9月1日は防災の日。
既に準備されている方もそうでない方も、防災グッズを見直す機会にしませんか?
震災や自然災害の際、一定の備えがあれば慌てることなく落ち着いた行動がとれます。
ここでは防災、緊急セットなどのまとまった備えから、有事の際にあると便利なアイテムを紹介します。
防災セット
何を準備したらいいかわからない…そんな時に便利なのが防災セット。1人用から複数人用のご用意があるので、ご家族向けにも備えができます。
救急セット
災害時には必ず誰かが怪我をするという前提での準備が大切です。家族構成に合わせてマスクや常備薬も備えておきましょう。
照明器具
停電対策や暗所での作業に便利なランタンや懐中電灯。両手が自由に使えるヘッドライトや電池のいらない省エネのソーラー式ランタンなどもあります。
災害用トイレ
断水して困ることのひとつはトイレです。便座にビニール袋をかけて処理するタイプを用意しておくと安心です。トイレットペーパーも買い置きしておきましょう。
防災ヘルメット
防災ヘルメットには、国家検定があり、基準をクリアしたものには「労・検」のマークがついています。その他にも、軽いものや折り畳み式のものなどもあります。
災害用浄水器
どれほど水を備蓄していても消費したらなくなり心細くなります。そんなとき、川、池、沢の水を飲み水に変えてくれる浄水器があれば安心です。
カセットコンロ
災害でガスが使えなくても、カセットコンロさえあればたいていの料理はできます。ボンベも日ごろから余分に備蓄しておきましょう。
携帯電話用充電器
携帯電話は立派な防災用品です。通信はもちろん、情報収集・ライトなど、さまざまな用途に使えます。停電時に使用できる充電器を用意しましょう。
特別な防災グッズを購入することが防災ではありません。
食べ物は毎日使っているものを少し多めに備え、防災を習慣化しませんか。
この機会にあるものを確認し、ないものは足していきましょう。
保存水
一人当たりの必要な水の量は1日あたり最低3リットルと言われています。少なくとも3日分を備蓄しておきましょう。
野菜ジュース・乳酸飲料
よく飲む野菜ジュースや乳酸飲料などを多めに備蓄すれば、水分といっしょにビタミンやミネラル、食物繊維も補給できます。
スポーツドリンク
熱中症対策や効果的な水分補給のために、スポーツドリンクなども備蓄しておくと安心です。
スープ
お湯を注ぐだけの粉末スープや常温でも食べられるレトルトスープなどは、保存もできて備蓄に向いています。
アルファ米
水、またはお湯を注ぐだけで食べられる、防災用のご飯です。五目御飯やドライカレーなど味のついたものもあります。
レトルト
防災用のレトルト食品の中には、温めなくてもおいしく食べられるものや、そのまま食べられる容器のものなど色々あります。
缶詰
防災用の缶詰には、パンや、炊き込みごはん、おかゆなど主食もあり、長期保存が可能で、すぐに食べられるのが魅力です。
お菓子
疲れているときに食べたくなる甘いもの。賞味期限が長く、おいしくエネルギーにもなるお菓子は、備蓄にも◎。
避難所などに避難する際に、衛生用品をまとめておくと、安心です。
普段使っている衛生用品を多めに備蓄しておくと良いでしょう。
地震や台風などの災害に対して、大きな家具の転倒や窓ガラスの飛散への注意が必要になります。
ここでは家の安全対策の定番アイテムをご紹介します。
突っ張り棒
大地震の際に家具などの転倒落下に備え、家具と天井のすき間に突っ張って家具を固定します。あらかじめ家具類を固定しておくので、非常に有効な対策法のひとつとなります。
転倒防止器具
固定具は家具を動かすことなく設置することができ、振動も抑えられます。用途や環境に合わせたものを選びたいものです。
耐震ラッチ
(扉開放ロック)
地震で揺れても扉が開かず、収納物の飛出しを防止。開き戸から飛び出す落下物での二次被害を防ぎます。
粘着ジェルマット
家具、家電製品、生活雑貨類は、固定しなければ揺れで凶器になるおそれも。誰でも簡単に取り付けられる粘着ジェルマットで室内の固定を進めましょう。
ガラス飛散防災フィルム
震災の軽傷患者の多くは、ガラス等の破片で足や腕を怪我した方でした。自宅のガラス対策を計画的に進めておくと安心ですね。
蓄光テープ
蓄光テープは電気や電池なども必要なく、何度でも使用できるため、室内誘導に活用したり、停電対策としておすすめです。
扉ストッパー
食器棚など割れやすい物がたくさん入った棚をストッパーで開かないようにしておくと、強い揺れのときに安心です。
投てき用消火用具
災害に伴う火災は初期消火が重要です。投げるタイプの消化用具なら、子供から高齢者まで誰にでも簡単に扱えるため、使用者を選びません。
被災生活で必要なものは各家庭で異なります。
乳幼児のいる家庭、高齢者や病人のいる家庭では、粉ミルクやおむつ、
常備薬や食べやすい食品などを多めに用意しておくことが大切です。
水が使えない前提で、衛生面のグッズも備蓄しておきましょう。