学童保育とは?種類別に料金や特徴、申し込み方法まで解説!
2024/10/7
学童保育とは、小学生の子どもを放課後や長期休暇中に預けることができる施設です。この記事では、学童保育の種類、種類別の料金や特徴を比較して、申し込み方法まで解説します。
学童保育は大きく「放課後児童クラブ」「放課後子ども教室」「民間学童保育」の3種類に分類されます。「それぞれのメリットとデメリットを知りたい」「申し込みはいつするの?」などの悩みがある方も多いでしょう。
本記事では、学童保育の種類別の特徴や料金、申し込み方法などを紹介します。選び方のポイントも解説しているので、学童保育の利用を検討しているママやパパは、ぜひ最後までご覧ください。
目次
学童保育とは?何をする場所?
学童保育とは、学校の長期休暇や放課後に家で保育できない児童を預けられる施設です。共働き世帯が主流の現代では「家のように安心して過ごせる場所」「友達との遊び場」として、多くのご家庭で利用されています。
学童保育は管轄や運営元により大きく3つに分類され、それぞれ利用時間や過ごし方などが異なるため、事前に特徴を知ることが大切です。
また、対象者の制限が設けられているケースもあり、共働き世帯やひとり親家庭のみを受け入れている施設もあれば、市区町村内の小学生であれば誰でも利用できる施設もあります。
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【種類別】学童保育の料金や特徴
学童保育は、運営元の違いにより次の3つに分けられます。
- 放課後児童クラブ
- 放課後子ども教室
- 民間学童保育
次に、種類別の特徴や費用の目安などについて解説します。同じ種類の学童保育でも地域や施設により詳細が異なるため、詳細は検討中の施設にお問い合わせください。
放課後児童クラブ:厚生労働省が管轄
学童保育のうち、厚生労働省が管轄・運営しているのが「放課後児童クラブ」で、放課後児童支援員と呼ばれる専門の職員が従事しています。
対象となるのは、主に保護者の就労により家で保育できない小学1年生〜6年生です。施設により細かく規定が定められており、両親の就労状況によっては共働きでも対象外となる可能性があります。
利用時間は、平日は小学校の下校時刻〜18時、土曜日は9〜17時が一般的です。長期休暇は、8〜18時と長く利用できる傾向にあります。
施設により多少の違いはありますが、土日や長期休暇は1日8時間以上、平日は3時間以上が原則です。また、年間250日以上開所することも定められています。
利用料金の目安は、1か月4,000円〜10,000円程度です。放課後児童クラブは小学校の施設内や市の児童館に併設されていることが多く、自由時間には校庭や体育館などを利用できます。
申込期間は、利用開始する前年度の11月〜1月であることが一般的です。自治体によって、学童保育に直接申込用紙を提出するケースと、市区町村の担当窓口に提出するケースがあります。
放課後子ども教室:文部科学省が管轄
文部科学省が管轄・運営しているのが「放課後子ども教室」です。対象となるのは公立小学校に通う全ての小学生で、親の就労の有無は問わない施設がほとんどです。
放課後子ども教室の主な実施場所は、小学校の空き教室や公民館、児童館などです。特定のスタッフのほか、地域住民や民間教育事業者などが配置され、学習支援や体験プログラムなどが行われます。
利用時間は、平日の放課後〜17時までの施設が多く、利用料金はかかりません。なお、特別なイベントやプログラムに参加する場合は、別途利用料がかかることがあります。
放課後子ども教室にある窓口で事前登録をすると、好きなタイミングで利用できます。申込期間は特に設けられていないことが多いですが、年度が変わると再度申し込みが必要です。
単発での利用もしやすいため、念のため登録を済ませておくといざというときに助かります。
民間学童保育:民間企業・NPOが運営
民間企業やNPOが管轄・運営しているのが「民間学童保育」です。多くの施設で、年齢制限や親の就労の有無などの制限が設けられていません。
放課後児童クラブや放課後子ども教室と比較して利用可能時間が長く、平日は下校時刻から20時まで、長期休暇は早朝から深夜までという施設も多い傾向にあります。また、24時間対応の施設もあります。
英語やプログラミングなどの教育プログラムが充実していることも特徴で、習い事の一環として利用するのも良いでしょう。利用料金は、1か月2〜10万円と施設により大きく異なります。
人気の施設は早々に定員が埋まるため、新学期から利用したい場合は前年度の10月ごろには見学や問い合わせを済ませ、早めに申し込みをすると良いでしょう。
公立学童と民間学童のメリット・デメリット
公営(公立学童)の放課後児童クラブ・放課後子ども教室と、民営の民間学童保育は、費用やサービス内容が大きく異なります。
次に、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。
公立学童のメリット・デメリット
公立学童の大きなメリットは、利用料金が安いことです。自治体や施設にもよりますが、民間学童と比較すると安価に利用できます。
具体的には、放課後児童クラブなら4,000円から、放課後子ども教室は無料で利用可能な施設が多いです。また、生活保護世帯や、兄弟(姉妹)が同時利用する場合は減免されることもあります。
しかし、17〜18時には閉所する施設が多く、遅くまで預けたい方には適していません。なかには延長保育を提供する施設もあるため、公立学童を希望している場合は確認してみると良いでしょう。
また、公立学童の場合、学習サポートはあまり充実しておらず、宿題は自主的に行う必要があります。
民間学童のメリット・デメリット
民間学童のメリットは、利用時間が長いことと、サービスが充実していることです。平日は夜遅くまで、長期休暇中は長時間開所している施設が多く、食事が提供されることもあります。保護者がともにフルタイムの家庭や、深夜勤務がある方も利用しやすいでしょう。
また、学習サポートが手厚い施設が多く、塾や習い事の役割を果たします。たとえば、英語やプログラミングなどのお勉強系のほか、体操やサッカーなどのスポーツ系も代表的なプログラムです。
しかし、サービスが充実している分、公立学童と比較して利用料金が高額になることがデメリットです。運営元によってサービスの質に差がある可能性もあるため、見学や資料請求をすることをおすすめします。
学童保育の選び方・ポイント
学童保育は、施設により特色や条件が異なります。学童保育に求めるものや、優先順位を明確にすると選びやすくなるでしょう。
次に、学童保育の選び方のポイントを解説します。
利用可能時間
まず確認したいことは、利用可能時間です。いつ、どれくらいの時間預けたいのかを明確にし、該当する学童保育を探すと、ある程度候補を絞り込めます。
公的機関が運営する学童は利用時間が短いというイメージを持つ方が多いですが、延長保育を実施している施設もあるため、確認してみると良いでしょう。
平日の放課後だけ短時間で預けたい家庭は放課後子ども教室、長期休暇中も長時間預けたい場合は、放課後児童クラブや民間学童も選択肢に入れるなど、ママ・パパの仕事との兼ね合いも考慮しながらご検討ください。
費用
利用料金は毎月発生するため、無理なく払える範囲で選ぶこともポイントです。費用の負担が最も少ないのは、基本的に無料で利用できる放課後子ども教室、次いで利用料金が比較的安価な放課後児童クラブです。
民間学童はほかと比べて高額な傾向にありますが、その分サービスが充実しており、費用対効果を考えると高いとも言い切れません。民間学童は利用料金の幅が大きいため、予算やニーズに合う施設を探すと良いでしょう。
スタッフ(指導員)の人数や資格
スタッフの人数や資格の有無も確認したいポイントです。利用人数の割にスタッフが少ない施設は、細かいところまで目が行き届かない可能性があります。
「宿題をしっかり見てほしい」「一人ひとりに細やかな指導をしてほしい」などの希望がある場合は、スタッフの数や利用する子どもの人数を確認すると良いでしょう。
また、子どもへの対応力や保育スキルを求める場合は、指導員の資格について確認しましょう。学童の指導員は特別な資格が必要なく、放課後児童クラブの場合、放課後児童支援員の資格を持つスタッフが1人以上在籍していれば良いというルールになっています。
より高度な指導を希望する場合は、保育士や教員免許を持つ指導員がいる施設を探すことがおすすめです。
学習指導の有無
学習指導の有無や、どの程度学習に力を入れているかも確認すると良いでしょう。民間学童は独自の教育プログラムを提供したり、勉強時間を設けたりと、学習指導が充実している傾向にあります。
しかし、民間学童の指導員になるのに特別な資格は必要ありません。勉強に力を入れている民間学童でも指導員の教育に関する知見が深いとは限らないため、気になる場合は資格の有無や実績を確認するのがおすすめです。
一方で、公営の学童保育では学習時間を設けていない施設が多い傾向にあります。子どもが自主的に学習する必要があり、細やかな指導はあまり期待できません。
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学童保育は、運営元により大きく3種類に分けられます。放課後児童クラブや放課後子ども教室は、費用を抑えたい方や短時間の利用を希望する方におすすめです。
民間学童保育は、夜遅くまで預けたい場合や、学習やスポーツに力を入れたい家庭に適しています。施設によって利用時間や費用、スタッフの資格などが異なるため、事前に確認して最適な預け先を選んでください。
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