BRAND BEAUTY MEN|美容記事|【ヘアケア】サラツヤ髪もスタイリングも思い通りに!毎日のルーティンおすすめアイテムをご紹介

今さら聞けない、もっと知りたい!

お悩み別メンズコスメと使いこなしハウツーがわかる!

ヘアケア オシャレなカットやトレンドのヘアスタイルをしても、髪そのものが傷んでツヤがなければ魅力は半減。健康なツヤサラ髪でこそ、スタイリングもしやすく、カラー、パーマも、長持ちさせることができます。まずは毎日のシャンプーから見直して、自分に適したアイテムでしっかりお手入れを続けることが肝心。シャンプーからヘアケア、スタイリング剤まで知っておきたいヘアアイテムの基本知識から、今オススメのヘアスタイリングまで一挙に紹介します。

シャンプー&
トリートメント

基本のキ

シャンプー&トリートメント|基本のキ

シャンプー&トリートメントは、スキンケアでいえば洗顔と保湿にあたります。頭皮も顔とひと続きの皮膚ですから、清潔にしてうるおいのある健康的な状態をキープすることが必要不可欠。頭皮の毛穴に汚れや皮脂が詰まるとフケや匂い、抜け毛の原因にもなり、もちろんそこから生える髪のハリやツヤにも影響します。シャンプー、トリートメント剤は、髪質別、しっとり、サラサラなど仕上がりの質感、ダメージ、カラー、パーマヘア用など目的に絞って選ぶことができるので、自分の髪に合うアイテムを選び、正しい方法でやることが大事です。

シャンプーの種類と選び方

シャンプーは洗浄成分によっていくつかの種類に分けられますが、1つの洗浄成分だけでできているわけではなく、さらに保湿などのケア成分も様々に組み合わせて配合されています。シャンプー時の頭皮ケアの大切さからスカルプケアシャンプーも人気。頭皮の状態、髪のタイプに合うものを選ぶための基本知識を紹介。

シャンプーの種類と選び方

高級アルコールシャンプー

市販のシャンプーの多くには、洗浄成分として高級アルコールが配合されている。洗浄力がとても強く頭皮や髪も乾燥させるので、それをカバーするために、シリコンやアミノ酸をはじめ、保湿・美容成分が配合されているのが一般的。十分に含まれているものを選ぶのがポイント。

アミノ酸系シャンプー

髪や皮膚アミノ酸系の洗浄成分が使われている。人の肌と同じ弱酸性で髪や頭皮に刺激を与えにくい。マイルドな洗浄力でしっとりした洗い上がり。カラーをしている人やダメージが気になっている人にオススメ。皮脂分泌が多い人やスタイリング剤をたっぷりつけていると落ちにくい場合も。

石鹸系シャンプー

石鹸と同じ弱アルカリ性で天然の界面活性剤を使用。頭皮の皮脂汚れなどをしっかりと落とせる。洗浄力が強い分、髪のパサつきや乾燥につながりやすいことも。頭皮に刺激を与えにくく環境にも優しいといえる。

シリコン・ノンシリコンシャンプーとは?

キューティクルを保護しなめらかな指通りや泡立ちを良くするために使われるシリコンは、頭皮に付着して毛穴づまりの原因などになる場合もありノンシリコンシャンプーに注目が。頭皮の健康を重視してノンシリコンを選ぶ人は多いが、シリコンの質にもより、使用感や髪のツヤやなめらかさを叶える点ではシリコンシャンプーが優れている。一概にどちらが良い悪いとはいえない。

トリートメントの種類と選び方

髪の表面はキューティクルという薄いウロコ状の組織で覆われていて、髪のうるおいが逃げないように保護しツヤやなめらかさを保っています。キューティクルはとてもデリケートなため、シャンプーの摩擦や刺激、ドライヤーの熱、カラーやパーマ、紫外線などにより、開いたままになったり剥がれてしまうと、傷んでパサパサになったり、うねりやクセが出やすくなります。トリートメントは、キューティクルの内部に栄養を与えたり表面をコーティングしてダメージを補修する働きをします。他にもカラーケア用やボリュームのコントロールなど多くのタイプがあるので、上手に選んで使いましょう。トリートメントにも頭皮に使えるものもありますが、一般的には毛髪だけになじませ、頭皮にはつかないようにします。

  • コンディショナー

    コンディショナー

    主に髪の表面をコーティングしてなめらかにする働き。リンスも同様。傷みが少なく軽い仕上がりを好む人向き。コンディショナー、トリートメントの順に両方使ってもOK。

  • トリートメント

    トリートメント

    加水分解コラーゲンなどの髪の内部に浸透して働く成分が配合されている。髪になめらかさやツヤをもたらし、ダメージをケアする働きがある。

  • ヘアマスク(ヘアパック)

    ヘアマスク(ヘアパック)

    トリートメントよりさらに浸透力や補修力が高く、髪の傷みが気になるときのスペシャルケアに。毎日使うとだと髪が重くなることがあるので、週1〜2回の使用がオススメ。

正しいシャンプー&
トリートメントの手順

正しいシャンプー&トリートメントの手順

シャンプーに手順なんてある?トリートメントはしっかり流さなくていい?意外とわからないことがありませんか?間違ったやり方を知らずに続けていることが髪を傷めていることも少なくありません。まずは、シャンプーは頭皮をしっかり洗う、トリートメントで毛髪をケアする、と捉えておくと良いかもしれません。基本のシャンプー&トリートメントのやり方をマスター!

正しいシャンプー&
トリートメントを
おさらい

シャンプー

1. 最初にブラッシング。髪のほつれや絡みをといて頭皮の汚れを浮かしておく。
2.シャワーだけで十分に予洗いすると70%くらいの汚れは落ちるといわれる。シャンプーのなじみや泡立ちを良くし量の使い過ぎも防ぐ。
3. シャンプーは髪に直接つけず、手の平で泡立ててから頭皮になじませる。
4. 頭皮を指の腹を使ってマッサージするように優しく丁寧に洗う。シャンプーブラシを使ってもOK。髪自体は泡に包まれることで汚れが落とせるので、なるべく摩擦を与えないように洗う。
5.十分な湯量のお湯で、シャンプーが残らないようにしっかりすすぐ。流す前に手で絞って泡を切っておくと良い。熱すぎると乾燥や傷みにつながりやすいので注意。耳の後ろなどに泡が残らないように洗い流す。

トリートメント

6. 手で髪を掴み絞るようにして水分をしっかり切る。
7. 適量を毛先から根本へ向かって髪になじませていく。基本、頭皮にはつけない(製品の表示に従う)。
8. 3分前後おいてから(製品の表示を目安に)頭の上から毛先へ向かって十分にすすぐ。生え際やうなじ、耳周りにトリートメントが残らないようによく洗い流す。
9.髪を摩擦しないように注意してタオルドライしてからドライヤーで完全に乾かす。自然乾燥は長時間キューティクルが開いたままになってダメージにつながる危険が。

ヘアケア
アイテムの選び方と使い方

ヘアケア|アイテムの選び方と使い方

パサついてツヤがない、せっかくカラーをしたのにすぐ退色してしまう、うねりや広がりが激しくてスタイリングが決まらない、抜け毛が気になる・・・人それぞれにちがう髪悩みには、アウトバスのケアを上手に取り入れて。アウトバスアイテムとは、一般的に洗い流さないトリートメント全般をさします。寝ている間に髪にじっくり浸透して補修するもの、ドライヤーの前に使って熱から髪を守ってくれるもの、また乾いた髪にも使え、外出先でも気軽にケアできるものなど様々。髪悩みや目的に合わせて上手に使いこなしましょう。

  • 洗い流さないトリートメント

    洗い流さないトリートメント

    ドライヤーの前や濡れている状態で使うことで、ドライヤーの熱から髪を守り、しっとりなめらかな質感にしてくれる。オイル、クリーム・ミルクなどテクスチャーも様々。スタイリング剤としても使えるものも。

  • ヘアミスト

    ヘアミスト

    スプレータイプでさらりとしていて、パサつきや広がりが気になるときなどにいつでも使えて便利。フレグランスを楽しめるミストやUV効果のあるもの、ボリュームコントロールに良いものなども。

  • 育毛剤・ヘアトニック

    育毛剤・ヘアトニック

    抜け毛や薄毛の予防する育毛剤(医薬部外品)は、ハリやコシ、ボリュームがないといった髪悩みに働きかける。薄毛と同時に起こりやすいフケやかゆみ、匂いといった頭皮の悩みにもアプローチする。医薬品である発毛剤とは異なる。

スタイリング
キメる?遊ぶ?

スタイリング|キメる?遊ぶ?

しっかり固めてキメたい、動きのあるエアリーなスタイルや毛先を遊ばせたい、ツヤよりマットな感じにしたい・・・スタイリング剤は豊富なラインナップで、自在なヘアアレンジを叶えます。おしゃれ男子はもうみんなやっていると思うけれど、テクスチャーの使い分けや正しい使い方を知っていますか。失敗せずに思い通りのヘアスタイルをつくるためにもう一度おさらいしておきましょう。最後にスタイリングの実践編もあります!

スタイリング剤の種類と特徴

スタイリング剤は、どんなヘアスタイルや質感にしたいのかによって使い分けるだけではなく、自分の髪質に合うものを選び、使用量を調整するのも大切。たとえば細くこしのない髪質だと、油分や繊維の多いものだとスタイリング剤の重さに髪が負けてぺったりしてしまうことがあります。ひとつの製品でも、目的別に細分化された色々なタイプが揃うものがあるので、お気に入りを見つけて。また使用後は頭皮をしっかりと洗浄し、毛穴に詰まったり残ったりしないようにすることが大事。

  • ワックス

    ワックス

    油分やシリコン成分が髪をまとめて固める。スタイルをしっかり形づけたいとき向き。セット力によって、ソフト、ハードなどに分かれていたり番号によって強さが表示されている(数字が大きい方がセット力強)。 ワックスにも多種類あり、ファイバーで束感を出しやすいものや、マットやツヤなど仕上がりの質感にも違いがある。

  • ジェル

    ジェル

    水溶性成分を主として、軽めの使い心地でツヤのあるウェットな仕上がりになるが、セット力はワックスより強め。ツンツンと毛先を立てたい、ツーパートにきっちり分けたいときにオススメ。洗い流しやすいのもメリット。

  • ミルク・クリーム

    ミルク・クリーム

    さらりと軽い使い心地で、髪に負担が少なく、セット力は強くないが動きのあるナチュラルなスタイリングができる。

  • バーム

    バーム

    シアバターやみつろうなど天然由来の油分が原料なので、ヘアケアもできるスタイリング剤。セット力はあまり強くないが、セミマットな毛束感のあるスタイルを叶える。手などの肌ケアに使えるものも。

  • スプレー

    スプレー

    スタイリングした髪を長時間キープするために仕上げに使うセッティングスプレー。スタイルを固めてがっちりと固定するが、固めずにキープするタイプもある。

オン&オフスタイリングの
2つのアイデア

シーンやファッションにふさわしい印象を演出するだけでなく、気分を変えたりがらりとイメージチェンジすることもできるヘアスタイル。自由に工夫して色々試して、楽しむのがいちばん。でもなかなか思い通りにいかなかったり、意外に時間かかったりしますよね。忙しい毎日に時短でできる2つの全くイメージの違うスタイリングのアイデアとやり方のコツを紹介します。

メイクアップアーティスト
ユンボウさんが指南!

LOOK1
スーツにも似合う
ソフトなオールバック

無造作にかきあげてそのままキープしたようなナチュラルなオールバック。

固めすぎずキメ過ぎずのこなれ感が、スーツの着こなしにこなれ感を演出してくれる。シンプルテクニックなので忙しい朝にも使える。

1. ジェルを手の平にとりよくのばし広げる。髪が硬い人は濡れた状態でジェルをつけるのがオススメ。

2. 髪をかきあげるようにすべての髪を後ろへ流しながら、ジェルを手ぐしで全体になじませる。トップは押さえさえつけず、サイドはタイトになでつけるのがポイント。

3. 指先にもう一度ジェルをつけ、トップの毛をつまみながら持ち上げるようにして、動きとボリュームを出す。

完成!

LOOK2
オフの日の
重めバングスタイル

前髪を下ろした丸みのあるマッシュスタイル。

前髪に少し透けをつくり毛先は遊ばせることで、抜け感をつくるのがポイント。

1. ドライヤーで髪を乾かしながら、手ぐしで毛を後ろから顔方向にもってくる。

2. 毛束を少しずつとり、ヘアアイロンでランダムな方向に毛先に動きをつける。立体感と動きが出ておしゃれっぽくなる。ヘアアイロンを使わない場合は、ジェルを毛先にだけ少量つけながら動きをだしても良い。

3. ヘアワックスを両手の平全体によくのばしてから、毛を揺らして動かすようにしながら軽めになじませる。さらに毛先を何カ所かつまんで動きをつける。

完成!

まとめ

カラーやブリーチを繰り返していると髪は傷むし、スタイリング剤を毎日使っていると頭皮の状態が悪くなってしまうのでは?そんなふうに頭髪の健康とオシャレの両立は難しいと思っていませんか。でもヘアケア製品は適切に使ってケアすることで髪の状態を改善できます。スタイリング剤も頭皮や髪にやさしい製品へと実際とても進化していて、その上、ツヤやマットなども質感やニュアンスも多彩にコントロールできます。素髪の美しさも、髪のオシャレも、欲張りに叶えてしまうのが勝ち!