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子どもの自転車練習におすすめの方法や練習場所をご紹介!

幼児

幼児

2021/12/16

この記事では子どもの自転車練習について紹介します。子どもの自転車練習はいつからスタートさせるべきなのか、練習に必要なものやおすすめの場所、具体的な練習方法について順を追って解説しているので、ぜひお子様の自転車練習に活用してみてください。

周りのお子さんが自転車の練習を始めたと聞くと、うちの子も少しずつ練習を始めようかなと思うママ・パパもいるでしょう。この記事では、自転車練習を始めるタイミングや、練習場所の選び方、おすすめの練習方法などを解説していきます。これから自転車練習を始める方は、ぜひ参考にしていただけると幸いです。

なお、これから子ども用自転車を購入する場合は「自転車選びは何歳からがおすすめ?選び方もご紹介」の記事もおすすめです。併せてご覧ください。

子どもの自転車練習はいつから始める?

お子さんの自転車の練習は、何歳ごろから始めるとよいのでしょうか。結論から言うと、何歳から始めるという決まりはありません。

対象年齢が2歳の子ども用自転車もありますので、幼いうちから練習を始めても問題はないでしょう。なお、自転車の後ろにつけるチャイルドシートは、6歳までのお子さんが対象です。そのため、3歳〜小学校入学までに自転車の練習を始めるというご家庭も多いようです。

「いつ始めたら良いかわからない」という方は、子どもが自転車に興味を持ちはじめた時期が、ベストなタイミングといえるかもしれません。一人で自転車に乗れるようになる平均年齢は「5歳前後」といわれているため、焦らずに練習していきましょう。

練習時に準備するものは?

お子さんが自転車の練習をする際には、次の準備を行うようにしましょう。

・ヘルメットやプロテクターの準備
自転車の練習中、どうしても転倒してしまうものです。お子さんが転んだ際に、頭部や身体を保護し、ケガを防ぐためにも、ヘルメットやプロテクターは必ず用意しましょう。

キッズ用のプロテクターセットなども販売されており、頭だけでなく「ひじ・手のひら・ひざ」の部位を保護することができます。

なお、道路交通法(第63条の11)では、「児童や幼児が自転車に乗る際にヘルメットを着用させること」が努力義務とされています。お子さんの安全確保のためにも、準備してあげてください。

・身体を保護できて動きやすい服装
転倒時のケガや、手足の擦りむきなどを防ぐためにも、服装は長袖・長ズボンが好ましいでしょう。動きやすい服や靴を着用することも大切です。

身を守るものが充実していると、転んだ時のダメージも少なくて済みます。子どもの恐怖心を減らすためにも、念入りに準備をしてあげましょう。

自転車の練習に最適な場所は?公園?

お子さんに自転車を練習させる場所はどこがふさわしいのでしょうか。
当然ながら、車通りの多い公道や駐車場は避けて、公園などの安全な場所で練習をしましょう。芝生や土の上などであれば、転倒してもケガが少なくて済みます。

広くて安全な場所を探している場合は、「交通公園」の利用もおすすめです。交通公園には、横断歩道や信号などが設置されているため、交通事故や不意な衝突を避ける練習にもなります。

なお、一部の交通公園では、自転車やヘルメットなどのレンタルも可能です。土日や祝日などの休日には、自転車の練習に訪れる親子連れが増える公園も多いので、平日がねらい目でしょう。

<注意>
なかには自転車の貸出をしていなかったり、自転車の乗り入れを禁止していたりする交通公園もありますので、事前に確認しておくことをおすすめします。
また、交通公園で練習したあとは、子どもが信号や横断歩道に慣れ、一般公道でも練習したがる可能性があります。交通公園は「安全に練習できる場所」と事前に親子で話してから行くと、子どもも理解しやすいでしょう。

自転車練習におすすめの方法をご紹介

自転車に乗る際には、「バランス感覚」と「ペダルをこぐ足の力」が重要です。
ここでは、お子さんが楽しみながら、バランス感覚と足の力をつけていく方法を3つご紹介します。

ペダルなしの自転車やストライダーでバランスをとりながら進む

まずはペダルなしの自転車やストライダーを使い、地面を蹴って進む練習をしましょう。この方法なら、転びそうになってもすぐに足がつくので、安心です。

練習のポイントは、まっすぐに前を向くことです。もし左右に揺れて重心が安定しない時は、転ぶ恐怖心から下を向いているかもしれません。その場合は、ママやパパが前方に立ち「体の向きと視線」を前にするように声を掛けてあげましょう。

この練習を繰り返すことで、子どもはバランスがとれるようになってきます。5秒ほど一直線に進めるようになったら、実際に自転車に乗ってみましょう。

補助輪や親の補助でペダルをこぐ

バランス感覚がついてきたら、次はペダルをこぐ練習です。ペダルを踏み込む動作はお子さんにとっては難しいものです。まだ、こぐ力が弱いうちは、傾斜が緩やかな下り坂などで練習するといいでしょう。ただし、安全のためにも、事前にブレーキの使い方を教えてあげてくださいね。

まだ、ペダルに足を乗せる勇気が出ないときは、補助輪を付けたり、親が後ろで持って支えたりしながら練習し、こぐ力をつけていきます。

ペダルをこぐのに慣れてきたら、徐々に補助輪を外しましょう。

もし自転車がぐらついて、バランスが不安定だったり、直線に進むのが難しかったりする場合は、緩やかな下り坂などで練習するのもおすすめです。自転車が前に進むことで、バランスを取りやすくなります。

ママ・パパはサポートが大変かもしれませんが、お子さんのためにも根気強く見守ってあげてくださいね。

■ブレーキやハンドルの操作に慣れる

平らな道を走れるようになったら、「操作方法」をマスターしていきます。
ハンドル操作が身につけば、行きたい方向に自転車を動かせるようになり、自転車に乗ることが楽しくなるはず。
お子さんにとっては、手と足を同時に使うのは難しいことですが、ブレーキとペダルを思い通りに使えるようになるまで、しっかり練習しましょう。

「あと少しで、一人で乗れそう」と感じたら、コーンを設置し障害物を避ける練習などを取り入れるのも効果的です。ハンドル操作からブレーキの掛け方、カーブの曲がり方まで、自転車に必要な操作をほとんど身に付けることができます。

子どもの自転車練習で親ができることはある?

自転車の練習を頑張るお子さんのため、ママ・パパにできることをご紹介します。

・実際に自転車に乗って見本を見せる
自転車の乗り方は、感覚的な部分が大きいもの。また子どもは、言葉よりも目で見る「視覚情報」の方が理解しやすいとも言われています。
これらのことから、ママ・パパは自転車に乗る見本を見せてあげるとよいでしょう。
親からの期待が大きいと、お子さんにとってはプレッシャーになりかねません。お子さんに合ったペースで練習していきましょう。

▪️上達のコツは、焦らずに褒めながら教えること
いきなり自転車に乗れるようになるお子さんは少ないです。上達に時間がかかったとしても、焦らず褒めながら教えてあげましょう。
褒める時は、より具体的に声を掛けてあげてください。例えば、「すごいね」ではなく、「昨日はペダルをこぐのが難しかったけど、今日は上手にこげたね」と伝えてあげましょう。ママ・パパからの言葉が、子どものやる気をぐっとアップさせます。

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お子さんが自転車に乗り始める時期や、練習方法などについてご紹介しました。
練習に付き合うのは少し大変かもしれませんが、我が子が「自転車に一人で乗れた」瞬間は、きっと思い出に残るはず。その時は、子どもと一緒に思いっきり達成感を味わってくださいね!

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