陣痛や出産の痛みはどんな感じ? 和らげやすくする方法も【ママたちに調査】
2021/6/25
陣痛や出産時はどれくらい痛みがある?耐えられる?と少し不安に思っている妊婦さんもいるでしょう。特に自然分娩で出産する場合は尚更です。そこで、先輩ママにアンケートを実施。陣痛や出産時の痛みの感じ方や、痛みを和らげるために行った方法を伺いました。
目次
「鼻からスイカ」などと表現されることもある、出産の痛み。これから出産を控え、不安に感じている妊婦さんもいるかもしれません。
この記事では、先輩ママたちへ行った出産に関するアンケートの結果から、陣痛や出産の痛みの感じ方や、出産の際に痛みを和らげられた方法などをご紹介します。
出産前の陣痛の痛みはどれくらい? 痛みを和らげる方法は?
個人差はありますが、出産前の陣痛は強い痛みが長く続くため、つらいと感じるママが多いです。ここでは、アンケート結果から、陣痛時の痛みはどれくらいだったかと、痛みを和らげる方法をご紹介します。
■陣痛時の痛みはどれくらい?
陣痛とは、赤ちゃんを押し出そうと子宮が強く収縮する際に生じる痛みのこと。規則的に痛みの波が訪れることが特徴で、陣痛の合間には、痛みがない場合が多いです。
陣痛の初期は「少し重い生理痛」くらいなど、意外と痛みが少なく、陣痛間隔が狭まるごとに次第に強くなっていきます。
陣痛を経験したママによると、陣痛の痛みは次のように表現されることがあります。
・生理痛を100倍激しくした感じ
・骨盤を大きなハンマーで砕かれた感じ
・おなかの臓器すべてをひねりつぶされる感じ
痛みの感じ方には個人差があり、なかには「ひどい腹痛で便秘がある感じ」「生理痛の少し重い感じ」など、比較的痛みを感じなかったという方もいます。
さらに、ママたちへのアンケート結果では、次のような回答がみられました。
「腰骨を電動ドリルで砕かれる感じ。“死ぬ気で”というのが1番当てはまる瞬間だった」
「痛みとともに吐き気が凄く、痛くて何度も失神した」
「生理痛がかなり激しくなったような、お腹を壊した時の冷や汗をかくような痛みだった」
「下痢でお腹がめちゃくちゃ痛くて、下したくてしょうがないのに、下すのを我慢し続けなければならない感じ」
痛みの表現はさまざまですが、多くのママが「経験したことのない痛み」と回答しています。なかには吐き気を伴う方もいるようです。
■先輩ママに聞いた陣痛の痛みを和らげる方法
陣痛の痛みを無くすことはできませんが、和らげる方法はいくつかあります。陣痛の痛みを和らげる方法としては、以下のようなものがあります。
・お尻や腰を圧迫する、さすってもらう
・力を抜き、リラックスを心がける
・吸う呼吸より吐く呼吸を意識する
・体を温める
・周囲の人ととにかく話して気を紛らわせる
またママたちへのアンケート調査では、以下のような回答がありました。
「助産師さんに腰を押し上げるようにさすってもらったのが一番楽になった。また、産まれる子どもの方が頑張っている!と思うと耐えられた。つらくない体勢を探しながら、常に体を動かしていた」
「病院に抱き枕を持参し、陣痛がくるたびに抱き枕を抱きしめて助産師さんに教わった呼吸法で痛みを逃していた。タオルなど何か握るものなどがあると楽だった」
とくに効果があった方法では、「腰を押すようにさすってもらう」「湯たんぽや、カイロで腰やおなかを温める」などの方法が有効のようでした。呼吸に集中し、吐く息に意識を向けると、痛みから意識をそらせたという回答も多くありました。
出産(分娩)時の痛みはどれくらい? 痛みを和らげる方法は?
陣痛がピークに達すると、最後に待っているのは出産(分娩)です。赤ちゃんに会える瞬間まで、ママはもうひと頑張り。
分娩の際の痛みは、陣痛とどう違うのでしょうか。そこで、アンケート結果から、分娩時の痛みはどれくらいだったのかと、和らげる方法をご紹介します。
出産時の痛みはどれくらい?
出産時の痛みは、陣痛自然分娩の場合、以下のように表現されることがあります。
・雷が落ちたような痛み
・酷い腹痛で、便が出そうで出ない感じ
・スイカが出てくる感じ
また「いきみ逃し」をしながら陣痛に耐えている時間はつらいですが、分娩が進み「いきんでOK」の段階になると、意外と痛みを感じなかったというママも多いようです。
ママたちへのアンケート調査では、以下のような回答がありました。
「排便しそうな感覚。陣痛の方が痛くて、分娩はほぼ記憶がない」
「分娩はそんなに痛みを感じなかった。どぅるん!と出てきてスッキリした感じ」
分娩時の痛みに関して、一番多かった回答は、なんと「覚えていない」というもの。次に多いのは「痛みを感じなかった」という回答。多くのママが、「陣痛のほうがつらかった」と回答しています。
どちらにせよ、分娩時の痛みは陣痛ほどではなく、出産後には忘れてしまうほどの痛みの場合が多いようです。出産の瞬間はママの喜びや興奮もピークになるため、直前の痛みは記憶に残りにくいのかもしれませんね。
先輩ママに聞いた「痛みを和らげる方法」
分娩の際に痛みを和らげる方法としては、以下のようなものがあります。
・腰をさすってもらう、押してもらう
・握りしめるものを持参する
・リラックスすることを意識する
・とにかく呼吸に集中する
・痛みよりも赤ちゃんに会える喜びに気持ちを向ける
またママたちへのアンケート調査では、以下のような回答がありました。
「助産師さんの声を聞き、力むタイミングを合わせた。また、助産師さんやパパの手の骨が折れそうなくらい強く握った。マタニティヨガの呼吸法を思い出し、とにかく踏ん張った」
「色んな方法を試している余裕はなかった。とにかく助産師さんの言う通りに呼吸をし、必死で乗り切った」
分娩の段階では、いろいろと考えている余裕のない方がほとんどのようで、「とくにない」「何も役に立たない」という回答も多く見受けられました。
余裕のないなか、助産師さんの誘導や応援が励みになったという声も多く寄せられました。
陣痛や出産時はみんな痛かったの? ママたちのエピソードを紹介
立ち合い出産を希望しているママは、「痛みのせいで夫にひどい姿を見せてしまうのではないか」「立ち合いが間に合うのか」と不安な方もいるのではないかと思います。陣痛や出産の痛みや時間は、どのくらい個人差があるものなのでしょうか。
そこで最後に、ママたちの陣痛・出産のエピソードをいくつかご紹介します。
■コロナ禍での出産エピソード
「コロナ禍だったため、1人きりの出産にとても不安だった。でも私の時はたまたま、勉強のために学生さんが付き添ってくれた。あの大学生2人がいなかったら、ずっと1人で心細かったと思う」
「3人目の時はコロナのため、立ち会いも面会も全くできなかったが、病院内に妊産婦さんとスタッフの方しかいないので気が楽で、ゆっくりできた」
■想像以上に早かった出産のエピソード
「初産だったが、陣痛が始まって病院に行き、破水してすぐ分娩台に上がると5分ほどで産まれた」
「第一子は、安産で次も早いので注意してと言われた。第二子は、タクシー内で出産。第三子は、マイカー内で破水し救急車で搬送された」
■予想外の出産エピソード
「2人とも無痛分娩だったが、1人目は麻酔が効きすぎて下半身の感覚が皆無でいきめず、吸引になった。2人目は麻酔が効かなかったのか切れてしまったのか、分娩時はかなり痛かったので自然分娩に近い状態だったと思う」
「腰の痛みが陣痛だと知らなかったため、気づいたときには10分を切っていて、急いで病院に向かい即入院でした」
出産は痛みに限らず、個人差が大きく教科書通りにはいかないもの。陣痛の痛みは「おなかではなく腰が痛かった」というママも多く、直前まで陣痛だと気づかなかった方もいます。
またコロナ禍での出産は、思うように家族の立ち合いや面会ができず、寂しい思いをする方もいるようです。しかし、どんなママも可愛い赤ちゃんの顔を見ると、それまでの痛みを忘れてしまうようです。
想像し得ない痛みを不安に思うより、呼吸法を勉強したり、出産グッズを揃えたりしながら、赤ちゃんと会える瞬間を楽しみに待てるといいですね。
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陣痛や出産の痛みには個人差があり、実際には体験してみないと、痛みの程度はわからないもの。しかし、今回ご紹介したように、ほとんどのママが無事に出産を乗り越えています。
あまり不安に思いすぎず、赤ちゃんに会える瞬間を楽しみに待ちましょう。
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