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福島の旬を楽しめば、 福が来る

トマト

「野菜の名産地」としても知られている福島。 トマトの収穫量・出荷量は全国で4位を誇っていますが、おいしいトマトをつくる秘訣はどんなところにあるのでしょうか。農業をこよなく愛する小山瞳さんと里井一雄さんのお二人に、 トマト作りのこだわりを聞きました。 米作りへのこだわりや思いを伺いました。

栄養たっぷりで毎日でも食べられる。

調理のバリエーションが豊富なトマトは、私たちにもっとも身近な野菜のひとつ。「トマトが赤いと医者が青くなる」ということわざがあるほど、栄養価が高いことでも知られています。福島県はそんなトマトの名産地であり、その収穫量・出荷量は全国で4位を誇っています。

他業種から農業の世界へ。

トマト作りを行うのは、農業を軸に様々な事業を手掛けている「(有)ドットネット」に所属する小山瞳さんと里井一雄さん。お二人とも農業への憧れを胸に、他業種からこの世界へと飛び込んできました。「トマトは手をかければかけただけ、応えてくれるんです(小山)」「花が咲いて、1つの苗から初めて実がついた瞬間が一番うれしいですね(里井)」とそのやわらかな表情からは、トマト作りへの愛情があふれていました。

植え付けから収穫まですべてが手作業。

(有)ドットネットのトマト農園で作っているトマトは、大玉の「りんか409」をはじめ、ミニトマトの「プレミアムルビー」「みどりちゃん」など多数。「育てるポイントは水加減。水をあげないと大きくならない。でも、水をあげすぎると味の深みがなくなるんです」。また、トマトは生育が早いため、脇芽かき、誘引、収穫と常に作業との追っかけっこ。手入れをしながらも病気にかかっていないか、害虫に食われていないかなど、常に細かなところにまで目を配らせるのだそう。

農業の世界にもイノベーションを。

アナログなイメージのある農業ですが、(有)ドットネットの畑、未来ノウジョウでは農業にICTを取り入れているのも特徴です。「土中に、水分、栄養素などが計測できる機器を埋め込むことで、そのときの土の状況をスマートフォンで逐一チェックできるんです」今まで経験からしかわからなかった状況を「見える化」することで、農作業の負担を少しでも減らそうというのがねらいです。まだまだ試験段階ですが、これがもっと広まれば農業のイメージそのものが変わる可能性を秘めているのです。

トマトが見せる、もうひとつの表情。

真っ赤に熟したトマトを一口サイズにカットして、そこにバジルを添え甘酢とオリーブオイルをかけるだけ。「トマトのおいしさを堪能したいならシンプルな調理がいちばん!」と小山さん。トマトそのものは甘みと酸味が絶妙にバランスしており、いくら食べても飽きない味わい。そこにオリーブオイルが加わることでリッチな表情をみせてくれるのです。

まるで食べられる自然の宝石箱。

大玉トマトは商品が店頭に並ぶタイミングで赤くなるように、青い状態のままで収穫するのが一般的。でも、ドットネットの大玉トマトは「なるべくおいしい状態のものを味わってほしい」という思いから、たとえ賞味期限が短くなろうとも、熟した「赤採り」を提供しているのだそう。そこに色とりどりのミニトマトをぎっしりと詰めれば、「食べられる宝石箱」の出来上がり。「真冬の豪雪が土にチカラを蓄えさせ、昼夜の寒暖の差が甘みを生む。おいしいトマト作りは、自然の力があってこそなんです」。里井さんはトマトを手際よくもぎながら、笑顔でそう語ってくれました。

真冬の豪雪が土にチカラを蓄えさせ、昼夜の寒暖の差が甘みを生む。おいしいトマト作りは、自然の力があってこそなんです。

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