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2022/4/8更新

中間反抗期の原因や特徴とは?対処法を生かして乗り越えよう!

小学校低学年から中学年の子どもにありがちな「中間反抗期」について紹介します。この記事では、中間反抗期の特徴や原因だけではなく、対処法などについても紹介します。中間反抗期の子どもへの接し方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

小学生のお子さんを持つママ・パパで、「最近子どもが反抗的に感じることがある」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?第一反抗期でも第二反抗期でもない、「中間反抗期」と呼ばれる心の成長過程で起こる現象について、原因や特徴、上手な対処方法について解説していきます。

中間反抗期とはどんな期間?

「中間反抗期」とは、年長児から小学中学年頃のお子さんに見られる反抗期のこと。一般的な「第一次反抗期」から、「第二次反抗期」に向かうまでの心の発達を表す時期です。

「第一次反抗期」は、2~3歳ごろのお子さんに見られ、「イヤイヤ期」や「魔の2歳児」ともいわれます。「自分で何でもやってみたい」という気持ちの表れが、「イヤ」という言葉で表現される時期です。主に着衣や飲食、身の回りの片付けなど、覚えたての生活習慣をしたがる傾向にあります。大人の手を借りずに「自分でやってみたい」「一人でできる」という自己主張が多く、「自我の芽生え」の時期ともいえます。

「第二次反抗期」は、小学高学年から中学生の思春期に最も多く、自立心の芽生えとともに、自分の価値観を確立していく時期になります。親や大人を否定したり、自分と他己を比較し自己否定をしたりする時期でもあります。自我を確立していく時期ではありますが、言葉や態度で反抗することもあります。

「中間反抗期」はこの「第一次反抗期」と「第二次反抗期」の通過点。個人によっても時期や幅が大きく異なります。

中間反抗期の原因とは?

「ギャングエイジ」と呼ばれる「中間反抗期」の原因は、主に友達とのつながりが強くなることです。同世代の友達とさまざまなことを経験することで、「自分で自ら考えて行動したい」という気持ちが表れます。そのため、周囲の大人の意見や教えよりも自分の気持ちや考えを押し通そうとするので、大人からは反抗的な態度に見えてしまうのです。

中間反抗期を迎える年齢のお子さんは、学校など、家庭以外のコミュニティに所属することから、先生や友達などの影響を強く受けやすい年齢です。特に生活を共にする友達の影響は大きく、「大人よりも友達の意見が正しい」と主張することもあります。その反面、失敗を経験したり、友達と比べて劣等感を持ったりすることもあります。

学校の先生や友達との人間関係などから、ストレスや疲れ、自分の思うようにならない葛藤を感じ、家庭以外の環境にうまく適応できないことも原因になることもあります。

また、女子の場合には、女性ホルモンが影響を与える場合もあります。中間反抗期が終わりに差し掛かる10~12歳くらいに初潮を迎えるお子さんが多いですが、早い子では8歳から迎えることもあります。まだまだ子どもと思っていても、女性ホルモンの影響から心身のバランスを崩すことがストレスとなり、反抗的な態度を取ることもあります。

中間反抗期の特徴

中間反抗期には、口答えや反抗的な態度、無視などの態度が目立つことがあります。小学生になると知恵や語彙力が付いてくるので、口答えは最も目立つ特徴といえるかもしれません。

ほかにも、なんでも自分でやりたがろうとし、周囲の大人からの注意を素直に受け入れないことも。勉強しなくなったり、学校や習い事などで態度が悪くなったりして親御さんも戸惑うこともあるでしょう。

大人よりも友だちを重視しようとするのもこの時期の大きな特徴です。親からの指示を嫌がったり、友達との関係を強く主張したりすることもあります。

自分の思いが伝わらない、言葉にできないというときには物に当たって暴れることなどもあり、突然の感情の爆発や激高、癇癪に悩む親御さんも少なくありません。

中間反抗期の対処法

中間反抗期では、お子さんの自立心を尊重し認めていくとともに、「ダメなことはダメ」と伝えて、メリハリをつけることがポイントになります。具体的には、ここで紹介する4つの点を意識しましょう。

できるだけ子どもの意見を聞き、尊重する

自立心が芽生えてきている「中間反抗期」のお子さんには、大人の指示や意見を押し付けることは反発を招きやすく、聞き入れてもらえないことがあります。自分で考えて行動したい時期だということを理解して「あなたならどうするか?」「どういう意見か?」を問いかけたり、実際にさせてみたりすることが大事です。

たとえ失敗してもお子さんの気持ちを一度受け入れて、失敗したことを責めるよりも「どうしたらよかったか」を一緒に考えて次につながるステップにすることがポイントになります。

干渉しすぎないようにする

思春期前の「中間反抗期」では干渉しすぎないことが大切です。干渉せず子どもの意向に任せてみて、見守る姿勢も求められます。お子さんがチャレンジすることで自信につながり、自己肯定を高めます。つい手を貸したり、口を挟みたくなったりしますが、干渉されるほど反抗的な態度がひどくなることもあるので注意が必要です。

暴力的な行動や発言には、毅然とした態度で注意を

物に当たったり、暴れたりするときには、大人が毅然とした態度で「ダメ」ということを伝えなくてはなりません。暴力的な行動はしっかりと注意し、なぜその行動が悪いのかということを説明する必要があります。

暴力的な態度は親御さんも不安になることが多い行動ですが、してはいけないことをしつけるチャンスだと前向きにとらえていく事が重要です。

「中間反抗期」のお子さんはきつい言葉を遣うこともあります。言葉の持つ重さや、自分の発した言葉で相手を傷つけることが実感できないことも少なくありません。相手の失敗をとがめる言葉や差別的な言葉、「消えろ」「うざい」など、インターネットの世界などでは軽く使われる言葉も、受け止める側には重い言葉になります。きつい言葉が気になったときには、なぜその言葉を使うのか、自分が言われたらどう思うかなど、話し合う機会にしていきましょう。

勉強してほしいときは、叱らず声かけをする

勉強をしない「中間反抗期」の子どもには「しなさい」と叱るよりも、やさしく伝えるほうが効果的です。中間反抗期の子どもには、面倒がって勉強をしたがらない子もいます。「勉強しなさい」というよりも、学習する時間を話し合って決めて、一緒に勉強したり大人が読書したりする姿を見せる方が効果的です。

学校や塾などの環境や人間関係、女子で身体の成長によるストレスを抱えている場合には、学校や専門医と相談しながら、無理をさせないようにしましょう。

中間反抗期の子どもにしてはいけないこととは?

「中間反抗期」を迎えているお子さんには、つい「生意気なことを言って!」と、感情的になってしまうこともあるでしょう。

お子さんの反抗的な態度や口答えに対してついカッとなったり、イライラしたりしてしまいがちですが、大人が感情的になることで、余計に事態を悪化させてしまうこともあります。叱るポイントを言葉で伝えながら、大人も気持ちの整理をしていくようにしましょう。

「自分で出来る」と主張する「中間反抗期」のお子さんですが、実際のところは、まだ自立するには幼い年齢です。大人が突き放すような言動をとると、孤独感、また受け入れてもらえない不安感も相まって、反抗的な態度が強くなることもあります。

自立しようとしているお子さんは、「自分で成し遂げたい」という意志を持っているので、大人が子どもの考えや行動をすぐに否定することは避けるようにしましょう。また、周りの友達や子どもと比較することも避けなくてはなりません。

お子さんは否定や比較されることで、劣等感や不安感を強めてしまい、自己肯定感が低くなります。「自分とは何か」を考える思春期に入る手前の時期こそ、大人がお子さんを認めながら。自己肯定感を高めるように対応を変えていく必要があるのです。

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お子さんが「中間反抗期」を迎えるということは心が順調に育っている証です。親御さんに対して反抗的な態度を取るのは、安心して自分を見せられる信頼できる存在だからなのです。不安になるときにはひとりで悩まず、学校や医師などの専門家に相談しましょう。

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