赤ちゃんがお座りやつかまり立ちをはじめてうれしい反面、転んで頭を打たないか心配になりますよね。いつも助けてあげられるとは限らないので、ヘッドガードで赤ちゃんの頭を守ってあげましょう。今回は、おすすめのヘッドガードや選び方のポイント、注意点を紹介しているので、ママ・パパはぜひ目を通してくださいね。

赤ちゃんのヘッドガードの種類は？

赤ちゃんが頭を打ってしまった時に、頭部を保護するヘッドガード。赤ちゃんが立ち上がったり歩き始めたりする頃から使用されます。ヘッドガードは主に「ヘルメットタイプ」「リュックタイプ」の2種類に分けられます。それぞれのメリット・デメリットを確認しておきましょう。

ヘルメットタイプ

ヘルメットタイプのヘッドガードは文字どおり、頭にかぶって使用するものです。
【メリット】
・360度どの方向からの衝撃もガードできる
・前につんのめった場合や横に倒れた場合も頭を守れる
・リーズナブルなものが多い
【デメリット】
・赤ちゃんの頭全体を覆うので、汗をかいたりムレたりしやすい
・帽子が嫌いな赤ちゃんはヘルメットタイプも苦手なことがある

リュックタイプ

リュックタイプのヘッドガードは、クッションをリュックのように背負えるようになっています。

【メリット】
・後頭部から背中を守れるので、うしろに転んだときも安心
・ヘルメットタイプより通気性がいい
・動物やキャラクターなどデザインが豊富でかわいい
【デメリット】
・赤ちゃんが前向きや横向きに転んだときは頭を守れない
・肩紐があるので動きにくいと感じることもある

ヘルメットタイプのおすすめヘッドガード5選！

ヘルメットタイプの中から、編集部が独自に選んだ5つの商品を紹介します。

ケラッタ　イブル　ベビーヘルメット

直接肌に当たる部分の素材は、韓国発祥の寝具「イブル」をモチーフにした、イブルガーゼを用いています。通気性もよく、汗っかきの赤ちゃんでも快適につけられますよ。約65gと軽量のヘッドガードなので、長時間かぶっても赤ちゃんの負担になりにくい軽さです。

Gutto ベビーヘルメット

厚さ約2cmのクッションが、赤ちゃんの頭をしっかりとガード。裏地はメッシュ素材になっているので、肉厚クッションを使っていても通気性はバッチリです。さらに頭回りはマジックテープでサイズ調整が可能だから、成長しても長く使えます。

KURUCULL ベビーヘルメット

ヘッドガードの中にインナークッション材を入れているので、安全性を保ちつつスマートな厚さを実現。さらにインナークッション材のおかげで通気性も確保してくれます。しっかりとした作りなのに、重さはわずか65g。赤ちゃんの頭に負担がかかりにくくなっています。

ALIFE PLUS ベビーヘルメット

しっかりとした厚さのクッション素材が赤ちゃんの頭をガードしてくれます。頭頂部の構造は通気性がよくなっているから、汗っかきの赤ちゃんでも快適に使えます。20種類近くあるデザインから選べるので、きっとお気に入りが見つかりますよ。

BabyGoo ごっつん防止 ヘルメット

小児科医と共同で開発したヘッドガードは、安全性をとことん追求したつくりになっています。赤ちゃんの頭を守る部分には、2.5cmもある極厚素材を使用。そのおかげで従来のヘルメットタイプよりも約2倍の衝撃吸収性があります。

リュックタイプのおすすめヘッドガード3選！

続いてリュックタイプのヘッドガードの中から、おすすめ商品を３つ紹介します。

ケラッタ　ベビーヘッドガード

ミツバチやテントウムシのかわいいデザインが目を引くヘッドガードです。厚さ約8cmの極厚クッションが、赤ちゃんの頭と背中をしっかりガード。生地には通気性のよいメッシュ素材を使用しているので、汗をかきやすい赤ちゃんでも快適に背負えます。
またバンドのサイズ調整が自由にできるから、しっかりと赤ちゃんの頭の位置に合わせられます。

Vin Rouge　赤ちゃんヘッドガード

かわいい動物たちがデザインされたヘッドガードは、全13タイプから選べます。通気性◎のメッシュ素材のタイプもあるから、汗っかきの赤ちゃんや夏場でも快適に使えます。
肩紐部分に伸縮性があり、滑り落ちにくくなっているのもポイントです。

アイラブベビー　せおってクッション

ふわふわ素材と手触りが気持ちいいヘッドガードです。赤ちゃんの頭の位置に調整できるように、肩紐部分は自由に長さを変えられます。さらに肩紐を柔らかい素材で覆っているから、当たっても痛くありません。ウサギやクマなど、赤ちゃんも喜ぶかわいいデザインの商品が豊富にありますよ。

赤ちゃんのヘッドガードを選ぶポイント

赤ちゃん用のヘッドガードは、安心安全なものを選びたいですよね。ここではチェックすべき４つのポイントを見ていきましょう。

対象年齢やサイズ

まずはヘッドガードの対象年齢やサイズを確認しましょう。赤ちゃんの月齢や頭のサイズに合っていない商品を選ぶと、しっかりと頭を守れない可能性があります。
リュックタイプは身長に合ったものを選ばないと後頭部が守れないので、商品サイズは要チェックです。また、肩紐で頭の位置にヘッドガードが調整できるかどうかも、確認してくださいね。

素材の通気性や速乾性

赤ちゃんの自律神経は、まだまだ発達途中。汗をかいて体温調整をしているので、大人よりもたくさん汗をかきます。そのため、ヘルメットタイプもリュックタイプも、通気性のよさや速乾性があるものを選ぶといいですね。一般的にヘルメットタイプは通気性や速乾性がいいと言われていますが、素材やデザインによって多少通気性が異なります。事前に使われている素材や商品レビューをチェックしておくと安心です。

赤ちゃんが喜ぶデザイン

アニメのキャラクターや動物など、かわいいデザインのヘッドガードがたくさんあります。頭への安全性や機能性を確保した上で、赤ちゃんもよろこぶ喜ぶデザインを選んでみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんの好みのタイプか

ヘルメットとリュック、どちらのヘッドガードが適しているのかは、使う赤ちゃんによって異なります。帽子が苦手な赤ちゃんは頭にかぶるヘルメットタイプも苦手かもしれませんし、肩回りに違和感があるリュックタイプを苦手とする赤ちゃんもいるでしょう。購入前に手持ちの帽子やリュックで試してみるといいかもしれませんね。

赤ちゃんの頭を守るヘッドガードが必要な理由

そもそもヘッドガードとは、繊細な赤ちゃんの頭を衝撃から守るためのグッズです。ここではヘッドガードが必要な3つの理由を紹介します。

赤ちゃんを頭ごっつんから守る

赤ちゃんは身体機能が発達中なので、大人のように転んだ際にとっさに手が出ないこともあります。手が出ないと頭を床や家具にごっつんしてケガをする可能性があるので、ヘッドガードで守る必要があるのです。
ヘッドガードを装着しておけば、家具の角などにクッションがつけられない場合でも、ケガのリスクを軽減できます。

赤ちゃんは体に対して頭が重い

赤ちゃんの頭の比率は体重の約3分の1程度、身長の約4分の1にもなります。体に対して頭の比率が高いのでバランスを崩しやすく、転んで頭を打ちやすくなります。構造的に頭を打つ可能性が高いので、ヘッドガードで頭を守る必要があります。

見た目がかわいい

安全性とは関係がないものの、ヘッドガードをつけたかわいい赤ちゃんの姿を眺められるのも、醍醐味のひとつ。ヘッドガードをつけている時期は、人生のうちほんのわずかな時間です。キャラクターや動物などのかわいらしいデザインも増えているので、頭を守るだけでなく、見た目を楽しむこともできますよ。

赤ちゃんがヘッドガードを使うときの注意点

ここでは、赤ちゃんがヘッドガードを使うときに覚えておきたい注意点を紹介します。

つけるのを嫌がることがある

ヘッドガードは汗をかいて頭や背中がむれやすかったり、動きづらかったりするので、赤ちゃんがつけるのを嫌がる可能性もあります。
もし嫌がった場合、無理強いするとさらに嫌になる可能性があるので、少しずつ慣らしてあげるといいですね。

汗をかきやすくなる

ヘッドガードは赤ちゃんの頭を守れる反面、通気性が悪くなり汗をかきやすくなります。ただでさえ赤ちゃんは汗をかきやすいのに、ヘッドガードをつけることでより汗をかいて不快感を与える可能性があります。少しでも快適につけてもらうために、通気性や速乾性がいいものを選ぶといいでしょう。

使用期間が短い

ヘッドガードを使用する期間は主に、赤ちゃんがお座りをはじめた頃から、つかまり立ちやたっちが安定するまでのごくわずかな間です。生後6ヵ月から1歳前後と使用期間は長くないことを知っておきましょう。

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赤ちゃんは体の構造上、大人よりも転んで頭を打つ可能性が高くなっています。どんなに気をつけて見ていても、頭のケガが防げない場合もあるので、ヘッドガードをつけて守ってあげましょう。かわいいデザインも多くありますので、見た目も安全性も両立できますよ。

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