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お宮参りとは?参拝の時期や服装などのマナーをチェックしよう!

赤ちゃん

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2021/5/12

赤ちゃんの生後1か月に行う、大切な行事が「お宮参り」です。ここでは、参拝の流れや、マナーをご紹介します。また、赤ちゃん、ママ・パパ、祖父母それぞれの服装についても、注意点とともに説明します。記事を読んで、お宮参りの準備を進めましょう。

お宮参りは、赤ちゃんが生後1か月のときに行う大切な行事です。しかし、何を準備すればよいのかがわからず、不安なママ・パパもいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、お宮参りの流れや、お宮参りに必要な準備、服装やマナーを詳しく解説します。

お宮参りとは?どのような習わしがある?

お宮参りは、子どもの長寿と健康を祈る行事です。お宮参りには無事に赤ちゃんが産まれたことを氏神様(うじがみさま)に報告し、成長を見守るようお願いする意味があります。

氏神様は、住んでいる土地を守っている神様のことで、しきたりではお宮参りは氏神神社に行くことになっている場合が多いです。住んでいる土地の神様に新しい家族を紹介する意味合いがあるため、通常は自宅から近い地元の神社を選びます。ただし、最近は有名な神社を選ぶことも増えており、どの神社を選んでも、とくに問題はありません。

また、お宮参りには、もうひとつ意味があります。その昔、お産は「穢れ(けがれ)」と考えられていました。そのため、お宮参りを通して、その穢れをとるという目的もあります。出産後30日が経過したころに「産の忌(うぶのいみ)」が明けるとされ、その時期に穢れを落とす意味でお宮参りを行うとされています。

お宮参りでは、赤ちゃんに祝い着を着せて神社に参拝し、神職にお祓い・祝詞奏上(のりとそうじょう)をお願いします。

続いては、参拝を行う時期や、服装、謝礼金など、参拝のマナーなどをご紹介します。ある程度決まりがあるため、事前に確認しておきましょう。

お宮参りを行う時期はいつ?

お宮参りは「生後1か月の行事」として定着していますが、厳密には男の子の赤ちゃんは生後31日、女の子は生後32日に参拝するとされています。しかし、現代では赤ちゃんや出産後のお母さんの体調に合わせて、都合のよい時期に行うほうがよいといわれるようになってきました。

参拝の時期は地域によってさまざまで、生後100日までに行うとされる地域もあります。また、北海道などの雪深い地域では、生まれる時期によっては参拝自体が難しい場合もあるでしょう。

生後1か月は赤ちゃんもママも、まだまだ大変な時期ですので、体調や天候に合わせて、無理をせず都合のよい時期に行うとよいでしょう。目安とするなら、1か月検診が済んだころだと、赤ちゃんの体調も安定しやすくなります。

お宮参りの日程を決める際には、六曜を考慮するのもひとつです。ただし、縁起が良いとされる大安は神社が参拝客で賑わうため、待ち時間が長くなり、赤ちゃんや産褥期(さんじょくき)であるママにとって負担になる可能性があります。
無理に合わせる必要はないので、参考程度にみておきましょう。

また、お宮参りはママ・パパと赤ちゃんだけでなく、祖父母も参加する場合が多いです。仕事の調整や衣装の用意など、家族それぞれ準備が必要になるため、家族の都合も考慮して日取りを考えましょう。

お宮参り当日に行うこと

次に、お宮参り当日の詳しい内容をご紹介します。

ご祈祷とは?お参りだけでも良い?

神社ではお参りだけでなく、神職による「ご祈祷」が行われます。ご祈祷とは赤ちゃんの健康や長寿を祈り、穢れを落とすために、神様に願いを捧げる儀式です。ご祈祷では神職が祝詞(のりと)をあげ、神様に願いを伝えます。

お宮参りでは、できればお参りだけでなく、ご祈祷まで行うことが望ましいですが、なかには体調等により長時間の参拝が難しい場合もあるでしょう。その場合は、体調などを踏まえお参りだけで済ませても問題ありません。必ずしもルール通りに行わなければならないという決まりはないので、赤ちゃんやママの体調を一番に考えましょう。

また、ご祈祷をするには事前の予約と謝礼にあたる初穂料が必要となります。初穂料の相場は5,000円〜1万円ほど。詳しくは、初穂料について解説した記事もご覧ください。

参拝後に行うこととは?

参拝後には、家族で記念写真を撮る場合が多いです。衣装の貸し出しや出張撮影などを提供している写真スタジオなどを利用すると、手軽に雰囲気のある写真を撮れるでしょう。

赤ちゃんへの負担を考え、お宮参りとは別の日にスタジオで撮影するパターンもあります。もちろん、お子さんの健やかな成長をお祝いする気持ちが大事なので、写真撮影は必須ではありません。記念写真を撮る場合は、ご家族や赤ちゃんの都合に合わせて予定を組んでくださいね。

参拝後に食事会を行うご家庭も多いようです。食事の場を設ける場合は、準備や片付けが必要のないレストランなどで行うと手軽です。しかし、生後1か月の赤ちゃんを連れて歩くのは思いのほか大変なものです。授乳ケープや授乳グッズ、替えのオムツなどを用意し、おむつ替えスペースや個室を利用できるお店を選ぶとよいでしょう。

参拝の慣習として、お宮参りのあとに親戚や親しい人に、赤ちゃんのお披露目を兼ねた挨拶回りをする場合もあります。ただし、これも必須ではありません。地域によっても異なるので、事前に祖父母や親戚に確認しておくとよいでしょう。

お宮参りでの服装は何を着る?

お宮参りは正式な儀式の場ですので、Tシャツにジーパン、サンダルなどのカジュアルすぎる服装は避けましょう。一般的には、着物やスーツなどのフォーマルな服を着用します。
赤ちゃん、両親、祖父母に共通する服装の注意点として、以下のポイントに気をつけましょう。

・ フォーマルな服装を心がける
・ 肌の露出は控える(ミニスカート、タンクトップ、ハーフパンツなどはNG)
・ 季節や天候などを考慮する

参拝時はフォーマルな服装を心がけることはもちろん、肌の露出の多い服装は儀式の場にふさわしくないため、控えるのが無難です。

また衣装選びの際は、季節や天候を考慮することも大切です。赤ちゃんには「祝い着」と呼ばれる着物やベビードレスを着せることが多いですが、寒すぎたり暑すぎたりしないよう、肌着や素材などで調節してあげましょう。

お宮参りでの赤ちゃんの服装は?男女でどう違う?

お宮参りでの、赤ちゃんの正式な服装は、白羽二重(しろはぶたえ)の内着を着せて、上から紋付きの祝い着を羽織るスタイル。しかし、最近では内着の代わりにベビードレスを着せたり、ベビードレスの上から祝い着を羽織ったりといったスタイルが一般的になっています。

パパ・ママの服装も、赤ちゃんの服装に合わせて和装・洋装で統一するのが一般的です。
以下に、和装・洋装それぞれの、赤ちゃんの祝い着についてご紹介します。

和装の場合(女の子)
女の子の祝い着は、花や蝶などが描かれた「友禅模様」の着物が定番です。色は赤やピンクなど、鮮やかで女の子らしい色合いが人気です。

和装の場合(女の子)
男の子の祝い着は、竜や虎など男らしい柄が描かれた「熨斗目模様(のしめもよう)」が定番です。黒や紺など、濃いめの色が人気です。

購入する場合は費用がかかりますので、レンタル衣装などを上手に利用できるといいですね。

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洋装の場合(女の子・男の子)
洋装の場合、市販のベビードレスを着せる場合が多いです。最近では、ベビードレスにケープをかけたスタイルが人気です。

ベビードレスの色は男女ともに白が定番です。帽子やケープがセットになった商品も多く、素材も選べます。

ベビードレスは和装よりも気候に合わせた調整がしやすいこともあり、人気が高まっています。冬は厚手、夏は薄手の素材など、お宮参りの時期に合わせたベビードレスを選びましょう。

ベビードレスの色は男女ともに白が定番です。帽子やケープがセットになった商品も多く、素材も選べます。

ベビードレスは和装よりも気候に合わせた調整がしやすいこともあり、人気が高まっています。冬は厚手、夏は薄手の素材など、お宮参りの時期に合わせたベビードレスを選びましょう。

お宮参りでの両親と祖父母の服装は?

両親や祖父母の服装は、赤ちゃんに合わせるのが一般的です。
ここから、両親・祖父母それぞれの服装のポイントをご紹介します。

ママの服装のポイント
お宮参りの主役は赤ちゃんです。そのため、赤ちゃんが引き立つよう、派手すぎないシンプルな服を選びましょう。

赤ちゃんが正式な祝い着を着用する場合、ママも着物を着用します。着物は「訪問着」、「色無地」、「付け下げ」が一般的です。
洋装の場合はスーツやワンピースを着用しましょう。授乳中のママは、授乳服のワンピースなどを選ぶとよいでしょう。

パパの服装のポイント
パパも和装をする場合、一つ紋か三つ紋の羽織に袴と着物を合わせます。最近ではママや赤ちゃんの服装にかかわらず、スーツを着用するパパも増えています。
スーツの場合は、ブラックフォーマルなど、ダークカラーのスーツを選びましょう。

祖父母の服装のポイント
祖父母の服装は、ママやパパに合わせるのが一般的です。ママ・パパの服装と同様、派手すぎない色や柄の服を選びます。

祖父の服装は、ブラックフォーマルが一般的です。
祖母の服装は、ママよりも少し控えめな装いにするとよいでしょう。無地や薄いグレーなどのシンプルな服装を選ぶ方が多いです。

40〜50代は、シックな色合いがオシャレに見える年代です。淡いピンクやクリーム色などの清潔感のある色味が人気です。
60代以上の方も、地味すぎない色合いを選んだほうが、若々しく見えるでしょう。

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お宮参りは「マナー、しきたりが難しそう」と感じるかもしれませんが、大切なのは赤ちゃんの健やかな成長を願う気持ちです。マナーやしきたりは参考程度に捉え、赤ちゃんや産後のママの負担にならないよう準備しましょう。

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