BRAND BEAUTY MEN|美容記事|【メンズメイク】印象爆上げ・垢抜け顔のつくり方!毎日のルーティンおすすめアイテムをご紹介

今さら聞けない、もっと知りたい!

お悩み別メンズコスメと使いこなしハウツーがわかる!

メンズメイク 男だって美しくなりたい、そんな願望を解放する時代。ベースメイクや眉メイクだけでもマスターすると、肌や顔立ちの印象がぐっと洗練され垢抜けます。メンズ向けのメイクアップアイテムもさらに充実してきて、難しいテクニックや時間をかけずにイケ顔をつくる優秀なコスメもたくさん。使わないと損です! ビジネスシーンでも自然かつシャキっと見える基本メイクと、もう一歩攻めて遊び心で楽しむおしゃれメイクをプロのヘアメイクアップアーティストが教えます。

ベースメイク
基本とポイント

ベースメイク|基本とポイント

ベースメイクは、「下地→ファンデーション→パウダー」と重ねていくのが基本です。ではBBクリームやコンシーラーって何?ファンデーションとどう違う?パウダーの役割は?色々複雑だと思う人もいるかも。もちろんそれぞれ役割やメイク効果がありますが、全部使わなきゃなんてことはありません。今は、ひとつのアイテムが、肌の弱点をカバーするのみならず、紫外線も防ぎ、肌色補正や光を繰ってより美しく見せる、美容成分がうるおいをキープするなど多機能な働きをします。自分に合う使いやすいアイテムに絞ってシンプルに引き算するのも全然あり。コスメの知識も深めつつ、難しく考えずにまずはやってみましょう!

ベースメイクに使うアイテム

  • 多機能下地

    多機能下地

    肌をなめらかに整え色ムラをカバー。ファンデーションの密着感を高める役目も。カラーコントロール下地ならそれひとつでも肌が映えるので、ふだん使いならこれとパウダーのみでもOK。

  • BBクリーム

    BBクリーム

    下地とファンデーション両方の役目をひとつで果たし、メンズ愛用者多数。スキンケアでしっかり保湿してから使うのがキレイに塗るコツ。カラバリは濃淡2色程度なので、自分の肌色に合うアイテムを見つけて。ツヤ、マットなど仕上がりの違いもチェックポイント。

  • ファンデーション

    ファンデーション

    リキッド、クリーム、クッション、パウダリーなどがあり、カバー力や仕上がりの質感も様々。手やスポンジ、ブラシで磨くようにつけるなど方法も色々ある。カラバリが豊富でより自分の肌色に合うものが選べる。肌なじみや塗りやすさの点では、リキッドやクリーム、みずみずしいツヤ肌に仕上げたいならクッションがオススメ。

  • コンシーラー

    コンシーラー

    シミやソバカスなどをピンポイントでカバー。カバーしたい部分の補色のトーンを使うのがコツ。青髭を隠すにはオレンジ系、目の下の茶グマにはベージュ・イエロー系が良い。何色かを混ぜて使っても。

  • パウダー

    パウダー

    仕上がりをより美しく見せるとともに、テカリを抑えたりメイク持ちを良くする。

基本のベースメイク

メイクアップアーティスト
ユンボウさんが指南!

難しいテクニックいらずで自然に仕上がるベースメイクのやり方を紹介。やってしまいがちなのは厚塗りして悪目立ちすること。素肌を覆い隠す必要はなく、色ムラが目立たず心なし明るくなめらかになったような印象になるのが正解です。

自然な端正肌に
仕上げるベースメイク

1. 洗顔、スキンケアの後、BBクリーム(またはカラーコントロール下地)を手の平にのばしてから顔全体に塗る。中心から外へ先に広い面を塗ってから、指に残った分で目のまわりや小鼻など細かい部分を塗る。

2. スポンジで叩き込むようになじませる。生え際や輪郭も、手やスポンジに残った分をなじませればOK。耳や首と明らかに肌色が違って見えてはNG。

3. 目の下のクマや、口のまわりの青髭など気になる部分にはコンシーラーを塗り、スポンジでなじませる。チップや筆タイプなら狙った部分に塗りやすい。

4. パウダーをパフにとり、もみ込んで粉をなじませてから、テカリやすい額や頬骨の上、鼻周りを押さえるようにパフを当てるようにつけていく。パウダーは必要な部分のみでもOK。全体につける場合は粉残りのないように、ブラシなどで最後に払う。

眉メイク
整え方と描き方

眉メイク|整え方と描き方

ボサ眉や抜け眉、薄眉は放置していてはダメ!眉さえちゃんとしているだけでも、印象がアップするのは真実です。自分でカットしたり、薄い部分を描いて整えたりするのって意外に難しいですが、ちょっとしたコツを掴めば上手くいきます。女性の眉のようにトレンドが変わっていくわけではないけれど、バランスよくおしゃれっぽく見える眉を実現しましょう。

基本の眉カット

失敗しない眉のカット

1

カットする前にコームでよく梳かす。眉頭は立てるように、眉尻に向かって毛流れに沿って梳かす。化粧水などで少し湿らせるとまとまりカットもしやすくなる。

2

コームを深く当て、下側にはみ出ている毛を、全体の形が整うようにハサミでカット。

3

もう一度梳かしてみて、さらにはみ出ていたらハサミの先でカットする。目頭に近いイエローの部分はカットしないように注意。

4

カットしきれないムダ毛が気になるときは毛抜きで処理する。

眉メイクに使うアイテム

  • アイブロウペンシル

    アイブロウペンシル

    眉毛を1本ずつ描くのに便利。先端が極細なもの、斜めカットで細い線も幅広くも描けるタイプも。芯が柔らかなものの方が描きやすい。パウダーもセットされたデュアルペンシルも多い

  • アイブロウパウダー

    アイブロウパウダー

    薄い部分や抜けている部分を埋めたりぼかすのに便利。自眉になるべく近い色が自然に仕上がる。ペンシルタイプもある。

  • 眉マスカラ

    眉マスカラ

    毛流れをつくったりボリュームアップする他、カラーで眉色を変えることも。使いこなすと、眉メイクの幅が広がる。

眉の描き方

アイブロウペンシルでさっと描いてぼかす、シンプルな眉メイクを紹介。簡単そうだけど自然でキレイに仕上げるちょっとしたコツを覚えておきましょう。

基本の眉メイクと
ポイント

1. コームで毛流れをよく整える。眉頭は上方向に梳かす。

2. 隙間や薄い部分をアイブロウペンシルで描き足す。毛流れに合わせて毛を1本ずつよう描き足す要領で。輪郭を変えるようにラインを描いたり、眉山を無理につくるとかえって不自然に。

3. スクリューブラシか眉ブラシで少しぼかして自然になじませれば完成!

※眉を太くしたい場合は必ず眉の下側を足し、眉頭は濃く過ぎないのがポイント。むしろ山の部分から眉尻が薄く抜けて見えないようにしっかり毛を描くと洗練眉に。

BEFORE
AFTER

メンズメイク
やってみよう実践編

メンズメイク|やってみよう実践編

キレイ、かわいい、美しいはジェンダーレスに使われる時代。メンズもキレイになりたい願望をもっとポジティブに解放していいはず! メイクはやってみると楽しいし、上達すればどんどんかわいく美しくなれるので、もう迷ってる理由はありません。基本のベース&眉メイクにもう少しプラスするだけで、まなざしは深く顔立ちはシュッと、唇はふっくらツヤリップに。ゲットすべきメイクアップコスメとすぐに真似できるハウツーを紹介します。

もう一歩先ゆく
メイクに使うアイテム

  • アイカラーパレット

    アイカラーパレット

    肌なじみが良いベージュブラウン系がファーストチョイス。カラーの濃淡を重ねてグラデーションをつくることで目元に立体感を演出。

  • マスカラ

    マスカラ

    実はまつ毛を強調するだけでなく輪郭を際立たせて目をくっきり大きく見せる効果大。アイライナーより簡単にデカ目が狙える。

  • シェーディング・チーク

    シェーディング・チーク

    輪郭や鼻のサイドに影を仕込みホリの深さや小顔を演出するシェーディング。また赤みが強過ぎないチークで頬にシャープなラインをひとはけすれば、ヘルシーな血色感と自然な立体感をオンできる。

  • ティントリップ

    ティントリップ

    リップクリームだけでは物足らず、かといって口紅はトゥーマッチかも。そんなメンズメイクは、ほんのり色づきヘルシーなツヤと血色感を与えるティントリップがぴったり!

アイメイクにもトライ!実践編

自然でキレイなグラデーションアイのつくり方から、リップをひと塗りして仕上げまで、ビギナーでも失敗せず時間もかけずに仕上がるメイクのハウツー。ぜひ真似してみて!

メイクアップアーティスト
ユンボウさんが指南!

簡単・時短で
ここまでできる!

アイメイクの手順

目元は4色パレットをつかうと便利。自然な立体感をつくるブラウン系パレットを使う。

A:肌なじみの良いベージュブラウン

B:Aより一段濃いチョコレートブラウン

C:締め色のダークブラウン

D:ハイライトカラーのパール

1. 太目のブラシでアイホール全体にAの色をのせる。

2. 細いブラシでBを二重幅に。下まぶたにも目尻から目頭へ向かっていれる。

3. Cを上まぶたの目尻の際に入れて引き締める。

4. (オプション)キラキラ輝くパールホワイトのDを指先を使ってまぶたの中央と目頭に少量のせる。

5. まぶたを少し持ち上げながらマスカラをまつ毛の根元から毛先に向かってつける。全体につけるとぱっちりキュートになるので今回は目尻のみ。

眉をアイブロウマスカラで仕上げる

1. まず眉を軽くなでるように毛流れに沿って塗った後、毛流れとは逆方向にも塗る。

2. 眉頭を上方向に毛を立たせながら根本から塗り、中央から眉尻にもう一度毛流れに沿って整える。

チーク&シェーディング

1. チークブラシにとり手の甲で余分な粉を払う。

2. 頬の中心から外に向かってさっとぼかす。

3. シェーディングパウダーもチークと同様に大きめもブラシに含ませたら余分な粉を払う。

4. 耳のすぐ横からあご下までフェイスラインに沿って軽いタッチでぼかす。ついているかついていないかくらいで効果あり。色をのせすぎると不自然になるので注意して。

リップ

1. リップクリームやバームなどで唇を保湿しておく。綿棒でのばすか上下の唇を合わせてなじませる。

2. ほんのり色がつくティントリップを全体に直塗りしてから、上下の唇を合わせて色をなじませる。

完成!

まとめ

ビジネスシーンでも、キリっと知的で洗練された雰囲気を演出するために、デイリーに軽くメイクをする男性は増えています。ナチュラルなベースメイクをして眉を整えるだけでも、鏡の中の自分も、周囲の目も何だか変わる。それがメイクのマジック。そしてどうせやるなら、目指した通りに上手にできるようになることも大切。アイメイクやシェーデイングにもどんどんトライして腕を上げてください。コスメの使い方や自分に似合う色、メイク方法がわかってきたら、もっと楽しく美しくなれますよ!