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七五三の初穂料とは?初穂料の相場やのし袋の書き方・包み方について解説

幼児

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2022/7/7

この記事では七五三の初穂料について詳しく紹介していきます。初穂料の相場、のし袋の選び方・書き方・包み方、当日の流れ、注意点についても解説しています。七五三に必要な準備・マナーについて気になる方はぜひ参考にしてください。

七五三で神社にお参りする際は、神様へのお供えとして「初穂料(はつほりょう)」を納めます。金額が明確に設定されていない神社もあるため、いくら包めばいいのか、どのようなのし袋を用意すればいいのかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、七五三の初穂料の相場や、のし袋のマナーなどを紹介します。

七五三の初穂料とは

「初穂料」とは、ご祈祷の際に神様にお供えするお金のことです。

昔は、その年の最初に収穫した稲穂(=初穂)を神様にお供えし、収穫の感謝と翌年の豊作を祈る習慣がありました。

時代と共に初穂がお金に変わり、今では、御神前に感謝の気持ちを込めてお供えするお金のことを初穂料と呼んでいます。

初穂料は七五三以外にも、安産祈願やお宮参りでご祈祷をしてもらうときにも支払います。

初穂料と祈祷料・玉串料の違い

初穂料と同じように、神様にお供えするお金のことを「玉串料(たまぐしりょう)」ということがあります。

玉串とは、神霊が寄り付くと考えられている榊(さかき)の枝に、紙垂(しで:特殊な形をした白い紙)をつけた、神様へのお供え品のこと。つまり、玉串料とは、玉串の代わりとなるお金のことです。

玉串料は、神前式や七五三、通夜など、さまざまなシーンで使われます。しかし、「弔事で使う」というイメージを持っている方も多いため、七五三ではお祝いのイメージが強い初穂料として納めるのが一般的です。

祈祷料は、初穂料や玉串料とは異なり、神様ではなくご祈祷をしていただいた神社の神職に対する謝礼になります。

七五三の初穂料の相場

七五三の初穂料の相場は、子ども1人あたり5,000〜10,000円です。

初穂料を多く包んでも祈祷の内容は同じですが、その後にもらえるお下がり(記念品)の内容が変わることもあるようです。

神社によっては、初穂料の金額が指定されています。事前に神社のホームページで確認しておくと、失礼がありません。

ホームページに記載がない場合や、その神社の相場が知りたいときは、直接電話で問い合わせてもいいでしょう。

有名神社の初穂料

七五三のお参り先として人気がある、有名な神社の初穂料をまとめました。

名称 都道府県 初穂料の料金 お下がり(記念品)
北海道神宮 北海道 5000円~ 千歳飴やおもちゃなど
明治神宮 東京都 5000円~ お食い初め用の皿(10,000円〜)
住吉大社 大阪府 10000円 千歳飴やお弁当箱など
出雲大社 島根県 5000円~ 御神酒やお守りなど
大宰府天満宮 福岡県 6000円 梅ヶ枝餅や千歳飴など

明治神宮は5,000円からご祈祷できますが、お札に名前を入れたり、お下がりをいただいたりするのは10,000円以上となり、料金によって内容が多少変わります。

住吉大社は1人10,000円ですが、兄弟姉妹が一緒の場合は合わせて15,000円です。

設定料金やお下がりは、変更される可能性があります。詳しくは公式ホームページを確認してください。

のし袋の選び方・書き方・包み方は?

初穂料は、のし袋に包んで納めます。のし袋の種類や表書きなどには決まりがあるため、正しい形で包み、マナー違反にならないようにしましょう。

のし袋の選び方

七五三の初穂料に用いるのし袋は、蝶結びの水引がついたものを選びます。水引の色は紅白、もしくは金銀です。

蝶結びは一度解いてもまた結ぶことができるため、出産祝いや進学祝いなど、何度繰り返してもいいお祝いのときに使われる種類になります。

結び切りの水引は「2度と繰り返さない」という意味があるため、七五三では使用しません。

のし袋は文具店や雑貨屋、100円ショップなどで購入できます。

のし袋や白封筒、中袋の書き方

のし袋の表書き(上段)は初穂料、もしくは御初穂料と書きます。下段には、ご祈祷を受ける子どもの名前をフルネームで書きましょう。

中袋があるものは、こちらの記入もマストです。表面には、金伍仟円、金壱萬円など金額を大字で書き、裏面には郵便番号、住所、名前を書くのが一般的です。

のし袋の記入は、毛筆や筆ペンを使うのが正式なマナーになります。また、慶事では必ず濃墨を使いましょう。

<参考画像>

のし袋の包み方

のし袋、中袋、お札の表面が、全て揃うようにして包むのが正しいマナーです。

まず、お金の表面が中袋の表面に向くように入れます。この時、お札の肖像画が上にくるように配置しましょう。

次に、中袋の表面と外袋の表面を合わせて包みます。

外袋の裏の折り返しは「運が上がるように」という願いを込めて、上側を先に折り、下側がその上に重なるようにするのが正解です。

逆に、上側が上に重なるように折ると「うなだれて悲しんでいる」と連想され、不祝儀の意味合いになってしまうため、折り方には注意しましょう。

七五三の初穂料の渡し方・タイミング

初穂料を渡すタイミングは、境内にある社務所(しゃむしょ)で祈祷の受付をするときです。そこで祈祷を受ける子どもの名前や住所などを祈祷申込書に記入して、一緒に初穂料を納めます。

七五三シーズンには、専用の窓口が設けられる神社も多いようです。順番待ちが長くなることもあるので、余裕を持って参詣しましょう。

受付を済ませたら、待合室などで祈祷の順番を待ち、順番がきたら拝殿(はいでん)に入ります。

まず、穢(けが)れや災いなどを払うための修祓(しゅばつ)を受け、宮司さんが祝詞をあげます。

祈祷が終わると、宮司さんから子どもにお下がりが手渡されて終了です。

祈祷にかかる時間は、30分ほど。しかし、参拝者が多い日は順番待ちが長くなることが考えられるので、子どもが暇つぶしできるアイテムを持っておくといいでしょう。

七五三の初穂料に関する注意点

兄弟姉妹で一緒に祈祷してもらう場合は、人数分の初穂料を納めます。のし袋を分ける必要はなく、右側が年長者の名前になるように連名で記載しましょう。

お札は、新札を用意するのがマナーです。あらかじめ銀行や郵便局で両替するのを忘れないようにしてください。

また、神社ではなくお寺にお参りする場合は表書きが変わります。表書きには初穂料ではなく、御布施、もしくは御祈祷料と書きましょう。

中袋や名前の書き方は、神社と同様です。

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七五三でご祈祷を受ける場合は、神様にお供えする初穂料を納めます。相場は5,000〜10,000円ですが、金額が設定されている神社もあるので、必ず参拝予定場所のホームページや電話で確認しましょう。
また、のし袋は紅白、または金銀の蝶結びの水引がついたものを使う、お札は中袋と外袋の表面を合わせて入れるなど、さまざまな決まりがあります。失礼にならないようにしっかりとマナーを確認し、当日焦ることのないようにしたいですね。

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