ベースメイク
基本とポイント
ベースメイクは、「下地→ファンデーション→パウダー」と重ねていくのが基本です。ではBBクリームやコンシーラーって何?ファンデーションとどう違う?パウダーの役割は?色々複雑だと思う人もいるかも。もちろんそれぞれ役割やメイク効果がありますが、全部使わなきゃなんてことはありません。今は、ひとつのアイテムが、肌の弱点をカバーするのみならず、紫外線も防ぎ、肌色補正や光を繰ってより美しく見せる、美容成分がうるおいをキープするなど多機能な働きをします。自分に合う使いやすいアイテムに絞ってシンプルに引き算するのも全然あり。コスメの知識も深めつつ、難しく考えずにまずはやってみましょう!
ベースメイクに使うアイテム
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多機能下地
肌をなめらかに整え色ムラをカバー。ファンデーションの密着感を高める役目も。カラーコントロール下地ならそれひとつでも肌が映えるので、ふだん使いならこれとパウダーのみでもOK。
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BBクリーム
下地とファンデーション両方の役目をひとつで果たし、メンズ愛用者多数。スキンケアでしっかり保湿してから使うのがキレイに塗るコツ。カラバリは濃淡2色程度なので、自分の肌色に合うアイテムを見つけて。ツヤ、マットなど仕上がりの違いもチェックポイント。
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ファンデーション
リキッド、クリーム、クッション、パウダリーなどがあり、カバー力や仕上がりの質感も様々。手やスポンジ、ブラシで磨くようにつけるなど方法も色々ある。カラバリが豊富でより自分の肌色に合うものが選べる。肌なじみや塗りやすさの点では、リキッドやクリーム、みずみずしいツヤ肌に仕上げたいならクッションがオススメ。
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コンシーラー
シミやソバカスなどをピンポイントでカバー。カバーしたい部分の補色のトーンを使うのがコツ。青髭を隠すにはオレンジ系、目の下の茶グマにはベージュ・イエロー系が良い。何色かを混ぜて使っても。
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パウダー
仕上がりをより美しく見せるとともに、テカリを抑えたりメイク持ちを良くする。
基本のベースメイク
メイクアップアーティスト
ユンボウさんが指南!
難しいテクニックいらずで自然に仕上がるベースメイクのやり方を紹介。やってしまいがちなのは厚塗りして悪目立ちすること。素肌を覆い隠す必要はなく、色ムラが目立たず心なし明るくなめらかになったような印象になるのが正解です。
自然な端正肌に
仕上げるベースメイク
1. 洗顔、スキンケアの後、BBクリーム(またはカラーコントロール下地)を手の平にのばしてから顔全体に塗る。中心から外へ先に広い面を塗ってから、指に残った分で目のまわりや小鼻など細かい部分を塗る。
2. スポンジで叩き込むようになじませる。生え際や輪郭も、手やスポンジに残った分をなじませればOK。耳や首と明らかに肌色が違って見えてはNG。
3. 目の下のクマや、口のまわりの青髭など気になる部分にはコンシーラーを塗り、スポンジでなじませる。チップや筆タイプなら狙った部分に塗りやすい。
4. パウダーをパフにとり、もみ込んで粉をなじませてから、テカリやすい額や頬骨の上、鼻周りを押さえるようにパフを当てるようにつけていく。パウダーは必要な部分のみでもOK。全体につける場合は粉残りのないように、ブラシなどで最後に払う。