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フォローアップミルクはいつから飲ませる?必要性やおすすめ商品4選も紹介

幼児

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2022/7/7

フォローアップミルクとは、赤ちゃんが不足しがちな栄養素をバランスよく補うためのミルクで、月齢9か月ごろに飲み始めるとよいと言われています。この記事では、フォローアップミルクの役割・必要性などについて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

離乳食を進めていくと、赤ちゃんの栄養バランスが心配になることもありますよね。そこで心強い味方になるのがフォローアップミルクです。

この記事では「フォローアップミルクって何?」「フォローアップミルクって必要なの?」といった疑問にお答えします。フォローアップミルクについて理解し、上手に活用できると、赤ちゃんの食事に関する悩みが軽くなりますよ。

この記事の監修者

バースコンサルタント・助産師

古市菜緒さん

助産師として1万件以上の出産に携わり、7千人以上の方を対象に講師を務める。その他、妊娠・出産・育児に関する刊行物・商品・サービスなどの監修、産院のコンサルなどを行う。2児の母。

フォローアップミルクとは?粉ミルクとの違いや必要な理由

フォローアップミルクと粉ミルクには、使用する目的や栄養素のバランスに違いがあります。それぞれの特性を踏まえて活用していくことが大切です。

フォローアップミルクと粉ミルクの役割の違い

フォローアップミルクとは、離乳食が順調に進まない場合に、栄養素をバランスよく補うための補助食品です。あくまでも補助なので、フォローアップミルクだけでは母乳や粉ミルク(育児用ミルク)の代わりにはなりません。フォローアップミルクの製造元により異なるものの、成分には牛乳では不足しがちな鉄、ビタミンD、DHAなどが強化されているものが多いようです。離乳食が1日3回になる離乳食後期の9か月ごろから3歳くらいまで飲むことができます。

一方、粉ミルクは、母乳が与えられない・不足しがちな場合などに、母乳の代わりとして使う総合栄養食です。栄養成分は母乳をお手本に作られていて、亜鉛や銅が強化されているものもあります。粉ミルクは赤ちゃんが生まれたその日から、離乳が完了する1歳から1歳半ごろまで飲ませることが多いようです。

母乳育児の場合、赤ちゃんは生後6か月ごろにヘモグロビン濃度が低くなり、鉄欠乏を生じやすいとの報告があります。離乳食やフローアップミルク、ベビーフードなどを利用して鉄を補うよう意識しましょう。

フォローアップミルクが必要な理由

赤ちゃんは離乳食が始まると、離乳食+母乳または粉ミルクで必要な栄養をとるようになります。しかし、離乳食を食べる量が少ない、もしくは消化吸収機能が未熟で、食べているのに栄養素を吸収できていない場合もあるのです。そうすると思ったように体重が増えなかったり、鉄不足による鉄欠乏性貧血、難消化成分の不足による便秘、ビタミンD不足による病、ビタミンK不足による頭蓋内出血が起きたりするなど、成長の妨げになる深刻な症状が起きる可能性もあります。まだ上手に食べられない、食べムラがある、好き嫌いが激しい、そんな赤ちゃんの不安定な栄養バランスをサポートするのにフォローアップミルクは役立ちます。

フォローアップミルクはいつから始めたらいい?

フォローアップミルクを始める時期は個人差がありますが、離乳食が1日3回になる月齢9か月ごろからというのがひとつの目安です。離乳食が進んでいないのにフォローアップミルクを飲ませてしまうと、本来、母乳や粉ミルクからとってほしい栄養素を十分な量確保できず、成長に影響がでる場合もあります。赤ちゃんの様子をよく見て、取り入れるタイミングを決めましょう。

いつまで飲ませたらいい?

フォローアップミルクをいつまで飲むかについて、時期は明確に決まっていません。子どもが十分に食事をとれるようになり、体重がしっかり増えたころを目安に、卒業するとよいでしょう。

なお、フォローアップミルクの対象年齢は、以下の理由から3歳頃までを目安としているケースが多いようです。

・身体機能の発達が著しく大切な時期である
・食事から十分に栄養を確保できるようになる

フォローアップミルクの飲ませ方と量

フォローアップミルクの飲ませ方に決まりはありません。哺乳瓶やマグ、コップと選択肢はさまざまですが、赤ちゃんが飲みやすく、ママ・パパの負担が少ないものを選んでください。1日に飲む回数や量は、離乳食や食事を食べる具合や離乳食の進み具合に合わせるのがよいでしょう。また、メーカーによって推奨している量や頻度がある場合は、それを参考にするのもいいですね。大体の目安としては、9か月から12か月は3回の食後に毎回80~120mlに加えて食間に200mlを2回、1歳から3歳は200mlを2回になります。

フォローアップミルクを飲ませる際の注意点

ママ・パパと赤ちゃんの強力なサポーターになるフォローアップミルクですが、いくつか注意点もあります。

フォローアップミルクはあくまで栄養補助なので、フォローアップミルクだけで満腹にならないように注意しましょう。離乳食が進まなくなるようであれば、離乳食を優先し、食後にフォローアップミルクを飲むという方法もあります。また、フォローアップミルクには虫歯菌のエサになる糖が含まれています。飲んでそのままにしておくと虫歯になる可能性がありますので、寝る前に飲ませるのを避けたり、飲んだら歯磨きをしたりするなど、対策をとりましょう。

赤ちゃんがフォローアップミルクを好まない場合の対処法

離乳食では十分に栄養がとれていない、けれど赤ちゃんがフォローアップミルクを飲んでくれない……そんなときは、フォローアップミルクを使って離乳食づくりをするのがおすすめです。フォローアップミルクは牛乳替わりに使えるので、グラタンやミルクスープ、パンケーキや蒸しパン、フレンチトーストなどに応用できます。ただし、長時間加熱するとビタミンCなどの熱に弱い栄養素が壊れてしまうので、仕上げに加えるなどの工夫をするとよいでしょう。また、とろみの強い料理に使う場合は、ダマにならないようにあらかじめお湯やお水で溶かして入れるのがおすすめです。

フォローアップミルクはあくまでも補助的な食品なので、バランスよく離乳食をしっかり食べていて、体重が順調に増えているようであれば、無理に飲ませる必要はありません。もし、心配なときは、小児科医に相談し、必要に応じて取り入れるようにしてみてくださいね。

おすすめのフォローアップミルク4選

いざ、フォローアップミルクを使うと思っても種類が多く、選ぶのが大変だと感じるのではないでしょうか。フォローアップミルクを選ぶポイントは3つです。

■フォローアップミルクを選ぶポイント
・含まれている栄養素
・形状(粉、固形、液体)
・包装(缶、キューブ、スティック)

赤ちゃんの様子や暮らしに合わせて選んでみてください。

ここからは、ドラッグストアや楽天市場などで入手しやすい、おすすめのフォローアップミルクを4つご紹介します。

明治ステップらくらくキューブ

計量不要のキューブタイプなので手軽にフォローアップミルクを作ることができます。鉄分の吸収率を高めるビタミンC、カルシウムの吸収率を高めるビタミンDを配合しており、1歳から3歳頃まで利用できます。

森永チルミル スティックタイプ

外出時にも便利なスティックタイプ。ビフィズス菌をサポートするオリゴ糖やラクトフェリンも配合されており、腸内環境も整える助けをします。1歳から3歳頃まで利用できます。

江崎グリコ アイクレオ フォローアップミルク スティックタイプ

水にもサッと溶ける手軽なスティックタイプです。カルシウムをはじめとした栄養素をバランスよく補えるようにつくられています。1歳から3歳頃まで利用できます。

和光堂フォローアップミルクぐんぐん

水にも溶けやすい顆粒タイプです。牛乳では不足しがちな鉄やビタミンC、ビタミンDを豊富に含みます。満9か月頃から3歳頃まで利用できます。

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フォローアップミルクは必ず必要なものではありません。しかし、赤ちゃんが離乳食を食べてくれない、離乳食がうまく進まない、とお悩みのママ・パパにとっては強力な助っ人になるでしょう。かかりつけの小児科医と相談するなどして、上手に取り入れてみてくださいね。

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