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幼稚園の夏休みはいつからいつまで?共働きの預け先・過ごし方を解説

幼児

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2023/7/7

幼稚園の夏休みは、小学校同様に7月下旬から8月のケースが多いです。この記事では、幼稚園の夏休み期間を乗り切る方法を解説!共働き家庭の参考になる夏休みの過ごし方のアイディアに加え、夏休みに向けて準備すること・心構えまで豊富にご紹介します。

幼稚園の夏休みがいつからなのか、夏休みを子どもとどう過ごそうか悩んでいませんか?共働き世帯だと、子どもの預け先にも迷ってしまうでしょう。そこで今回は、幼稚園の夏休みがいつからいつまでなのか、夏休み期間中の預け先やおすすめの過ごし方などについて詳しく解説します。

幼稚園の夏休みはいつからいつまで?

幼稚園の夏休みの期間は、一般的に公立幼稚園も私立幼稚園も7月下旬から8月までの約7週間です。地域によって差があるため、期間が少しずれることもあります。「幼稚園の夏休みってこんなに長いの?」とびっくりしたご家庭もあるのではないでしょうか。

幼稚園は文部科学省管轄の教育期間であるため、基本的に小学校や中学校、高校とほぼ同じスケジュールで夏休みを取ることになるのです。

ここで気になるのが、夏休み中の保育代でしょう。「登園できないのだから無料になるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、実は普段と同様に月謝を支払う必要があります。多くの幼稚園は年間の保育料を12か月で割った金額を月謝としているため、夏休みの期間中も支払いが発生するのです。

ちなみに、保育園の場合夏休みはありません。これは、保育園を管轄しているのが幼稚園とは違って厚生労働省だからです。夏休みだけでなく、冬休みや春休みなどもありません。

夏休み中に幼稚園でのイベントはあるの?

幼稚園によっては、夏休み中に下記のようなイベントがある場合もあります。

• 夏季保育
• お泊り保育
• プール

夏季保育とは、幼稚園が夏休みに入っている期間中に登園することです。夏季預かりとも呼ばれています。夏休みは約7週間と長く、せっかく幼稚園に慣れた子どもが夏休みを挟むことで、休み明けの登園を嫌がることもあります。それを防ぐ狙いで行われているのが夏季保育です。また夏季保育には、働く保護者のサポートをする意味合いもあります。

お泊り保育は、年長さんで行われることの多い行事です。1泊2日程度、幼稚園や近隣の施設にお泊りをします。親元を離れて一晩過ごすことで、子どもの自立心や協調性、社会性を育てることが目的です。普段はできないような野外遊びや調理実習、夜空の観察なども行えるため、子どもにとっても楽しいイベントとなるでしょう。

夏休み期間中にプールを実施している幼稚園もあります。プールは強制参加ではなく、自由参加のところがほとんどです。「夏休み期間中に子どもとどう過ごそう」と悩んでいる方は、プールのイベントに参加するのもおすすめです。

幼稚園が夏休み中、共働きの親はどうすればいい?

共働き世帯にとって悩みの種となるのが、幼稚園の夏休み期間中にどうやって仕事をするかということではないでしょうか。

約7週間という期間、仕事を休むわけにはいかないママ・パパも多いかと思います。ここでは、夏休み期間中でも仕事と育児を両立するための方法を見ていきましょう。

預かり保育を利用する

幼稚園によっては、夏休み期間中でも預かり保育を行っている場合があります。文部科学省の「平成26年度幼児教育実態調査」によると、公立幼稚園では50%以上、私立幼稚園では80%以上のところで預かり保育を実施しているそうです。ただし、通常時とは保育料が異なるので、事前に確認してから利用しましょう。

両親や親戚に預ける

身近に頼ることのできる両親や親戚がいるご家庭は、夏休み期間中だけ子どもたちを見てもらうのもおすすめです。顔見知りの人と過ごせるので、子どもの負担も少なく済むでしょう。
また、孫の顔を見られるため、祖父母も喜ぶことかと思います。預けた後はお礼を伝えるのも忘れないようにしましょう。

自治体の託児サービスを利用する

各自治体には、子どもを一時的に預かるファミリーサポートセンターがあります。料金は1時間700~1,000円程度です。自治体によって料金や、登録・マッチングの要不要が異なるので確認しておきましょう。

預け先に困っている方はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。場所が分からない場合は、区役所などに問い合わせてみてください。

託児所や保育園の一時預かりサービスを利用する

託児所や保育園では、一時預かりサービスを行っている場合があります。夏休み期間中の預け先に困っている場合、一時預かりサービスを利用する方も少なくありません。料金は認可保育園なら1時間400~600円、認可外の保育園なら1,500円程度です。

ただし、認可保育園は待機児童や緊急性の高い家庭が優先されることもあり、夏休み期間中だけ預けるのが難しい場合があります。一方で、認可外の保育園は料金がやや高くなってしまうものの、夜間や急な依頼にも対応してくれる場合があります。

ベビーシッターを依頼する

夏休み期間中の預け先で困っている場合は、ベビーシッターの利用も検討してみましょう。1時間2,000円程度の料金がかかりますが、自宅で子どもを見てもらえるため安心です。行き帰りの時間もいらないため、生活リズムを崩すこともありません。

自宅に入って保育してもらう必要があるため、「全国保育サービス協会」に加入している事業者など、安全性や信頼性が高いサービスを利用しましょう。

なお、こども家庭庁の「ベビーシッター利用者支援事業」の承認事業主となっている企業にお勤めの方は、「ベビーシッター派遣事業割引券」の利用ができます。子ども一人あたり1日2,200円分の割引券が2枚補助されますので、利用を希望する方は企業にご確認ください。

その他の方法

社内の託児所を使ったり、ママ・パパ友に預けたりする方法もあります。
親同士で協力し合って夏休み期間中を過ごすのも一つの方法です。交代で預け合うなど、工夫をしながら夏休み期間を乗り切りましょう。

どのケースでも夫婦で協力が必要!

預かり保育やベビーシッターを利用するなど、子どもを預ける方法にはいくつか種類があります。それぞれのご家庭にあった方法を見つけて夏休み期間をうまく過ごしましょう。

また、預け先を探す際には、夫婦で協力することも忘れてはいけません。送り迎えも含め、ママやパパのどちらかだけに負担が偏っていないか、今一度確認してみてください。交互に休みを取ったり勤務時間を短くしたりなど、2人でよく話し合って夏休みの対応を考えましょう。

幼稚園児が楽しめる夏休みの過ごし方

夏休み期間は、子どもたちと保護者が一緒になってとことん遊べる貴重な時間でもあります。ここでは、どのような過ごし方があるのかについて見ていきましょう。

公園遊び・水遊び

プールや海、川での水遊びは夏休みだからこそできる遊びです。思いっきり夏をエンジョイすることで、子どもにとっても良い思い出となるでしょう。近くの公園に遊びに行くのもおすすめです。
子どもにおすすめの水遊びのおもちゃについては、「水遊びのおもちゃは【手作り・プチプラ】で!子どもが喜ぶのは?」 の記事をご覧ください。

お祭り・花火に参加

夏といえばお祭りや花火などの催し物が多い季節です。子どもと積極的に参加し、夏らしい体験を一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

児童館・博物館・美術館などへ行く

涼しい場所で子どもと楽しみたい場合は、児童館や博物館、美術館へ行くのがおすすめです。夏休みには工作や体験イベントなどを行っていることも多いので、親子で楽しめるでしょう。

野外活動・旅行

子どもだけで参加するサマーキャンプに申し込んだり、長期休暇を利用して家族で旅行に行ったりするのもおすすめです。夏らしい体験を家族で楽しめるように工夫することで、子どもにとってもよい思い出となるはずです。

工作・DIY体験

自宅で子どもと一緒に工作やDIY体験をするのもよいでしょう。何かを一緒に作るという体験を通して柔軟な思考力や手先の器用さを育むことができます。

短期の習い事、体験に参加

夏休み期間だけ習い事に行くのもおすすめです。体験イベントも多く実施されているので、こちらも参加してみてください。

読書

外が暑くて遊びに行くのが大変なとき、天気が悪くて外出できないときは読書をしてみてはいかがでしょうか。読み聞かせをしてあげるのもよいですが、子どもに自分で読んでもらい、読む力を育むのもおすすめします。
子どもがいるご家庭の読み聞かせ事情や、おすすめの絵本が気になる方は、「絵本の読み聞かせの効果・コツは?楽天ママ割メンバー1,000人に調査 」の記事もぜひご覧ください。

幼稚園が夏休みに入る前の心構え

子どもの幼稚園が夏休みに入る前にしておきたい心構えとして、次の3つがあります。

• 親子での過ごし方を考えておく
• 夏休みだからといって生活リズムを崩さない
• 紫外線対策や熱中症対策をしっかり行う

夏休みは約7週間とかなり長いものです。とはいえ、だらだら過ごしているとあっという間に過ぎてしまいますので、旅行やお出かけをする際は計画的に進めていきましょう。

また、あまり予定を詰め込みすぎると体調を崩す原因にもなるため、無理のないスケジュールを立てることが大切です。夏休みが終わってから困ることになるため、生活リズムは幼稚園に通っているときと同じようになるように心がけましょう。

外に出るときは紫外線対策や熱中症対策をしっかり行うことも忘れずに。子どもは熱中症になっても「疲れた」と言うだけであまり症状を口に出さないこともありますので、気をつけて過ごしましょう。

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幼稚園の夏休みは7月下旬から8月いっぱいまでのところが多いでしょう。共働きをしている場合は、預かり保育や一時保育、ベビーシッターなどをうまく活用してみてください。夏休みはお祭りや体験イベントに参加したり、家でじっくり工作やDIYなどを行ってみたりしてみてはどうでしょうか。夏休みならではの経験ができると、子どもにとってもよい思い出となるはずです。

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