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2022/6/21更新

妊娠中に辛いものを食べてもいい?食べる際の注意点についても解説!

妊娠中に辛いものを食べると、妊婦さん・赤ちゃんへの影響はあるのでしょうか?この記事では、妊娠中に辛いものを食べる際の注意点、気をつけるべき香辛料についても詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

妊娠をきっかけに食への関心が高まる妊婦さんも多いでしょう。お酒やたばこを避けるべきなのはみなさん知っていると思いますが、辛いもの、スパイシーなものはどうでしょうか。この記事では、妊娠中の辛いものを食べてもよいのかどうかや、辛いものを食べたときの赤ちゃんとママへの影響についてお伝えします。

妊娠中に辛いものを食べてもいい?

結論からいうと、一般的な量と辛さの料理であれば問題ありません。

“辛いもの”というとどんな料理を思い浮かべますか?麻婆豆腐やキムチ、担々麺、スンドゥブチゲ、カレーライス、トムヤンクンなどさまざまな料理がありますが、どれも辛さの元になっているのは唐辛子に含まれる「カプサイシン」という成分です。

カプサイシンには、消化器を刺激し消化促進や便秘改善を助ける、代謝促進や発汗作用により冷え性の改善に役立つというメリットもあります。

妊娠中は体内のホルモンバランスが大きく変化し、プロゲステロンという女性ホルモンが多くなります。このホルモンバランスの変化は食の好みにも影響し、妊婦さんで辛いものを食べたくなったという人も少なくありません。

過剰摂取は避けながら、必要以上に神経質にならずに、食事を楽しみましょう。

■赤ちゃんへの影響は?

胎盤は、ママの血液中の有害物質が赤ちゃんへと届かないように、フィルターの役目を果たして赤ちゃんを守っています。アルコールやニコチン、カフェインやヨウ素など、一部の分子が小さな成分はフィルターをくぐり抜けてしまう可能性もありますが、カプサイシンは影響ありません。

また、「妊娠初期に辛いものを食べると流産する」といううわさも嘘。妊娠初期の流産の主な原因は胎児の遺伝子異常で、ママの体に原因があるケースは少ないです。

妊娠中に辛いものを食べるときの注意点

赤ちゃんに影響もなく、メリットもあるからといって辛いものを無制限に食べていいわけではありません。食事全般にいえることですが、バランスが大切です。妊娠中に辛いものを楽しむポイントをご紹介します。

食べ過ぎには注意

辛いものには唐辛子のカプサイシンをはじめ、食欲を増進させる香りや刺激を持つ香辛料がいくつも使われています。つわりで食欲が落ちているときには効果的なのですが、食べ過ぎには注意が必要です。必要以上にエネルギーを摂り続けると体重増加につながり、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病を引き起こすリスクを高めます。

また、辛い料理には味付けが濃いものもあり、食べ過ぎると塩分の過剰摂取になる心配もあります。妊娠中は腎機能が低下することもあり、塩分の排出が滞りやすくなるために、むくみが起きることもあるのです。

激辛には注意

妊娠中はホルモンバランスが変化する影響で、胃腸の機能が弱くなる傾向があります。そこに激辛料理などの刺激が強い食べ物をとると消化器にダメージを与えてしまい、下痢や胸やけが起こるリスクを高めます。

また、大量のカプサイシンを1度にとると粘膜が傷つき、胃痛や咳などの症状が出やすくなるため注意が必要です。

バランスのよい食事を心がけましょう

何よりも栄養バランスのとれた食事をすることが、ママ・赤ちゃんが共に元気に過ごすための土台になります。主食、主菜、副菜の3皿をそろえ、香辛料はあくまで味の変化や香りを楽しむために使いましょう。

辛いものを食べ過ぎた場合に起こりうる影響

辛いものはママにも赤ちゃんにも悪い影響はないとはいえ、「このくらいなら食べても大丈夫」という明確な基準や目安があるわけではありません。量については体調と相談するといいでしょう。辛いものを食べ過ぎると体に変化が起きる場合もあり、以下の症状が出たら食べ過ぎのサインかもしれません。注意してみてください。

・腹痛や下痢:カプサイシンなどにより腸壁が傷つき起きる
・胃痛、胃もたれ:カプサイシンなどにより胃壁が傷つき起きる
・高血圧:塩分の過剰摂取により血圧が上がる場合も
・水分代謝異常:大量の発汗により一時的にむくみや脱水が起きるリスクも
・体重増加:食欲増進作用により食事量が増え続けた場合起きる

食べ過ぎには注意が必要な香辛料

通常の料理に使われる量であれば、基本的に問題のない香辛料やハーブ。しかし、一度に大量にとったり、サプリメントや健康食品のように濃縮した形でとったりすると、ママだけでなく赤ちゃんにも影響する可能性があるものも存在します。注意すべき香辛料やハーブについて、詳しくご紹介します。

アロマオイルやキッチンでも使われる、カキドウシ、セイヨウネズ、パセリ、ペニーロイヤル、セージ、エゾヨモギギク、セイヨウノコギリソウには、子宮の収縮を引き起こす可能性が報告されています。

また、子宮筋への作用が指摘されているのはゴボウ、コロハ、フェネグリーク、ゴールデンシール、サンザシ、ジャマイカハナミズキ、マザーワート、イラクサ、ラズベリー、バーベナなどです。

さらに、カレーなどの身近な料理によく使うハーブや香辛料にも、大量摂取すると体に害をもたらすことが知られているものもあります。

シナモン:シナモンはスイーツから料理まで活用範囲の広い香辛料の1つです。しかし、シナモンに含まれる「シナモンアルデヒド」という成分がママと赤ちゃんへの悪影響を及ぼす可能性があるといわれています。また、クマリンという化学物質には、肝障害を引き起こすリスクがあるとの指摘があります。

サフラン:パエリアやブイヤベースに欠かせないサフランは、漢方薬で蕃紅花(ばんこうか)として使われています。パエリアやブイヤベースに含まれる量であれば問題ありませんが、蕃紅花を漢方薬として摂取することはやめましょう。蕃紅花は月経を促進する作用が強く、早産や流産を引き起こす心配があるため、妊娠中の使用は禁止されています。

ナツメグ:肉料理には欠かせないナツメグは、過剰摂取すると急性中毒を引き起こし、死亡例も報告されています。具体的な症状は幻覚や動悸、呼吸困難などです。

ウコン:ウコンは「ターメリック」ともいわれ、カレーには欠かせない香辛料です。過剰摂取や長期摂取で胃腸や肝臓にダメージを与えることが知られています。

なお、ここで紹介したスパイスは、どれも通常の料理に使う程度の量なら心配はありません。料理に香辛料やハーブを使う際は、分量が多くなり過ぎないよう気を付けるようにしましょう。

ただし、サプリメントの場合は、注意が必要です。成分が高濃度で添加されているため、過剰摂取などのリスクがあります。栄養はできるだけ食事からとるように心がけ、不足が気になる場合は医師、薬剤師、管理栄養士などに相談しましょう。

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妊娠中の食事はママや赤ちゃんに必要な栄養素を取り込むのに大切なものですが、同時に楽しんだり、リラックスしたりする時間でもあります。辛いものやハーブ、香辛料を食事に取り入れることで、味わいに変化が生まれ、新鮮な気分になれるでしょう。食べ過ぎやスパイスの種類には留意しつつ、辛いものを楽しみましょう。

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<この記事の監修者>

コロンビア大学病院 一般産婦人科医
常盤真琴先生

山形大学医学部卒業、日本医師免許取得後、日本での研修を経て渡米。ニューヨーク大学メディカルセンターにて産婦人科研修を修了。米国医師免許取得。2017年7月からコロンビア大学病院にて一般産婦人科医として勤務。妊婦健診、出産、家族計画や避妊法の相談、定期検診、子宮頸癌検診、乳癌健診、閉経前後のケア、 良性疾患に対する婦人科系手術を含む女性医療全般を提供。

参考文献・サイト等
・MSDマニュアル プロフェッショナル版「妊娠の生理学」
・栄養学雑誌VoL 35 No. 6315~321(1977)「妊婦における味に対する嗜好について」
・厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020」
・厚生労働省「妊娠前からはじめる妊産婦のための食生活指針」
・農林水産省「カプサイシンに関する情報」
・農林水産省「カプサイシンに関する詳細情報」
・国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所『「健康食品」の安全性・有効性情報』妊娠中のハーブ製品の自己判断による摂取に注意
・厚生労働省「eJIM」シナモン
・内閣府「食品安全委員会」ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、健康影響評価「シナモンの日々の多量摂取:健康リスクは排除できない」を公表
・一般社団法人 奈良県薬剤師会「サフラン」
・日救急医会関東誌 39(2),2018年「ナツメグ中毒の1例」
・日本医師会「ウコンについて」

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