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初心者向けテントの選び方
【不動の人気5選】

テントは、キャンプを代表するグッズです。今回は、ファミリーテント選びに必要なポイントとおすすめテントを徹底比較!何に気をつけて選べばいいの?の声に答えます。自分に合ったテントで快適かつ楽しいキャンプに出かけましょう!

目次

初めてのテントの選び方【こんな種類があります】

初めてテントを購入する時、気になるのがテントの選び方。テントと一口に言っても形状はさまざまです。この初めの一歩を間違えると、すぐに買いなおすハメになってしまうので慎重に吟味したいところ。

今回はテントを7つのカテゴリーに分けて、購入の際のポイントや、おすすめのテントを合わせてご紹介します。

①ドーム型テント


出典:楽天内

まずは基本中の基本「ドーム型テント」。ポールを交差させることで強度を出す構造で、初心者や女性でも簡単に組み立てることができます。建てやすさ、居住空間の広さなどバランスが良く、サイズも大人数から一人用まであります。

選択肢的に幅広く、ビギナーからベテランまで最もファンの多いテントと言えるでしょう。

②2ルーム型/トンネル型


出典:楽天内

ここ数年、購入数を着実に伸ばしている「ツールーム型/トンネル型」。同じテント内でリビング部分と寝室部分と分かれている構造です。

こちらはコールマンから出ているツールーム型テント。ツールーム型テントはドーム型テントより設営時間はかかりますが、フルメッシュ、フルクローズできるタイプも多く快適性は向上します。

トンネル型テントは非自立式の構造なので設営にコツがいりますが、難しくはありません。この写真奥の寝室部分となるインナーテントを外して、シェルターとして使ったり宴会場として活用したりと幅広いスタイルが楽しめます。

「2ルーム型/トンネル型」は、タープを張らずに気軽にキャンプを楽しんだり、急な雨にも慌てず対応できるのが強みです。

③ティピー(モノポールテント)型


出典:楽天内

トンガリ屋根がトレードマークのティピー(モノポールテント)型は、構造がシンプルなので設営が簡単。底辺をペグダウンしたら支柱となるポールを真ん中に1本立てるだけなので、ビギナーにもおすすめのテントです。

構造上、前室などのスペースはなく、雨天時はタープとの併用がおすすめ。そこをウィークポイントと感じるのであれば、ひさし部分(キャノピー)のあるタイプを選びましょう。

④ワンタッチ・ポップアップ型


出典:楽天内

こちらはワンタッチタイプのテントです。傘のように広げるだけで形となり、自立式なので状況によってペグダウンするだけという手軽さが特徴。設営にあまり時間をかけたくない、または自信がないキャンパーにはおすすめの一張りでしょう。

通常のテントよりも重く、故障した場合にセルフでは直しにくいのがデメリットとして挙げられます。


出典:楽天内

次にこちらのポップアップ型。収納袋から出すと形状記憶でポンっとテントが建ってしまうというスピード重視のモデル。形になるまでほんの数秒です。そのかわり、収納形態はディスク型といい丸い円盤のような形をして嵩張り、撤収時も慣れが必要です。

近年ではハイグレードなモデルも登場し、遮光機能や前室のあるモデルも登場しています。

⑤ロッジ型


出典:楽天内

どっしりとした佇まいが特徴のロッジ型テントは、まるで家のように居住空間が広く90年代に中心となっていたモデルです。ほぼ垂直に壁が立っているまさに家のような形状なので、壁際まで人が立てたりと、テント中に無駄がないのが特徴です。

ロッジ型と言えば、ogawaのテントが代表的。コールマンの「オアシステント」や、復刻版で昨年登場した「ビラデルマーリバイバル」もここに属します。

グランピングブームの影響でか、その快適性の高さが再認識されてここ数年は少しづつ人気再燃の傾向にあります。

⑥特殊タイプテント


出典:楽天内

今までご紹介したタイプには属さないシェルター系やフォルムが特徴的なテントはこちらに属します。

中でも2019年に発売された、こちらのogawa「トリアングロ」。大きなタープのようですがこれはれっきとしたフライシート。そしてフォルムはA型テントのようにも見えますが、フレーム構造はまったく違う発想になっており、普通のテントではない斬新さが魅力です。


出典:楽天内

ハンモックのように地上から浮いているスノーピーク「Sky Nest」。2本の木の間にハンギングテープを渡し、そこに本体のテントを吊るすだけで設置可能という新感覚のスタイルです。

空中に浮いた床面の底にシューズポケットがあるユニークな「Sky Nest」は、慣れれば1人でも無理なく設置可能です。


出典:楽天内

こちらは遊牧民が使用する移動式の住居「YURT(ユルト)」がモデルのヒルバーグ「アルタイ」。底面340cmの八角形、室内最大高が200cmで大人数での利用も可能です。

トレッキングポールがポール代わりになる仕組みもアウトドア心をくすぐる要素になっています。


出典:楽天内

他にも、こちらの画像のベルガンス「ウィグロ」や、スノーピーク「スピアヘッド」などは、4シーズン仕様でドーム型とティピー型の良いとこ取りのようなフォルム。

設営はドーム型とティピー型の工程を踏むことになるので、慣れるまでは多少時間がかかります。

⑦エアフレーム


出典:楽天内

エアフレームモデルで代表的なのはドイツ発のヘイムプラネットや、ケシュア、ロゴスのテントなどがあります。空気注入により形成していくので、設営側の熟練度は皆無。

ここでは紹介しきれないものもあり、エアフレームテント業界はこれからますます目が離せなくなりそうなジャンルになっています。

ビギナーでも思い切ってこのジャンルに手を出してみても良いかもしれませんね。

構造によって強さ、設営のしやすさも変わる

構造によって強度や設営のしやすさも変わってきます。大きく4タイプに分けられ、一番オーソドックスな2本のポールを一点で交差させる「クロスフレーム型」、ポールを複雑に交差させた「ジオデシック構造」、2本のポールを三角形に組みそのセンターにポールを通す「A型(H型)」、2本のポールを2箇所で交差させた「魚座型」などが存在します。概ね出回っているテントは、この4タイプをベースに形成されているので、覚えておいて損はありません。

最初のテントこそ慎重に

最初は”とりあえず”な考えで激安テントを買いがちですが、耐久性などの性能面を考えると正直あまりおすすめできない場合もあります。

ポールの素材や、保障があるのかという視点も大事。店員に相談したり、身近にキャンパーがいれば相談するのも手ですね。

また、写真映えするからと言って、コットン100%のテントを選ぶのも要注意!水分を含んだコットンはかなりの重量に。さらにそのまま保管すると、カビがほぼ確実に発生します。生成りの風合いがどうしても!という方は、コットンに耐水圧を付与させたポリエステルを混ぜたTC素材を選ぶことをおすすめします。

どんなサイズのテントならちょうどいい?

テントを購入する際に道標になる「使用人数」。実は、表示されている使用人数はあくまでも最大収容可能人数です。ゆったりと快適に使用したいなら、表示人数からマイナス1人・人での使用がおすすめ。

例にあげると、大人2名・子ども2名のファミリーキャンパーでドーム型テントを選ぶ際は5・人用と表示されているものが好ましいです。cmなら、インナーテントの床サイズが270cm×270cmもしくは、300cm×300cm(いくらか荷物をテント内に搬入可)を目安にしてみてください。

見ておきたいスペック「耐水圧」

テントが水にどれだけ強いか、という一つの判断基準として生地の「耐水圧」に注目してみましょう。

一般的に、傘の耐水圧は200~500mm程度、レインウェアは2,000mm以上に設定されています。3~5万円前後のコットン生地以外のテントであれば、耐水圧1,500mmのものでも雨をしのげます。2,000mm以上あれば安心。基準として最低でも1,500mm以上のものを選ぶようにしましょう。

ファミリー向けで、耐水圧1,500mm以上ある、間違いない【不動の人気5種】を紹介

テントの形状、使用人数、耐水圧などがわかったところで、ファミリー向け(大人2名・子ども2名)、耐水圧1,500mm以上をクリアーする不動の人気テント5選をご紹介します。

おすすめテント5選を徹底比較

※価格は参考価格です。ページで掲載されている商品と相違している場合がございます。ご了承ください。

定番から新作のものも含めて「これを買っておけば間違えない」というおすすめテントを徹底比較してみました。いろいろなタイプのテントがあるので購入検討の参考にしてみてください。

初心者向け不動の人気5選【2020年版】

コールマン タフワイドドームⅣ/300

まず、初めの一張りをおすすめするなら、老舗ブランドのコールマン「タフワイドドームⅣ/300 スタートパッケージ」です。

グランドシートとインナーシートがセットでとてもお買い得。さらに、テントはアシストクリップを採用しているので一人での設営も可能。

スノーピークのアメニティドームと比較すると高さがあり、居住空間が広く万人受けするテントです。また色とサイズの違う「タフドーム/2725」もあり選択肢が広いのも良い点ですね。どちらとも耐水圧は2,000mmあり十分なスペックです。

スノーピーク アメニティドームL

こちらは「アメニティドームL」に別売りのアップライトポールをセットした状態。LとMサイズとでは、まず耐水圧は1,800mmと同じ。Mは使用人数が5人用で、就寝スペースは265×265cmとLと比べると30cm程小さく、高さは150cmでLと比べると15cm程低いです。テントの高さは耐久性を考え低めに設定しているのも特徴です。

同じ人数構成ならスノーピーク「ヴォールト」もおすすめ。こちらはスノーピーク初のトンネル型テントで、シェルターとしても使え、雨でも設営しやすいテントです。耐水圧は1,800mm。

さらにタープもまとめて安く買いたいなら、5万円はオーバーしますが「エントリーパック TT」という選択肢も。設営のしやすいトンネル型テントと、定番のヘキサ型タープがセットになった、お求めやすい価格のエントリー向けパックです。

ホールアース アースドーム270Ⅲ

ドーム型の超新星のような新人テント。この270Ⅲは2018年秋冬に登場した新しいモデルです。価格は4万円程度ですが、耐水圧3,000mmをマーク。さらに対応人数は5名で重量は8kgとなかなかの大きさですが、女性一人でも設営できるように配慮されているのがポイント。

全体的にベージュを基調とした優しいカラーリングはキャンプ場に馴染みそうです。

キャプテンスタッグ オクタゴン

コスパ抜群のキャプテンスタッグ。ビギナーからベテランまでファンの多いブランドです。耐水圧もフライシートは2,000mm、フロアシートも3,000mmと十分。

大型ワンポールで、さらにひさし用ポール2本すでに付属しているのが嬉しい仕様。大人7人用でここまで価格の安いテントは珍しく、キャンプ入門としては十二分ではないでしょうか。デザインもシンプルで最初の一張りにはもってこいのテントです。

DOD「カマボコテント」

トンネル型テントブームの立役者で、DOD自体の人気沸騰のきっかけとなった名作。以前もトンネル型テントはありましたが、価格が高く一部以外ではそれほど浸透しなかった印象でした。

税込みで5万円を少しオーバーしますが、耐水圧はフライテントが3,000mm、フロアが5,000mm。広さと便利さとトンネル型テントの枠内では圧倒的に安い価格帯で現在も再販すればすぐに完売しているテントです。

デザインや”目的に合った機能”で選ぶのもアリ

耐水圧は気にした方がいいですが、デザインや”目的に合った機能”で選ぶのもアリですよ。使うときにテンションが上がるような一張りはいかがですか?

“ブランドの歴史”に惚れて選ぶのもアリ

好きなブランドはありますか? 普段よく耳にするブランドの歴史を知るとさらに惚れ込むかもしれません。スペック数値ではなく、ストーリーから買いたいテントを探すというのも、ひとつの手だと思いますよ。

好みの「スタイル」からテントを逆算するのもアリ

インスタグラムや「ソトシル」などのアプリを活用して、こんなキャンプスタイルがやりたいな、こんな場所でキャンプしてみたいな、など憧れスタイルから逆算して好みのテントを見つけてみるのもアリです。

また、上の画像のように好きなカラーリングやテイストで統一していくことを想定して選んでいくと、迷わずにテントを選ぶことができますよ。

初めの一張りはどれにする?

いかがでしたか? テントの形状、気にするべきポイント、最新版のテントも交えながらおすすめのテントもご紹介しました。キャンプをやるならまずテントがなければ始まらない。ですが、安い買い物ではないので踏ん切りがなかなかつかないのも事実。

こちらを参考にぜひ初めの一歩を踏み出してみてください。

紹介されたアイテム

出典元

キャンプ・アウトドアを楽しむ人がチェックする、国内最大級のキャンプマガジン『 CAMP HACK 』。キャンプの魅力、自由、ワクワクをあなたの手のひらに。最新のキャンプ用品やレシピ、フィールド情報など、キャンプにまつわるあらゆる情報を皆様にお届けします。

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