はじめての方も買い替えの方も簡単にわかる!ドライヤー選び方ガイド

ドライヤーを買い替えたいと思っているものの、価格帯が広いうえに機能や種類が多いため、選び方に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ドライヤーを選ぶ時に注目したいポイントを解説します。こだわりの条件を選択していくと、おすすめの商品が見つけられるので、ぜひご自身に合ったドライヤーを見つけてください。

条件を選択したら欲しいものが見つかる
齊藤 あき

パーソナルビューティープロデューサー・毛髪診断士

齊藤 あき

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美肌・美髪専門「スキンケアサロンティナロッサ」代表。東洋医学やアロマテラピーなど豊富な知識を取り入れ、内側と外側から美肌・美髪を育む「内外美養」を提唱。20年以上培ってきた知識と経験を活かし、化粧品の開発やプロデュースにも携わる。現在は、サロンワークのほか、TVや雑誌の出演、講師としても活躍中。美容師・毛髪診断士・望診法指導士・アロマセラピストなど資格も多数保有している。

ドライヤーは使った方が良い?自然乾燥ではダメ?

ドライヤーは使った方が良い?自然乾燥ではダメ?

自然乾燥ではなく、ドライヤーを使うことにどういったメリットがあるのか分からない方も多いのではないでしょうか。

ドライヤーのメリットを把握すれば、自分に必要な機能は何かが見えてくるかもしれません。まずは、ドライヤーの優れている点を改めて整理しましょう。

頭皮環境の健康をサポートする

自然乾燥に比べて頭皮や毛髪が素早く乾き、雑菌の繁殖を抑えられます。また、ドライヤーは頭皮の血行を良好に維持できるというメリットが挙げられます。

反対に自然乾燥を続けると、頭皮の雑菌がかゆみやニオイの発生を引き起こし、トラブルの原因になるとされています。

頭皮や髪のトラブルを防ぐためにも、ドライヤーを使って髪を乾かす方が良いでしょう。

髪が美しく見える

キューティクルが閉じやすくなる点もメリットです。キューティクルとは髪の毛の一番外側の組織のことで、これが閉じている状態だと髪に艶が出ます。

濡れた髪はキューティクルが開いているため、そのまま放置してしまうと、内部の水分が蒸発して、キューティクルが剥がれてパサついてしまったり、ヘアカラーをしている方はカラーが色落ちしたりするなど多くのデメリットがあります。

キューティクルを閉じるには、熱を与えてから冷やすと良いとされているため、ドライヤーで髪の毛を温めるのは髪の健康を保つのにも有効です。

艶やかでパサつきのない見た目やキレイなカラーをキープしたい方は、自然乾燥は避けてドライヤーを活用してみてください。

スタイリングしやすくなる

髪が乾く瞬間に髪の形状は決まるため、ドライヤーを使うことでスタイリングが決まりやすい点も挙げられます。

寝る前にシャンプーをして髪が濡れている場合は、根本からしっかり乾かすのがコツです。寝癖がつきにくく、朝のセット時間が短縮できます。

一方で、自然乾燥だと寝返りや枕の影響で寝癖がつきやすくなり、スタイリングが難しいとされています。

【目的別】ドライヤーを選ぶ時のポイント

ドライヤーに付いている機能は種類によって異なるため、目的に応じて選ぶようにしましょう。

例えば、以下のような選び方があります。こだわり条件を選ぶ際の参考にしてみてください。

目的 ドライヤーの選び方
とにかく早く乾かしたい 風量と温風にこだわる
ヘアケアにこだわりたい マイナスイオン機能、スカルプ機能にこだわる
持ち運びたい 折りたたみ、コードレス、海外仕様にこだわる

ドライヤーの使用シーンや、なりたい髪や頭皮の状態を考えると、選びやすいでしょう。

あなたにぴったりのドライヤーを選ぼう

ドライヤーを選ぶ際、目的に合わせてこだわりたい風量や機能は異なります。旅行に持参したい方は、コードレスや海外仕様も確認すると良いでしょう。

メーカーによってもデザインや得意とする機能などの特徴が異なるので、ぜひご自身に合うものを見つけてください。

STEP 8

風量を選ぶ

  • ショートヘアは0.9m³/分でもOK
  • セミロングやロングは1.4m³/分以上を
  • ロングヘアで毛量が多いなら2.0m³/分以上

髪を乾かす際のコツとして、風量が強いドライヤーを選ぶことが挙げられます。風量が強いほど髪を乾かす時間は短くなります。

毛量が多いもしくは髪が長い方、短時間で乾かして髪のダメージを抑えたい方は風量にこだわって選ぶとよいでしょう。

風量調整ができる場合は、ドライとセットの両方に使えて便利です。ミディアムヘアより長い方や髪を伸ばしている方は、1.4m³/分以上のものがおすすめです。

以下では、髪の長さと風量の目安をまとめました。ご自身の髪の長さに必要な風量を確認してみてください。

髪の長さ 風量の目安
ショートヘアの方 ショートヘアの方 〜0.9m³/分
ミディアムヘアの方 ミディアムヘアの方 1.0m³〜1.4m³/分
セミロングヘア・ロングヘアの方 セミロングヘア・ロングヘアの方 1.5m³〜1.9m³/分
ロングヘアで毛量が多い方 ロングヘアで毛量が多い方 2.0m³/分〜
齊藤 あき

齊藤 あき

風量調整機能は、2〜6段階までとメーカーによって様々です。ドライとセットの両方で使用したい場合は、最低でも2段階のタイプを選ぶようにしましょう。

風量は…

STEP 8

機能を選ぶ

  • マイナスイオン機能で髪に艶や潤いを
  • スカルプ機能は熱のダメージから髪を守る
  • 冷風機能はキューティクルを整える

ドライヤーによくある機能と特徴は、以下の通りです。髪を乾かす温風や冷風以外にも多くの機能が備わっています。

これらの機能は価格にも影響してくるため、予算に応じてご検討ください。

機能 特徴
マイナスイオン機能
  • 髪に艶や潤いを与える
遠赤外線機能
  • 髪の表面温度を上げずに内部から温める
  • 頭皮の血行改善の見込みがあると言われている
スカルプ機能
  • 60度程度の低温で熱ダメージから髪や頭皮を守る
冷風機能
  • 冷風を当て、キューティクルを引き締める
齊藤 あき

齊藤 あき

スカルプ機能を搭載する製品のなかには、アタッチメントを変えれば音波振動によるスキンケアや頭皮ケアができるものもあります。

機能は…

STEP 8

軽さで選ぶ

  • 400g〜500gが軽くておすすめ
  • 軽いと風量が弱くなる点に注意

ドライヤーは片手で持ち上げ続けて使うため、軽い方が使いやすいです。

ドライヤーの一般的な重さは600g程度ですが、500gまでのものを選ぶと乾かしている間も疲れにくく楽に使えます。

しかし、軽量に特化している製品は風量が弱いタイプも多いので、バランスを考える必要があります。

軽さは…

STEP 8

折りたためるものを選ぶ

  • 省スペースで収納できる
  • 旅行や出張が多い方におすすめ

ドライヤーには持ち手の部分を折り曲げられて、コンパクトに収納できるものがあります。旅行や出張で持ち運びたい場合のほか、収納スペースが限られているご家庭でも便利です。

ただし、対応商品数は限られているため、必要な場合に選択すると良いでしょう。

折りたたみは…

STEP 8

コードレスを選ぶ

  • 充電しておけば外出先でも使える
  • コードがないから使いやすい

コードレスタイプのドライヤーは、充電さえしておけば電源がない場所でも使えます。外出時のヘアセットに使いたい場合は、コードレスタイプが便利です。

ただし、対応商品数は限られているため、必要な場合に選択すると良いでしょう。

齊藤 あき

齊藤 あき

コードレスドライヤーは、髪を乾かすのが苦手で動き回ってしまうお子様に使うときも、コードが邪魔にならないのでおすすめですよ。

コードレスは…

STEP 8

海外対応しているかを選ぶ

  • 日本のドライヤーは海外では使用できない
  • 海外出張や旅行で使いたい人はチェック
  • 対応電圧100V〜240Vが目安

日本のドライヤーは、電圧の異なる海外では基本的に使えません。

変圧器を使って海外で利用する方もいますが、ドライヤーの場合は使用を推奨していないメーカーも多いので注意が必要です。変圧器を通すと必要な電力量がドライヤーに供給されず、熱風が出なくなるケースもあります。

海外出張や旅行で使いたい場合は、最初から海外対応製品を選びましょう。対応電圧100V〜240Vのドライヤーを選ぶと、海外でも利用できることが多いです。

ただし、対応商品数は限られているため、必要な場合に選択すると良いでしょう。

海外対応は…

STEP 8

メーカーを選ぶ

  • メーカーごとに優れた機能が異なる
  • おおよその予算から選ぶのも1つの手

お気に入りのメーカーがあれば、メーカー名で絞り込んでみるのもおすすめです。メーカーごとに個性的な製品を出しているので、特徴をみて選ぶと良いでしょう。

代表的なメーカーと特徴をまとめました。

メーカー 特徴
パナソニック
  • 高機能のナノケアシリーズと、リーズナブルなイオニティシリーズがある
ダイソン
  • 大風量が魅力なモデルが多い
テスコム
  • 美容家電からスタートした電機メーカーで機能に優れるモデルが多い
サロニア
  • 軽量、速乾ほか最低限の機能を搭載しつつ1万円以内のモデルが多い
クレイツ
  • 温度調整機能搭載で髪へのダメージを軽減しやすいモデルが多い
リファ
  • 頭皮と毛先に適した各モードがある
  • 美容室で乾かしたような仕上がりになるモデルも多い
レプロナイザー
  • 乾いた髪に美容機器として使えるモデルもある
シャープ
  • 静電気の発生を抑えるプラズマクラスターを搭載しているモデルも多い
  • 1万円前後のモデルがメイン
コイズミ
  • 大きく分けて、風量が多く速乾ができるモデルと、軽量化モデルがある
モッズ・ヘア
  • 髪を早く乾かすパワフルな風量が出るモデルもある
ヴィダルサスーン
  • マイナスイオンヘアドライヤーや大風量モデルもある
アイリスオーヤマ
  • 3,000円程度のコスパの良いモデルや可愛らしいデザインのモデルもある
ヤーマン
  • 大風量で速乾が魅力かつ、美髪を追求するシリーズがある
  • スキンケアや頭皮ケアができるモデルもある

メーカーは…

STEP 8

予算を選ぶ

  • 低価格帯は機能が制限される
  • 優れた機能が増えると高価格に

ドライヤーは3,000円以下のものから、30,000円を超えるものまで価格帯が広いのも特徴です。

低価格の製品は温風や冷風のみのことが多く、機能が制限されています。一方で、高価格帯のものは独自の機能や、ヘアケア、頭皮ケアにこだわっているのが特徴です。

欲しい機能と予算に合わせて、絞り込みを行いましょう。

齊藤 あき

齊藤 あき

高価格製品は、ヘアケア機能や風量・風温調整機能が付いているものが多いので、髪のパサつきやダメージが気になる方におすすめです。また、低価格製品でも冷風やマイナスイオン機能が付いているものもあります。

Final

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2024/05/29 更新

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