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フィンランドからお届けします -フィンランド人に聞くフィンランドのライフスタイル 〈フィンランド人直伝〉秋のフィンランドの楽しみ方

秋のフィンランド、フィンランドの夏。 冬のイメージが強いフィンランドに、秋があることをご存知でしょうか?第4回では、フィンランドの秋の楽しみ方をご紹介。

フィンランドには、実は秋があります

フィンランドには、実は秋があります

サンタさんとオーロラの国、北欧・フィンランド。
寒いイメージが強いですが、実は「四季」があります!
はい、夏も秋も、もちろん冬も、そして春がすべて体験できる国です。

しかも、冬が割と温暖な関東や関西に比較すると、フィンランドの季節はそれぞれはっきり異なります。
冬はマイナス20度まで気温が下がったり、夏はプラス30度の真夏日もあったりします。
そして春には新緑や秋には紅葉を楽しむことができます。

今回は、秋のフィンランド、そして秋の旅行の楽しみ方について紹介します。

フィンランドには、実は秋があります

その前に、フィンランドの秋とは、いつ、どんな季節なのか。

秋は9月から11月末ごろまで続き、気温は少し肌寒く感じられる2度から15度ほど。
ただし日や年によって異なりますので、荷造の参考にもなりますので、天気予報は旅に出発する前には要確認。

フィンランドの秋はruska(ルスカ)、フィンランド語で紅葉が楽しめます。
森と湖の国としても知られるフィンランドですが、森が多く、街の中も木や公園がたくさんありますので、
都心部でも少し離れたところでも紅葉が堪能できます。

それでは、いくつかのテーマに分けて、秋の楽しみ方を紹介します。

【オーロラ】

【オーロラ】 

まず先に、ちょっと得した気分になる情報。
オーロラは実は秋にも見ることができます!
そうです、冬だけではなく、9月から3月まで楽しめます。
しかも、見れる確率が最も高いのは、冬が終わろうとしている春、そして秋です。

オーロラが湖に反射して見えるダブルオーロラも。

ただオーロラは自然現象で、そして自然は電灯のスイッチのように、点けたり消したり(on/off)できませんので、見れない可能性もあります。見れたらラッキー!と見れた時の喜びも倍ぐらい。

【サウナ】

【サウナ】

「サウナ」という言葉はフィンランド語だということは知っていましたか。

サウナとフィンランドのライフスタイルは、「サウナ=フィンランドのライフスタイル」と言っても過言ではないほど日常生活に溶け込んでいます。フィンランド人の家には必ずついていて、フィンランド人全員が同時に入るぐらいサウナが多い国です。
また、サマーハウスを建てる時ににも先にサウナを建ててからキッチンやリビングに手を付けるという順番になっています。

せっかくフィンランドへ旅行するのであれば、サウナも体験しましょう!

【サウナ】

サウナの入り方については、特に絶対的なルールというものがありません。例えば10分いないと効果がないなどといった時間的な縛りはなく、自分が気持ちいいと思っている時間だけいればいい。目的はリラックス。運動でも美容でも何かを頑張ることでありません。サウナに入ればスマホやテレビはありませんので、最高のデジタルデトックスにもなります。そして一緒に入れば、とてもいい交流の場でもあります。

フィンランドはおよそ550万の人口に対して約300万以上ものサウナがあると言われています。
そしてそのフィンランド人が好きなサウナは様々な形があって、全種類制覇したくなります!(あれ、フィンランド人の私だけ・・・?)

【ヘルシンキで紅葉散歩】

【ヘルシンキで紅葉散歩】

秋は澄んだ気持ちいい風を感じながら、黄金色に染まる公園での散歩を楽しむのにぴったりな季節です。
ヘルシンキ郊外の国立公園へ出かけるのも一つですが、ヘルシンキの街の中でも紅葉に出会えます。
そこでおすすめなのはトーロ湾沿いの公園です。
こちらは東京の皇居ランニングと同様に、(筆者を含め)ランナーやウォーキングにポピュラーで、フィンランド人と一緒にお散歩することで、ちょっとローカルな気分に。

【グルメ】

【グルメ】

フィンランドの秋と言えば、ベリーとキノコ!
森に入って、ベリー摘みやキノコ狩りはとっても楽しく是非おすすめしたいところですが、ベリーもキノコも、自然のもので、コンビニみたいに常に新しい商品が入ってくるようなものではありません。そのため、入った森や時期は何も見つからないこともあります。

そこで便利なのはマーケット!屋内のマーケットや野外マーケット、様々なマーケットがありますが、ヘルシンキの港にあるKauppatori(カウッパトリ、意味:マーケット広場)、そしてその隣にある屋内市場は行きやすくてぜひ立ち寄りたい。観光客だけではなく、マーケットは地元の人たちにも愛され、秋の収穫物を購入するのにも、モーニングコーヒーを楽しむのにもぴったり。

【グルメ】

ベリーとキノコ以外に秋に欠かせないのは暖かいスープ。

「フィンランド料理とは?」と聞かれた時に、いつも紹介しているのはフィンランド料理の定番メニューのLohikeitto(ロヒケイット、意味:サーモンスープ)というサーモンのクリームスープです。サーモン、ジャガイモ、ニンジン、そしてフィンランドの万能ハーブ ディルがたっぷり入った幸せな気分になれるスープです。マーケット広場Kauppatoriの隣にあるマーケットホール内でも食べられます。

また、作り方もとっても簡単なので、旅に出かける前には一度作ってみるのはいかがでしょう。紹介するレシピはフィンランド人による本場フィンランドのレシピ。

【グルメ】

この記事を書いている最中に母から写真が送られてきましたが、キノコ狩りを楽しんでいるようです。
キノコはそのまま食べることももちろんありますが、保存食としてサウナで干して置いたり、塩漬けすることもあります。
この季節は実感のサウナがキノコの匂いが少しきつくて・・・しかし美味しいキノコを冬の間でも食べれるのは、今からとっても楽しみです!

そんな秋のフィンランドですが、サウナ、紅葉、グルメ、そしてオーロラ、様々な楽しみ方があります。
冬と夏もおすすめですが、いつかは秋にも是非!

Moi moi!(モイモイ、意味:バイバイ)

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