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妊娠線の予防方法は?いつからケアすべき?妊娠線予防クリームも紹介【助産師監修】

妊娠

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2023/1/6

妊娠中の急激な体重増加などが原因で起きる「妊娠線」。妊娠初期から保湿やマッサージを行うことで、予防・軽減させることができます。この記事では、妊娠線ができやすい人の特徴や、予防方法、マッサージ方法について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

妊娠して、お腹が大きくなると現れる妊娠線。妊娠線は、妊婦さんの約80%以上にできるといわれています。しかし、ケアをすることで妊娠線の出現を最小限に抑えることも可能です。今回は、妊娠線の予防方法などについてお伝えします。おすすめの妊娠線予防クリームの商品についても紹介していますのでぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

バースコンサルタント・助産師

古市菜緒さん

助産師として1万件以上の出産に携わり、7千人以上の方を対象に講師を務める。その他、妊娠・出産・育児に関する刊行物・商品・サービスなどの監修、産院のコンサルなどを行う。2児の母。

妊娠線とは?いつか消えるもの?

妊娠線とは、妊娠による体重増加や、赤ちゃんの成長でお腹が大きくなる などの、急な体型の変化が原因で起こる肉割れ線のことです。妊娠線は出現時、皮膚上にピンク色のひび割れのような線として現れますが、その色は少しずつ濃 くなり、暗紫色になる方もいます。

そして出産後は、色が白っぽくなるため妊娠線は目立たなくなります。しかし、皮膚のひび割れは残るため、完全に消えることはありません。

また、妊娠線によく間違われるものとして「正中線」があります。正中線は、妊娠中へその下から恥骨にかけて出現する茶褐色の線のことで、多くの妊婦さんにみられます。正中線は一般の方にもありますが、妊娠によるホルモンの影響で、普段は目立たない正中線の色が濃くなり、一時的に浮き出てくるのです。そのため、出産すると正中線は消失します。

妊娠線ができる原因

妊娠線ができる原因として主に2つがあります。
一つ目は、皮膚の構造による原因です。皮膚は3層からなり、表から見えて伸縮性が高い「表皮」と、肌の弾力成分を含み伸縮力が低い「真皮」、一番下の層で皮下脂肪がつく「皮下組織」で構成されています。

妊娠により、皮下組織に皮下脂肪がつきお腹が大きくなると、伸縮性のある表皮はそれに合わせて伸びることができます。しかし、その下にある真皮は伸縮性がないため、断裂してしまい妊娠線ができてしまいます。また、一度断裂した真皮は完全に元に戻ることがないため、妊娠線が残ってしまいます。

二つ目の原因は、妊娠中に増加する副腎皮質ホルモンです。
副腎皮質ホルモンは、皮膚の基礎代謝(ターンオーバー)やコラーゲンの生成を抑える作用があります。そのため、妊娠中は肌の弾力が失われやすく、皮膚の断裂も起こりやすい状態になっているのです。

妊娠線ができやすい箇所・人・時期

妊娠線はお腹だけではなく、別の部位にも出現します。また、妊娠線ができやすい人や時期もあります。ここでは、妊娠線ができやすい箇所・人・時期についてそれぞれ詳しく解説していきます。

妊娠線ができやすい箇所

妊娠線は、脂肪が蓄えられやすい場所に出現します。赤ちゃんの成長によって大きくなる「お腹」はもちろん、乳腺が発達する「バスト」やその周辺の「わきの下」「二の腕」、骨盤が広がることでさらに脂肪がつきやすくなる「おしり」や「太もも」も妊娠線ができやすい箇所になります。

妊娠線ができやすい人

妊娠線ができやすい方には以下のような特徴があります。あてはまる方は、より意識して妊娠線予防を行いましょう。

・乾燥肌
乾燥肌の方は皮膚の弾力や柔軟性が低いため、真皮が伸びにくく妊娠線ができやすくなります。

・多胎妊娠
双子や三つ子などの多胎妊娠の場合、通常の単胎妊娠に比べてお腹が大きくなるため、皮膚が大きく伸ばされてしまいます。

・経産婦
経産婦の方は、初産時よりもお腹が大きくなるスピードが速くなります。その急激な変化に真皮の伸びが追い付かないため、妊娠線ができやすくなります。

・高齢出産
高齢出産といわれる35歳以上の方は、それまでの肌と違い加齢により保水力が弱まるため、皮膚の柔軟性が低くなってしまい真皮が伸びにくくなります。

・やせ型・骨盤が小さい方
やせ型や小柄の方は、もともとのお腹の表面積が小さいため、お腹が大きくなると妊娠線ができやすくなります。また、骨盤が小さい方は、他の方よりもお腹が前に出やすくなるため妊娠線ができやすいです。

妊娠線ができやすい時期

妊娠線は、お腹が大きくなり目立つようになってくる妊娠中期から出現しやすくなります。また、お母さんの急激な体重増加がみられる妊娠後期以降(妊娠8か月以降)は、最も妊娠線ができやすい時期です。

効果的な妊娠線予防方法

妊娠線は意識することで予防することができます。できるだけ妊娠線の出現を防ぐためにも、ここでご紹介する3つの点に気を付けましょう。

妊娠初期からケアを始める

妊娠線は、お腹が大きくなる妊娠中期以降(妊娠5か月以降)からできやすくなりますが、妊娠線をできにくくするためには、妊娠初期からのスキンケアが大切です。また、前述したように、 もともと乾燥肌のような妊娠線ができやすい方は、日頃の全身のスキンケアを心掛けましょう。

急激な体重増加を防ぐ

妊娠中期に入ると、ほとんどの方がつわりが治まり、急激な体重増加で皮下脂肪が増え、妊娠線ができやすくなってしまいます。妊娠中の体重増加は、赤ちゃんの発育のために自然に起こりますが人により体重増加の目安が異なるため、かかりつけの産院の指導などをもとに、日々の体重コントロールを心がけましょう。

妊娠中の体重増加の目安については「【2022年版・医師監修】妊婦の体重増加の目安とは?体重管理に役立つ運動や食事も紹介」の記事で解説しています。

スキンケア・マッサージによって乾燥を防ぐ

皮膚が乾燥すると、弾力や柔軟性が失われるため肉割れしやすくなり、妊娠線もできやすくなります。そのため、マタニティクリームやオイル、ローションなど自分の肌にあった保湿剤を使用しながらマッサージをし、妊娠線予防をしましょう。

また、妊娠中期までは1日1回お風呂あがりに、後期からは最低でも朝・晩2回保湿をすることでより予防効果を高めることができます。

妊娠線予防マッサージ方法

1) 保湿 クリームやオイルなどをたっぷり手にとり、手の中で温めます。そしてお腹の中心から外側に円を描くようにくるくると優しくなで、お腹全体に保湿剤がいきわたるようにします。


2) そして、くびれのあたり(両腰)から、下腹部にむけて円を描きながらマッサージしましょう。

3) また、足の付け根や下腹のあたりの部分も、手を上下にしながら保湿剤がしっかりと肌になじむようマッサージします。

4) 最後にその他のお腹の気になる部分や、妊娠線ができやすいバストや太ももなどにもしっかり保湿剤をなじませるようにマッサージしましょう。

おすすめの妊娠線予防クリーム6選

妊娠線予防クリームには、クリームタイプ・オイルタイプ・ローションタイプの3つのテクスチャーがあります。また、配合されている保湿成分や添加物の有無など、商品やメーカーによって特徴が異なります。肌質や季節など、自分好みの商品をみつけていきましょう。

ボディクリームを代用することもできますが、商品の中には、妊婦さんのデリケートな肌には刺激が強い成分や、香りが強いボディクリームもあります。妊娠中でも安心してスキンケアを行いたい方は、以下のようなマタニティ用 のボディクリームを使うとより安心でしょう。

○Mamacharm ママクリーム
高保湿成分配合で、まるで美容液のような妊娠線予防クリーム。テクスチャーもミルクタイプだから、伸びがよくベタつきにくいためオールシーズン快適に使用することができます。また、大容量でコスパもいいから、気兼ねなくたっぷり使え妊娠線予防に効果的です。

○AMOMA(アモーマ) マタニティオイル 
100%植物性成分でつくられ、日本人の肌に合わせて配合されたオイル。オイルタイプだから、少量でも伸びがよく保湿力も高いのが特徴です。またリーズナブルでコスパもよいため、妊娠期間中たっぷり長く使えます。

○ノコア 妊娠線ケアクリーム
産後の妊娠線のケアに特化した妊娠線予防クリーム。エステ級の美容成分配合だから、肌の柔軟性やハリをよくし、産後もスキンケアを続けることで妊娠線を目立たなくする効果が期待できます。

○アロベビー フォーマム ボディマーク クリーム
99%天然由来の国産オーガニックを原料とし、防腐剤など12の成分が無添加配合の妊娠予防クリーム。敏感肌の方や、スキンケアアイテムにこだわりたい方におすすめです。

〇犬印本舗 モイスチャーミルク  ←ローションタイプ
マタニティ用品の老舗ブランド犬印本舗の妊娠線予防クリームで、ママたちと共同開発してつくられた商品。毎日塗ってもストレスにならないローションタイプで、着け心地軽やかなのに全身をしっかり保湿してくれます。

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妊娠線予防の基本は、肌の保湿をしっかり行うことです。また、お腹や全身のスキンケアをすることで、変化する自分のからだが意識でき、赤ちゃんの成長も実感することができるでしょう。例え妊娠線ができてしまっても、赤ちゃんを育てたお腹にぜひ誇りを持ってくださいね。

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