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赤ちゃんが言葉を話すのはいつから?言葉の発達を促す方法も解説

赤ちゃん

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2023/3/6

一般的に、赤ちゃんは早ければ生後3か月ごろから言葉を話し始めるといわれています。ただし、個人差があるので、話し始めるのが遅くても心配し過ぎる必要はありません。この記事では、赤ちゃんが言葉を話すよう促す方法や、話し始めるのが遅い場合の対処法をご紹介します。

「赤ちゃんはいつから言葉を話し始めるの?」と、わが子の成長を心待ちにしているママ・パパも多いと思います。なかなか言葉がでないと、心配になることもありますよね。

この記事では、赤ちゃんが言葉を話し始める時期や発達の目安、言葉の発達を促す方法をご紹介します。

この記事の監修者

日本小児科学会専門医・同指導医、米国小児科専門医、米国小児救急専門医

井上信明先生

日本の医学部を卒業後、日本、アメリカ、オーストラリアにて小児科および小児救急の研修を行う。

赤ちゃんが言葉を話すのはいつから?発達過程を解説!

まずは、赤ちゃんがおしゃべりを始める時期の目安と、言語能力が育まれていくプロセスをご紹介します。

なお、赤ちゃんが話し始める時期や、言語能力の発達には個人差があります。言葉を話しだす時期や、発達が少し遅いからと言って過度に心配しすぎる必要はありません。

■赤ちゃんの言葉の発達過程

赤ちゃんの言葉の発達過程について、順を追ってみていきましょう。

・生後2~5か月ごろ
生後2か月ごろになると、「あー」や「うー」などのクーイングが始まります。クーイングとは、主に母音からなる発声のことで、言葉としての意味はありません。最初は母音だけのクーイングですが、その後子音が加わって「だー」や「ぶー」などの声を出すようになります。

この頃は、ママやパパが子どもの言葉を真似すると、リズムを合わせてこたえてくれる姿もみられます。ママやパパの話しかける言葉を、少しずつ貯めていくので、積極的に話しかけてあげるといいですね。

・生後6~11か月ごろ
生後半年を過ぎるころには、「まんまん」「ばぶー」など2つ以上の音からなる言葉(喃語)を話すようになります。喃語は、早ければ3か月ごろから始まるといわれています。

この時期には、言葉だけでなく指さしなどの身振りも上手に。1歳までには、「まんま(ごはん)」などの簡単な単語は少しずつ理解できるようになってきます。

喃語については「赤ちゃんの喃語(なんご)とは?なかなか喃語が出ないときの対処法も紹介」の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

・1歳ごろ
1歳~1歳半ごろまでには、「ママ」「パパ」「ブーブ」などの意味のある単語を話しだし、徐々に単語の数が増えていきます。ママ・パパの「おいで」「ちょうだい」などの言葉をだいぶ理解できるようになり、身振りとあわせ、言葉での主張が始まります。

1歳~2歳にかけて、話せる単語数は一気に増えていきます。

・2歳ごろ
2歳ごろになると、2つの連続した単語を話す「二語文」が始まります。「くっく、はく(靴を履く)」「ワンワン、やー(犬はこわい、いや)」など、2つの言葉を組み合わせて会話ができるようになっていきます。

そして、2~3歳にかけては、個人差もありますが、言葉がなめらかになり、簡単な会話が成り立つまで、急激に発達していきます。

赤ちゃんが言葉を話すよう促すためにできること

赤ちゃんのおしゃべりを促すために大切なのは「積極的なコミュニケーション」といわれています。言葉の発達を促すための話しかけのポイントは、次の2つです。

・「言葉」と「動作や感情」を結び付けながら、赤ちゃんの興味に合わせて話す

赤ちゃんが言葉を獲得する際には、「言葉」と「物、動作、感情」などを結びつけて理解させることが大切です。
例えば、「りんご」と言っただけでは「りんご」が何なのかがわからず、言葉の獲得には結びつきません。
それに対して、実際にりんごを見ながら「りんご、赤いね」と話しかければ、「りんご」という物と「赤い」という感覚を言葉として理解できるようになるのです。

また、赤ちゃんの興味が、りんご以外の別のところにあると、言葉の理解は進みにくくなります。赤ちゃんが興味をもったものに対して「ワンワン、いたねー」「ブーブ、赤いね!」などと話しかけてあげましょう。ただし「言葉を教える」というスタンスで臨んでしまうと、本来楽しむべき言語獲得のプロセスが辛くなってしまいかねません。赤ちゃんの興味に合わせ、赤ちゃんの発語を「確認する」くらいのスタンスで臨めるといいですね。

・一方的なやりとりではなく、赤ちゃんに体や目を向け、相槌を打ちながら話す

言葉を促す際に大切なポイントが、「一方的なやりとりにならないこと」です。
例えば、テレビからはたくさんの言葉が流れてきますが、一方的でありコミュニケーションにはなりません。言葉は会話によって獲得していくため、テレビからたくさんの言葉を聞いていても、その意味までは理解できないのです。

また、赤ちゃんとしっかり向き合うことも重要です。
ただ話しかけるのではなく、話している口元をしっかり見せ、目を見つめながら話しかけましょう。ママ・パパの表情や口の動きからも、赤ちゃんは言葉を学んでいきます。

赤ちゃんが言葉を話し始める時期が遅い場合はどうする?

赤ちゃんが言葉をしゃべり始める時期には個人差があるとは言え、病気が原因でないかと心配になることもあるでしょう。

通常、言語の発達については乳幼児の健康診査などで確認されるものですが、念のため音が聞こえているか(耳が聞こえているか)を確認してください。きちんと反応があれば、安心してよいでしょう。もし心配がある時は、かかりつけの小児科医に相談することをお勧めします。


ここからは、赤ちゃんのおしゃべりを促すために、ご家庭でできる方法をご紹介します。お子さんの言葉の発達を促すために、たくさんの工夫をされているママ・パパも多いことと思います。既に実践している方法もあるかもしれませんが、参考になれば幸いです。

■スキンシップしながら話しかける

既に実践している人も多いかもしれませんが、言葉の発達が遅いときは、より赤ちゃんとのスキンシップを大切にしましょう。言葉だけでなくスキンシップも交えてコミュニケーションをとることで、言葉だけでなく赤ちゃんの心をしっかり育てていけます。

話しかける際は、「ペアレンティーズ」という話し方が良いと言われています。この話し方は、発語が遅れているお子さんだけでなく、一般的には全てのお子さんにとって良いアプローチ方法だと考えられています。

<ペアレンティーズで意識すること>
・高めの音で母音を意識しながらゆっくり話しかける
・表情を付けて、笑顔で話す

赤ちゃんは、高く優しい声により反応するといわれます。話しかけるときは笑顔で声色を高くし、口元が見えるようにゆっくり、はっきり話すようにしましょう。赤ちゃんの興味にあわせ、目線や仕草などをよく観察し、気持ちを代弁・共感するつもりで話しかけてあげるといいでしょう。

■絵本の読み聞かせをする

言葉の発達を促すために、特におすすめなのが絵本です。ただ読み聞かせるだけではなく、絵本を指さしながら「○○しちゃったねー」「ぶたさん、かわいいね」などと話しかけるようにすることで、子どもの興味を引き出し、発語へのモチベーションを高めることができます。
毎日、寝る前などに絵本の読み聞かせを習慣にすれば、コミュニケーションの時間にもなり、一石二鳥ですね。

■同世代の赤ちゃんと遊ばせる

家族以外の人と触れ合うことも、おすすめです。特に、同年代の赤ちゃんとのコミュニケーションは刺激になり、言葉の発達を促すきっかけとなることも多いです。
十分に感染症対策を行ったうえで、地域の子育て支援センターなどに遊びにいってみてはいかがでしょうか。

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この記事では、小児科医の井上先生に監修いただき、赤ちゃんの言葉の発達についてご紹介しました。小さな赤ちゃんを子育て中のママ・パパは、早く赤ちゃんとのかわいいおしゃべりを楽しみたいですね。とはいえ、言葉の発達には個人差があるので、焦りすぎず、ゆっくり赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでいきたいですね!

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