、本選びが比較的簡単になったりします。
美術館・博物館の展示を見に行く
夏休みは、美術館や博物館に行ってみるのもおすすめです。教養を深め、知的好奇心を養うことができます。
特に、小学生は感覚や価値観が成熟していく時期のため、さまざまな体験をし、作品に触れることで、感性を磨くことができます。
子どもを留守番させる場合の注意点・負担を減らすコツは?
共働き家庭などでは、子どもを家で留守番させなければならないこともありますよね。思わぬ事故につながらないよう、留守番させる際の注意点をご紹介します。
火を使わないご飯を用意する
子どもだけでの食事は、電子レンジで温めるだけ、冷蔵庫から出すだけなど、火を使わないものを用意しましょう。
食事の用意が難しい場合は、宅配弁当などを利用するのもひとつの手段です。栄養バランスが考えられたメニューを選べば、成長期の子どもの食事としても安心です。
家族以外の訪問・電話には応対しないようにさせる
留守番中のルールとして、知らない人の訪問や電話には出ないようにさせると安心です。子どもが1人で留守番していることを知られないようにすると、トラブルを防げます。
窓やドアを全て施錠する
子どもに留守番をさせるときは、防犯のため、すべての窓やドアを施錠するのが基本です。転落事故を防ぐため、マンションや2階建て以上の場合、ベランダに出ないようあらかじめ伝えておきましょう。
【学年別】夏休みに成長する過ごし方
最後に、学年別の夏休みの過ごし方で意識したいポイントや、おすすめの過ごし方をご紹介します。
低学年:1人で過ごす時間に慣れる
子どもが大きくなったら復職したい、時短勤務からフルタイムに切り替えたいと思っているママ・パパもいるでしょう。いきなり長時間の留守番をさせるのは負担が大きいため、低学年のうちから少しずつ1人で過ごすことにも慣らしていくのがおすすめです。
まずは、ゴミ出しや買い物に行っている30分だけなど、短い時間の留守番に挑戦してみてはいかがでしょうか。その際も、施錠や火の元のガードなどは忘れずに行いましょう。また、何かあったときにママ・パパに連絡できるように、電話のかけ方を教えておくのも大切です。
必要に応じて見守りカメラやスマートスピーカーを利用すれば、外出先からも子どもの様子を確認でき、安心して留守番させられます。
中学年:夏季限定の習い事で体験をする
中学年の子どもは、体も心もしっかりしてくる時期です。家庭や学校以外での体験をさせることが、さらなる成長につながります。
スイミングやキャンプ体験、学習系の教室など、夏季限定の習い事は、自立心を育てる後押しになるでしょう。学校外のお友達を作り、視野を広げるきっかけにもなります。
高学年:毎日の学習時間を確保する
高学年の子どもは中学校進学へ向け、長期休み中の学習習慣がより大切になってきます。毎日の学習ルールを自分で決めることはもちろん、塾の夏期講習に参加することもよい刺激になるでしょう。
保護者が不在で勉強のサポートができないときは、オンライン英会話やオンライン授業を予約するのもおすすめです。最近では、プログラミングやボーカルトレーニング、ヨガなどのオンラインスクールもあり、子どもの興味や性格に合わせて選択できます。
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夏休みを有意義に過ごすためには、事前の計画とルール作りが重要です。親がすべて決めるのではなく、子ども自身に考えてもらい、自主的に夏休みの過ごし方を決められるようにしていきましょう。
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