赤ちゃんの退院服にセレモニードレス（ベビードレス）を選ばれる方も少なくありません。最近ではセレモニードレスに限定せず赤ちゃんにとって心地よく、ご両親が納得できる退院服を選ぶ方も増えています。本記事では新生児の退院服に何を着せればよいか、季節別の選び方や疑問にわかりやすく回答します。

退院時、新生児の服装にルールはある？

退院時の赤ちゃんの服装にルールはありません。基本的には赤ちゃんにどのような服を着せてもOKです。ただし、新生児は体温の調節がまだうまくできず、とてもデリケートです。季節や天候・気温に合わせた服を選ぶとよいでしょう。

記念に残る♪セレモニードレス（ベビードレス）がおすすめ

セレモニードレスとは、赤ちゃんの晴れ着のことでベビードレスともいわれます。セレモニードレスは、キリスト教の洗礼式で赤ちゃんが着用するドレスに由来があります。何にも染まらず、清らかなイメージの白色の上質な素材と、繊細な刺繡のレースやオーガンジーなどで飾られた記念にも残る一着です。産婦人科を退院する時だけでなく、お宮参りや記念写真、ハーフバースデーなどのお祝い事など着用の機会もあり、セレモニードレスを選ばれる方も少なくないのです。

セレモニードレス（ベビードレス）のメリット・デメリットは？

セレモニードレス・ベビードレスのメリットは一生に一度の記念に残る、新生児期特有の可愛さを引き出せるという点です。お祝い事やお披露目などで着る機会の多い場合は、成長を感じられることでしょう。

セレモニードレス・ベビードレスのデメリットは、普段着としては使えない点です。そのほかにも新生児の成長は早くすぐにサイズアウトすること、普段着と比べると費用が割高なのでもったいなく感じることなどが挙げられます。

カバーオールやロンパースで退院するのも〇

新生児の退院の時はセレモニードレスにこだわる必要はありません。退院時の服にルールやマナーはないので、カジュアルな服装でもOKです。特に盛夏や真冬は季節に合わせた普段使いできるカバーオールやロンパースを着用する方も少なくありません。セレモニードレスの目的や赤ちゃんの体調・季節などを踏まえご家族でご相談されるのをおすすめします。

【季節別】新生児の退院服を選ぶ際の注意点

春生まれ（3～5月）

比較的暖かくなり気候が良くなる3〜5月。日差しも春めき、日中はポカポカと暖かく赤ちゃんにとっても心地よい時期です。しかし天候や地域、時間帯によって寒暖差が大きくなるため、退院服選びには注意したい季節でもあります。体調を崩さないように、臨機応変に温度調整ができる退院服を選びましょう。具体的には、短肌着と長肌着・コンビ肌着を重ね、その上からロンパースやツーウェイオール 、ベビードレスなどの服を着せるとよいでしょう。風が強い日や天候が悪く、気温が低い日はおくるみなどで包んだり、ボンネット帽子などをかぶせたりすると温度調整がしやすいためおすすめです。

夏生まれ（6～8月）

新生児は新陳代謝もよく汗をかきやすいため、厚着になったり熱がこもったりしない工夫が必要です。汗を吸収する短肌着を1枚着せて、その上に半袖のロンパースやベビードレスなどの服を着せるとよいでしょう。また、夏の強い日差しから敏感なお肌を守るために、薄手の帽子や掛物があると重宝します。

秋生まれ（9～11月）

9月中はまだまだ暑い日も多いため、短肌着の上からロンパースやカバーオール・ベビードレスなどを着せましょう。10月～11月にかけて気温が下がる日には短肌着と長肌着・コンビ肌着を重ね、その上からロンパースやカバーオール・ベビードレスを着せます。足元は靴下やレッグウォーマー などで保温するとよいでしょう。外に出る時は、おくるみでくるむ、ボンネット帽子をかぶせるのもおすすめです。

冬生まれ（12～2月）

新生児は体温調整が苦手です。冬の寒さや室内との寒暖差で風邪をひきやすいため、寒さ対策に重点をおきたいですよね。けれども、新生児は体温が高く熱がこもってしまうため、室内外の温度や天候に合わせて調整しやすい退院服選びが重要です。短肌着と長肌着を重ね、気温に合わせてウールやキルト素材などの保温性の高い素材でできたロンパースや胴着、ベストなどを着用します。その上からベビードレスを着せるようにしましょう。

さらに、この時期は、帽子・靴下・レッグウォーマー・おくるみなどの防寒アイテムがあると安心です。気温に合わせて調整できるように、あらかじめ揃えておきたいですね。

おしゃれ♪セレモニードレス（ベビードレス）おすすめ8選

ここでは、赤ちゃんの性別や出産予定の季節ごとにおすすめのセレモニードレスをご紹介します。

■春生まれ男児におすすめセレモニードレス(ベビードレス)

■春生まれ女児におすすめセレモニードレス(ベビードレス)

■夏生まれ男児におすすめセレモニードレス(ベビードレス)

■夏生まれ女児におすすめセレモニードレス(ベビードレス)

秋生まれ男児におすすめセレモニードレス(ベビードレス)

秋生まれ女児におすすめセレモニードレス(ベビードレス)

冬生まれ男児におすすめセレモニードレス(ベビードレス)　

冬生まれ女児におすすめセレモニードレス(ベビードレス)

退院時、ママ・パパはどんな服を着たらいい？

退院時、パパとママの服装に決まりはありません。ただし、敏感な新生児の肌を守るために綿100％等の肌触りのいいものを選ぶようにしたいですね。タイミングや自宅までの距離によっては授乳が必要になることがあるので、授乳のしやすい服を選ぶとよいでしょう。
また、ママの場合は、出産により受けたダメージにも配慮し、トップスとボトムスはできるだけゆったりしたAラインのものがおすすめです。ボトムスはゴムのパンツやレギンスを合わせるとママの体にも負担がありません。

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新生児の退院服には決まりがありません。退院服選びは可愛さだけでなく、肌に優しい素材か新生児の体温調節を妨げない季節に合わせたデザインかが重要です。

たくさんのセレモニードレス（ベビードレス）の中から1着を選ぶのは、悩んでしまう方も多いでしょう。本記事を参考に、赤ちゃんとパパ・ママの記念すべき瞬間を彩るセレモニードレス（ベビードレス）選びの時間をぜひ楽しんでください。


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