はじめての方も上級者の方も簡単にわかる!カラーマスカラ選び方ガイド

最近では様々なカラーマスカラが販売されており、マスカラの色選びに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

マスカラは目元の印象を変えられるアイテムで、色だけではなくまつ毛を長く見せる、濃く見せる効果からも選べます。

本記事ではマスカラの役割や種類、カラーマスカラの選び方をご紹介します。こだわりたい条件を選択していくと、ご自身にぴったりのカラーマスカラを見つけることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

条件を選択したら欲しいものが見つかる
池田 眞美子

ヘアメイクアーティスト

池田 眞美子

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映画や広告、アパレルなど様々な現場でのヘアメイクを行うヘアメイクアーティスト。ヘアメイクとして独立後、美容ライターとしても活躍中。メイク、スキンケア、ヘアケアなど様々な分野での執筆をし、ヘアメイクならではの視点で「美容+α」の情報を発信している。

カラーマスカラとは

カラーマスカラとは

カラーマスカラとは、まつ毛に色を付けることで目元の印象を変えられるアイテムです。いつものメイクの雰囲気を変え、ポイントメイクとしてトレンド感を出すこともできます。

また、赤や青など様々なカラーバリエーションがあるため、ファッションに合わせて全体に統一感を出すことも可能です。カラーマスカラを選ぶ前に、まずはマスカラの種類や機能性、ブラシの種類と特徴を解説します。

マスカラの種類

人によって「まつ毛を長く見せたい」「密度を濃く見せたい」というように、なりたい目の印象は様々です。仕上がりで何を重視したいかにより、選ぶべきマスカラのタイプは異なります。

以下では、マスカラの種類で代表的な4タイプをご紹介します。

マスカラのタイプ 特徴
ロングタイプ ロングタイプ
  • まつ毛を長く見せられる
  • 繊維(ファイバー)が入っていることが多い
  • 塗る際に繊維がダマになりやすい
ボリュームタイプ ボリュームタイプ
  • 1本1本のまつ毛を太く(密度を濃く)見せられる
  • 粘度のあるマスカラ液が配合されている
  • 何度か塗り重ねて好みの太さにする
セパレートタイプ セパレートタイプ
  • 放射状に広がるまつ毛にできる
  • 艶感があり伸びが良いマスカラ液が多い
  • 扇状を意識しながら塗る
カールタイプ カールタイプ
  • カールが長時間維持できる
  • カールを維持させるための成分が配合されている
  • 何度か塗り重ねるとより良い

マスカラの機能性

マスカラには、汗や水に強い、滲みにくい、お湯で落とせるなどの機能性を持つものもあります。以下の表で3つご紹介します。

マスカラの種類 特徴
ウォータープルーフ
  • 汗や水に濡れても落ちにくく、にじみにくい
  • ポイントメイクアップリムーバーでしっかり落とす必要がある
  • 湿気の多い時期や、汗をかきやすい夏場に外出する方におすすめ
フィルムタイプ
  • 皮脂や汗に強い
  • 40℃前後のお湯で簡単に落とせる
  • 気温や湿度が高い場面では落ちやすい
  • 肌に負担をかけずにオフしたい方におすすめ
  • まつエク派の方におすすめ
スマッジプルーフ
  • 汗や皮脂にも強く、こすれにも強いので長時間崩れにくい
  • ポイントメイクアップリムーバーでしっかり落とす必要がある
  • オイリー肌の方におすすめ
  • 皮脂が出やすい夏場に外出する方におすすめ

ブラシの種類と特徴

マスカラのブラシには様々な種類があります。ブラシの形状により、塗る際の効果が異なるため、欲しい効果から選ぶのがおすすめです。

ブラシの種類 特徴
ストレート型 ストレート型
  • ブラシの向きを気にせず均等に塗れる
  • ダマになりにくく、自然な印象に仕上がりやすい
アーチ型 アーチ型
  • 目の形に合わせた形状のため、角度調整が不要
  • 根元から滑らせながら塗れる
コーム型 コーム型
  • まつ毛同士がくっつかず1本1本に塗れる
  • ダマにならずキレイな扇形に仕上がる

カラーマスカラの使い方

カラーマスカラの使い方

カラーマスカラは、色を変えるだけで目元の印象だけでなく顔全体の印象も変えられます。

レッドやグリーン、ブルーなど様々なカラーマスカラがありますが、ハードルが高く感じる場合は、明るめのライトブラウン、赤み系のワントーンから試すと良いでしょう。

また、カラーマスカラをはじめて使う方は、目尻や毛先だけに塗るポイントメイクとして使うのがおすすめです。そのほかにも、アイラインやアイシャドウ、リップと色味を合わせると、メイク全体に統一感が出ます。

あなたにぴったりのカラーマスカラを選ぼう

カラーマスカラを選ぶ際、なりたい印象や服装、髪型によって選ぶカラーは異なります。

ブランドによっても得意とする機能の特徴や価格が異なるので、ぜひご自身に合うものを見つけてください。

STEP 5

なりたい印象を選ぶ

  • はっきりとした印象はブラック
  • ナチュラル感や落ち着きを演出したいならブラウンやボルドー
  • 可憐やカジュアル感ならピンクやオレンジ

なりたい印象によって選ぶべきマスカラの色は異なるので、ご自身のなりたい印象から選びましょう。以下に、なりたい印象別におすすめのカラーマスカラをご紹介します。

印象 おすすめのカラー
はっきりとした雰囲気 ブラック
ナチュラル ブラウン、グレージュ、ベージュ、透明(クリア)
可憐 ピンク
カジュアル グリーン、オレンジ、カーキ
クール ブルー、ネイビー、パープル
落ち着いた雰囲気 ボルドー、モーヴ
池田 眞美子

池田 眞美子

ブラックやブラウンなどのカラーは普段使いができるので「学校や仕事柄あまり華やかなメイクができない」という人におすすめです。

「カラーメイクは挑戦しにくいけどやってみたい!」という人は、離れた距離からは黒に見えるボルドーやネイビーのカラーをチョイスすると、さりげないおしゃれ感を出せるのでおすすめです。

印象は…

STEP 5

パーソナルカラーを選ぶ

  • イエベはブラウンやオレンジやカーキ
  • ブルベはブルーやグレーやピンク

パーソナルカラーは大きくイエベ(イエローベース)とブルベ(ブルーベース)に分けられます。ご自身のパーソナルカラーが分かる場合には、パーソナルカラーからも選べます。

パーソナルカラー 特徴
イエベ
  • 肌の色が黄み寄りの人
  • 一般的にはブラウンやオレンジ、ボルドー、カーキがおすすめ
ブルベ
  • 肌の色が青み寄りの人
  • 一般的にはブラックやブルー、ネイビー、グレー、ピンクがおすすめ
池田 眞美子

池田 眞美子

イエベとブルベの簡単な見分け方は腕の血管を見ることです。血管が青っぽく見える人はブルベの可能性が高く、血管が緑っぽい人はイエベの可能性が高いです。また白目に黄色みがある人はイエベ、青っぽい人はブルベの可能性が高いと言えるでしょう。

中にはイエベの要素とブルベの要素の両方を持つ人もいるので、「自分がイエベなのかブルベなのかはっきり知りたい!」という人はプロの人に見てもらうと良いでしょう。

パーソナルカラーは…

STEP 5

髪色や洋服に合わせて選ぶ

  • 暖色系ならピンクやボルドー
  • アッシュ系はブルーやグリーンやホワイト
  • モノトーン系はブラウンやオレンジ
  • スタイリッシュ系はカーキやパープル

髪色や洋服に合わせたカラーマスカラを選ぶと、全体に統一感が出ます。以下に髪色と服装のテイスト別に、おすすめのカラーマスカラをご紹介します。

テイスト おすすめのカラー
髪色 暖色系 ピンク、ボルドー
アッシュ系 ブルー、グリーン、ホワイト
服装 暖色系 ピンク、ボルドー
モノトーン系 ブラウン、オレンジ
スタイリッシュ系 ブルー、グリーン、ホワイト、カーキ、パープル
池田 眞美子

池田 眞美子

髪色や洋服に合わせて統一感があるメイクにしたい場合は、上記のように組み合わせるのがおすすめです。

逆にアクセントカラーが欲しい場合は、髪色や服と反対のカラーを選ぶとおしゃれ上級者に。例えば黒髪の場合はホワイトのカラーマスカラ、暖色系の服なら寒色系カラーのマスカラをチョイスするとアクセントになりおすすめです。

髪色や洋服は…

STEP 5

ブランドを選ぶ

  • 買いやすさや使いやすさなら国内ブランド
  • ボリューム感にこだわるなら海外ブランド

マスカラは国内ブランドだけでなく、海外ブランドのものもあります。

国内ブランドは取扱店舗も多く日本人向けに作られていることから、買いやすさや使いやすさを重視する場合におすすめです。ボリューム感を重視する場合は、国内ブランドよりも海外ブランドが向いています。

以下に国ごとの主なブランド、特徴をまとめました。

国別 主なブランドごとの特徴
国内
  • MAQuillAGE
    まつ毛美容液成分を含んだ「ドラマティックエッセンスマスカラ」を扱う
  • KANEBO
    1本1本のまつ毛を際立てる「セパレートロングCC」、ボリュームにこだわった「ラッシュエクステWP」を扱う
  • KOSÉ
    マスカラ下地とトップコート、マスカラの3つの役割を1本でこなせる、「カールキープマジック」を扱う
海外
  • L'ORÉAL
    下地とマスカラに分かれているロングタイプの「ダブルエクステンション ビューティ チューブ」を扱う
  • CHANEL
    ボリュームを出せてカールできる「ル ヴォリューム ドゥ シャネル」、さらにボリューム感を出せる「ル ヴォリューム レヴォリューション ドゥ シャネル」を扱う
  • DIOR
    なりたいまつ毛に合わせて5種類のマスカラがあり、カールとボリュームにこだわったマスカラ「ディオールショウ アイコニック オーバーカール」などを扱う
池田 眞美子

池田 眞美子

日本やアジアのメーカーは日本人やアジア人の目の形に合わせて小さいブラシを採用している場合が多く、「細い毛や短い毛にもまんべんなく塗りたい」という人におすすめです。

ヨーロッパやアメリカのブランドは大きめのブラシで、長く華やかな瞳になる印象を作るのが得意なメーカーが多いです。

美容液成分が配合しているマスカラはメイクしながらもまつ毛を労わることができるので、まつ毛を伸ばしたい、増やしたいまつ育中の人にもおすすめです。

ブランドは…

STEP 5

予算を選ぶ

  • 初心者は1,000円以下を
  • 買いやすさと使いやすさなら1,000円〜3,000円
  • 機能性を求めるなら5,000円以上

マスカラは価格が高いほど、機能性も高くなる傾向があります。また、安いものは1,000円以下で、高いものは5,000円以上と価格の幅が広いのも特徴です。以下では、価格別に一般的な特徴をご紹介します。

価格 特徴
1,000円以下
  • 手軽に試せる価格でプチプラと言われる
  • はじめて挑戦したい方におすすめ
1,001円
〜3,000円
  • 買いやすさと使いやすさを兼ね備えた価格
  • ドラッグストアやバラエティショップで取り扱っている商品も多い
3,001円
〜5,000円
  • ロングとカールの両方を兼ね備えているなど、いくつかの機能性を合わせ持ったマスカラが多い
5,001円以上
  • 5,000円以下のマスカラよりも、さらに機能性が優れている
  • ハイブランドが多く、水や汗に強いうえにお湯で簡単に落とせるなどの機能が充実している
池田 眞美子

池田 眞美子

メーカーそれぞれがこだわりのカラー展開をしているので「5,000円以上のカラーマスカラが欲しいけど好きなカラーがない」という方は、ぜひ値段を下げて他のメーカーも見てみるのをおすすめします。

また、カラーマスカラは普段使いではなく、オフの日やイベントで使うという方のほうが多いのではないでしょうか。高価格帯の中には長持ちしやすいものもあるので、ぜひいろんなメーカーのカラーマスカラを見てみてください。

Final

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2024/05/01 更新

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