安いカーナビおすすめ5選!高いカーナビとの違いや探し方も紹介

安いカーナビおすすめ5選!高いカーナビとの違いや探し方も紹介

安いカーナビと高いカーナビの違いや、カーナビの購入費用を安く抑える方法を知りたい方もいるのではないでしょうか。

カーナビは、ご自身にとって必要な機能を見極めたうえで、予算に合うものを選ぶことが大切です。

この記事では、安いカーナビの特徴や選び方、おすすめ5選をご紹介します。

なお、カーナビの種類やスマホのナビアプリとの違い、代表的なメーカーなど、カーナビに関する基礎知識については、以下の記事も合わせてご覧ください。

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おすすめのカーナビ7選!メーカーの特徴や選び方も解説

>>>安いカーナビおすすめ5選を早速チェックする

安いカーナビと高いカーナビの違い

安いカーナビと高いカーナビの違い

安いカーナビと高いカーナビの違いは、主に機能の差にあります。

最近では多機能化が進み、ナビ機能だけではなく、高性能のカーオーディオとしても活用できるカーナビなど、高価格帯のモデルが見られるようになりました。

安いカーナビは高価格帯のモデルと比べて、どうしても機能が劣ってしまう傾向にあります。しかし、ナビ機能や音楽再生機能など必要最低限の機能がついていて、十分快適に使えるモデルもあります。

以下では、安いカーナビの特徴をまとめました。

  • 機能は必要最低限
  • DVDプレイヤーが内蔵されていない
  • USB接続ができない
  • スマホ連携でナビ機能を使う「ディスプレイオーディオ」モデルのもの

機能よりも価格を重視したい方は、これらを参考にカーナビを探してみましょう。

安いカーナビの探し方

安いカーナビの探し方

カーナビは、カー用品店や家電量販店、ネットで購入できます。

実際の製品を見て購入したい場合はカー用品店や家電量販店、複数のモデルを比較して検討したいのであればネットでの購入がおすすめです。

安いカーナビを探す際は、次のポイントに着目しましょう。

  • 機能を必要最低限に絞る
  • 中古・型落ちのカーナビをチェックする
  • 後付けのカーナビを購入する

それぞれ、詳しくみていきましょう。

機能を必要最低限に絞る

多機能のカーナビは価格が高くなる傾向にあるため、安いカーナビを探す際は機能を必要最低限に絞りましょう。

複雑な機能がなく、目的地まで案内する機能がついたカーナビで問題なければ、比較的安く購入できます。

中古・型落ちのカーナビをチェックする

中古や型落ちのカーナビは、最新のものよりも安く購入できます。しかし、中古の製品を選ぶ場合は、購入後に不具合が見つかる可能性もあるので、返品対応などのアフターサービスがあるかどうかもチェックしましょう。

また、新製品のカーナビがリリースされる時期は、前のモデルのカーナビが型落ちして、価格が下がることがあります。型落ちモデルは2月、3月、9月に安くなることが多いので、チェックしておきましょう。

>>>中古のカーナビを探す

後付けのカーナビを購入する

車をまだ購入していない場合、備え付けの純正カーナビにするか、後付けのカーナビにするかを悩んでいる方もいるでしょう。

できるだけ安いカーナビを選びたいのであれば、後付けのカーナビの方が価格を抑えられます。それぞれの価格を比較すると、目安は以下のとおりです。

比較項目 価格の目安
純正品 9万円~30万円
後付け 4万円~25万円

純正品の価格は最低でも9万円である一方で、後付けの価格相場は比較的安く、なかでも5万円~10万円のモデルが多い傾向にあります。

また、後付けのカーナビは取り外しができるので、車を乗り換えた場合でも引き続き付け替えて使用できる点がメリットです。

しかし、純正カーナビの方が保証期間は長く、車のデザインとマッチしやすいといったメリットもあります。購入前にしっかりと検討しましょう。

カーナビの基本的な選び方

カーナビの基本的な選び方

安いカーナビを購入しても、「ダッシュボードのサイズに合わなかった」「ディスプレイが小さくて操作しづらい」など、ご自身に合わないモデルを選ぶとあとから後悔してしまいます。

カーナビ選びで失敗しないためには、価格だけではなく、次のようなポイントにも着目しましょう。

  • 設置方法
  • ディスプレイサイズ
  • 記憶媒体
  • 地図の更新頻度・費用
  • フルセグなど各種機能

それぞれ詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

設置方法

カーナビの設置方法には、インダッシュタイプとポータブルタイプの2種類があります。それぞれの特徴は、以下のとおりです。

設置方法 インダッシュタイプ ポータブルタイプ
イメージ
特徴 車のダッシュボードにはめ込んで取り付けるタイプ 車のダッシュボードの上に設置するタイプ
メリット カーナビだけでなく、オーディオ機能やAI搭載の声認識機能を利用できるモデルもある 車種に関係なく手軽に設置可能で、価格もリーズナブルで求めやすい
デメリット 車種によっては設置できない カーナビの精度が落ちることがある

インダッシュタイプのカーナビには、「DIN」というドイツにおける工業規格が取り付けサイズとして採用されています。DINには以下のように1DINと2DINがあり、近年では2DINが主流です。

  • 1DIN…縦:約50mm・横:約180mm
  • 2DIN…縦:約100mm・横:約180mm

上記に加えて、ワイド2DIN(縦:約100mm・横:約200mm)のモデルもあります。

まずは車の取り付けサイズを確認し、そのうえで車に合うサイズのカーナビを選びましょう。

ディスプレイサイズ

カーナビのディスプレイサイズは、7型~11型と幅広く展開されており、車の大きさによって合うサイズは異なります。

以下は、軽自動車・中型SUV車・大型SUV車の目安となるディスプレイサイズの目安です。ディスプレイサイズの単位である型は、インチとも呼ばれており、表示部分の対角線の長さを1型=25.4mmで表します。

  • 軽自動車…7型~8型
  • 中型SUVなど…8型~9型
  • 大型SUVなど…9型~10型

上記を参考にしたうえで、見やすさや操作のしやすさを考慮して、カーナビを選びましょう。

記憶媒体

カーナビの記憶媒体とは、地図情報や交通情報などを記録する装置のことです。

記憶媒体の種類にはHDD、SDカード、SSDの3つがあります。

記憶媒体 特徴
HDD 昔主流だった記憶媒体で、他の2つと比較すると読み込み速度は低い
SDカード 現在広く使われており、読み込み速度が速くリーズナブルで、持ち運びができる
SSD SDカードより読み書きが速いが、コストがかかる

それぞれメリット、デメリットがあるので、比較してみてご自身に合うものを選んでみてください。

地図の更新頻度・費用

カーナビによる地図案内をより正確にするためにも、定期的な地図の更新が必要です。しかし、カーナビによっては更新頻度が少なかったり、更新費用が高くついたりするものもあります。

なるべく費用を抑えたい場合は、無料で地図を更新できるモデルを選びましょう。

また、地図が更新されていないと道に迷う可能性もあるので、少なくとも1年に1回程度のペースで更新できるカーナビを選ぶのがおすすめです。

Bluetooth・フルセグなど各種機能

カーナビには、単純なナビ機能以外にも、さまざまな機能が搭載されています。以下は、カーナビに搭載されている主な機能です。

カーナビの機能の例 特徴
VICS WIDE 安全で快適な運転のため、渋滞や事故などの交通状況をリアルタイムで伝える機能
Bluetooth スマホなどの端末とカーナビを接続し、音楽を聴いたりハンズフリーで通話できる機能
ワンセグ/フルセグ カーナビの画面を活用してテレビを視聴できる機能
ドライブレコーダー連携 ドライブレコーダーで記録している映像をカーナビに映し出せる機能

他にも、音声認識機能などがありますが、多機能のカーナビは価格が高くなる傾向があります。

安いカーナビを購入したい場合は、最低限の機能を備えたシンプルなモデルを選びましょう。

安いカーナビおすすめ5選

今回は、5万円~10万円前後で、比較的安く購入できるカーナビ5選をご紹介します。

  • KENWOOD(ケンウッド)|MDV-S710W
  • KENWOOD(ケンウッド)|EZ-950
  • Panasonic(パナソニック)|CN-HE02WD
  • Panasonic(パナソニック)|CN-G1500VD
  • Pioneer(パイオニア)|AVIC-RW521

ご自身に合うカーナビを見つけて、ぜひ購入する際の参考にしてみてください。

KENWOOD(ケンウッド)|MDV-S710W

KENWOOD(ケンウッド)|MDV-S710W

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通常価格(税込) 52,000円 ※2024年8月9日時点
設置方法 インダッシュタイプ
ディスプレイサイズ 7V型ワイドVGAパネル
記憶媒体 SDカード
地図の更新費用(税込)/頻度 22,000円/年(販売店で地図更新SDカードを購入した場合)
5,170円/年+会員費用(※)(MapFanオンラインストアでSDカードを購入した場合)
会員費用(※)のみ追加費用なし/半年(地図更新データをSDカードにダウンロードする場合)
※2024年8月9日時点
各種機能 音声認識機能、Bluetoothなど

(※)使用にはKENWOOD MapFan Clubに入会が必要です。【入会条件】MapFanプレミアム年額3,960円(税込)、MapFanプレミアム月額330円(税込)(月額会員の場合は12ヶ月継続会員であることが必要です。)

KENWOODのMDV-S710Wは、独自の音声認識機能「彩速」を搭載した、コンパクトかつリーズナブルなインダッシュタイプのカーナビです。

HDMI入力とハイレゾ音源に対応しているカーナビのため、音楽や動画も楽しめます。

また、豊富なナビゲーション機能と安全運転機能が搭載されているので、よりスムーズな運転をサポートしてくれるでしょう。

Point

  • 音声認識機能「彩速」でスムーズな操作が可能
  • 地図更新費用がほかに比べて安く更新頻度は年2回
  • 7V型のコンパクトサイズながらワイドタイプのため画面が見やすい

KENWOOD(ケンウッド)|EZ-950

KENWOOD(ケンウッド)|EZ-950

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通常価格(税込) 24,999円 ※2024年8月9日時点
設置方法 ポータブルタイプ
ディスプレイサイズ 9V型WVGAパネル
記憶媒体 SDカード
地図の更新費用(税込)/頻度 更新予定なし
各種機能 地デジ、助手席モードなど

KENWOODのEZ-950は、地デジに対応しており、TV視聴ができるポータブルタイプのカーナビです。「ここです案内」というナビ案内機能が付いていて、次に曲がる報告と距離がわかりやすく画面表示でカウントダウンするため、初めての道でも安心して運転できます。

また、モニターには静電容量式パネルを採用しています。メリハリのある見やすい画質となっているため、夜間でも操作しやすいでしょう。

Point

  • 逆走注意告知など安全運転をサポートする機能がついている
  • 同行者がドライブ中にTV視聴やナビ操作できる助手席モードを搭載
  • 地デジ・ワンセグチューナー搭載で車内でもテレビを楽しめる

Panasonic(パナソニック)|CN-HE02WD

Panasonic(パナソニック)|CN-HE02WD

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通常価格(税込) 62,296円 ※2024年8月9日時点
設置方法 インダッシュタイプ
ディスプレイサイズ 7V型ワイド
記憶媒体 SDカード
地図の更新費用(税込)/頻度 22,000円/年 ※2024年8月9日時点
各種機能 VICS WIDE、Bluetoothなど

PanasonicのCN-HE02WDは、充実した機能が特徴のポータブルタイプのカーナビです。HD画質とハイレゾ音源が特徴的で、画面が見やすく音声も鮮明に聞き取ることができます。

また、スマホ感覚で反応する高レスポンスモニターも大きなメリットで、ナビの操作もしやすいでしょう。

Point

  • 更新費用は高いが全国に対応した最新地図を搭載
  • ドラレコ連携機能付きでナビで動画を確認できる
  • 画質も音質も良いため、音楽や動画など車内で充実した時間を楽しめる

Panasonic(パナソニック)|CN-G1500VD

Panasonic(パナソニック)|CN-G1500VD

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通常価格(税込) 69,800円 ※2024年8月9日時点
設置方法 ポータブルタイプ
ディスプレイサイズ 7V型ワイドVGAモニター
記憶媒体 SSD
地図の更新費用(税込)/頻度 無料/年(2026年7月まで) ※2024年8月9日時点
各種機能 運転サポート機能、ワンセグなど

PanasonicのCN-G1500VDは、2026年7月までの地図更新費用が無料のリーズナブルなポータブルタイプカーナビです。

最新の地図情報で道を間違えるリスクがほぼないことはもちろん、準天頂衛星システム「みちびき」や衛星測位システム「グロナス」により正確な運転を実現できます。

また、ワンセグやMP4動画再生にも対応しているため、長距離の運転でもさまざまなコンテンツを楽しめるので、飽きることなくドライブできるでしょう。

Point

  • 地図更新無料サポートがついていて安心
  • VICS WIDEやみちびき24時間対応など正確なナビ案内ができる
  • ワンセグやMP4動画再生により車内でさまざまなコンテンツが楽しめる

Pioneer(パイオニア)|AVIC-RW521

Pioneer(パイオニア)|AVIC-RW521

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通常価格(税込) 73,776円 ※2024年8月9日時点
設置方法 インダッシュタイプ
ディスプレイサイズ 7V型ワイド
記憶媒体 SDカード
地図の更新費用(税込)/頻度 5,500円/年 ※2024年8月9日時点
各種機能 ワンセグ、Bluetoothなど

PioneerのAVIC-RW521は、7V型とコンパクトながら200mmのワイドさを誇る、インダッシュタイプのカーナビです。

シンプルながら充実したナビ機能、高性能なAV機能、操作しやすいインターフェースなど、あらゆる点において優れています。

地図更新も「地図割プラス」という年額サービスを利用すると、費用を抑えて、自分の好きなタイミングで更新可能(※)。全データの更新は年2回、細かなデータアップデートは毎月行われるので、常に最新のナビ状態を保てるでしょう。

(※)「地図割プラス」の地図更新には、MapFanへの会員登録が必要です(無料)。

Point

  • コンパクトでも操作がしやすく使いやすい
  • 充実した機能を備えていながらコストパフォーマンスがよい
  • 地図の更新頻度も多く、古い道を案内される心配が少ない

価格を抑えてお得にカーナビを購入しよう

価格を抑えてお得にカーナビを購入しよう

カーナビの価格は、機能やスペックによって大きく変動します。

価格が高いほど機能やスペックが優れている傾向にありますが、すべての機能やスペックがご自身にとって必要とは限りません。

車を使用するうえで最低限必要な機能を把握し、それに合ったカーナビを選ぶことで、費用を抑えて購入できるでしょう。

今回ご紹介した内容も参考に、ぜひご自身に合ったカーナビを見つけてみてくださいね。