ベビーサインとは?赤ちゃんへの教え方や早期に始めるメリットを解説
2022/7/7
ベビーサインを使って、まだ話すことのできない赤ちゃんと意思疎通を図ってみましょう!この記事ではベビーサインの概要やメリット・デメリットからベビーサインの教え方まで詳しく解説しています。ベビーサインをはじめてみたいママ・パパは必見です。
ベビーサインを覚えることで、ママ・パパと赤ちゃんのコミュニケーションが、ぐっと深まります。そのため赤ちゃんを育てている、これから赤ちゃんを迎えるご家庭にとって、ベビーサインはぜひ試してみてほしい育児方法です。
そこで今回は、まだベビーサインをよく知らないママ・パパに向けて、ベビーサインのあれこれや簡単でおすすめなベビーサインをご紹介します。ぜひ参考にして、赤ちゃんとの対話を楽しんでみてくださいね。
目次
ベビーサインとは?いつからできる?
ベビーサインという言葉を知らない方も多いのではないでしょうか。ベビーサインを覚えておくと、まだ言葉をしゃべれない赤ちゃんとコミュニケーションがとれるようになり、親子の絆を深めることができます。
ここでは、ベビーサインとはどのようなものなのか、いつごろからできるのかについて知っておきましょう。
ベビーサインは赤ちゃんとのコミュニケーション方法
ベビーサインとは、手話のように手を動かして、赤ちゃんとコミュニケーションを取りながら発達を促す育児方法です。単語ごとに共通のサインがあり、例えば「飲む」ならコップを握り、口に傾けるような手の動きをします。
ごく簡単なジェスチャーだけで意思疎通ができるため、しゃべることができない赤ちゃんでも、パパ・ママに気持ちや要求を伝えられるのがベビーサインの大きな魅力です。
ベビーサインを始める時期は生後6か月が目安
ベビーサインを始める時期は、いろいろな物に興味が出るようになる生後6か月前後を目安とするとよいでしょう。この頃の赤ちゃんは、おすわりができるようになり、身体の動かし方を何となく把握するようになります。なお、早い子であれば生後2~3か月でベビーサインを習得し始めます。
もちろん、ベビーサインを始める月齢や習得するスピードはあくまでも目安です。ベビーサインを覚える早さには個人差がありますが、基本的にはゆっくり身につけていくもの。また、ベビーサインには「いくつになったらやめるべき」という年齢の上限もありません。
そのため、赤ちゃんの月齢や覚えるスピードにはこだわらず、「何か効果があればいいな」くらいの気持ちで気軽に始めてみるといいですね。
ベビーサインをやるメリット
親子の絆が広がる、意思疎通がしやすい、脳が発育する……ベビーサインにはさまざまなメリットがあります。
メリットがあれば、気になるのがその真逆であるデメリットの存在です。ベビーサインを始める際に「コミュニケーションをジェスチャーに頼ってしまうと言語の発達が遅れるのでは……」という不安を抱く方もいるのではないでしょうか。
しかし、心配は無用。ベビーサインには、言語の発達を促す効果があることを示す研究結果が出ています。
ベビーサインで得られる大きなメリットをご紹介する中で、研究内容についても合わせて解説します。
親子の絆が深まる
ベビーサインを通じて要求が伝わることで、赤ちゃんはパパ・ママが自分を理解してくれるという安心感が得られます。また、親側が赤ちゃんの要求を理解できれば、育児の負担が軽減するかもしれません。
つまり、ベビーサインはお互いのストレスを軽減しながらコミュニケーションを深め、親子関係の絆を深める役割を果たしてくれるのです。
言語習得のサポートになる
「ベビーサインを取り入れることで、赤ちゃんの言語習得に役立つ」という研究結果を、米国ベビーサイン社とその研究機関であるベビーサイン・インスティテュートの創立者である、リンダ・アクレドロ博士とスーザン・グッドウィン博士が発表しています。
ベビーサインのデメリットとして挙げられがちな「ボディーランゲージに頼ると赤ちゃんの会話や発達が遅れる」という心配はありません。むしろ積極的に取り入れることは、赤ちゃんの観察能力の向上に役立ちます。その結果、大人の声に耳をよく傾けるようになり、言葉を覚えるのも早くなるでしょう。
また、一般社団法人 日本ベビーサイン協会によると、ベビーサインを取り入れることで、赤ちゃんが絵本へ興味・関心を持ちやすくなるといったアンケート結果もあるようです。
【月齢別】ベビーサインの教え方
ベビーサインの教え方は、とても簡単です。
生後6か月前の子に教えるのであれば、赤ちゃんの目を優しく見つめながら、声をかけると同時にベビーサインをしてあげましょう。この時期の赤ちゃんはベビーサインを教えてもできない場合がほとんどです。「ベビーサインの存在を知ってもらう」くらいの気軽な気持ちでかまいません。
生後6か月~8か月頃の子には、「ミルク」や「おしまい」など、赤ちゃんの意思表示に必要な、簡単なサインを教えてあげてください。
生後8か月~10か月頃になると、自分以外の身の回りのことに意識が向き始めます。「電気」や「帽子」など、日常生活で使う物を、ベビーサインで教えてあげてもよい頃です。
いずれにしても大切なのは笑顔で語りかけること、そして一緒にやってあげること。目と耳で言葉を教えることで、赤ちゃんの発達をより促す効果が期待できます。
簡単にできるベビーサイン12選
ここからは、簡単で使用頻度も高いベビーサインを12個ご紹介します。
まずはこの12個を覚えて、少しずつ子育てにベビーサインを取り入れてみましょう。
■おっぱい・ミルク
片手でグーとパーを交互に作りましょう。おっぱいやミルクのたびにやってあげると、早く覚えます。
■もっと
指先を軽く内側に丸めて、トントンと触れ合わせます。赤ちゃんがおやつやミルクのおかわりを欲しがっているとき、「もっと欲しいの?」と声をかけながら取り入れてみましょう。
■おしまい
上に向けていた手の平をくるりと下に返します。遊びの時間やおやつの時間など、時間を区切るときに合わせて教えてあげてください。
■電気
頭の上で片手をグーパー。これが電気のベビーサインです。「ねんねの時間だから電気を消すよ」といったシーンで使ってみましょう。
■ねんね
手を合わせて頬の横に添えます。赤ちゃんが覚えれば、自分の眠くなったタイミングを教えてくれるようになるでしょう。
■飲む
コップを持った手を傾けるようなジェスチャーです。実際に使用するマグを反対の手で持ちながらやると、効果的です。
■食べる
手の平を口の前に持って行き、物を食べるようなジェスチャーをします。ご飯のタイミングのたびに行うことで、覚えも早くなるでしょう。
■お風呂
両手を握り、体をこするように腕を上下に動かす動作が「お風呂」のベビーサインです。お風呂嫌いな赤ちゃんには「お風呂で遊ぼう」「あわあわしよう」など、楽しげな雰囲気で教えてあげてください。
■帽子
頭をポンポンと軽く叩きます。「お外に行くから帽子を被ろうね」といったふうに、「外に行くこと」と「帽子」をセットで教えてあげるのがコツです。赤ちゃんが外に行きたくなったときに、帽子のサインをしてくれるようになります。
■痛い
人差し指を、胸の前で合わせましょう。成長すれば、外傷がなく親では気づきにくいお腹や頭などの傷みも、このサインで教えてくれるようになります。
■おいしい
ほっぺたをポンポンと、軽く叩きます。「ご飯おいしいね」「○○くんはどうかな?おいしい?」など、赤ちゃんとの会話を楽しみながら教えてあげてください。
■オムツ
下腹部をポンポンと軽く叩くのが「オムツ」のサインです。覚えてくれると、オムツの不快感で泣いたり不機嫌になったりすることが減ります。
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ベビーサインは、まだ上手に話せない赤ちゃんとのコミュニケーションを育むのに、とても便利です。また、赤ちゃんと意思疎通ができれば、パパ・ママの育児負担も軽減されます。
ぜひご家庭でも取り入れて、子育てを楽しむのに役立ててくださいね。
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