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父の日はいつ?父の日について知る!

5月の母の日が終わったら、次は父の日。しかし、父の日はいつなのかを把握できていますか?今記事をきっかけに父の日をしっかり覚えて、お父さんに感謝の気持ちを伝えましょう。
父の日は6月の第3日曜日
父の日は母の日より忘れられがちで、「いつかわからない」「気づいたら過ぎてしまっていた」という声も聞かれます。この機会に覚えましょう。
父の日は【6月の第3日曜日】です。そのため、毎年日付が変わります。ちなみに、記事のタイトルにもあるように、2026年の父の日は6月21日(日)。2026年以降の父の日は以下をご覧ください。
2027年 6月20日(日)
2028年 6月18日(日)
2029年 6月17日(日)
2030年 6月16日(日)
2031年6月15日(日)
なお、第3日曜日なので、15日~21日のいずれかです。
父の日の準備はいつから?おすすめは5月!
父の日は通常、6月の第3日曜日に祝われますが、最近では5月から準備を始める人が増えているようです。
特に、学生にとっては5月下旬から6月上旬が学校行事や期末試験が終わった後で、 父の日に向けてプレゼントやイベントの準備を始める時期になります。
この時期になると、父の日に関連した情報が多数の広告などで目立つようになるため、多くの人がこの時期にプレゼントを購入しているようです。
なぜ早めに父の日の準備をするの?
準備が直前になってしまうと、 最悪の場合プレゼントの配送日などの都合で、当日に間に合わない可能性もあります。 間に合ったとしても、購入した商品を熨斗(のし)で包んだり、ラッピングする時間が取れなかったりと、何かと慌ただしくなってしまうかもしれません。
余裕をもって準備しておくと、大切なプレゼントにメッセージカードを添えるなど、ひと手間加える準備期間を設けることもできて安心です。
さらに、父の日の準備を早めに始めることには、以下のようなメリットがあります。
・限定品や人気商品を売り切れ前に手に入れられる
・早割セールやキャンペーンの適用
このように、早めに準備をすることで、安心してお得にプレゼントの用意をすることができます。可能であれば、今のうちから何をプレゼントするか考えはじめてもいいかもしれません。
当サイトの父の日プレゼント選び方ガイドでは、定番のプレゼントはもちろん、予算や年齢別でのおすすめプレゼントを、選び方と併せて紹介しています。 早めにチェックして、プレゼントのイメージを固めておきましょう!
父の日の由来

今から100年以上前の1909年、ワシントン州に男手一つで6人の子供を育て上げた父親がいました。
父親の死後、長女のソノラ・スマート・ドッドは教会で、当時既に普及活動中だった母の日の説教を聞いている時に、 「父親に感謝する日もあるべきだ!」と考え、教会で父の日を祝う礼拝を行ったのがきっかけで始まりました。
父の日はアメリカのワシントン州で誕生!
ドッドの父親は元軍人で、ドッドは亡くなった母親に代わって自分たちを立派に育ててくれた父を敬愛していました。
母の日というものの存在を知り、母の日はあるのに父の日がないことに疑問を感じたドッドは、牧師に依頼し、6月に父の日の式典を開催してもらいます。当時ドッドの父親はすでに他界していましたが、6月は父の誕生月でした。
式典の際、ドッドは父の墓前に白いバラを手向けます。この活動をきっかけに、父の日も次第に浸透していったのです。
日本で普及した時期
日本に父の日というものが伝わったのは1950年代ごろといわれています。しかし、当初はなかなか認知されず、普及するまでには時間がかかりました。
1980年代になり、デパートの販売戦略によってイベントとして知られ始め、さらに、「イエローリボンキャンペーン」によって、父の日には黄色いものを贈るという習慣が定着化していきました。
世界の父の日
国によって日にちはもちろん、習慣やプレゼントなども様々!世界の「父の日」事情をご紹介します。
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- 台湾
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台湾の父の日は8月8日。台湾語でお父さんという意味の「爸爸(baba)」と「88」の発音が似ているからだそうです。香港や中国は日本と同じ6月の第三日曜日です。
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- 韓国
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韓国では「父母の日(オボイナル)」が定められており、5月8日に両親に感謝の気持ちを伝えます。元々は母の日として定められていましたが、1973年に父母の日となりました。
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- イギリス
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イギリスの父の日は日本と同じ6月の第三日曜日です。カードやネクタイ、靴下など、最近ではアルコールのプレゼントも一般的だそうです。日本と似ていますね。
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- イタリア
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イタリアでは365日全てに聖人が当てられています。3月19日は聖母マリアの夫であるジュゼッペの日。これを父の日としてお祝いするわけですね。
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- オーストラリア
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オーストラリアの父の日は9月の第一日曜日。プレゼントはピクニックやバーベキュー、映画館に行くなどの一緒に過ごす時間を大切にすることが一般的なようです。
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- ブラジル
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ブラジルの父の日は8月の第二日曜日。定められた日にちは日本と違えど、各国と同じようにプレゼントを渡したり、一緒に食事をしたりするようです。
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- ドイツ
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イースターから数えて6回目の日曜日直後の木曜日がドイツの父の日。1日中パブやバーを転々としてビールを飲み交わすそうです。さすがはビール大国ですね。
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- スウェーデン
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スウェーデンは他の国と異なり11月の第二日曜日に父の日が制定されています。服や日用品をプレゼントしたり、なんと宝くじをプレゼントしたりもするそうです。
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- 中国
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中国の父の日は、日本と同じ6月の第3日曜日で「父親節」と呼ばれています。しかし、中国での父の日は、母の日に比べてギフトを贈る人が少ない傾向にあるようです。
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- アメリカ
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父の日の発祥地であるアメリカでは、1972年に父の日(6月の第3日曜日)が祝日に制定されており、家族で過ごす時間を大切にしています。家族みんなでゲームや食事を楽しむことが一般的です。また、生きているお父さんには赤いバラ、亡くなったお父さんには白いバラを贈ります。
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- カナダ
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アメリカのお隣、カナダでも、6月の第3日曜日である父の日は家族で過ごす時間を大切にしています。一家で外出したり、プレゼントを贈ったり、レストランで食事を楽しんだりするそうです。
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- ロシア
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ロシアでは、2月23日を軍人・父・夫などすべての男性(国を守ってくれる存在)に感謝する「祖国防衛の日」と制定しています。ギフトとして贈るものは、日用品が好まれるようです。
父の日プレゼントを贈るときのマナー
父の日のマナーといっても、アメリカから入ってきた父の日には厳格なマナーはありません。ですが、日本人としての礼儀礼節のポイントは抑えた上で贈り物をしましょう。基本的なことですので、覚えておくと他のお祝い事でも使えますよ!
のし(熨斗)紙の付け方
父の日ですので、肩肘張らずにリボンやラッピングでも良いのですが、「旦那のお義父さんが厳格な人で…」という方はしっかりと熨斗紙使うのがよいでしょう。贈り物に適さない熨斗紙をしてしまうと失礼に当たるので、しっかりとおさえておきましょう。
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○OK
一般的な祝い事にはこちらの祝いのし・紅白蝶結びを使います。お中元やお歳暮にも用いられており、何度でも繰り返したいという想いから簡単に結びなおせる蝶結びの水引が使われています。
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×NG
こちらは仏のしと呼ばれており、二度と繰り返したくないお葬式などに用いられており、水引は結び切りで白黒のものになります。熨斗ももちろんつけません。父の日でこの熨斗紙は絶対NGです!
表書き・連名
表書きや連名を書く際はボールペンやシャーペンなどは使用せず、必ずサインペンや筆ペンを使うようにしましょう。文字は水引や熨斗にかからないように注意し、文字は崩さず楷書で書くことがベストですね。上段に表書き、下段に送り主の名前を少し小さめに書きましょう。
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感謝
多く使われている表書きで、実のお父さんでも、義理のお父さんでも使える「感謝」。
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お父さんありがとう
実のお父さんに使う人が多い「お父さんありがとう」。柔らかく雰囲気で場が和む表書きです。
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父の日
シンプルで何が贈られてきたのかが一言で伝わります。義理のお父さんによく使われます。
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送り主が一人の時
一人の場合は上段の表書きより少し小さめに贈り主の名前を書きます。贈り相手の名前ではないですよ!
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夫婦から贈る時
二人の場合は上位の人を右に。順位のない関係の場合は五十音順に右から並べて書きましょう。
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送り主が大人数の時
大人数の場合は中央に代表者の名前を書き、左側に「外一同」や「有志一同」などを記入します。
包装(内のし・外のし)
熨斗を書けた場合ってどうやって包装するの?郵送のときはどうなるの?そんな疑問はこちらで解決!基本的に父の日では内のしを使うと良いでしょうが、そもそも内のしと外のしでどういった使い分けがされているのか、ご説明します。
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内のし
包装紙に熨斗が隠れてしまうので贈り物の目的が見えないのが内のし。主に内祝いに用いられる内のしですが、郵送で贈答品を贈る際は熨斗紙に傷が付かないよう内のしにするのが良いでしょう。
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外のし
外のしは表書きがはっきりと見えるので、贈る相手に何を目的で贈答品を渡すのかがすぐに伝わります。結婚祝いや出産祝いには外のしが適切といわれています。
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父の日のお悩み、質問にお答え!
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父の日のことを知って、お父さんに喜ばれるギフトを選ぼう

父の日は、日頃の感謝をお父さんに伝える特別な日です。思い出に残る父の日をプレゼントするために、まずは日付を知ることから始めませんか?
父の日当日には食事など一緒に過ごす時間を作ったり、お父さんの年代や好みに合わせて素敵なギフトを贈ったりして、お父さんに喜んでもらいましょう。