【出産】入院バッグの中身は?必要なものリスト&準備を始める時期も解説
2022/8/1
この記事では、出産時に備えて準備する入院バッグと陣痛バッグの中身について、詳しく紹介しています。入院バッグと陣痛バッグは、それぞれ使用するタイミングに分けて必要最低限のものをまとめておきましょう。ぜひ記事を参考にして、出産準備を行ってください。
出産に向けて入院バッグの用意を始めようと思っている方も多いのではないでしょうか。しかし、一体何を持っていけばよいのか悩んでしまいますよね。入院中に「これも入れておけばよかった」と後悔しないようにするためにも、入院バッグに入れる持ち物について今一度しっかりと確認しておきましょう。
出産の入院バッグとは?
「入院バッグ」とは、出産のために入院する際に必要なものを入れたバッグのことです。「出産バッグ」と呼ばれることもあります。出産を終えてから退院するまでには数日あるため、この期間の病院生活で必要なものを準備しておくのです。例えばパジャマや退院時の服、スキンケアセットなどを持参します。
バッグの種類 | 必要なタイミング | 用途 |
---|---|---|
陣痛バッグ | 陣痛開始から出産まで | 出産を乗り越えるため |
入院バッグ | 出産から退院するまで | 出産後の病院生活のため |
退院バッグ | 退院から自宅に戻るまで | 生まれた赤ちゃんを自宅に連れて帰るため |
陣痛バッグ・退院バッグとの使い分けは?
「陣痛バッグ」とは、陣痛が始まってから出産するまでに使用するものを入れたバッグのことです。例えば、ペットボトルにつけるストローやいきみ逃し用のテニスボール、タオルなどが該当します。
「退院バッグ」とは、産まれた赤ちゃんを自宅まで連れて帰る際に必要なものを入れたバッグのことです。ベビー服や自分が退院時に着る服などが該当します。
なぜこのように、使うタイミング別にバッグを準備しておく必要があるのかというと、ひとまとめに荷造りしてしまうと必要なときに必要なものをさっと取り出せなくなってしまうからです。
出産から退院までは「陣痛に耐える時間」、「出産後に病院で過ごす時間」、「入院を終えて自宅に戻る準備をする時間」と大きく3つに分けられます。そのときに必要なものを分けて準備しておくことで、出産から退院までをスムーズに過ごせるようになるのです。
とはいえ、あまりに荷物を小分けにしすぎると持ち運びが大変になります。陣痛バッグと出産バッグだけ別にしておき、退院バッグは必要なものを小さなバッグに入れて出産バッグに一緒に入れておくという方もいるようです。
入院バッグの持ち物リスト
入院バッグの持ち物リストを見る前に、1つ伝えておきたいことがあります。今から紹介する入院バッグの持ち物リストは、あくまで一例ということです。病院によっては、身一つで病院に来ても大丈夫なように、必要なものすべてを準備してくれるところもあります。何をどれくらいの量持っていくべきかは病院によって異なるため、必要に応じて自分なりの入院バッグを準備しましょう。
いつ出産になるかは分からないケースも多いですので、臨月に入る少し前の妊娠34~35週までには準備しておくようにしてください。また、妊婦健診後にそのまま入院になる可能性もゼロではないため、自分以外の方でもバッグを持ち出せるように、置き場所をパートナーと共有しておくことも大切です。
病院から入院時に必要なリストを渡された場合は、そちらを参考に準備すると無駄なものを入れてしまう恐れがありません。
入院バッグの中身
入院バッグに入れておくべき代表的な持ち物として次のものが挙げられます。
・前開きのパジャマ
・フェイスタオル
・授乳ブラ
・母乳パッド
・産褥(さんじょく)ショーツ
・産褥パッド(もしくは夜用の生理用ナプキン)
・ビニール袋
・スキンケア用品
・メイク用品
・箱ティッシュ
・着圧ソックス
・靴下
・乳首用の保湿クリーム
・円座クッション
・S字フック
・充電器
・延長コード
・財布
・保険証
・診察券
・母子手帳
・筆記用具
パジャマやタオルは、入院する日数に合わせて必要な枚数を揃えましょう。普通分娩の場合は5~6日、帝王切開の場合は6~10日ほど入院生活を送ることになります。もともと帝王切開の予定の方は日数分を、そうでない方は5~6日分を目安に準備しておきましょう。
途中で足りなくなった場合は、病院内にある洗濯機や乾燥機を使ったり、パートナーに衣類を追加で持ってきてもらったりする方法もあるので安心してください。
また、病院によっては一日数十円から数百円でパジャマの貸し出しを行っている場合もあるため、荷物削減のためにそちらを利用するのもよいでしょう。
産褥パッドや着圧ソックス、円座クッションは病院側で準備してくれていることもありますので、必要であれば準備しておいてください。S字フックは、とくに帝王切開の予定の方は準備しておきたいアイテムです。術後から数日は身動きがうまく取れません。ベッドの柵にS字フックをかけて荷物の取り出しを簡単にできるようにしておくと、無理に体を動かしたり、何度もナースコールをしたりする必要がなくなります。
延長コードもできれば持っていきたいアイテムです。コンセントまで距離があり、ベッドまで充電器が届かないことがあります。筆記用具はボールペン1本でよいので入れておきましょう。産後は何かと記入する機会が多いのですが、書類だけ渡されてペンを貸してもらえないこともあるためです。
このほか、自分の好きなおやつを準備して持っていく方もいます。妊娠中は好きなものを食べられないことも多いため、産後の楽しみにしている方もいるようです。このように、自分へのご褒美アイテムを入れておくのもよいでしょう。
陣痛バッグ・退院バッグの持ち物リスト
では、陣痛バッグと退院バッグには何を入れておけばよいのでしょうか。こちらも病院によってはプレゼントとしてもらえるものもあるため、必要に応じて準備を進めておくようにしましょう。
陣痛バッグの中身
・飲み物
・軽食
・ペットボトルにつけるストロー
・小銭
・フェイスタオル
・汗拭きシート
・充電器
・延長コード
・母子手帳
・筆記用具
・パジャマ
・産褥ショーツ
飲み物や軽食は必須といえるでしょう。食事をとれないこともあるので、ゼリー飲料や飴、など簡単に口に入れられるものを入れておくと体力切れを予防できます。
飲み物はペットボトルのものを2~3本入れておく方が多いようです。ベッドに横になったまま飲めるように、ペットボトル用のストローを準備しておくと便利です。小銭は、飲み物や軽食がたりなくなった場合、パートナーや看護師さんなどに代わりに購入してもらう際に必要になります。
陣痛で汗だくになってもお風呂に入れないことも多いため、汗拭きシートがあると体のベタつきを軽減できるでしょう。充電器や延長コード、母子手帳や筆記用具、産褥ショーツは出産バッグに入れていても構いませんが、陣痛中や出産後すぐに使うこともあるため、できれば陣痛バッグに入れておくのがおすすめです。
退院バッグの中身
・退院時に自分が着る衣服
・ベビー服
・セレモニードレス
・おくるみ
・授乳ケープ
退院バッグの中身はそれほど量がないため、出産バッグと一緒に用意しておく方も多くいます。入院中のパジャマは貸し出しがあるかもしれませんが、退院時の服は持参しなければ用意がありません。
退院後に家族で写真を撮る予定がある方は、少しおしゃれなものを用意しておいてもよいでしょう。それにあわせて、必要であれば赤ちゃん用のセレモニードレスも用意しておきます。
帝王切開の予定の方は、傷口にウエストのゴムが当たる服だと圧迫されて痛いので、ワンピースのようなものがおすすめです。おくるみや授乳ケープは必要ないこともありますが、退院後そのまま実家や義実家に顔を見せに行く場合はあったほうが便利でしょう。
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入院バッグに入れるべきものは、人によって異なります。病院で準備してくれるものや出産後にプレゼントで貰えるものもあるので、必要に応じて揃えておきましょう。
飲み物や産褥パッドなどは病院の売店で買えることもあります。最低限の荷物で抑えたい方は、売店の品揃えをあらかじめチェックしておくのがおすすめです。
ゆとりをもって入院バッグを用意し、快適な病院生活を送れるように準備しておきましょう。
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