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子どもが自転車に乗り始めるのは何歳から?上達のコツも紹介!

幼児

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2021/7/26

子どもが自転車に乗り始めるのは何歳からがベストなのか解説します。さまざまなサイズ、デザイン展開がされている子ども用自転車の選び方や、練習のコツ、ママ・パパの心構えについても紹介します。ぜひ、お子さまの自転車練習に生かしてください。

子どもが何歳から自転車の練習を始めればよいのか、気になっている方も多いでしょう。この記事では、子どもが自転車の練習を始める平均年齢や、最適な自転車の選び方、実際に練習するときのコツやママ・パパの心構えを紹介します。

自転車の練習を始めるのは何歳から?

子どもが自転車に乗れるようになる年齢は、日本トイザらスの調査によると、5歳(28.3%)・4歳(24.6%)・6歳(23.6%)の回答順となり、平均年齢は4.9歳です。ちなみに、ママ・パパの親世代が自転車に乗れるようになったのは平均年齢5.7歳で、0.8歳早まっています。

自転車に乗れるようになる平均年齢が下がっているのはなぜか、考えられるのは次の理由です。

・ストライダー(ランニングバイク)の普及
・子ども用自転車のサイズの充実
・サドルの高さの種類が豊富になり、サドルが低い自転車が増加

ストライダーとは、ペダルやブレーキがない、自転車型の乗り物です。ハンドルを持ってサドルに座り、ペダルがない代わりに足で地面を蹴って前進します。1歳半~2歳ごろから乗れるため、今の子どもたちはストライダーを通して自転車デビューができるのです。

また、子ども用自転車において、ホイールの大きさやサドルの高さが親世代よりも充実していて、より早くから自転車に親しめるようになったことも大きな理由です。

■子ども用自転車の対象年齢は?

実は、子ども用自転車にはサイズがあり、自転車名の後ろなどに「○○インチ」と記されています。ホイール(自転車の車輪)の直径を「インチ」という単位で表したものがサイズとなります。子どもの成長に応じて、適正身長に合うサイズの子ども用自転車を選ぶことが、安全性の面から大切です。

現在展開されている、子ども用自転車のサイズと適正身長の目安は以下の通りです。ただし、サイズごとの適正身長はメーカーによってやや異なるので、購入するメーカーの適正身長を参考にしてください。

12インチ 年齢:2〜4歳 適正身長:85〜105cm
14インチ 年齢:3〜5歳 適正身長:92〜107cm
16インチ 年齢:3〜6歳 適正身長:98〜119cm
18インチ 年齢:4〜8歳 適正身長:103〜125cm

子ども用自転車の対象年齢は2歳から8歳程度となっています。2歳から乗れるほど、子ども用自転車のサイズは豊富に展開されており、自転車に乗り始める時期がママ・パパの親世代よりも低年齢化しています。

自転車に取り付けた、前乗せ・後ろ乗せのチャイルドシートに子どもを乗せられるのは「小学校就学の始期に達するまで」、つまり、子どもが6歳になる年度の3月31日までと、法律で定められています。たとえば、2021年8月1日が6歳の誕生日の場合、2022年3月31日まで可能です。以前は6歳になるまででしたが、2020年4月に道路交通法施行細則が改正されて年齢範囲が広がりました。

これらのことからも、親の自転車に乗せられなくなる6歳ごろまでには自転車に乗れるように、練習を始めるのがおすすめです。

■補助輪なしで乗れるようになるのは何歳から?

自転車の練習を始める平均年齢は、前述の調査によると4.9歳です。補助輪なしで自転車に乗れるようになる平均年齢は、5歳前後といわれています。

ですが、補助輪なしで自転車に乗るのに必要な、体力やバランス感覚の発達には個人差があります。そのため「5歳だから乗れるはず」と決めつけずに、子どもの発達状況を見ながら自転車の練習を進めていきましょう。

自転車選びは何歳からがおすすめ?選び方もご紹介

前述したように、子ども用自転車の対象年齢は、2歳~8歳程度です。ひとつの目安として、幼少期の2〜4歳では12インチか14インチ、補助輪なしで自転車を練習する4〜6歳では16インチか18インチのどちらか1台を選んで、ステップアップしていくのがおすすめです。

その他、子ども用自転車を選ぶときに注意したいポイントをご紹介していきます。

■子どもの体格に合ったサイズを選ぶ

ママ・パパ目線では、価格やデザインを重視して自転車を選んでしまいがちです。しかし、安全性の面から最も重要なのは、子どもに合ったサイズかどうかです。すぐ成長するからと大き過ぎる自転車を買うと、地面に足がつかない、大き過ぎてハンドル操作が上手くできないなどから恐怖心を抱き、自転車に乗りたくなくなってしまいます。

また、成長期ですぐに体格が変化しやすいため、最初に12インチを買ったら次は16インチ、または14インチだったら18インチと、2サイズごとにステップアップしていくと、出費を抑えられ、かつ成長期の変化にも合わせやすいのでおすすめです。

■両足のつま先が地面につく自転車を選ぶ

サドルにまたがったときに両足のつま先が地面につかないと、危ないうえ自転車に恐怖心を抱いてしまいます。サドルの高さは乗りやすさにも関係するので、実際に自転車にまたがってみてサイズ感を確かめましょう。

■ハンドル・ブレーキが握りやすい自転車を選ぶ

大人用と子ども用の自転車では、たとえサイズが同じでも、ハンドルやブレーキなどは子どもの手に合うよう小さめに設計されています。そのため、身長が低めな大人の家族と兼用するのではなく、子ども専用の自転車で、ハンドルやブレーキが握りやすい自転車を選びましょう。

自転車に乗る練習をする際にママ・パパが覚えておきたい6つのコツ

子ども用自転車の練習方法において、ママ・パパが親として気をつけると効果的な6つのコツや注意点を紹介します。

■交通公園など、安全な場所で練習する

子どもが安全に練習できるよう、交通公園やグラウンドなど、広くて見通しがよく車通りのない場所で練習しましょう。道路や駐車場など、危険が多い場所で練習をしてはいけません。また、転んで頭を打たないよう、ヘルメットも用意しましょう。

■ストライダーを活用する

本格的に自転車の練習を始める前に、ストライダー(ランニングバイク)を使って、自転車型の乗り物に慣れるのもおすすめです。ストライダーとは前述したように、ペダルや補助輪、ブレーキがない自転車型の乗り物です。対象年齢は2〜5歳と早い年齢から練習ができ、バランス感覚と脚力を養えます。

■ママ・パパが見本を見せる

自転車の乗り方を言葉で伝えるよりも、ママやパパが実際に乗ってみて見本を見せた方が、子どもは理解しやすいものです。ハンドルを握って自転車を支える、サドルにまたがって足でペダルを漕ぐ、ブレーキを使って止まるなど、一つひとつの動作ごとにお手本を見せましょう。

■進行方向の遠くを見るようにアドバイスする

練習を始めたばかりの頃は、転ぶのが怖くて、下の地面ばかりを見てしまいがちになります。しかし、自転車でバランスを取るには、正しい姿勢で前を見て乗ることが大切です。そのため、進行方向に目がいきやすいよう、ママやパパが目標方向に立ったり目印を置いたりするなど工夫してみましょう。

■焦らずゆっくり見守る

幼稚園の友達など、周りの子どもが自転車に乗れるようになると、親も焦ってしまいがちになります。しかし、自転車に乗れるようになるには、平均的な年齢を気にするよりも、子ども自身が自転車に楽しく乗りたいと思ったタイミングで練習を始めるのが効果的です。

また、自転車に乗れるようになるには、ふらついたり転んでしまったり、バランス感覚を身につけるための失敗経験が必要となり、それなりに時間がかかります。うまくいかないと口を出したくなりますが、子どものペースを尊重し、危ないめに遭わないようアシストしながら、ゆっくり見守ることが大切です。

自転車に乗れるようになるまでの過程を楽しむ

自転車に乗れるようになるまで練習を重ねることも、子どもとの思い出の大切な1ページとなります。そのため、練習過程を楽しめるよう、ビデオカメラやスマホなどで撮影して記録に残すのもおすすめです。ただし、カメラを気にして練習を嫌がるような場合は撮影をやめておきましょう。

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最近の子どもが自転車に乗れるようになる平均年齢は4.9歳と、親世代より早くなっています(日本トイザらスの調査結果より)。理由のひとつに、子ども用自転車のサイズが豊富になったことが挙げられます。自転車を選ぶ際には、子どもの体に合ったサイズを重視し、両足が地面について、ハンドルやブレーキが握りやすいものを選ぶのがポイントです。

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