つらいワンオペ育児を乗り切るコツとは?ストレスを抱え込まないヒントも
2021/11/12
子育て中のママ・パパの間やメディアなどでたびたび耳にする「ワンオペ育児」という言葉。ワンオペ育児の状態が続いて悩んでいる方は少なくありません。この記事ではつらいワンオペ育児を乗り切るためのコツをご紹介します。

ワンオペ育児とは?
ワンオペ育児とは、子育てと家事を1人で全て行わなければならず負担が大きい状態をさします。「ワンオペ」という言葉は、元々は飲食店などで一人の従業員に全ての作業を任せる状態をあらわした言葉でしたが、やがて家事や子育ての全てを担っている様子にも使われるようになりました。
男性の育児休暇取得の動きも出てきているとはいえ、日本ではまだまだ家事や子育ての多くをママである女性が担っているのが実情です。ワンオペ育児はシングルマザー・共働き・専業主婦など、子育てをするあらゆる立場の女性が陥りやすい問題です。

近年は共働き世帯の増加により、ワンオペ育児に悩むママも増加しています。共働きの場合、家事・子育てのうえに仕事の負担が加わるため、体力面、メンタル面共に、より一層厳しい状況になってしまいます。
ワンオペ育児の状態が続くと、心身ともにストレスを感じて疲弊し、やがては夫婦仲の悪化につながる恐れもあります。
ワンオペ育児になりやすい環境とは?
ワンオペ育児はどうして生まれてしまうのでしょうか。ワンオペ育児になりやすい環境には以下のようなものが挙げられます。
■専業主婦
「専業主婦だから、仕事をしていない分、当然だ」と、パートナーの理解が得られず、家事や育児に協力してもらえないケースがあります。パートナーの仕事がない土日であっても育児と家事を全てこなさなければならず、加えて「仕事をしていない」ということからつらい境遇をなかなか理解してもらえないこともあるようです。
悩みをなかなか周囲に相談できないことから負担やストレスを募らせてしまうこともあります。
■シングルマザー
一人で家事・育児・仕事と複数の役割をこなす必要があるため、家族や友人などの頼れる人が近くにいない場合、必然的にワンオペ育児に陥ってしまいます。特に両親が遠方に住んでいる場合などは身内で育児に協力できる人もおらず、一人で抱え込んでしまうケースがあります。
■共働き
「家事や育児は女性がやるもの」という考え方から、たとえママが外で働いていたとしても家事や育児の多くを担っている傾向があります。また、パパの仕事が忙しい場合なども考えられます。家事・育児の負担に加えて仕事の負担が重なるため、睡眠時間や自分の時間が削られることで心身ともに疲れ切ってしまう恐れもあるでしょう。

■パートナーが単身赴任/仕事が忙しく帰りが遅いなど
パートナーが単身赴任や仕事で帰宅時間が遅く、家で子どもとの時間をもてないことから結果的にワンオペ育児になってしまいます。
物理的な問題でパートナーに協力を仰ぐことが難しく、一人で悩みを募らせたままワンオペ育児を続けざるを得ない状況に追い込まれやすいのも特徴です。
ワンオペ育児を乗り切るコツ
ワンオペ育児になってしまうと解決するのはなかなか難しく、つらい境遇を抱えたままにしてしまいがちです。しかしワンオペ育児が続くと心身ともに疲れきり、せっかくの育児も楽しめなくなってしまいます。
笑顔で育児ができる環境をつくるためにも、まずは現状を変えるアクションを少しでいいので起こしてみましょう。ワンオペ育児を乗り切るための工夫をご紹介します。
■家事に完璧を求めすぎないようにする・適度に手を抜くようにする
掃除・料理・洗濯など、全ての家事を完璧にしようと一生懸命になるママもいるでしょう。しかし、ただでさえ大変な子育てや仕事に加えて家事も完璧にしようと思うと負担が大きくパンクしてしまうことも。
「一人でできることには限りがある」「完璧でなくていい」と、いい意味で割り切って、家事も適度に手を抜けるようにすると少し余裕が生まれてくるかもしれません。
「ママが心身ともにゆとりをもって子育てをすることが一番大切」とプラスに考えられると、少し肩の力を抜いて家事に向き合うことができるはずです。
■パートナーや家族に助けを求め、負担を減らす
子育てや家事は女性が担う部分も多く、ママ一人に負担が集中してしまいがちです。
「負担が大きく子育てがつらい」という状況が少しでもあるならば、パートナーや家族などに助けを求めてみましょう。
例えば、休日はパートナーや実家の両親に少しの間子どもを見てもらって、自分の時間を確保するのもいいかもしれませんね。
子育ては一人で背負うものではありませんので、周囲と力を合わせながら負担を分散させることも積極的に考えてみてください。

■ママ友と話したり、交流会に参加して、悩みを共有し、本音をはける場を作る
ワンオペ育児になっているママの中には、困っている状況を誰にも相談できずに抱え込んでしまっているケースもあります。自分だけがワンオペ育児に悩んでいると思い詰めたり、共感できる人がいずに孤立感を感じるママも少なくありません。
心の負担感を少しでも軽減するために、近所のママ友と会話したり交流会に参加したりして、本音を吐き出せる場を設けるといいでしょう。
同じ境遇のママさんと共感しあえるだけでも心がすっと楽になり、安心感が生まれますよ。
■ベビーシッターや家事代行などのサービスを利用する
家事代行など、忙しいママをサポートするサービスが実はたくさんあります。
「家事も育児も全てやらなくては」と自分を追い込むのではなく、プロの手も借りながら適度に息抜きできる時間を設けることも大切です。
本当につらいときには、ぜひ遠慮せずに家事代行サービスや、地域のファミリーサポートなどの支援を受けてみてください。家事や育児をプロにお任せして、少しでも自分の時間を持つことで、心をリフレッシュさせることができるかもしれません。

■家事を時短できる時短家電、便利グッズなどを利用する
共働き家庭のママの場合、仕事で疲れて帰宅してから家事をするのは負担も大きく大変ですよね。
そんな時は家事を時短できる家電や便利グッズなどを積極的に利用するという方法もあります。
例えば、調理家電(短時間で調理ができる「圧力鍋」など)や食洗機、ロボット掃除機などを活用すると、家電に家事を任せている間に他の作業を効率的に進めることができます。自分の手で行う部分と便利グッズに任せる部分を使い分けると、家事に対する負担も軽減するでしょう。
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ワンオペ育児は心身ともにとてもつらいものです。無理を重ねすぎずに、パートナーや周囲の人々、サービスなどに助けを求めて、一人で抱える負担を減らしてみましょう。
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