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里帰り出産をした?先輩ママに調査!期間は?メリットはある?

妊娠

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2023/10/2

出産の際に実家に戻る里帰り出産をする人は多いです。この記事では、里帰り出産の期間やスケジュール、持ち物、お礼などについて解説します。また里帰り出産に関して先輩ママたちにアンケート調査をした結果も掲載しています。

初めての妊娠で戸惑いや不安を感じていたり、第2子の妊娠中に子供の面倒が見れなかったりしたとき、里帰り出産をして両親のサポートを受けたいと思うでしょう。

しかし、里帰り出産を考えたとき「いつからいつまで里帰りするのだろう?」「里帰り出産のために何をするべきなのだろう?」と、さまざまな悩みが出てきがちです。そこで、今回は里帰り出産について詳しく解説します。先輩ママにアンケートを実施し、実体験に基づいたアドバイスも紹介します。

【楽天ママ割メンバー対象アンケート】
期間:2023 7/18~7/22
回答者全体(N=1,000)

里帰り出産とは

里帰り出産とは、実家に帰って故郷の病院で出産することをいいます。
里帰り出産をする場合は、かかりつけ病院で健診を受けて紹介状をもらい、故郷の産婦人科病院で出産する流れとなります。
妊娠・出産は身体的・精神的負担が大きいため、家族のサポートを受けるために里帰り出産する人がいます。
出産・育児の経験を持つ親が傍にいてくれて、生活面で甘えることができるため、リラックスして出産に臨めることがメリットです。その一方で、旦那さんと離れて暮らすことになり、里帰り場所によっては立ち会い出産が難しくなるため父親としての自覚が育まれにくいことがデメリットとなります。

先輩ママは過半数が里帰り派!

Mama’s Lifeが調査したところ、先輩ママの過半数が里帰り派という結果になりました。

■出産前後に里帰りをしましたか?

先輩ママは「親がいた方が安心だった」「母親からアドバイスをもらうため」「産後の体を休めるため」などの理由で里帰りしています。
初めて妊娠を経験する場合は、初めての出産に関して戸惑いや不安を感じることがあるでしょう。このような悩みを抱えたとき、出産を経験している母親からアドバイスをもらえると安心できます。
また、2度目以降の妊娠の場合でも、上の子どもの面倒を見てもらえるなど身体的・心理的にサポートしてもらえます。このようなメリットがあるため、里帰り出産派が過半数を占める結果となりました。

里帰り出産の期間はいつからいつまで?

里帰り出産の期間はいつからいつまでと決まりはなく、人それぞれです。
■里帰りはどのタイミングに行いましたか(行う予定ですか)?

■里帰りをしていた(する予定)の期間を教えてください

妊娠初期(妊娠6週目から14週目)に出産の準備を始めるため里帰りする人もいれば、妊娠後期(妊娠28週目から41週目)に仕事を終えて里帰りする人もいます。

どのタイミングで里帰りするかは、メリットを見て判断するとよいでしょう。

●妊娠初期:つわりの症状の戸惑いや悩みに関してアドバイスがもらえる
●妊娠中期:安定期に入っているため、自宅から実家に移動しやすい
●妊娠後期:出産間際まで働いて収入を得ることができる

妊娠後期に里帰りのために飛行機に乗るとき(国内線:出産予定日7日以内、国際線:出産予定日14日以内)は、医師による診断書の提出または医師の同伴が必要です。37週目以降は、赤ちゃんがいつ生まれてもおかしくありません。そのため、飛行機に乗る場合は、妊娠32週目~34週目)までに帰省しておきましょう。

先輩ママの里帰りの出産期間が知りたい方は、「里帰り出産の期間は平均どれくらい?産後は?準備は?ママの声を調査」の記事を読んでみてください。

先輩ママが里帰りした/しなかった理由は?

Mama’s Lifeの調査では、里帰りした人が過半数でした。里帰り出産した人、しなかった人がそれぞれ選択した理由をまとめたので、参考にしてみてください。

【里帰りをした理由】

里帰りをした理由は第一子と第二子以降で変わります。

■第一子の出産時に里帰りをした(する)理由をすべて教えてください。

第一子の出産の場合は、初めての妊娠で戸惑いや不安があるため、出産の経験を持つ母親のサポートを受けて安心感を得たいという理由が最も多い結果となりました。また、産後の育児に集中できるよう体を休めるため、生活面のサポートを受けたいという理由も多いです。

■第二子以降の出産時に里帰りをした(する)理由を教えてください。

第二子以降の場合は、産後の体をゆっくり休めたいという理由が最も多い結果となりました。出産前後は体力を使うため、上の子どもの面倒を見れないという悩みを、親のサポートで解決する人が多く見受けられました。

【里帰りをしなかった理由】

里帰りしなかった理由も第一子と第二子以降で変わる結果となりました。

■第一子で里帰りをしなかった理由を教えてください。

第一子の場合は、親を頼り迷惑をかけるのではないかと気を遣うことが主な理由となりました。また、夫に立ち会い出産をしてもらいたいなどの意見もあります。遠方の実家に帰省すると、夫の立ち会いが難しくなることが懸念点であることが伺えます。

■第二子以降で里帰りをしなかった理由を教えてください。

第二子以降の場合は、上の子どもの保育園・幼稚園・習い事を休ませたくないという回答が最も多い結果となりました。第一子で妊娠・出産を経験して自信をつけ、上の子どもの生活のために里帰りをしない決断をするママがいることがわかります。

先輩ママが里帰り出産をして良かったこと/悪かったこと

■出産前後に里帰りをして良かったと思いますか?

先輩ママの里帰り事情をご紹介しましたが、里帰りした人の93.4%が「出産前後に里帰りして良かった」と回答しています。

■里帰りをして良かったことは何ですか?

里帰り出産をしてよかったことには「心身ともに落ち着いて過ごせた」「体力の回復がスムーズだった」「母親からのアドバイスなどが心強かった」があります。出産に向けて両親のサポートが受けられることが大きいと感じる人が多い結果となりました。

■里帰りをしなければ良かったと思ったこと(思うだろうこと)はありますか?

その一方で「夫に大変さを知ってもらうことができない」「家に戻ってからの生活とギャップを感じた」などのマイナスの意見もありました。出産前後は十分なサポートが得られるため、自宅に戻り家事をするとストレスに感じてしまうようです。

里帰り出産のスケジュール

里帰り出産の良いこと・悪いことを知り、帰省を希望する場合はスケジュールを把握しておきましょう。

1.病院選び&予約

まずは、転院先を選び分娩予約をする必要があります。
分娩予約は妊娠5週目~6週目からできます。人気の病院はすぐに埋まってしまうため、里帰り出産をすると決めたら、早い段階で予約するようにしましょう。産院選びについては、以下の表を参考にしてみてください。

病院選びのポイント

2.紹介状の取得

転院先を決めたら、現在通っている病院に里帰り出産を希望する旨を伝えて、紹介状を書いてもらいましょう。紹介状を書いてもらうと、転院先の診療がスムーズになり、同じ診察を受けずに済みます。紹介状は必須ではありませんが、医療費が安くなる可能性もあるため、紹介状は取得することをおすすめします。

3.留守中の引継ぎ

里帰りするときは、家を留守にするため、旦那さんに家事の引き継ぎをしましょう。家事の引き継ぎ書の作成方法をまとめたので、参考にしてみてください。

【家事の引き継ぎ書の例】
毎日やること
 戸締り
 台所排水溝の生ゴミをゴミ箱に捨てる
 洗濯物

2週間に1回やること
 お風呂の排水溝のゴミを捨てる
 台所のスポンジを交換
 ベッドシーツと枕カバーを洗う
 観葉植物に水をやる

ゴミの出し方
 月曜日・木曜日:燃えるゴミ
 水曜日:資源ごみ(缶・ビン・紙)
 土曜日:プラゴミ

その他
 郵便物はこまめにチェックする
 病院に行った場合の領収書はとっておく

連絡先
〇〇産婦人科: XXXX-XX-XXXX
実家:XXXX-XX-XXXX

4.出生届の提出

赤ちゃんが無事に生まれたら、14日以内に市役所へ出生届を提出します。
届け出人の所在地、子どもの出生地、父母の本籍地のいずれかの市役所に必要なものを準備して出向きましょう。

【必要なもの】
 出生届と出生証明書
 届け出人の印鑑
 母子健康手帳
 届出人の身分証

基本的に出生届の用紙は出産した病院でもらえます。右半分が出生届、左半分が出生証明書(医師が記載)になっています。
出産後でゆったりしか歩けない場合は、旦那さんに出生届の提出をお願いしましょう。

5.出産後の健診

赤ちゃんが生まれて1か月経過したら、1か月健診を受けます。
1か月健診とは、赤ちゃんの成長や発達をチェックして、病気がないかどうかを確認する健康診断です。赤ちゃんの診察だけでなく、子育ての悩みを相談することもできます。
出産した医療機関で1か月健診が受けられますが、他の病院でも相談すれば受けられます。

里帰り出産の持ち物

里帰り出産でゆっくりするために、必要な持ち物をチェックしておきましょう。

里帰り出産の持ち物

出産時にあると便利なアイテムなどを知りたい方は、「陣痛バッグ・入院バッグの必需品やあると便利なアイテムを一覧で紹介!」の記事を読んでみてください。

里帰り出産のお礼は必要?

両親は孫が生まれてくることが喜びとなりますが、生活をサポートしてくれたお礼をしましょう。
里帰り出産のお礼の相場は、1か月あたり2万円~3万円です。現金を渡すのは、なんとなく気まずいと感じるときは、ギフト券を渡すのがおすすめです。

里帰り出産時のお礼のマナーについて詳しく知りたい方は、「里帰り出産のお礼は必要?相場や渡し方、マナーについても詳しく解説!」の記事を読んでみてください。

先輩ママの里帰り出産エピソード&検討中の方へのアドバイス

最後にMama’s Lifeの先輩ママから里帰りエピソード&アドバイスをもらったのでご紹介します。

【里帰りエピソード】
●病院からの安静指示・すぐに出産予定の大きな病院への転院を指示されて、予定を早めて急に実家へ帰ることになりました。不安もあったけど、両親は慌てず受け入れてくれて、安静で何もできない私をサポートしてくれました。親のありがたみを改めて感じました。
●乳腺炎になりパンパンになったおっぱいを母がホットタオルで温めてくれたが、乳腺外科に行ったら冷やさなくちゃダメだと言われ、その後高熱を出して寝込みました。

【里帰りアドバイス】
●1人で頑張ろうとせずに、たくさん周りの人に頼ったらいいと思います。
●1人目の出産後は、育児自体未知の世界で、なにもわからないので、相談できる実母がいてくれるのがとても心強かったです!

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里帰り出産とは、実家に帰って故郷の病院で出産することをいいます。里帰りした人と里帰りしなかった人は半々という結果になりました。それぞれメリット・デメリットがありますので、先輩ママの意見を参考に、里帰りするかどうかを決めてみてください。
里帰りを希望する場合は、里帰り出産時の流れを知っておくことで、不安なく出産を迎えられます。どのような計画を立てればよいか、参考にしながら準備をしてみてください。

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