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初節句のお祝いの食事会はいつどこで行う?料理のメニューやマナーも解説!

赤ちゃん

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2023/2/3

初節句のお祝いの食事会について解説します。初節句のお祝いの日にち、節句飾りの準備、食事会の場所や呼ぶ人など、初節句の食事会に関して詳細に解説しています。さらに、食事会にふさわしい料理のメニューや、食事会のマナーについても解説しています。

初節句は、一生に一度の大切な行事です。食事会を開いて盛大にお祝いしたいと考えるママやパパが多いのではないでしょうか。しかし「どこで食事会をする?」「誰を呼ぶ?」など悩みは尽きませんよね。そこでこの記事では、初節句の食事会を開く前に確認したいポイントを紹介します。

初節句のお祝いはいつ行う?

そもそも「節句」とは、季節の変わり目になる日のことです。古来より節句を迎えると、季節にあった食べ物や農作物を神前にお供えしたり食べたりしてお祝いしてきました。

節句は、人日の節句(1月7日)、上巳(じょうし)の節句(3月3日)、菖蒲(しょうぶ)の節句(5月5日)、七夕の節句(7月7日)、重陽(ちょうよう)の節句(9月9日)の5つがあります。
その中でも「上巳の節句(桃の節句)」と「菖蒲の節句(端午の節句)」は、子どもの誕生と成長を祝う年中行事として今でも盛大に祝われている式日です。

そして「初節句」とは、赤ちゃんが1歳になるまでに迎える初めての節句を指します。産まれて間もないうちに初節句を迎える場合は、お祝いを翌年に延期しても問題ありません。

女の子、男の子で初節句の日付は違います。それぞれの日付や由来について見ていきましょう。

女の子は3月3日「桃の節句」

女の子のお祝いは、3月3日の「上巳の節句」に行われます。この時期には桃の花が咲くことや、桃の木が中国で病魔や災厄を寄せ付けない仙木とされており縁起がよいことから、今では「桃の節句」という呼び名が一般的です。

桃の節句には、厄除けのためにひな人形を飾る風習があります。このルーツは諸説ありますが、平安時代ごろから行われている“流しびな”とだと言われています。流しびなは、厄災を人形に移して水に流す行事でしたが、徐々に人形作りの技術が発展したことで、現在では水に流すのではなく家の中にひな人形を飾る文化に変化しました。

男の子は5月5日「端午の節句」

男の子のお祝いは、5月5日の「端午の節句」に行われます。別名「菖蒲の節句」とも呼ばれ、もともとは邪気を払うとされる菖蒲をお酒にして飲んだり、軒先にさしたりして魔除けや厄除けをする日でした。

これは中国で行われてきた風習ですが、日本では菖蒲を武道や武勇を尊ぶ“尚武”とかけて、男の子の健康と成長を願う行事へと変化したのです。

初節句については、「初節句とはどんなお祝い?女の子と男の子の祝い方の違いも解説」でも解説していますので、詳しく知りたい方は併せてご覧ください。

初節句の食事会はどこで行う?自宅・外食それぞれの特色を紹介

一昔前は、節句飾りを飾って自宅で初節句の食事会をするのが一般的でした。しかし最近では、家族構成や住宅事情の変化から、レストランや料亭を利用する家庭も増えています。

初節句の食事会は自宅・外食どちらでも問題ないため、各家庭にあった場所を選択しましょう。以下に、場所ごとのメリット・デメリットを紹介します。

自宅で食事会をする場合

自宅で初節句の食事会をする最大のメリットは、時間や人目を気にせず親族でのんびりお祝いできることです。
赤ちゃんが泣いてしまっても周りに気を使わなくていいので、ママ・パパもゆっくり食事や会話を楽しめます。

デメリットは、料理を準備する手間がかかることです。小さな子どもを見ながら買い物や料理をするのが難しい場合は、ケータリングやデリバリー、出張シェフサービスを利用するのもいいでしょう。

ぐるなびでは、ケータリングが人気のお店もチェックできます。ぜひ利用してみてください。

外食で食事会をする場合

外食での食事会は、料理や片付けの手間が省けるのがメリットです。初節句のお祝い用のプランが用意されているお店もあります。

お店選びの際は、赤ちゃんと一緒に過ごしやすいように、個室や座敷があるところがおすすめ。また、おむつ替えや授乳スペースがあるかどうか確認するのもポイントです。

人気のお店は早くに予約が埋まるため、早めに日にちを決めて余裕を持って席を確保しましょう。

予算の相場は、一人5,000〜10,000円ほどです。自宅での食事会よりも費用がかかるのがデメリットといえます。

初節句の食事会の料理内容:女の子と男の子それぞれに合わせたメニューを用意しよう

節句の食事会では、縁起の良い食材を使った料理を食べます。
女の子が主役の「桃の節句」と男の子が主役の「端午の節句」では、代表的なメニューが異なります。それぞれ詳しく見ていきましょう。レシピも紹介しているので、料理を作るときの参考にしてください。

女の子「桃の節句」の場合

桃の節句の食事会では、ちらし寿司やはまぐりのお吸い物などの料理が用意されます。縁起がいいとされている食材に込められている願いをいくつか見ていきましょう。
・えび…体が丸まっている見た目から、腰が曲がるまで長生きするように
・れんこん…たくさんの穴があいていることから、将来の見通しが良くなるように
・錦糸卵…黄身は金に、白身は銀に例えられ、お金が貯まるように
・はまぐり…対になっている貝殻としかぴたりと合わないことから、良縁と夫婦円満を願って

また菱餅やひなあられも定番の食べ物です。昔は、女の子がひな人形を持って外に出かける風習がありました。その際に菱餅を砕いて持って行ったのが、ひなあられのルーツだと言われています。

【参考レシピ①】
「ちらし寿司ケーキです☆愛らしく♪美味しく♪幸せに♪ 」(投稿者:ゆんゆんゅん)

【参考レシピ②】
「15分で砂抜き!当日間に合う!蛤のお吸い物(潮汁)」(投稿者:mama^^papa)

男の子「端午の節句」の場合

端午の節句の食事会では、関東は柏餅、関西はちまきを食べるのが一般的です。

柏餅は、柏の葉は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから、家系が続くことや子孫繁栄などを願って食べられてきました。
ちまきは中国で「忠誠心」を表す食べ物であり、忠誠心のある立派な男の子に育ちますようにという願いが込められています。

そのほかにも縁起がいい料理として、

・うなぎの蒲焼き…うなぎのぼりに人生が好転するように
・鯛の塩焼き…他の魚に比べて長生きすることから長寿を願って
・赤飯…邪気を払うと考えられている赤色に色づくことから、災いを避ける、魔除けを願って

などを食す習慣があります。

【参考レシピ③】
「子供の日★蒸し器で作る昔ながらの柏餅 レシピ・作り方」(投稿者:みさきらりんず)

初節句の食事会には誰を呼ぶ?

昔の初節句は親戚や友人を招待し、大人数で食事会をしていました。しかし、最近では、両家の祖父母や兄弟を中心に、少人数のゲストだけで行われることが多いです。
また、ママとパパの両親や兄弟が遠方に住んでいる場合は、親子だけで行うことも少なくありません。

中には、昔からの風習が根強く残っている地域もあります。念のため、両親に招待客について相談すると安心です。

初節句の食事会のマナー

初節句の食事会では、基本的なマナーがいくつかあります。「知らないうちに粗相があった」ということがないように、事前に注意点などを確認しておきましょう。

服装

女の子は被布(ひふ)と呼ばれる羽織物や袴、ベビードレスを、男の子は丈の短い着物の一種である陣羽織や袴、ベビードレスを着用します。袴は、初節句の食事会だけでなくお正月やお食い初めなどでも着られるため、1着あると便利ですよ。

パパやママは、フォーマルスーツや着物を着用します。参加する人の中で服装の格に差が出ないように、事前にアナウンスしましょう。また、和か洋かを統一するとまとまりが出ます。

自宅で食事会を行う場合も、カジュアルになりすぎないようにしたいもの。ママはきれい目のワンピース、パパはシャツやジャケットなどを着るときちんと感がでます。

食事会の支払い

食事会の支払いは、誰がすべきという決まりはありません。
両家の祖父母で折半する、初節句を迎える子どもの両親が支払うなど、ご家庭によってさまざまです。

事前にママとパパで話し合い、柔軟に決めてください。

お祝いを送るときのマナー

節句飾りは、節句の1か月前までに贈るといいでしょう。その他の贈答品やお祝い金であれば、半月前〜当日でも問題ありません。

お祝い金の相場は、以下の通りです。

祖父母…50,000〜300,000円
親戚…5,000〜10,000円
友人や知人…3,000〜5,000円

初節句のお祝いには、のし紙をつけるのも忘れないようにしましょう。

お祝いを返すときのマナー

もし、お祝いをもらった方を食事会に招待している場合は、食事会がお返しになるためあらためて品物等を準備する必要はありません。しかし、手土産を渡すのがマナーとなっている地域もあるため、事前に確認しておきましょう。手土産は、桃の節句には菱餅やひなあられ、端午の節句には柏餅を渡すことが多いようです。

お祝いの席に招待しない方には、頂いた金額の2分の1〜3分の1程度の品物を贈ります。初節句のお祝いから1週間以内を目安に、お礼状とともにお菓子やカタログギフトなどを渡すといいでしょう。

初節句の食事会には節句飾りを準備しよう

桃の節句では、ひな人形やつるし雛、桃の花などを、端午の節句は、兜や鎧、こいのぼりなどを飾ってお祝いします。

いつまでに飾らなければいけないという決まりはありませんが、節句の前日に飾る「一夜飾り」は縁起が悪いため、避けるのが無難です。桃の節句のお飾りは立春(2月4日ごろ)〜2月中旬、端午の節句のお飾りは春分(3月20日ごろ)〜4月中旬ごろを目安に飾り始めるのが理想。遅くとも1週間前には飾りましょう。

節句飾りは母方の祖父母が買うという慣習がありましたが、最近ではなくなってきています。誰がどのように買うかは話し合って決めるといいでしょう。

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初節句では、節句飾りを用意したり食事会を開いたりして盛大に祝います。桃の節句にはちらし寿司、端午の節句には柏餅など縁起が良い食べ物を食べるのが一般的です。自宅での食事会は、人目を気にせずリラックスして過ごせるのがメリット。料理の支度が大変な時は、デリバリーやケータリングを頼むか、外食をするといいでしょう。この記事で紹介したレシピなども参考にして、素敵な初節句の思い出を作ってくださいね。

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