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【人気商品のそこが知りたい!】楽しい時間は保証します!そうめんスライダーに込めた「世の中をびっくりさせたい」という企業の思い

夏の風物詩と言えば流しそうめん。ちまたには様々な流しそうめん機が溢れていますが、奇想天外なアイデアで新作が出る度に完売する人気商品がタカラトミーアーツの「流しそうめん」シリーズ。この夏は世界最長のそうめんレールを誇る「タワーズロック そうめんアドベンチャー」(以下、そうめんアドベンチャー)の他、「そうめんスライダー ナイトプール」や「そうめんスライダー エクストラ」といった、インパクトのある3機種が出揃いました。本作の生みの親であるタカラトミーアーツの平林千明さんにお話を伺いました。

「楽しい空間を演出できて、人に喜んでもらえるもの」

Mama’s Life編集部:平林さんは普段どんなお仕事をされているんですか?

平林さん:商品の企画・開発を担当していて社内や社外のブレーンの方と一緒に仕事を行うこともありますが、基本的には1人で動くことが多いですね。企画からマーケティング、パッケージデザインも含めてひとつの商品がお店に並ぶまでを全体的に見守る役割です。

Mama’s Life編集部:これまでどういった商品を手がけられたのでしょうか?

平林さん:たまごかけご飯を作る商品(「究極のTKG」)ですとか、スティック状のおにぎりをカッコ良く食べられる「スマート飯」、3リットルのでっかいプリンが作れる商品(「超ギガプリン3.0」)なんていうのもありました。自分が好きなものや欲しいものからアイデアをふくらませるので食べ物系が多いです(笑)。自分が人を呼んでホームパーティをするのが好きなので、商品のアイデアを練るときは「楽しい空間を演出できて、人に喜んでもらえるもの」というコンセプトで考えています。

Mama’s Life編集部:そうめんスライダーはどんなところから思いついたんですか?

平林さん:堅実なんですけど、流しそうめん機はホームセンターとかにも売っていて、夏になると売り場面積を取るぐらい意外と売れていたんですね。それを見て、おもちゃ屋さんから面白いものを出したらホームパーティとかでも使える楽しいものになるんじゃないかなと思いつきました。

Mama’s Life編集部:そこからどのように具現化していったのでしょうか?

平林さん:この商品は一回作ると投資も大きい商品なので、まずは流しそうめん機が売れるという情報を集めてプレゼンして、商品化に向けて社内を説得しました。

Mama’s Life編集部:商品化が決まってからはどんな点にこだわって商品作りをしたのでしょうか?

平林さん:小さい子どものいるファミリー層をイメージして商品を作ることが多いのですが、子ども向けではあっても大人の物欲も満たされるディテール作りにこだわっています。具体的には東京サマーランドさんとコラボをしていて、実際にウォータースライダーの設計技師の方にレールの形状を見ていただきながら商品を作っています。例えば実物のウォータースライダーはまっすぐに見えても実際は小さな段差やカーブがかかっていて人間が滑ったときにもお尻が浮いたりして、滑っていて楽しくなるエンターテインメント性があるんです。それをそうめんスライダーでも生かすことで流れるそうめんにも動きが出てよりきれいに見えるんです。それから商品の見た目にもこだわっていて、本物の縮尺を小さくしたようなミニチュアの所有欲を満たせるように、実際に冬場に東京サマーランドさんに入れていただいて細部まで写真に撮って全部記録した上で商品設計をしました。

いろんなシーン、いろんなメンバーで流しそうめんを楽しめる!?

Mama’s Life編集部:この夏は3タイプの商品が出揃っていますが、なかでも「そうめんアドベンチャー」の大きさに目を見張ります。これはどのようにして生み出されたのでようか?

平林さん:去年「そうめんスライダーエクストラジャンボ」という商品を出したとき、その大きさに子どもたちが喜ぶ姿を見て嬉しくなって「もっとでかいのを作っちゃおう! みんなびっくりするぞ〜」と作り初めたところ大きいのを作りすぎちゃったというのがこれです(笑)。実際にサマーランドさんにあるタワーズロックをモチーフにしていて恐竜の遺跡発掘現場を滑るイメージなんですけど、流しそうめんをよりダイナミックに演出するためにレールの巻きを増やしたり、実際のスライダーにはない滝を加えて滝から流れ落ちる水の間からそうめんを通すことで、アトラクション的な要素を盛り込んだところがこだわりです。

Mama’s Life編集部:試作を重ねるなかで特に難しかったところは?

平林さん:そうめんを流すレールの傾斜角度はちょうどいいスピード感でそうめんが滑る角度を何度も試作しながら調節しました。最初は3Dプリンターを使ってプラスチックで試作品を作るのですが、何度も3Dプリンターで作ると費用的に厳しいので、最初の段階では防水加工した工作用紙で傾斜を作って実験を重ねていきました。

Mama’s Life編集部:こだわり抜いて作られたんですね。この商品は2018年の「日本おもちゃ大賞 コミュニケーション・トイ部門」にも選ばれています。ユーザーからはどんな声が届いていますか?

平林さん:インターネットでこの商品を家族で楽しんでくれている姿を拝見するのですが、商品が完売して買えなかったお宅でお父さんが牛乳パックで作って流しそうめん機を作ってくれたり、子どもが絵日記に描いてくれているのをインスタグラムで発見してキュンとしました。夫婦お2人のご家庭でずっと元気がなかった奥さんがクスっと笑ってくれたという商品レビューもあって、ご家庭に笑顔が作れたと思うと嬉しかったです。これを買ったら孫が遊びに来てくれるようになったという声も多くて、モノではあっても楽しい時間を買えるというか、“モノ消費”より“コト消費”に寄った商品なのかなと実感しています。

楽しいだけじゃない!ホームパーティーのお悩みも解決!

Mama’s Life編集部:どんな方に特におすすめしたいですか?

平林さん:今は小さいお子さんがいるご家庭でもホームパーティを開く機会は増えていると思うのですが、その際お母さんは料理が大変だと思うんです。品数を作らないといけないし、写真映えも考えなきゃいけない。でもこれさえあれば料理をたくさん作らなくてもカラーそうめんとちょっとお野菜を切れば、パーティが華やぐのでおすすめです。電池式なので持ち運びが楽なので、キャンプ場やお庭など屋外で使っている方も多いですよ。

Mama’s Life編集部:うちもよく子どものお友達が遊びに来て、楽ちんだから夏場はだいたい冷やしそうめんにしちゃうんですけど、そんなときもこれがあれば盛り上がりそうです。ただ組み立て方が難しそうだなと心配です……。

平林さん:そこまで難しくないですよ。「そうめんスライダー エクストラ」なら10分もかからず組み立てられますし、一番大きな「そうめんアドベンチャー」も今までの商品よりも組み立てが簡略化されていますので、お子さんに手伝ってもらって組み立てる段階から楽しんでいただけたらいいかなと思います。

Mama’s Life編集部:ところで話がそれますが、この商品を出してからご自身もそうめんを以前より楽しむようになりましたか?

平林さん:そうですね。めんつゆだけじゃなく、つけダレのバリエーションを楽しむようになりました。オリーブオイルにゴマダレを合わせてカッペリーニ風にして食べたり、絹ごし豆腐、めんつゆ、バルサミコ酢、粒マスタードなどを合わせてペースト状にしてそうめんを合えたりしても良かったです。あとはだし汁をバジルソースに合わせるのもおすすめですね。そうめん以外の食材をを流すのも面白くて、ミニトマトはすごく早いのでなかなかお箸で掴めないのが楽しいですし、グミやくずきりを流している方もいるようです。

Mama’s Life編集部:ちなみにこの3タイプのなかではどれが一番おすすめですか?

平林さん:一番売れているのは「そうめんスライダー エクストラ」ですね。大きさも手頃で出し入れもしやすいので一般のご家庭にはおすすめです。大人数のパーティに使いたいという方は「そうめんアドベンチャー」がおすすめですし、女子会にはラブリーな「そうめんスライダー ナイトプール」がぴったりだと思います。ちなみにこの商品には私のナイトプールへの憧れを詰め込みました。私は一度も行ったことはないんですけどね(笑)。

Mama’s Life編集部:商品にはオリジナルの製氷機も付いているんですよね。

平林さん:人型の氷を作ってスライダーを滑らせられるんです。コストが余計にかかるので入れないほうがいいという意見もあったのですが、遊び心を入れたかったので押し通しました。ここだけの話なのですが、実は「そうめんアドベンチャー」を作るのにものすごい投資をしていて会社的には挑戦した商品になっているのですが(苦笑)、それでも「世の中をびっくりさせたい」という会社の想いが詰まっています。楽しい時間は保証しますので、家族の笑顔やお子さんの想い出作りのお手伝いをさせていただけたら幸せです!

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