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出産準備にはどれくらい費用がかかる?節約方法や助成制度について紹介!

出産・産後

出産・産後

2021/11/9

出産時の入院や出産後だけでなく、出産の準備段階から費用がかかります。準備段階で買ったもの中には実際に使わなかったり、余ってしまう場合が多くあります。この記事では、出産準備でかかる費用や最低限必要なもの、節約方法や助成制度についても解説します。

出産準備に最低限かかる費用ってどれくらい?平均ではどれくらい必要?

少し前のデータになりますが、2009年(平成21年)に内閣府が実施した「インターネットによる子育て費用に関する調査」の結果によると、第1子一人当たりの妊娠中の出産準備費の全体平均は65,662円になっています。

出産にかかる費用については「出産費用の自己負担はいくら?都道府県別の平均は?もらえる給付金も解説」の記事でも紹介していますので、あわせてご覧ください。

内訳とそれぞれの費用は以下のとおりです。この調査における「妊娠中の出産準備費・出産関連費」は基本的にママにかかるお金のみで、ベビー用品など赤ちゃん関連のもののお金は含まれていません。

内訳 平均値 最小値
妊婦用品・衣料費等 44,100円 2,307円
妊娠中の運動・学習、胎教、安産祈願費等 15,606円 12,938円
妊娠中の家事サービス費 5,956円 2,350円

安産祈願の初穂料に関しては「安産祈願の初穂料はいくら?のし袋の正しい書き方やマナーを解説!」にて詳しく解説しています。ぜひあわせてご覧ください。

続いて、第1子一人当たりの出産関連費(国・自治体等からの助成金を差し引いた実費)の全体平均は185,053円となっています。内訳・費用は以下のとおりです。

内訳 平均値 最小値
出産前の定期健診費 59,864円 45,209円
分娩・入院費 110,894円 48,376円
通院や里帰り出産のための交通費 14,295円 14,295円


この調査は世帯年収別・地域区分別にデータが公表されています。特に地域区分別の分娩・入院費は比較的大きな差が見られ、町・村では最も少ない48,376円、それに対して東京23区は167,326円 という結果になっています。

出産準備費と出産関連費の平均値を足すと、250,715円。定期的な妊婦健診以外で気になることがあって病院にかかったり、長期で入院することになったりすると、その分お金がかかります。少し多めに見積もって、300,000円程度はかかると考えておいてほうがいいかもしれません。

出産準備品にかかる費用はどれくらい?

出産準備には具体的にどのようなものが必要で、費用はどれくらいかかるのでしょうか。最低限必要なものと、費用の目安をご紹介します。

なお、妊娠初期から、出産後まで役立つアイテムを紹介した「神アイテムリスト 」や、先輩ママに聞いた「マタニティ時期別買い物リスト 」のページもぜひご覧ください。

【ママの入院準備品】
 必要になるもの(費用の目安:17,000円程度)
 ・パジャマ
 ・スリッパ
 ・産褥ショーツ
 ・産褥パッド
 ・産褥ニッパー
 ・生理用ナプキン
 ・母乳パッド
 ・授乳用ブラジャー
 ・洗浄綿
 ・授乳クッション


【ママのケア用品】
 必要になるもの(費用の目安:10,000円程度)
 ・骨盤ベルト
 ・産後ガードル
 ・子育てに関連する本 ※必須ではないもののあると安心


【赤ちゃんの衣類】
 必要になるもの(費用の目安:15,000円程度)
 ・短肌着
 ・長肌着
 ・コンビ肌着
 ・カバーオール
 ・おくるみ
 ・スタイ
 ・ミトン
 ・セレモニードレス
 ・ベビーボンネット


【お出かけ用品や寝具など】
必要になるもの(費用の目安:55,000円程度)
 ※チャイルドシート、ベビーベッドを購入する場合は100,000円程度
 必要になるもの
 ・布団セット
 ・電動スイング
 ・マザーズバッグ
 ・チャイルドシート ※自動車を利用する人は必要
 ・ベビーベッド ※ベビー布団などで代用可能


【赤ちゃんの生活用品】
 必要になるもの(費用の目安:200,000円程度)
 ・おむつ
 ・お尻拭き
 ・哺乳瓶、哺乳瓶用乳首
 ・搾乳機
 ・おもちゃ
 ・体温計
 ・おしゃぶり
 ・ベビーソープ
 ・ベビーオイル
 ・ガーゼ
 ・洗浄綿
 ・ベビーバス
 ・ベビー用バスタオル
 ・除菌ウェットティッシュ
 ・湯温計
 ・授乳ケープ


抱っこひもやベビーカーは新生児の頃から使う機会が少ない人もいるため、ここでは含めていません。ただし、病院などへの移動手段が電車がバスなどの場合は、抱っこひもやベビーカーを用意しておくと安心です。

出産前後はベビー用品や入院準備品を購入するだけでもお金がかかるので、必要なものを優先して揃え、あとは様子を見ながら揃えていくとよいでしょう。

出産準備の費用を節約する方法とは?

まとまったお金が飛んでいく出産前後。これからのことを考えても、できるだけ費用を節約できたらいいですよね。


節約の方法としては、以下のようなことが挙げられます。


・ 必要なタイミングで購入する

たとえば抱っこひもやベビーカーは、「実際にお出かけをするようになってから、子どもに合わせて買えばよかった」という声も多いグッズです。

抱っこひもは首がすわってから、ベビーカーは生後1~2ヵ月頃になってから買うのでも遅くはないでしょう。どちらも購入するとなると5~6万円ほどかかりますから、お店でさまざまなタイプのものを試して、使いやすく納得のいくものを選ぶようにしましょう。

その他に粉ミルクなど使用期限があるものは「気づいたら期限が過ぎていた!」ということもあります。できるだけ買いだめはせず、なくなってから購入したほうがムダにせずに済みます。


・ レンタルサービスやフリマアプリを活用する

レンタルサービスはベビーベッドや寝具、ベビーカー、チャイルドシート、搾乳機など、購入すると大きな負担になりやすく、場所を取るものなどを多く取り扱っています。レンタルであれば不要になったら返却すればいいわけですし、処分にも困りません。

ただ、将来的に2人以上子どもが欲しいという方は、次の子でも使えるように購入したほうが結果として安くつくこともあります。また、レンタルの場合は別途送料もかかるので、購入とレンタルでどちらが経済的なのか比較したほうがいいでしょう。

Rakutenラクマをはじめとするフリマアプリは、中古のベビー用品をお得に手に入れるにはうってつけの方法です。中古のものに抵抗がなければ、積極的に活用しましょう。

Rakutenラクマ 

身の回りに出産経験がある友人や親戚がいれば、不要になったベビー用品がないか聞いてみるのもおすすめです。

出産準備に活用できる助成制度や給付金を紹介!

妊娠・出産にかかる費用は健康保険適用外になるため、出産前後の入院にかかるお金も自己負担となります。しかし、公的な助成制度を利用すれば負担を抑えることが可能です。利用できるものがないか事前に確認して、積極的に利用しましょう。

ただし、こうした給付金は申請から受け取りまで時間がかかることが多く、実際には先に立て替える形になることがほとんど。そのため、病院で慌てないように、50,000円前後準備しておくと安心です。

【出産育児一時金】
 条件
 ・国民健康保険・健康保険に加入している
 ・妊娠85日以上(妊娠4ヵ月以上)で出産した人
 給付金額
 ・420,000円
 ※産科医療補償制度の対象外の出産の場合404,000円


【出産手当金】
 条件
 ・会社で働いていて、健康保険に1年以上加入している
 ・出産のため会社を休み、事業主から報酬が受けられない・支給額が出産手当金より少ない
 ・支給期間は出産日以前42日(6週間)~出産日後56日(8週間)
 給付金額
 ・月給日額の2/3相当


【育児休業給付金】
 条件
 ・雇用保険に加入しており、育児休業前の2年間のうち、1ヵ月に11日以上働いた月が12ヵ月以上
 ・対象期間中の就業日数が毎月10日以下
 ・育児休業中、事業主から月給の8割以上の報酬を受け取っていない
 給付金額
 ・育児休暇開始から180日目まで:月給の67%
 ・育児休業開始から181日目以降:月給の50%


【乳幼児医療費助成制度】
 条件
 ・乳幼児本人が各種医療保険に加入している
 給付金額
 ・自治体ごとに異なる


【児童手当制度】
 条件
 ・0歳から中学校卒業(※)までの児童を養育している
 ※15歳になってから最初の3月31日まで
 給付金額
 ・3歳未満:15,000円
 ・3歳~小学校修了前の第1子・2子:10,000円、第3子以降:15,000円
 ・中学生:10,000円



出産にあたり経済的不安もあるかもしれませんが、上手に節約したり、助成制度や給付金を利用したりすれば、費用もある程度抑えることができます。この記事も参考に、いろいろと調べながら赤ちゃんを迎える準備を進めていきましょう!

なお、産休中のお金の問題については「産休とは?取得条件や期間、もらえる手当金をわかりやすく解説!」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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