ドライブレコーダーの取り付け位置は法律の基準を守ろう!失敗しない設置場所なども紹介

ドライブレコーダーの取り付け位置は法律の基準を守ろう!失敗しない設置場所なども紹介

事故が起こった際の証拠やあおり運転の対策に役立つドライブレコーダー。これからドライブレコーダーを購入し、ご自身で取り付けようと考えている方も多いのではないでしょうか。

ドライブレコーダーはご自身での取り付けも可能ですが、設置に際しては「保安基準」を守らなければなりません。

この記事では、ドライブレコーダーの取り付け位置の決まりや避けたほうがよい設置場所、失敗しない取り付け方について詳しく解説します。取り付け場所別におすすめのドライブレコーダーも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ドライブレコーダーの取り付け位置は「法律」によって決まっている!

ドライブレコーダーの取り付け位置は「法律」によって決まっている!

ドライブレコーダーは、車内のどこにでも取り付けてよいわけではありません。ドライブレコーダーを取り付けてもよい場所は「保安基準」で制限されており、遵守する必要があります。

ここでは、ドライブレコーダーの取り付け場所として選ばれやすい「フロントガラス」と「ダッシュボード」それぞれにおける、保安基準の制限を解説していきます。

フロントガラスの正しい取り付け位置

フロントガラスにおけるドライブレコーダーの取り付け位置は、道路運送車両法で「車室内後写鏡(ルームミラー)により遮蔽される前後ガラスの範囲」と決められています(道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第 39 条 3−三)。

ただし、以下の範囲であれば「この限りではない」とも明記されています。

<フロントガラスの取り付け可能範囲>

  • ・上縁でガラス開口部の実長20%以内の範囲
  • ・下縁でガラス開口部から実長150mm以内の範囲

※どちらも車両中心線に沿って平行に測定した場合

具体的にどの範囲になるのか、図で確認しましょう。

出典:国土交通省『道路運送車両の保安基準(2023年6月5日現在)』をもとに、当社にて作成

なお、保安基準で透過率が定められているのはフロントガラスと側面ガラスのみです。2024年2月16日時点において、ドライブレコーダーの後方カメラを取り付ける「リアガラス」については、規制がありません。

ダッシュボードでの正しい取り付け位置

ドライブレコーダーを、フロントガラスと運転席・助手席の間の部分にあたるダッシュボードに取り付ける場合は、以下の制限を守る必要があります。

<フロントガラスの取り付け可能範囲>

2m先にある、高さ1m直径30cmの円柱の少なくとも一部を、鏡などを使わなくてもドライバーが直接確認できる(道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第 39 条 3−三)

こちらも、具体的にどの範囲になるのか図で確認しましょう。

出典:国土交通省『道路運送車両の保安基準(2023年6月5日現在)』内のイラストをもとに、当社にて作成

ダッシュボードにドライブレコーダーを設置するときは、運転席に座ったうえで、保安基準が定める視界を確保できるかチェックしましょう。

失敗したくない方必見!ドライブレコーダーの取り付け位置として避けるべき場所3つ

失敗したくない方必見!ドライブレコーダーの取り付け位置として避けるべき場所3つ

ドライブレコーダーは、保安基準が定める範囲内であればどこに取り付けても法的には問題ありません。しかし、さまざまな理由により、設置を避けるべき場所がいくつかあります。

  • ワイパーが届かない場所
  • 運転席の真上
  • 車検ステッカーの上

ここではドライブレコーダーの取り付けで後悔しないために、取り付けを避けたほうがいい場所とその理由を解説します。

ワイパーが届かない場所

ドライブレコーダーの取り付けを避ける場所としてまず挙げられるのが、ワイパーが届かない位置です。乗用車のワイパーは、支点を中心に半円を描くように動いて、フロントガラスやリアガラスに付いた雨や雪を拭き取ります。

しかし、ワイパーの可動域には限界があり、フロントガラスやリアガラスの隅々まで届くわけではありません。そのため、ワイパーが届かない範囲にドライブレコーダーを取り付けてしまうと、雨や雪の日には水滴や雪が付着したガラスを通して録画することになり、鮮明な記録を残せなくなってしまうのです。

ドライブレコーダーは、ワイパーが届かないフロントガラスやリアガラスの隅の方は避けて設置しましょう。

運転席の真上

フロントガラスの運転席の真上も、ドライブレコーダーの設置を避けるべき場所の一つです。

ドライバーの真上に設置されていると、画面がよく見えるように思いますが、ドライバーの視野が狭くなる問題があります。とくに、モニターサイズが大きい場合は、画面が気になり運転に集中できない可能性もあるでしょう。

またドライブレコーダーは、吸盤の粘着が弱った場合などに落下する恐れがあります。運転席の真上に設置すると、万が一運転中にドライブレコーダーが落下したときに慌ててしまい、ハンドル操作を誤ったり、急ブレーキを踏んだりしてしまうなどの事故につながる可能性もあります。

ドライブレコーダーを運転席側に取り付ける場合は、できるだけバックミラー寄りに、可能であればバックミラーの裏側に取り付けることをおすすめします。

車検ステッカーに重なる位置

フロントガラスには車検ステッカーが貼られており、「この上にドライブレコーダーを設置するとフロントガラスが汚れずにすむ」と考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし車検ステッカーは、車検を受けるたびに新しいものに貼り替えられます。車検ステッカーの上にドライブレコーダーを取り付けていると、車検のたびに再度設置しなければなりません。

また、車検ステッカーの車内側には、車検の満了日が記載されています。ドライブレコーダーを設置すると車検の満了日が見えづらくなってしまうので、車検切れにつながるなどの恐れもあるでしょう。

そのため、ドライブレコーダーは、車検ステッカーに重ならない位置に取り付けてくださいね。
なお、車検ステッカーの取り付け位置は、2023年7月3日以降、従来の「前方から見やすい位置」から「前方かつ運転者席から見やすい位置(運転者席側上部で、車両中心から可能な限り遠い位置)」に変更されています。

参照:国土交通省『検査標章取り付け位置について(令和5年7月3日~)』

【ドライブレコーダーの取り付け位置別】メリット・デメリット・注意点をチェック

【ドライブレコーダーの取り付け位置別】メリット・デメリット・注意点をチェック

ドライブレコーダーの取り付け位置は、大きく分けて次の3箇所があります。

  • フロントガラス
  • ルームミラー
  • ダッシュボード

取り付け場所別に、メリット・デメリットと注意点を解説します。

フロントガラスに取り付ける場合

フロントガラスは、ドライブレコーダーの取り付け先として選ばれやすい場所です。まずは、フロントガラスに取り付ける場合のメリット・デメリットと注意点を見てみましょう。

メリット ・取り付け可能なドライブレコーダーの種類が多い
デメリット ・視界に入り、気になりやすい
注意点 ・夏の暑さで両面テープの糊がゆるんだり、吸盤が劣化して重さに耐えられず剥がれたりすることがあるため、定期的に劣化していないかを確認し、必要に応じて張り替える

フロントガラスへの取り付けを想定したドライブレコーダーは種類が多く、重視する機能が備わったものや、希望の価格帯のものを選びやすいことがメリットです。

一方、取り付け先が「フロントガラス」であるため視界に入りやすく、運転中に気になりやすいことをデメリットに感じる方もいます。

また、フロントガラスにドライブレコーダーを取り付けた場合、両面テープや吸盤の劣化による落下には注意が必要です。とくに運転席の真上に取り付けるのは、できる限り避けましょう。

フロントガラスに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー①:KENWOOD|DRV-355

フロントガラスに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー①:KENWOOD|DRV-355

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通常価格(税込) 11,977円 ※2024年7月31日時点
種類 カメラ一体型
画質 フルHD(1920×1080)(動画最大約207万画素)
撮影範囲 前方
HDR/WDR HDR搭載
記録方式 常時録画・手動録画・イベント記録・駐車監視録画※1
駐車監視機能※1 オプション(CA-DR350を別途購入)
GPS機能
スマートフォン連携機能

(※1)車載電源ケーブルCA-DR350(別売り)が必要です。

幅60.8mm、高さ58.1mm、奥行き33.9mmのコンパクトな、視界の邪魔になりにくい1カメラドライブレコーダーです。

広視野角レンズを採用し、撮影範囲が広いので、事故が起きた際のシーンもしっかり記録し、サポートします。別売りのオプションを使用すると、最長24時間の駐車監視録画も可能です。

Point

  • デジタル放送と同じFull HD録画なので、走行時の映像を高精度で再生
  • HDR搭載で、「白とび」や「黒つぶれ」をしっかり抑え明瞭な映像を記録
  • 速度や緯度・経度などを測定し記録するGPSを搭載

フロントガラスに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー②:コムテック|HDR002

フロントガラスに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー②:コムテック|HDR002

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通常価格(税込) 11,934円 ※2024年7月31日時点
種類 カメラ一体型
画質 フルHD(1920×1080)・HD(1280×720)
撮影範囲 前方
HDR/WDR HDR搭載
記録方式 常時録画・イベント録画(衝撃録画・マニュアル録画[手動録画])
駐車監視機能 オプション(HDROP-14「駐車監視・直接配線コード」が必要)
GPS機能
スマートフォン連携機能

3年間の長期修理補償付きの、1カメラドライブレコーダーです。HDR機能が搭載されているので、明暗差を補正し白とびを防ぎ、逆光でも安定した映像を記録できます。

起動時にmicroSDカードの状態をチェックし、破損していた場合には、液晶表示で異常を知らせてくれるので、撮り逃しを防げます。

Point

  • 事故などで電源が切断されても、ファイルの破損を抑えて記録した映像を保護
  • microSDカードの断片化が発生しにくいファイルシステムを採用
  • 衝撃検出感度はOFF含め11段階に調整可能

ルームミラーに取り付ける場合

ドライブレコーダーは、ルームミラーに取り付けるタイプもあります。ルームミラー型ドライブレコーダーのメリット・デメリットや注意点を押さえておきましょう。

メリット
  • ・視界がスッキリする
  • ・後部座席に人がいたり、荷物があったりしても良好な視界を確保できる
デメリット ドライブレコーダー稼働中は、ルームミラーとして機能しない(後部座席の様子がわからない)
注意点
  • ・一体型の場合、取り付けたあとは、ミラーを極力動かさない(カメラの角度が動いてしまうため)
  • ・複数人で運転する場合には注意が必要

ルームミラー型ドライブレコーダーは、既存のルームミラーに被せるように設置したり、交換して取り付けたりするため、視界の邪魔になりにくいことがメリットです。後部座席に人が座っていたり、たくさんの荷物を載せていたりする場合でも、影響を受けることなく後方を確認できます。

ただし、ドライブレコーダーの稼働中は、カメラが捉える映像が映し出されるので、ルームミラーとして機能しません。後部座席に座っている人の様子をミラー越しに確認したり、視線を合わせて話をしたりするのは難しくなります。

また、ミラーとカメラが一体になっているタイプでは、ミラーを動かすたびにカメラの角度が動いてしまうので、都度調整が必要です。複数人で運転する車には、カメラが分離しているタイプを選ぶとよいでしょう。

ルームミラーに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー①:AKEEYO|AKY-V360ST

ルームミラーに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー①:AKEEYO|AKY-V360ST

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通常価格(税込) 37,580円 ※2024年7月31日時点
種類 ルームミラー型(一体型)
画質 フロント:360万画素・リア:200万画素
撮影範囲 360°+後方
HDR/WDR HDR搭載
記録方式 常時録画・衝撃録画・駐車感知録画・静止画撮影
駐車監視機能 オプション(AKY-V360S&Tを別途購入)
GPS機能
スマートフォン連携機能

360°カメラ搭載で、前後はもちろん側方も録画可能で、幅寄せなどのトラブルにも対応できます。普通乗用車の純正ミラーサイズと比較して、約1.5倍~2倍のワイドな視野を実現しており、後方の死角を減らすことが可能です。

バックギア連動機能搭載なので、後退時にはギアに連動してバックカメラの映像をモニターに映し出せます。

Point

  • 全周囲360°録画可能で、あらゆる類型の事故を記録
  • 後退時はギアと連動して後方をモニターで確認できるので、安全を確保しやすい
  • 超高感度センサー採用で、昼夜・晴雨を問わずに高解像度の撮影が可能

ルームミラーに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー②:アルパイン|DVR-DM1000B-IC

ルームミラーに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー②:アルパイン|DVR-DM1000B-IC

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通常価格(税込) 54,780円 ※2024年7月31日時点
種類 ルームミラー型(分離型)
画質 フルHD 200万画素
撮影範囲 前方・後方
HDR/WDR HDR搭載
記録方式 常時録画・衝撃録画
駐車監視機能
GPS機能
スマートフォン連携機能

ミラーとカメラが分離しているタイプのドライブレコーダーで、前方・後方を同時録画できるので、あおり運転などのトラブルにも対策できます。操作画面がわかりやすいことが特徴的で、画面を上下になぞるだけでカメラアングルの調整が可能です。

駐車監視録画もできるので、当て逃げやいたずら、車上荒らしなどのトラブルを検知し、記録します。

Point

  • ミラーとカメラが分離しているため、それぞれでアングルを調整できる
  • 使いやすさを追求しており、操作や設定がしやすい
  • 駐車監視機能搭載で、ドライバーが不在のときでもトラブルを逃さず録画

ダッシュボードに取り付ける場合

ドライブレコーダーのなかには、ダッシュボードに取り付けることができるタイプもあります。ここでは、ドライブレコーダーをダッシュボードに設置するメリット・デメリットや注意点を紹介します。

メリット
  • ・視界の邪魔になりにくく、短い配線で済む
  • ・カーナビと一体になっているものが多い
デメリット
  • ・カーナビ一体型だとドライブレコーダーは補助的な機能となるものもある
  • ・ボンネットが映り込みやすくなり、撮影範囲が狭くなる可能性がある
  • ・事故でボンネットが開くと、それ以降撮影できない
注意点
  • ・ダッシュボードの素材や形状によってはきちんと接着しないことがあるので、事前に確認が必要
  • ・エアバッグの作動範囲も確認する

ドライブレコーダーをダッシュボードに取り付けると、視界を妨げず、短い配線で済むメリットがあります。カーナビと一体になったものを選ぶと、省スペースの実現が可能です。

ただし、カーナビと一体になっている場合、ドライブレコーダーの性能が十分ではない可能性もあるので注意しましょう。また、ダッシュボードに取り付ける場合、フロントガラスやバックミラーに取り付けるよりもカメラの位置が低くなるデメリットがあります。

カメラの位置が低くなると、ボンネットが映り込み、撮影範囲が狭くなる可能性があります。さらに、事故の衝撃でボンネットが開いてしまうとカメラの視界をふさいでしまうため、注意が必要です。

設置に際しては、ダッシュボードの素材や形状がドライブレコーダーの設置に適しているか、またエアバックの作動範囲と重ならないかも確認しましょう。

ダッシュボードに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー①:KEIYO|AN-N01

ダッシュボードに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー①:KEIYO|AN-N01

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通常価格(税込) 15,980円 ※2024年7月31日時点
種類 カメラ分離型
画質 フルHD 200万画素
撮影範囲 前方
HDR/WDR 不明
記録方式 常時録画・イベント録画・手動録画・衝撃探知録画
駐車監視機能
GPS機能 内蔵
スマートフォン連携機能

カーナビと一体になったドライブレコーダーです。カーナビに付属するタイプでありながら、画質は200万画素で、イベント録画も可能でドライブレコーダーとして最低限必要なスペックを備えています。

吸盤式スタンドでダッシュボードに設置でき、設置場所に応じてレンズの角度も調整できます。

Point

  • カーナビ一体型なので、ダッシュボード上の場所を取らない
  • 吸盤式スタンドで設置後、カメラの角度を自由に調整可能
  • FullHD200万画素で、高画質な映像を録画できる

ダッシュボードに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー②:コムテック|ZDR036

ダッシュボードに取り付けるタイプのおすすめドライブレコーダー②:コムテック|ZDR036

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通常価格(税込) 26,800円 ※2024年7月31日時点
種類 カメラ分離型
画質 500万画素(有効画素数最大370万画素)
撮影範囲 前方・後方
HDR/WDR HDR
記録方式 常時録画・イベント録画(衝撃録画・マニュアル録画[手動録画]・後続車接近録画)
駐車監視機能 オプション(HDROP-14「駐車監視・直接配線コード」が必要)
GPS機能 あり
スマートフォン連携機能 なし

フロントカメラ、リアカメラ、本体が完全に分離しているので、好みのレイアウトで設置できるドライブレコーダーです。本体をダッシュボード上に設置すれば、事故が発生した際のマニュアル録画も手軽に行えます。

起動時にmicroSDカードをチェックし、カードが破損していたときには液晶表示でお知らせするSDカードチェック機能も備わっているので、撮り逃しの心配も減らせます。

Point

  • フロントカメラ・リアカメラ・本体が完全に分離しておりレイアウトが自由自在
  • 起動時にmicroSDカードが正常かどうかをチェックする機能で撮り逃しを防止
  • 前後共ともにFull HDの約1.8倍の370万画素で、高精細な映像を記録

ドライブレコーダーの失敗しない取り付け方

ドライブレコーダーの失敗しない取り付け方

ドライブレコーダーはご自身で取り付けることも可能ですが、なるべく失敗しないための取り付け方として、次の3つを紹介します。

  • 必要なものを用意する
  • ドライブレコーダーを仮設置する
  • 本体と配線を固定する

なお、取り付けに自信のない方は、電源をシガーソケットから取るタイプのドライブレコーダーを選ぶことをおすすめします。

必要なものを用意する

まずは、ドライブレコーダーの取り付けに必要なものを用意しましょう。

基本的には、ドライブレコーダーを購入すると、必要な付属品がセットになっています。開梱したときに付属品がすべて揃っているか、説明書と照らし合わせて確認しておきましょう。

さらに、配線留めや結束バンドがあると、配線をきれいにまとめやすくなります。必要に応じて準備しておくとよいでしょう。

ドライブレコーダーを仮設置する

ドライブレコーダーを取り付ける前に、本体をフロントガラスやダッシュボード、ルームミラーなど、設置したい場所に仮で固定しましょう。ワイパーも動かして、拭き取り範囲内に入っているかチェックすることも大切です。

また、シガーソケットまでのコードの長さが足りるかチェックし、実際に差し込んだうえで、エンジンをかけて動作するかも確認しましょう。

本体と配線を固定する

問題なく動作することが確認できたら、本体を固定し、本体とフロントガラスの端にコードを沿わせて、配線留めで固定していきます。

余ったコードは結束バンドで固定すると、仕上がりがきれいになり、配線に足がひっかかるなどのトラブルも防げるのでおすすめです。

ドライブレコーダーの取り付け方法について詳しくは、次の記事をご覧ください。

関連記事:
初心者もこれで安心!ドライブレコーダーの取り付け方ガイド

不安な場合はプロに設置を依頼する

不安な場合はプロに設置を依頼する

ドライブレコーダーの取り付けに自信がない場合や、配線を隠してきれいに取り付けたい場合は、ディーラーやカー用品店などに設置を依頼することも検討しましょう。

取り付け費用はかかりますが、取り付けに失敗して部品を破損するなど失敗する心配は不要になり、見栄えよく仕上げてもらえます。

まとめ

ドライブレコーダーの取り付け位置は、保安基準で制限されています。フロントガラスやダッシュボードに取り付ける場合は、違反にならないように気を付けて設置しましょう。

ただし、保安基準で問題ないとされている位置であっても、ワイパーの届かない場所だと鮮明な記録を残せません。また、運転席の真上だと、落下の可能性があり危険なので避けるのが無難です。

なお、ドライブレコーダーは業者に依頼しなくても取り付けることが可能ですが、不安な場合はプロに依頼すると仕上がりもきれいなので、ぜひ候補の一つとして検討してみてください。