【ママの目線で届けたい、サステナブルなギフト】未来のために私たちが今できること ~人と肌、環境のことを考えたものづくり~
2021/4/13
群馬県は、富岡製糸場が世界遺産に登録されたこともあり、世界的に有名な“絹の街”です。その群馬県桐生市で、桐生・両毛地区産の繊維製品を販売する、楽天市場の店舗『くーる&ほっと』。代表の一柳 孝平氏と、その義娘であり会社を手伝う一男一女の母・知恵さんに、サステナブルな商品を届けることの意義、そして商品を介して伝えたいメッセージなどを伺いました。

目次
「地場産業である繊維産業を盛り上げたい」一柳 孝平代表の思い
私は地元の原糸商の会社に18歳で入社し、営業として大手メーカーに繊維の原料を販売してきました。そこを退社して、ふと気づいたのです。桐生で繊維が作られていることが、ほとんど発信されていないと。それならば60年以上この仕事に携わっている私が発信しようと思い、始めたのが『くーる&ほっと』でした。
最初に手がけた商品は、今も我が社の人気商品でもあるレーヨンあかすりです。実はこの商品を扱っていた会社が廃業したので、そのタイミングで扱ってみたことがきっかけでした。我々がお付き合いしている会社は、製糸だけは外注しているものの、それ以外は養蚕から製品化まで手がけていて、そこまでやっているところは全国でも数えるほどしかないと思います。
まじめな製造業者だと理解しているからこそ、自信を持って商品をお勧めでき、 “ものづくり”に対して真摯に取り組んでいる方々のパワーを発信したいと、私は考えています。

未来の子どもたちのために、私たちができること
・地域への貢献
群馬県でずっと働いてきた私は、“国産”という表示で他地域の製品とひとくくりになってしまうことが、とても残念に感じていました。当社と取引のある会社は、私が自らの目で製造工程を見ているので、「ここはちゃんとした原材料を使っている」と明言できます。さらに商品は群馬県の認証を受けていますから、100%間違いのないものです。
当社を支えてくれている企業はすべて群馬県にあり、ぐんまシルク製品などを製造していて、一番の取引先であるミヤマ全織は、創業時からのお付き合いです。また、製品を検品や梱包する作業は、桐生市の地域活動支援センター・虹の作業所にお願いしています。そして発送業務は、昭和8年から桐生市内で運送業を営む東群運送株式会社に委託しています。
・未来のための活動
私たちは、サトウキビから作った環境に優しいボディタオル『泡泡 エシカルボディタオル』を扱っています。このボディタオルは泡立ちがいいし、肌あたりがとてもやわらかいんです。本製品を扱うようになったきっかけは、たまたま新聞でサトウキビ繊維の糸の製造を知ったからでした。
成分としてはまだ30%の比率で、サトウキビ100%の繊維は製法がまだ確立されていません。100%になるのはいつなのか、人を介して聞いてみたところ、5年後くらいだとのことで、今から地ならしをしておけば、ある程度消費者にスムーズ受け入れてもらえると考えています。
・環境と品質への配慮
我が社の商品は土に還る素材など、環境に配慮したものを中心に取り扱うようにしています。素材が天然物なだけにお値段は少々高くなりますが、一度使っていただければ「これはいい」と実感してもらえると思います。また、最近の傾向として、「値段が少し高くても、いいものがほしい」という方が増えているように感じます。
とくに自分の肌に触れるものはエコな素材にしたいという意識を持つ人は、世代を問わず増えているのではないでしょうか。また“ものづくり”をする立場として、ほんの一助であれ、我々も環境問題への取り組みに参加したいと考えています。

「一人の母としてサステナブルなギフトを届けたい…」一柳 知恵さん
私が育った埼玉県春日部市は、言わば普通の街でした。桐生市に嫁いできて“織物の街”という特色を知り、この伝統を大切にしていきたいと実感しています。
一柳家に来て、代表である義父の仕事を知りました。私はIT系の会社に勤めているので、「ホームページなら作るよ」と代表に伝え、この会社のサイト作りが始まりました。当時の『くーる&ほっと』は、地元の介護施設に向けた販売が中心でしたが。それがインターネットを介して全国に商品を届けられるようになったのは、本当に大きい変化でした。
扱う商品の品質に問題がないかは、普段自分でも使ってみてチェックをしています。やはり安全なものをお客様にお届けしたいという思いは強くもっています。私は、一男一女の母でもあり、その意味でも作り手の顔が見える商品は安心でき、普段使いだけでなく、贈り物としても適していると思っています。
全国のお母さんは、日々の子育てにいろんな想いを抱えているはず。自分自身を大切にしてほしいし、ご自身のお母様も大切にしてほしいと考えています。ぜひ自分に、そしてお母様へのプレゼントには、使う人にやさしいサステナブルな物を選んでほしいです。

人と肌、環境のことを考えた、商品へのこだわり
ぐんまシルク製品は、群馬県が力を入れている製品です。県民として全国の消費者の皆様に、“正直な商品”をお届けしたいと思っています。ぐんまシルクで作られたボディタオル『練絹の肌きらめき』や『生絹の肌しずく』は、安心できる素材のみで作られていて泡立ちも優しく、ギフトにぴったりです。
しっかりと泡立てて体を洗いたいという人には、エシカルボディタオルがお勧めで、サトウキビを原料にした糸で作ったものと、トウモロコシ100%の繊維で作られたもの、二種類あります。細かい泡ができ、かつ素材的に環境配慮型のボディタオルです。
また、レーヨンあかすりは、昔から愛され続けている商品です。お値段的にそれほど高価ではないので、最初に購入するサステナブル商品としても、手に取りやすいアイテムだと思います。
ぐんまシルク製品をきっかけにして、産地のことを多くの方に知っていただき、人と環境に配慮されたサステナブルな商品を愛用してくださる方が一人でも増えてくれれば嬉しいです。


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