小学生の夏休みの過ごし方14選!学びも遊びも充実させるポイントは?
2023/7/7
小学生の夏休みを有意義なものにするためには、事前の計画や生活リズムの管理が大事です。この記事では、小学生の夏休みを生活・学習・遊びの面で充実させるためのポイントや、過ごし方のアイデアと注意点を具体的にご紹介します。
小学生の夏休み、どう過ごそうか悩んでいるママ・パパも多いと思います。夏休みは生活リズムが乱れたり、子どもがなかなか宿題をしなかったりなど、悩みがつきものですよね。
そんなママ・パパへ、この記事では、小学生が勉強をしながら夏休みを楽しむポイントや過ごし方のアイデアを紹介していきます!
目次
小学生の夏休みを充実させるために必要な事前準備
小学生の夏休みを有意義なものにするためには、事前の計画や生活リズムの安定が重要です。遊びや勉強で充実した夏休みを過ごせるよう、以下のポイントを押さえるようにしましょう。
夏休み前にやりたいことをリストアップする
小学生の夏休みを充実させる1つめのポイントは、「やりたいことのリストアップ」です。
やりたいことがたくさんあるのに整理しなかったり、逆に何も考えずに夏休みを迎えてしまったりすると、いつ何をやるかが定まらず、結局行動できずに終わってしまいます。
夏休みが始まる前にやりたいことを明確にしておけば、時間を有効に使えますよ。
やりたいことを書き出し、優先順位をつけよう!
やりたいことを書き出したら、優先順位をつけてみましょう。遠出や旅行など、長期休みにしかできないことの優先順位を高めにするのがおすすめです。
宿題のスケジュールを立てる
2つめのポイントは、「宿題のスケジュールを立てる」ことです。
夏休みは学校からドリルや自由研究、読書感想文などの宿題が出されます。夏休み終盤に焦らないようにするためには、事前に計画を立てておくことが大切です。
宿題の計画を立て、見えるところに掲示しよう!
まずはどんな宿題が出されているかを書き出し、それぞれいつまでに終わらせるかを決めておきましょう。子どもが自主的に取り組めるよう、スケジュールは子どもに決めてもらうといいでしょう。
ホワイトボードなどに書き出し、見えるところに置いておくと、忘れずに計画を実行しやすくなりますよ。
生活リズムを守る
3つめのポイントとして、生活リズムを守るための「生活のルール」もしっかり決めましょう。
長期休みはどうしても生活リズムが乱れがちです。一度、夜更かしなどをして生活リズムが乱れてしまうと、そのままダラダラとしたリズムが続いてしまいます。長期休みでも早寝早起きの習慣を守ることで、宿題などのやる気にもつながりますよ。
生活リズムを守るためのルールを決めよう!
最低限、起きる時間、寝る時間、宿題をする時間を決めておくのがおすすめです。「家族旅行の日は夜更かしOK」など、独自の緩和ルールを決めておいてもいいですが、そのあとはまたリズムを戻すよう気をつけましょう。
こちらも学習計画と同様、見えるところにルールを掲示しておくといいでしょう。
小学生の夏休みの計画の立て方
夏休みを有意義に過ごすためには、子どもと一緒に計画を考えていくことが大切です。夏休みの計画を立てる際は、以下のポイントを意識するとまとまりやすくなります。
・「遊び」「学習」「生活」の3つに分けて計画を立てる
・「目標」は具体的に決めておく
まずは、「遊び」「学習」「生活」の3つに分けて計画やルールを立てましょう。宿題を期限内に終わらせるためには、特に学習の計画をしっかり立てておくことが大切です。
計画に加え、「目標」を考えることもおすすめです。1日1時間勉強する、1週間に3回は運動をするなど、目標はなるべく具体的に立てるようにしましょう。
早寝早起き、毎日お風呂洗いをするなど小さなことからでもOKです。目標を守れたらカレンダーに〇をつけるなど、チェックの習慣をつけると続きやすくなります。
小学生の夏休みの過ごし方【生活・学び編】
ここからは、具体的な夏休みの過ごし方のアイデアをご紹介していきます。
まずは、生活・学びに関する過ごし方のアイデアを8つご紹介します。 ぜひ夏休みの計画に取り入れてみてくださいね。
図書館で本を読む
早めに読書感想文を終わらせるためにも、夏休み前半に図書館へ行く計画を立ててみてはいかがでしょうか。返却の際はまた次の本を借りられるため、読書習慣が続きやすくなります。
美術館・博物館の展示を見に行く
夏休みは、美術館や博物館に行ってみるのもおすすめです。教養を深め、知的好奇心を養うことができます。
特に小学生は、感覚や価値観が成熟していく時期のため、さまざまな体験をし、さまざまな作品に触れておくことで、感性を磨くことができます。
植物を育てる
植物を育て観察する体験は、自由研究のテーマとしても最適ですし、実践的な学びになります。野菜類であれば、食育としての体験にもつながります。
ミニトマトやラディッシュ(二十日大根)なら、夏休み期間で気軽に育てられ、収穫まで体験できるため、おすすめです。
工作や裁縫をする
時間がある夏休みには、自由研究として工作や裁縫に取り組むのもおすすめです。早めに計画を立て少しずつ仕上げていきましょう。大きな作品を仕上げる経験は、必ず子どもの自信につながります。
インターネットで調べると、各学年に適したテーマが見つかりますよ。
夏季限定の習い事をする
家庭ではできない体験として、夏季限定の習い事に参加してみるのもおすすめです。
夏休みはスイミングなどのスポーツ教室や、プログラミング・英会話などの夏季講座が開催されます。お試しとして参加してみて、興味を持ったら習い事として継続するといった使い方もおすすめです。
夏期講習に参加する
学習塾の夏期講習に参加すれば、夏休み中にも集中して学習する機会を設けられます。
夏期講習は普段から塾に通っていない人でも参加できるため、検討してみてください。最近ではオンラインで参加できる講座もあります。
学童保育へ行く
学童保育は、親が働いている家庭の子どもを預かる施設です。公立と民間があり、夏休みのみの利用も受け入れているところもあります。料金はかかりますが、民間の学童や英語学童では、夏休み限定の楽しいプログラムを実施しているところも。
共働きで、子どもに1人で留守番をさせなければならないご家庭などは、利用を検討してみてください。
料理やお菓子作りを楽しむ
時間のある夏休みには、料理やお菓子作りを体験させてみるのもおすすめです。特にお菓子作りは、火や包丁を使った危険な工程が少ないため、小学生でも安全に取り組めますよ。
小学生の夏休みの過ごし方【遊び編】
次は、夏休みにおすすめの遊びやお出かけ先のアイデアを6つご紹介します。
祖父母の家へ行く
夏休みは必ず祖父母の家に行くというご家庭も多いかもしれませんね。近場なら子どもだけでお泊りをさせてみるのも、いい経験になるでしょう。
海や川でアクティビティを楽しむ
海や川での水遊びは、夏休みならではのアクティビティ。危険が伴うため注意も必要ですが、思い出に残る楽しい体験になります。
カヌー体験やラフティングなど、夏の時期にしか体験できないウォータースポーツもおすすめです。
夏祭りや花火大会へ行く
夏祭りや花火大会は、日本の文化を感じることができる貴重な機会です。これまではコロナ禍で控えていたご家庭も、小学生のうちにぜひ日本のお祭りを体験してみてくださいね。
キャンプ・グランピングを楽しむ
キャンプも、夏ならではの体験です。最近では道具不要でアウトドアを楽しめるグランピング施設も増えてきているため、初心者の方もぜひチャレンジしてみてください。
天体観測を楽しむ
暑い夏も、夜なら快適に過ごせるため、天体観測をしてみるのはいかがでしょうか。キャンプや旅行先などで楽しむのもいいですし、夜に街から離れたところへドライブをしてみるのもおすすめです。日記などに記録し体裁を整えれば、自由研究にすることもできるでしょう。
家族で旅行へ行く
家族で旅行するのも夏休みにはおすすめ。子どもも一緒に計画を立てると、より充実した旅行にすることができますよ。
子どもを留守番させる場合の注意点・負担を減らすコツは?
共働き家庭などでは、子どもを家で留守番させなければならないこともありますよね。思わぬ事故につながらないよう、留守番させる際の注意点をご紹介します。
火を使わないご飯を用意する
子ども1人でのご飯は、電子レンジで温めるだけ、冷蔵庫から出すだけなど、火を使わないものを用意しましょう。ご飯の用意が難しい場合は、宅配弁当などを利用するのもひとつの手。栄養バランスも考えられているため安心です。
家族以外の訪問・電話には応対しないようにさせる
留守番中のルールとして、知らない人の訪問や電話には出ないようにさせると安心です。子どもが1人で留守番していることを知られないようにすると、トラブルを防ぐことができます。
窓やドアを全て施錠する
子ども1人で留守番をさせるときは、防犯のため、すべての窓やドアを施錠するのが基本です。転落事故を防ぐため、マンションや2階建て以上の場合、ベランダに出ないようあらかじめ伝えておきましょう。
【学年別】+α夏休みの過ごし方で意識したいポイント
最後に、学年別の夏休みの過ごし方で意識したいポイントや、おすすめの過ごし方をご紹介します。
低学年:1人で過ごす時間にも慣れてもらう
低学年はまだまだ目を離せず、家族とずっと一緒に過ごす方も多いと思います。ただし、小学生になると自立させていくことも必要になってきます。
子どもが大きくなったら復職したい、時短勤務からフルタイムに切り替えたいと思っているママ・パパもいるでしょう。いきなり長時間の留守番をさせるのは負担が大きいため、低学年のうちから少しずつ1人で過ごすことにも慣らしていくのがおすすめです。ゴミ出しや買い物の間30分だけなど、短い時間から留守番の機会を作ってみてはいかがでしょうか。
その際も、施錠や火の元のガードなどは忘れずに行いましょう。また、何かあったときにママ・パパに連絡できるように、電話のかけ方を教えておくのも大切です。
中学年:夏季限定の習い事で体験をする
中学年は体も心もしっかりしてくる時期。家庭や学校以外での体験をさせることが、さらなる成長につながります。
スイミングやキャンプ体験、学習系の教室など、夏季限定の習い事なら、自立心が育つ時期に後押しとなる体験をさせてあげられますよ。
また、学校外のお友達を作り、世界を広げるきっかけにもなります。
高学年:毎日の学習時間を確保する
高学年は中学校進学へ向け、長期休み中の学習習慣がより大切になってきます。毎日の学習ルールを自分で決めることはもちろん、塾の夏期講習に参加することもよい刺激になります。
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夏休みを有意義に過ごすためには、事前の計画とルール作りが重要です。親がすべて決めるのではなく、子ども自身に考えてもらい、自主的に夏休みの過ごし方を決められるようにしていきましょう。
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