赤ちゃんがハンドリガードするのはいつからいつまで?理由も解説
2021/10/11
ハンドリガードとは、生後3か月頃の赤ちゃんが、自分の手をじっと見つめる仕草のことです。この記事では、ハンドリガードをする理由や、しない場合について、詳しく解説しています。この時期におすすめのおもちゃも紹介していますので、ぜひご活用ください。

目次
赤ちゃんがハンドリガードするのはいつからいつまで?理由も解説
ハンドリガードとは、生後2〜4か月の赤ちゃんが自分の手を見つめる仕草のことです。英語で「じっと見る」という意味があります。この記事では、赤ちゃんがハンドリガードをする理由や時期について、詳しくご紹介します。
ハンドリガードとは?
ハンドリガードとは、生後2~3か月頃の赤ちゃんが手をじっと見つめたり、指や拳を舐めたりするしぐさのことです。足を掴んで見つめたり舐めたり(フットリガード)する赤ちゃんもいます。
「自分」と「自分の外側の世界」の区別がまだはっきりしない赤ちゃんにとって、ハンドリガードは「自分」という存在を意識しはじめる大切なしぐさです。

生まれてまもない赤ちゃんはまだ視力が発達していませんが、生後2か月を過ぎるころには少しずつ視界もはっきりしてきます。加えて、運動機能が発達し、自分の体の動きを少しずつコントロールできるようになっていきます。そのため、自分の手を目の前にもってきて「これが自分の体なんだ」と分かるようになるのです。
こうした動作は、見る力・認識する力・体を動かす力が発達してきている証拠でもあります。
バランスをとりながら真剣な眼差しで自分の拳を見つめる赤ちゃんはとてもかわいく、ママ・パパは成長を感じるはずです。
赤ちゃんがハンドリガードをするのはいつからいつまで?
赤ちゃんがハンドリガードをする時期は、生後2~4か月ごろといわれます。早い赤ちゃんだと、生後2か月ごろからハンドリガードがみられる場合もあります。また、ハンドリガードをしない赤ちゃんもいます。
個人差がありますが、通常は以下のような順序で発達が進んでいきます。
<生後0~5か月までの発達の目安>
・生後1か月
一点を見つめる「注視」ができるようになる
・生後2〜3か月頃
視力が発達し、ハンドリガードがみられるようになる
・生後3〜4か月頃
手足の操作が上手になり、両手を使って遊ぶこと、おもちゃを握っていることができるようになる
・生後4〜5か月頃
五感が発達し、おもちゃに手を伸ばし、遊ぶようになる
とてもかわいいハンドリガードの仕草ですが、実は、みられる時期は2か月~3か月と、ごくわずかです。
赤ちゃんの成長は早いので、見逃さず、写真やビデオにおさめておきたいですね。
なお、ハンドリガードがみられる時期は、ちょうど指なめも盛んになる時期です。ハンドリガードが始まったら、赤ちゃんの手指をこまめに拭いて、清潔に保つよう気をつけてあげましょう。
赤ちゃんがハンドリガードをする理由
生後2~4か月ごろの赤ちゃんがハンドリガードをする理由は、主に以下の3つがあげられます。
・見る力や認識する力の発達
・体を動かす力の発達
・好奇心の発達
見る力や認識する力の発達
生後2~4か月ごろになると、見る力に加え、認識する力が育ってきます。
まず、赤ちゃんは生まれてから1か月ほどで動くものを目で追えるようになります。これは「追視」と呼ばれ、赤ちゃんが順調に発達している証拠です。
視力が発達すると、ママやパパの顔も認識できるようになるなど、「認識する力」も育っていきます。
この2つの力が育つことで、自分の手を見つめるハンドリガードが現れるようになります。ハンドリガードは、見つめている手が自分の体の一部なのだと、赤ちゃんが認識できるようになった証拠といえるでしょう。
体を動かす力の発達
体を動かす力の発達も、ハンドリガードの出現に関わっています。
ハンドリガードでは、赤ちゃんは一生懸命、自分の手を目の前に持ち上げます。しかし、自分の目の前に手をとどめておくことは、生まれたばかりの赤ちゃんにとってはとても難しいことです。
自分の手の動きをコントロールできなければ、ハンドリガードの仕草は現れません。つまり、ハンドリガードは赤ちゃんが自分の意志で体を動かすことができるようになった証拠でもあるのです。
■好奇心の発達
生まれてからたった数か月の間に、赤ちゃんの脳は大きく成長していきます。ハンドリガードが現れる理由として、「好奇心」の発達も大きく関わっているといえるでしょう。
視力の発達に伴い、周囲に対する赤ちゃんの好奇心はどんどん強くなっていきます。目に映るものに対して、「これは何?」「どんな味?」「どんな感触?」と気になり、確かめようとします。
ハンドリガードも、そのひとつ。自分が動かす「手」の存在に気付くことで「自分」を認識できるようになるのです。
赤ちゃんがハンドリガードを始めたら、好奇心がしっかり育っている証拠です。周囲のモノに対して、どんどん興味が広がっていくでしょう。
■ハンドリガードをしないこともある?
前述しましたが、ハンドリガードを始める時期や頻度には個人差があり、なかにはハンドリガードをしない赤ちゃんもいます。そのため、ハンドリガードをしないからといって、心配する必要はないでしょう。
ハンドリガードは発達過程でよくみられる行動ではあるものの、しないからといって発達に問題があるわけではありません。追視や体の動きなど、他の発達状況が正常であれば、ハンドリガードをしなくても問題ない場合がほとんどです。
どうしても心配であれば、小児科医に相談してみましょう。他の発達状況を踏まえ、問題ないかどうかを判断してくれるでしょう。

ハンドリガードをし始めた赤ちゃんにおすすめのおもちゃ
ハンドリガードが見られる赤ちゃんの、追視や認識する力好奇心発達にそのため、この時期にはたくさんいい刺激を与えてあげたいですね。
そこで最後に、ハンドリガードを始めたころの赤ちゃんにおすすめのおもちゃをご紹介します。
・柔らかくカラフルな「ラトル(ガラガラ)」

赤ちゃんのおもちゃの定番でもある「ラトル(ガラガラ)」。自分で動かせて音の鳴るラトルは、赤ちゃんの好奇心を刺激してくれる絶好のおもちゃです。
布製の柔らかいラトルをなら、まだおもちゃを上手く握れない赤ちゃんが、誤って顔に落としても心配ありません。また、生後間もない赤ちゃんも認識しやすい、赤や黄色などのはっきりした色合いのラトルを選ぶのもいいですね。
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・手を伸ばすと揺れる「メリー」

目の前で揺れるおもちゃが、赤ちゃんの好奇心を刺激してくれる「メリー」もおすすめです。メリーにぶら下がったおもちゃを掴もうと、手指のコントロール力もついてきます。
手で掴むおもちゃだと、赤ちゃんが落としたとき拾う必要がありますが、メリーならその手間がありません。夢中で頭上のおもちゃを掴む練習をしてくれるはずです。
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