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選び取り&一升餅のやり方とは?1歳の誕生日の祝い方やカードの手作り方法も

赤ちゃん

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2021/6/1

選び取りや一升餅は、赤ちゃんの1歳の誕生日に行う祝い事です。一升餅は文字通り一升のお餅を赤ちゃんに背負わせ、選び取りは並べられた品物を選ばせるのが一般的な方法です。品物にはそれぞれ意味があり、どれを選ぶかによって、赤ちゃんの将来を占うことができます。そんな選び取り・一升餅のやり方を詳しく解説します。

赤ちゃんが無事に1歳を迎えたお祝いに行う、選び取りや一升餅。伝統的なやり方や、それに従い準備するものは、地域によって異なったり、本来のやり方から少し変化してきたりしている部分もあるようです。この記事では、選び取りと一升餅のやり方を詳しくご説明します。お子さんのお祝いの準備を進める参考にしてくださいね。

【1歳の誕生日の祝い方】選び取り&一升餅とはどんな儀式?

大事な赤ちゃんの1歳の誕生日、ママ・パパにとっては喜ばしいものですよね。1歳のお祝いとして、選び取りと一升餅の儀式が行われますが、具体的にどのようなことを行うのか見ていきましょう。

■将来を占う儀式・選び取り

選び取りは、赤ちゃんが1歳を迎えた誕生日に行う伝統的な行事です。

赤ちゃんの前に複数のアイテムまたは選び取りのカードを並べて、赤ちゃんが手に取ったアイテムによって、将来発揮する才能や職業を占います。あくまで占いなので、その通りになるとは限りませんが、ママ・パパだけでなく親族なども集まった場で、みんなで楽しく行える儀式です。

■縁起物・お餅を使った一升餅

お餅はお祝い事やお祭り事で用いられることが多く、古く平安時代から縁起物とされてきました。

なかでも一升餅は「一升」と「一生」をかけて、「今後一生食べ物に困らない」、一升餅の丸い形から、「円満な人生を送れる」という意味でお祝いの場で多く用いられています。

一升餅の儀式では、風呂敷やリュックに入れた一升餅を赤ちゃんに背負わせることで、「一生の重みを感じられるように」と行われます。

一升餅は一升分(約1.8kg)の餅米を餅にしたものなので、赤ちゃんにとってはかなりの重量。重さに耐えきれず泣いてしまったり、転んでしまったりする赤ちゃんもいます。でも、立っても転んでもそれぞれ縁起がいいと考えられるため、耐えられるかどうかは問題にはなりません。

一升餅の儀式では、もともとは一升餅を風呂敷に包んで、斜めに背負わせるのが主流でした。今では赤ちゃんへの負担や安全性を考え、ベビーリュックにお餅を入れて背負わせることも増えてきているようです。

一連の儀式は、ぜひ育児の記録の一部として、記念撮影もしておきましょう。

選び取りのやり方をご紹介!カードの作り方も

赤ちゃんの将来を占いで見る選び取り。選び取りは実際にどのように行うのか、何を準備すべきなのか見ていきましょう。

選び取りカードの作り方も紹介します。

■選び取りに用意する品物と意味を知っておこう!

選び取りでよく用意されるアイテムとそれぞれが持つ意味は、以下の通りです。


・ そろばん、電卓:商売上手になる、計算が得意になる
・ 本、辞書:成績優秀になる、学者になる
・ 鉛筆、筆:文筆家や画家になる
・ お金、財布:お金持ちになる
・ お箸、スプーンやおたま:食べ物に困らない、料理人になる
・ 定規:大きな家を建てる、几帳面やしっかり者の性格になる
・ はさみ:手先が器用になる、美容師になる
・ スマートフォン:IT業界に進む
・ 楽器、マイク:音楽家など、音楽関係の道に進む
・ くし、鏡:おしゃれになる、センスが良くなる
・ ボールなど小さめのスポーツ用品:スポーツ選手になる、スポーツ関係の仕事に進む
・ 風船:世界に通用する人になる

ただし、ここでご紹介するものを必ず揃えなければいけないわけではありません。アイテムを追加したり、減らしたり、自己流でアレンジしてもいいですね。

なお、重い本や辞書、はさみなどは、赤ちゃんが触れたり落としたりして、けがをする恐れがあります。本は、布製のものや軽いものを選び、はさみは、あらかじめケースをして刃先が触れないようにするなど、十分に注意しましょう。

■選び取りカードとは?実物とカードどちらがおすすめ?

選び取りは、実物を使う場合と選び取りカードを使う場合とがあります。決まりがあるわけではないので、ご自身のやりやすいほうで行いましょう。選び取りカードは手作りしても、市販のものを購入して使ってもOKです。

実物を用意して行うメリットとしては、

・準備の手間がかからない
・写真映えする
・赤ちゃんが実物を見て手に取るので、より盛り上がりやすい

などが挙げられます。

一方で選び取りカードで行うメリットは

・実物で行うより安全
・カードを記念に残せる
・オリジナリティを出しやすい

などがあります。

ママ・パパ、そして赤ちゃんがやりやすいと思える形式を選ぶといいでしょう。

■選び取りカードの簡単な作り方!

作り方は簡単で、紙を用意し、各アイテムを描く(印刷する)だけです。

デザインは市販の選び取りカードを参考にするのもよし。完全オリジナルで作るのもよし。自由な発想で楽しく作ってみましょう。

選び取りカードを手作りする場合の注意点はただ一つ。赤ちゃんがけがをしないよう、安全に配慮することです。紙だと手を切るおそれがあるため、厚めの紙を使用したり、角を丸く仕上げれば心配も少なくなります。

選び取りのやり方と注意点

選び取りの基本的なやり方は、赤ちゃんの前にアイテム(選び取りカード)を1~2列に並べて、赤ちゃんが手に取るのを待つ、という流れです。

選び取りを行う際の注意点としては、以下のようなことが挙げられます。

・ 安全に配慮する
・ どの行動をもって「選んだ」とするのかを、事前に決めておく
・ 周りに余計なものを置かない
・ 有利不利が生まれないように並べる
・ ママ・パパがお手本を見せてあげる
・ できるだけ赤ちゃんの機嫌がいいときに行う

参加者みんなでワイワイ楽しめるよう、いろいろと工夫をしてみてくださいね。

大切なお子さんの記念日。しっかりと記録できるよう、写真や動画撮影の準備も進めておきましょう。

一升餅の準備とやり方とは?

1歳の誕生日のお祝いに、選び取りとともに行われることが多い一升餅の儀式。縁起物とされる一升餅を、風呂敷やベビーリュックなどで赤ちゃんに背負わせて、今後の健康や幸せを願う伝統的な行事です。

ここからは、一升餅で準備するものや、やり方について解説します。

■一升餅で準備するのは風呂敷?リュック?

一升餅の儀式で伝統的に使われるのは風呂敷ですが、最近はかわいいベビーリュックもたくさん販売されており、それを使うことも多くなってきているようです。

リュックの場合、転んだときの首や胸への負担が少なく安全で、赤ちゃんにも背負わせやすい点がメリット。その後の生活で引き続き使えるのもポイントです。

風呂敷を使う場合は、余裕を持ってお餅を包めるように90cmほどの風呂敷を準備します。風呂敷の真ん中にお餅を置いて、対角線上に端を合わせてお餅を包みましょう。残った部分を肩ひものようにして、斜めがけで赤ちゃんの背中に背負わせればOK。特に首に負担がかからないよう、注意して背負わせましょう。

■一升餅のやり方をご紹介

最も一般的な一升餅のやり方は、風呂敷やリュックで一升餅を背負わせる方法です。

背負わせるほかに一升餅を踏んだり、抱かせたり、尻もちをつかせたりするなど、お祝いの方法はさまざまです。地域による差も大きいため、お住まいの地域ではどのようなやり方が多いのか、一度調べてみることをおすすめします。

赤ちゃんが立ち上がれたかどうかに関わらず、また、転んでも縁起がいいとされています。赤ちゃんが頑張る姿やよくわからずキョトンとする姿など、思い出としてたくさん記念撮影しておくのがおすすめです。

一升餅は、伝統的なやり方では直径20cm前後、重さ約1.8kgの一升餅を用意します。「寿」の文字が入ったものや名前入りのものなど、お祝いにふさわしいデザインのものも販売されています。

ただ、なかには「そんなにたくさんお餅があっても……」という方もいるかもしれません。最近では小さくカットされたお餅や、お餅の代わりにパンやお米で行うこともあります。気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。

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選び取りは、実物にするか選び取りカードにするか。一升餅は、風呂敷かリュックか。など選択肢はさまざま。「どれがいいんだろう」と悩むかもしれませんが、赤ちゃんの健やかな成長を願う心をもって選んだなら、どれも正解です!一生に一度の、一歳の儀式を楽しく行ってくださいね。

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