妊娠中ヘアカラーやパーマは大丈夫?美容院へいくときの注意点やコツも
2021/10/13
妊娠中もヘアカラーでおしゃれを楽しみたい!気になる白髪を染めたい!という妊婦さんもいるでしょう。この記事では、妊婦さんが髪を染めてもよいのか、カラーリングの際に注意する点を解説。また、先輩ママに聞いた妊婦さんが美容室で快適に過ごすコツも紹介します。
「妊娠中に髪を染めてもいいの?」「妊婦さんが美容院に通う際、注意することはある?」と疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうした疑問にお答えしていきます。
なお、妊娠中には、体重管理に悩まれる妊婦さんも少なくないのではないでしょうか。
体重増加量の目安や、妊娠中に室内でできる運動についての記事も、ぜひ併せてご覧くださいね。
◇妊婦の体重増加の目安とは?体重管理に役立つ運動や食事のコツも【医師監修】
◇妊婦さんにおすすめの運動は?室内でできる運動も紹介【医師監修】
目次
妊娠中にヘアカラーしてもいい?白髪染めやパーマはOK?
「ヘアカラーを楽しみたいけれど、そもそも妊娠中に髪を染めていいの?」「白髪染めやパーマの場合も大丈夫なの?」という疑問をもつ妊婦さんもいるでしょう。
ここでは、妊娠中に髪を染めたりパーマをかけたりすることによる胎児への影響や、実際に妊娠中にヘアカラーをしていたママたちの声をご紹介します。
■妊娠中にヘアカラー・白髪染め・パーマはしてもいいの?
ヘアカラー剤やパーマ液などが妊婦さんの頭皮に浸透することによる、胎児への直接の影響は検証されていないようです。ヘアカラー剤やパーマ液の頻度が少なく、微量であれば妊娠中でも影響は少ないとされています。
しかし、妊娠中は皮膚が敏感になりやすく、これまでトラブルがなかったカラー剤に反応して頭皮がかぶれてしまう妊婦さんもいます。こうした頭皮トラブルを避けるためのポイントとして次のようなものがあります。
・なるべく肌に優しいカラー剤やパーマ液を使う
・施術中に赤みやかゆみなどが出たら、無理をせずに途中でやめる
・ヘアカラーなどの施術頻度を3~4カ月おきなどに減らす
・事前に美容師と相談し、施術時間をなるべく減らす
ただし、妊婦さんの健康状態によっては、ヘアカラーを控えた方がよい場合もあります。心配な人は、事前に医師に相談すると安心です。
また、美容院ではカラー剤やパーマ剤、シャンプーなどのにおいがします。妊娠前は気にならなかった場合でも、妊娠中はにおいに敏感になる人は少なくありません。特に、においづわりのある人は、マスクを着用して施術を受けるなど対策を行いましょう。
出典: Mayoclinic「Is it OK to use hair dye during pregnancy?」
Paediatr Perinat Epidemiol. 2002 Jul;16(3):226-35; Elizabeth A Holly , Paige M Bracci, Mi-Kyung Hong, Beth A Mueller, Susan Preston-Martin
■妊娠中にヘアカラーした人は多い?先輩ママ1000人にアンケート!
実際に、妊娠中にヘアカラーをしていた妊婦さんはどれくらいいるのでしょうか。楽天ママ割会員1,017人に調査したところ、ヘアカラーしていた人が48%。ヘアカラーをしていなかった人が52%という結果に。妊娠中のヘアカラーによる胎児への影響はないとされていますし、体調と相談しながら、ヘアカラーを楽しんだという人も多いようです。
どんなヘアカラーをしていたかという質問では、明るいヘアカラーや、根元が伸びても目立ちにくい暗めのヘアカラーが人気でした。その他、白髪染めや、毛先に向かって明るく染めるグラデーションカラーをしていたという声も。妊娠前のように頻繁には通えなくても、キレイに保ちやすいカラーを美容師さんに相談してみるのもいいですね!
【妊娠中に髪を染める】美容院のヘアカラーで注意したい6つのこと
妊娠中に美容院でヘアカラーをする際は、事前に準備を整えておくと安心です。ここからは、美容院でのヘアカラーで注意したい点について解説します。
■注意点1.予約の際に妊婦であることを必ず伝える
妊娠初期などはお腹も目立たないので、美容師さんが妊婦だと気づかない場合も。そのため、美容室の予約時に妊娠中であると伝えておきましょう。そうすれば、施術中に姿勢を変えたいときや、急に体調が悪くなったときなどに、言い出しやすくなります。心配な方は、妊娠月数や体調なども事前に知らせておくと安心です。
また、施術時間が長い場合や、使用するカラー剤・パーマ液の影響で気分が悪くなることも考えられます。できれば、予約の際にお客さんの少ない時間帯や、同じ時間帯にカラーやパーマなどの予約が入っていない時間を選べるといいですね。
■注意点2.体勢を変えながら施術を受ける
お腹が大きくなってくると、仰向けの姿勢でおこなうシャンプーや、長時間同じ体勢をとるのが苦しく感じる場合があります。そのまま苦しい体勢を続けると腰痛につながる恐れも。
なるべく、足を動かしたり、座る位置を少しずらしたりして、体勢を変え、身体への負担を減らしましょう。待ち時間があれば、立ったり座ったりするのもいいですね。
■注意点3.長時間のメニューはなるべく避ける
前述の通り、お腹が出てくると長時間同じ体勢でいることがつらくなるもの。時間のかかる施術を控えたり、なるべく施術が早く終わるよう美容師さんに相談したりするのも一つの手です。カットやカラーを別日に分けて行うという選択も有効です。
■注意点4.カラー剤や美容院のにおいに注意
美容院では液剤やシャンプーなどの独特なにおいがします。つわりでにおいに敏感になっている場合は、気分が悪くならないよう、マスクを着用してにおい対策をしてください。可能ならば、換気を頼んだり、においの少ない席へ移動させてもらったりしてもいいでしょう。
■注意点5.トイレの場所を確認しておく
妊娠中、トイレが近くなる人もいますよね。初めての美容室に行く場合などは特に、施術の前にトイレの場所を確認しておくと安心です。
■注意点6.体調がすぐれないときは無理をしない
これまでご紹介してきた通り、妊娠中は匂いに敏感になったり、頭皮や皮膚が薬剤に過敏に反応したりする人もいます。妊娠前は何ともなかったヘアカラー剤が身体に合わなくなることも少なくありません。体調不良を感じたら、施術途中であっても、遠慮せず美容師さんに申し出るようにしてください。また、カラーやパーマをする場合は、体調が万全な日に行うことをおすすめします。
■セルフで髪を染めるのはやめた方が良い?
市販のカラー剤は、全体をムラなく染めるために強めの薬剤が使われており、肌への負担が大きいものが多いです。妊娠中は皮膚が敏感になりやすいため、なるべく美容院で、肌への普段が少ないカラー剤を使用して染めたいところです。どうしても市販のカラー剤でセルフ染めしたい場合は、アレルギーを引き起こす成分である「ジアミン」が含まれてない薬剤を選ぶのがおすすめ。また、髪を染める際に、カラー剤が頭皮につかないように注意して塗ってください。妊婦さんの健康状態によっては、セルフでのヘアカラーを避けた方がよい場合もあります。事前に担当の医師に相談しましょう。
出典: 健康検定協会「医師監修|妊娠中のヘアカラーはOK?市販品は?胎児への影響が心配」
妊娠中でもおしゃれに!先輩ママに聞く美容院で快適に過ごすコツ
妊娠中でも美容院に行って、おしゃれを楽しみたいし、気分を上げたい!でも、お腹が大きくなるとともに、美容室への足が遠のくという人もいるでしょう。ここでは先輩ママの声を参考に、妊娠中の美容院で快適に過ごすためのコツをご紹介します。
【予約時のコツ】
・お客さんが少ない曜日や時間帯を選ぶようにしていた
・ネット予約する際、備考欄に妊娠中であること、姿勢をこまめに変えたいこと、においに敏感なことなどを記載し、事前に伝えていた
【美容院選びのコツ】
・妊婦さん歓迎の美容院に通っていました
・終わったらすぐ帰宅して休めるように、自宅近くの美容室に変えました
・快適に過ごせそうな美容室を探しました。例えば仕上がりが早い、腰に負担が少なそうなシャンプー台を取り扱っている、女性スタッフが多いなど
【美容院当日の過ごし方のコツ】
・お腹をしめつけない格好をしていました
・カラー中、においで気持ち悪くなりそうな時は、早めに伝えて換気や洗い流しをしてもらっていました
・少しでも体調の悪そうな日はすぐにキャンセルをし、予約日の変更を頼んでいました
妊娠中に美容院で快適に過ごすには、事前に美容室側に妊婦であることを伝え、配慮してもらいながら施術することが大切です。希望を伝えることを遠慮してしまう妊婦さんもいるかもしれませんが、施術中に体調が悪くなってしまうと大変なので、少しでも気になることがある場合にははっきりと美容室側に伝えるようにしましょう。
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妊娠中でもおしゃれをして気分をリフレッシュすることは大切です。しかし、妊娠中は体調が変化しやすく、皮膚も敏感になりやすくなります。カラーリングをする際には体調の良い日を選び、皮膚に優しい薬剤を使うようにしましょう。妊娠前には平気だった美容院での施術も、妊娠中は大変に感じる場合もあります。体調と相談しながら、無理のない範囲で髪のおしゃれを楽しんでくださいね。
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