災害時のための常備飲料水、どうしていますか？(2013/12/6)

災害時の水の確保は、想像以上に大変

水道が止まってしまうことで最も困ることが、飲み水とトイレの洗浄水といわれています。記憶に新しい東日本大震災では、給水車に何時間も並んで水を調達することが大変だったという声がよく聞かれました。湧き水が近くにあれば、それを使うことも出来ますが、多くの方が毎日のように並んで水を調達するという、大変な生活を強いられていました。特にお年寄りは、何リットルもの水を運ばなければならないことを考えると、大変なご苦労だったと思われます。このように、災害が起こった時、飲み水の確保はとても困難なことであり、普段からの準備が大切なのです。

南海トラフ地震では1週間分の備蓄が必要

具体的にどのような準備が望ましいかというと、トイレの洗浄水については、お風呂の残り湯が役に立つので、残り湯は捨てずに翌日まで残しておきましょう。ただ、なみなみと残してしまうと、地震の揺れで水がこぼれて浴槽の周りが水浸しになることもあるので注意が必要です。

一方、飲み水の備蓄は基本的に、給水車が来るまでとされる、約3日分は常備しておくことが奨励されています。人が1日で必要とする水の量は大人で3リットルとされています。ですから、3日分で一人当たり9リットル。2リットルのペットボトルに換算すると、5本備蓄することが必要です。ただし、これは、給水車が到着するまでのあくまでの目安であり、東日本大震災においても、地域によっては、3日以上かかった所もあり、南海トラフ巨大地震の対策においては、3日分ではなく、1週間分の備蓄が必要だと言われています。1週間分となると、1人あたり21リットル、2リットルのペットボトル11本分にもなり、置き場所にも困りますが、もし災害が起きた時に困らないために、きちんと準備をしておきましょう。

安全で備蓄にもなるウォーターサーバーもおすすめ

飲料水の備蓄を考えるとき、ウォーターサーバーもおすすめです。ウォーターサーバーは、定期的または利用者の注文に応じて水を配達するのですが、１本当たり大きなもので１２リットルにもなるので、２本あれば一人当たりの約１週間分の備蓄になります。さらに、管理が簡単なので、ペットボトルのように利用した分の買い足し忘れや、いざ使おうとしたら賞味期限が切れていたという心配もありません。また、赤ちゃんのミルクづくりではペットボトルの水も、硬度数によっては下痢をしてしまうこともあるため、使えないものもあるのですが、ふだんからウォーターサーバーで赤ちゃんでも使える水を利用することにより、災害が起きてもボトルの備蓄分で、赤ちゃんにいつも通りの新鮮な水でミルク飲ませることが出来ます。

実際に水を備蓄をしている人は５０％未満、いますぐに地震帯対策をしましょう

現在、災害対策が必要だと言われながらも、水を実際に備蓄している人は５０％未満だと言われています。災害が起こってしまうと、しばらくの間は品不足となり、ペットボトルの水をスーパーなどで手に入れることはかなり難しくなることが考えられます。一人暮らしの方など、備蓄するスペースが少ない方もいらっしゃると思いますが、だからといって備蓄ゼロではなく、いざという時に焦らないためにも、できる範囲での備蓄をおすすめします。

参考:
三菱レイヨン、クリンスイ　防災備蓄に関する意識・実態調査
http://www.cleansui.com/shop_news/news/index_130829.html
知っていますか？！　ライフラインの復旧期間
http://bousaibichiku.blog.fc2.com/blog-entry-1.html
南海トラフ地震　家庭で必要な備蓄は１週間以上
http://www.suicidemalpractice.net/column/bichiku-nankai.html
http://www.yomiuri.co.jp/otona/news/20130610-OYT8T00221.htm
南海トラフ対策　食料や水を上手に備蓄
東日本大震災　個人的体験困ったこと　役立ったこと
http://memorandum.yamasnet.com/archives/Post-855.html　
ウォーターサーバー比較ナビ
http://ウォーターサーバー比較ナビ.com/

関連サイト

• 安心・安全な水をお探しなら、家庭用ウォーターサーバー