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保活とは?いつから始めればいい?保活を成功させる方法も紹介

赤ちゃん

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2021/8/3

この記事では、保活を始めるタイミングや申し込みの流れについて紹介します。待機児童の多い地域では、なるべく早く保活を始めて有利に進める必要があります。保活を成功させるためのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

保育園探しの活動のことを指す「保活」ですが、具体的に、何をすればいいのか、いつから始めればいいのかが分からない…というママ・パパも多いのではないでしょうか。
この記事では、保活の始め方や注意点、成功させるポイントをご紹介します。

保活とは?認可保育園・無認可保育園の違いは?

仕事で産休・育休中のママ・パパは、育休明けに子どもが保育園に入れるかどうかが心配だと思います。ここではまず、「保活」とはどういったものか。認可保育園と無認可保育園の違いをご紹介します。

■保活とは?

保活とは、「子どもを保育園に入れるために、保護者が行う活動」のことです。

年々、待機児童の数は減少しているものの、2020年時点で、全国で1万2000人を超えており、どの地域でも保育園への入園を希望する子どもの数に対して、受け皿が少ない現状があります。特に、人口密度が高く、共働き家庭が多い都会ほど、保育園に入りにくくなります。

育休を取る場合は、お子さんが生まれてから育休中に保活を始める場合が多いようですが、育休を取得せずに、出産後すぐに仕事復帰したい方は、産休中などできるだけ早く保活を始めたほうがいいでしょう。

産休については「産休とは?取得条件や期間、もらえる手当金をわかりやすく解説!」の記事で詳しく紹介しています。

■「認可保育園」と「認可外(無認可)保育園」の違い

保育園は、大きく分けると「認可保育園」と「認可外(無認可)保育園」に分けられます。それぞれの違いをみていきます。

認可保育園とは
「認可保育園」は、国が定めた基準(施設の広さ・職員数・防災管理など)を満たし、都道府県知事に認可された施設のことを指します。
認可保育園はさらに、以下の3つの種類に分けられます。

・公立保育園
・私立保育園
・公設民営保育園

認定こども園を保育園として利用する場合も、認可保育園と同様の扱いになります。
認可保育園の場合、保育料は自治体が定めた基準によって決まるため、保育料が比較的安い点が特徴です(保育料は保護者の収入によって変わります)。
認可保育園を希望する場合、住んでいる自治体の役所に入園申請を行います。

認可外(無認可)保育園とは
一方、「認可外(無認可)保育園」は、国が定めた基準を満たしておらず、認可を受けていない施設のことを指します。

保育料は園ごとに決めており、認可保育園と比べると高額になりやすい傾向ですが、休日の預かりや夜間保育など、ニーズに合わせた対応をしている場合が多いです。
認可外保育園への入園を希望する場合、園に直接問い合わせて入園を申し込みます。

令和元年10月1日から、幼児教育・保育の無償化が開始されました。これを受け、認可保育園では一部の利用料が無料となるなど、保護者の保育料負担が軽減しています。

認可外保育園の場合も、合計月額42,000円までの利用費を補助されますが、より負担が少ない認可保育園を希望する保護者が多く、認可保育園の方が入りにくくなっているようです。

保活はいつから始めればいい?スケジュールを確認しておこう!

次に、保活を始める時期やスケジュールをご紹介します。

■保活はいつから始めるべき?

0歳児で保育園に入園させたい場合は、出産前から保活をスタートするのがよいでしょう。0歳児のクラスは進級がなく、1歳児のクラスよりも募集枠が多いため、入園できる確率が少し高くなります。

育休中で職場に復帰予定の方も、なるべく早く情報収集を始めましょう。4月入園の場合、自治体にもよりますが、通常は10月~11月ごろが申し込み時期となります。つまり、入園させたい年の前年度の10月までに、保育園の候補をしぼっておく必要があります。

共働き家庭でない場合など、保育園に入れるのを急がない場合は、じっくり情報を集めてから、どの園が合うかを見極めるのがおすすめです。保育園は子どもが長い時間を過ごす場所なので、ママ・パパの教育方針と合う園や、子どもの性格に合った園を選びましょう。

■保活の流れを確認しよう

保活は以下のような流れで進めていきます。

(1)保育園の情報収集
まずは、役所などで、保育園の情報を集めます。保育園の情報は、「こども課」「こども家庭福祉課」などの課で教えてもらえます(自治体によって名称は異なります)。
まずは自宅から近い園をピックアップし、その中から候補を絞ります。以下のような基準を持っておくと絞り込みがしやすくなります。

<保育園を選ぶ基準>
・通いやすさはどうか(自宅や駅からの距離)
・延長保育や休日保育はあるか
・園の特色はどうか(外遊びが多い、習い事が多い、行事が多彩など)
・園の規模(人数)はどうか
・教育理念に共感できるか

保育園の候補が決まったら、園ごとに自宅からの距離や保育時間などを比較していきます。

注意点として、希望した保育園に必ず入れるわけではありません。待機児童が多い自治体などでは、申し込み用紙に入園希望候補を第6希望まで記載する欄を設けています。そして最終的に、候補に挙げた園の中から、空きがある園に決まる仕組みになっています。1つの園に絞らず、いくつか候補を考えておくことが大切です。

認可保育園に入園するためには、入園のために必要な点数を計算しておくとよいでしょう。保育園入園の審査基準は先着順ではなく、家庭ごとの「保育の必要性を表す点数」で決まります。つまり、保護者の就労時間や家庭の状況を点数化し、高い順から入園が決まっていく仕組みです。この点数が低いほど、保育園への入園が不利になります。
ただし、園によって入りやすさが異なるため、点数が低い場合は、条件が悪い園(駅から遠いなど)を狙うのも戦略のひとつです。

(2)保育園の見学
保育園の候補が決まったら、園に直接問い合わせ、なるべく見学に行きましょう。入園の条件として、事前の見学を必須とする保育園もあります。

また、いつでも見学OKの園もありますが、園によっては見学を予約制にしているところもあります。申し込み開始の日付が決まっていたり、見学を先着順で閉め切ってしまったりする場合もあるため、早めに動き出すことが肝心です。

(3)申請書類の準備
自分の点数などを踏まえ、保育園候補がある程度絞れたら、役所で申し込み書類を準備します。
また、勤め先から就労証明書なども準備してください。就労証明書などは、作成に時間がかかる場合も多いため、提出時期の1~2か月前には書類の準備をスタートするとよいでしょう。

保活を成功させるコツ

「もし保育園に入れなかったら、仕事をやめなくてはいけないの?」と不安な方もいると思います。保育園が決まらないと仕事復帰や就労も難しくなりますよね。
保活を成功させるコツをお伝えします。

保活を成功させるコツとして、以下3つをおさえておきましょう。

(1)審査基準となる「点数」の仕組みを理解する
(2)加点を狙う
(3)待機児童が少ない地域に引っ越す

それぞれについて、詳しくご説明します。

(1)審査基準となる「点数」の仕組みを理解する
前述したように、認可保育園に入る際には保育の必要度を点数化され、高得点であるほど入りやすくなる仕組みになっています。保活の一歩として、まずはその仕組みをよく理解しておくことが大切です。
点数化の際は、基準指数と調整指数を用いて計算します。

・基準指数:保護者の就労状況や健康状態
・調整指数:家庭の状況について

基準指数では、基本的に両親の就労にかかる時間が長いほど点数が高くなります。調整指数では「保育が困難」などの家庭の事情がある場合に点数が加算されます。
自治体によって基準や点数は異なりますが、主に以下のような判断基準が設けられています。

<優先される条件>
・所得が低い世帯
・夫が単身赴任中
・兄弟や姉妹が在園中
・自治体の居住歴が長い

なお、以下の条件に当てはまる場合は、不利(減点)になってしまいます。

<不利になる条件>
・就労実績が少ない、就労期間が短い
・申込をした自治体に住んでいない
・同居の親族(祖父母など)がいる

計算が難しい場合や詳細な基準が知りたい場合は、役所に問い合わせてみてください。いくつかの質問に回答すると、おおよその入りやすさ(点数)を教えてくれます。

(2)加点を狙う
点数制度には「加点」ができる要素があります。例えば、認可外保育園に子どもを預けて職場復帰している場合などは、加点の対象になります。余裕があれば一度、認可外保育に預け、加点を狙う方法もいいでしょう。

他には、就労時間の長さも審査の基準となるため、勤め先と相談して就労時間を伸ばしてもらう方法もあります。パートタイム勤務よりは、当然ながらフルタイム勤務のほうが点数は高くなります。

(3)待機児童が少ない地域に引っ越す
点数が不安な場合は、待機児童が少ない地域に引っ越すのもひとつの手です。そもそもの競争率が低い地域であれば、保育園にも入りやすくなります。

ただし、妊娠中や乳幼児の育児中の引っ越しは大変ですし、職場へ通勤可能かどうかも考える必要があるため、ご家庭でよく話し合う必要があるでしょう。

保活の注意点!失敗したらどうすればいいの?

次に、保活の注意点と、保活に失敗した際はどうすればいいのかをご紹介します。

■保活の注意点

保活の際は、なるべく保育園の見学を行いましょう。「入れるならどこでもいい」と考えて見学をしないと、あとから不満が出てくることもあります。

また保育園のパンフレットからも、教育理念や活動内容はある程度は把握できますが、実際に働く保育士の雰囲気などは園に見学に行ってみなければわかりません。見学の際は、保育士の子どもに対する接し方や、保育の内容などを見るようにしましょう。
見学の際、子どものお迎えに来た保護者と話す機会があれば、園の感想を聞いてみるのもいいですね。

■保活に失敗してしまったら

保活を頑張っても、点数の関係でどうしても入園できないことはあります。もし保活に失敗してしまった場合の対応をみていきます。

・認可外保育園を探す
認可保育園に入園できなかった場合は、すぐに認可外保育園の空きを確認しましょう。4月入園の場合、認可外保育園に通いながら入園待ちをしていた人の枠が、入園が決まったことで一気に空く可能性があります。

・認可保育園の二次募集がないか探す
認可保育園の募集時期は、4月だけではありません。入りやすいのは進級がある4月ですが、定期的に応募は可能で、空きがあれば中途半端な時期でも入園できます。役所に相談し、次に応募できる時期を確認してください。一度、認可外保育園に入園し、加点される状況を作りながら入園待ちをするのも手です。

・育休延長の手続きをする
現在育休中の方は、勤め先で、育児休暇延長の手続きをしましょう。育児休暇は最長2年まで延長が可能です。

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保育園には定員があるため、希望者全員が入ることはできません。スムーズに入園するためには、早めに保活を始めることが重要です。今回ご紹介したコツを参考に、今から少しずつ保活を進めていきましょう。

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