2024.3.1
毛穴やニキビ跡などの肌悩みをカバーしたり、
顔を明るく見せて印象を良くしたりできるメンズメイクは、
身だしなみの一環として認識され始めています。
とはいえ、男性が初めてメイクをするときに、どのようなアイテムを用意するのか、
どんな手順でメイクをするのかなど、わからないこともあるものですよね。
そこで今回は、メンズメイクの基本とおすすめの商品をご紹介します。
メンズメイクに必要な道具を一覧にしているので、あわせて参考にしてみてください。
INDEX
スキンケアやメイクは、女性だけではなく男性にとっても一般的になりました。男性がメイクを始めるきっかけは「清潔感を出したい」「ニキビや赤みを隠したい」などが多い傾向にあります。ファンデーションやコンシーラーを使用して肌をきれいに見せれば、周囲に与える印象も良くなり、自分の自信にもつながるでしょう。
メンズメイクをする際は、男性の肌質に合わせてつくられている男性向けのメイクアイテムを使用するのをおすすめします。男性にも使いやすいパッケージデザインが多いのも特徴です。
出典:【男性のメイク人口増加中!】どんな人がどんな理由でメイクするようになったのか!?周囲の反応はいかに?(日本ブレーンキャピタル株式会社)
ここからは実際にメンズメイクの手順をご紹介します。まずはメンズメイクに必要なアイテムを揃え、肌を整えるところから始めていきましょう。
メイクをする前に、まずは髭を剃ることをおすすめします。髭が伸びているとファンデーションやBBクリーム、コンシーラーなどがうまくのらず、メイク効果が減少してしまいます。メイク、スキンケアの前に必ず髭を剃るようにしてください。
男性の肌には以下のような特徴があります。
・水分量が少なく乾燥しやすい
・皮脂の分泌量が多く汚れが詰まりやすい
・髭剃りで負担がかかって荒れやすい
そこで、女性と同じようにスキンケアを行うことでダメージを軽減でき、肌がきめ細かくなって化粧ノリがアップします。
メイク前のスキンケアについては、以下の記事で詳しく説明しています。
ここからは早速メイクに入っていきます。まずはベースメイクから始めましょう。ベースメイクとは、肌を均一に見せるメイクのことで、基本的な流れは以下の4ステップです。
肌色を均一に見せることで清潔感が伴いきちんと感も感じられます。メイクして清潔感を出せると顧客からの印象を良くすることもできます。
①化粧下地
②ファンデーション
③コンシーラー
④ルースパウダー
①②の工程は、BBクリームを使って仕上げることもできます。BBクリームとは化粧下地、美容液、日焼け止め効果を兼ね備えたクリームのことです。下地とファンデーションを分けて塗る必要がなく、メイクを時短できるアイテムです。
よりナチュラルに自然にスキンケアも兼ねた美容液タイプの肌色補正アイテムもあります。
メンズ向けBBクリームには皮脂吸着成分、保湿成分などが含まれていることが多く、テカリ防止や乾燥予防にもアプローチできます。カラーは首の色に合わせるようにすると、浮きにくく自然に仕上がりやすいでしょう。基本的な塗り方は以下のとおりです。
<BBクリームの塗り方>
1.手の甲に1cm出す
2.額・鼻・鼻下・あご・頬に5点置きする
3.指の腹を使い、顔の中心から外側に向かって均等に伸ばす
BBクリームはカバー力が高いため、厚塗りする必要はありません。メンズメイクで特におすすめしたいBBクリームはTHE FUTUREのカラーチェンジ BBクリームです。肌の色になじみやすいので自然に見え、ベタつきもなく使い心地は抜群です。日焼け止め効果もあり、塗るだけで紫外線対策にも一役買います。4つの美容成分が配合されており、肌を均一に整えながらスキンケアができるのも嬉しいポイントです。
ステップ③で使用するコンシーラーには、ニキビなどをピンポイントでカバーしやすい「スティックタイプ」、水っぽいテクスチャーで目や口周りに適している「リキッドタイプ」などいくつかの種類があります。BBクリームでは隠しきれない部分にコンシーラーを重ねるのが基本です。
他にはスキンケアやオールインワンも兼ねたBBクリームなど様々なメンズ用BBクリームを楽天市場では取り揃えているのでおススメです。
メンズメイクにおすすめのコンシーラーは以下です。
カバー力があるのに自然な仕上がりで、メイク初心者でも使いやすい設計なのが特徴。軽い付け心地で、つけていることを忘れてしまいそうになるほどです。
ニキビや青髭などの肌悩みをカバーし、健康的な見た目にしてくれます。
ルースパウダーはこちらのアイテムがおすすめです。
スキンケア、ベースメイクを終えたら、次は気になる部分の補正をしていきます。
顔の印象を大きく左右するのが眉毛です。アイシャドウなどのアイメイクでも目周りを強調できるものの、メンズメイクが初めての場合は難しいでしょう。そこで、まずは眉毛を整えることをおすすめします。
眉毛はアイブロウペンシルを使って整えていきます。整え方は以下のとおりです。
<眉毛の整え方>
1.ブラシで眉毛を下から上に向けてとかし、毛流れを整える
2.アイブロウペンシルを使い、眉頭から眉山、眉山から眉尻と、それぞれの毛流れに沿って眉毛全体を整える
3.ブラシを使い、書いた部分をぼかしていく
眉毛が濃すぎると不自然になってしまうので、自然になるように最後はブラシで整えましょう。
唇も顔の印象を左右する重要なパーツのひとつです。色がくすんでいたりカサついていたりしては、健康的に見えません。リップを塗って血色を与え、顔全体を明るい印象に仕上げましょう。
リップには唇の保湿をメインとしているものと、色をつけて血色を良く見せるものの2種類があります。基本的な使い方は以下のとおりです。
<リップの塗り方>
1.リップを唇に塗る
2.綿棒を使い、唇の輪郭に沿ってなじませる
3.上下の唇を合わせてなじませる
メンズメイクにおすすめのリップは以下の3つです。特徴をチェックし、シーンに合わせて使い分けるのも良いでしょう。
ひと塗りで健康的な血色感を与えられるリップです。唇に色が残るので、血色感が長続きします(発色には個人差あり)。保湿成分も配合されており、血色感とうるおいを同時に与えられます。
使うたびに唇に潤いを与えられ、保湿効果が長時間持続します。紫外線防御効果もあり、UVによるダメージから唇を保護します。
唇にうるおいと血色感をプラスし、顔の印象をアップさせます。約80%が保湿成分でできており、乾燥が気になるときにもおすすめです。カラーは3色展開されています。
メンズメイクの基本をマスターした後は、アイメイクにもトライしてみましょう。
目力をアップさせるアイメイクを施せば、顔の印象を大きく変えられます。アイメイクに必要なのがアイシャドウです。
目を大きく見せたり、目力を持たせたりできます。基本的な使い方は以下のとおりです。
<アイシャドウの使い方>
1.肌色に近いカラーをアイホール(上まぶたの目頭から目尻までを半円で囲った部分)全体に塗る
※アイシャドウパレットのなかで一番明るい色を使う。明るい色を塗ることで目元の印象が明るくなる。
2.1と同じカラーを下まぶたのキワに塗る
3.目尻やまつげの上のラインに黒っぽいアイシャドウを塗る
よりくっきりとした目元に見せたいときは、アイライナーを使っても良いでしょう。
続いて、顔の骨が出ている高い部分にハイライト、くぼんでいる部分にシェーディングを施して顔に陰影をつけていきましょう。陰影をつけることで、顔の立体感を強調させられます。
シェーディングは顔に陰影をもたらすメイク道具のひとつです。鼻が低い、顔が大きいなどの悩みを軽減し、立体的な顔立ちに仕上げてくれます。
基本的な塗り方は、くぼませたい部分にシェーディングを入れ、指を使ってなじませるだけです。塗りすぎると色が浮いてしまうので注意しましょう。
シェーディングを持っていない場合は、暗めの色のコンシーラーや茶色系のアイシャドウで代用できます。下記のアイテムを使ってみてください。
顔の立体感やツヤ感を出すアイテムがハイライトです。ハイライトを入れる場所は、おでこや鼻筋、頬骨、あご先など。光の反射を利用して凹凸を出したり、肌をきれいに見せてくれたりします。
UNLICS(花王)のカラーレスコントゥアパウダー フェイスパウダーは、マットとグロウ2種類のパウダーがひとつになったものです。テカリを抑えるマットパウダーと、くすみを目立たなくしてツヤ感をプラスするグロウパウダーを使い分ければ、顔に奥行きを出せます。BBクリーム塗布後のべたつきを抑えたい、テカリが気になる方に特におすすめです。
また、同じくUNLICS(花王)のフォトジェニックウェア ボディ用ファンデーションは、メイク後の顔と首の肌の色の差を埋めるネック用のトーンアップパウダー。メイク後に顔の白浮きが気になるときに使えます。
これらはどちらも白浮きせず、「いかにも」なメイクしている感を出さずに仕上げられるのが特徴です。男性が気軽に使えるだけでなく、仕上がりも自然になるので安心して使えるアイテムとしておすすめできます。
メンズメイクを施した後は、クレンジングを使って必ずメイク落としをしましょう。クレンジングをサボってしまうと、肌悩みを引き起こしたり悪化させたりする原因になります。メイクをしたときは、洗顔だけではなくクレンジングをすることが大切です。
UNLICS(花王)のソフニングクリアバーム クレンジングバームは、肌の上でとろける固形状のクレンジングバームです。メイクだけではなく皮脂や毛穴汚れまで絡め取り、ゴワつきがちな肌をやさしく解きほぐします。ウッディローズ&ライムの香りも心地よさをアップさせるポイントです。
同じくUNLICS(花王)のメルティクラッシュウォッシュ 洗顔 スクラブ ジェルは、毛穴汚れを落としながらうるおいを与えるスクラブ洗顔ジェルです。洗浄成分とオイル成分でできた泡立たないタイプのジェルで、軽いメイクならこれ1本で落とせます。メイク落としとして使う場合は、顔を濡らさずに直接肌になじませて使うのがポイントです。
初心者がメンズメイクをする際は、厚化粧や化粧崩れに気をつけ、こまめにティッシュオフすることが重要です。ここではメンズメイクをする際の注意点を3つご紹介します。
メイクを施す際、ニキビ跡や青髭を隠すためにファンデーションやコンシーラーを厚く塗りすぎたり、アイメイクを濃くしてしまったりしてしまう方もいます。
しかし、厚化粧は不自然な印象を与えてしまうため、濃すぎないナチュラルメイクを心がけることが大切です。ナチュラルメイクでも肌悩みを目立ちにくくできます。
女性のメイクと同じように、メンズメイクも皮脂や汗などによって化粧が崩れてしまうことがあります。化粧崩れしてしまうと、せっかく印象を良くしようと施したメイクがかえって悪影響を及ばしかねません。スキンケアやベースメイクの基本を守り、化粧崩れを最小限に抑えるようにしましょう。
THE FUTUREのフェイスカバークリームは、顔用のクリームです。皮脂吸着パウダーが配合されており、汗やテカリを徹底的にケアします。光拡散パウダーで気になる毛穴や小じわをカバーしてくれるのもポイントです。夏の暑い時期のベースメイクとしてはもちろん、毛穴・小じわが気になるときにも使えます。
前述のハイライトでも紹介したUNLICS(花王)のカラーレスコントゥアパウダー フェイスパウダーは、化粧崩れの防止アイテムとしても活用できます。マットパウダーには酸化亜鉛を配合しており、光の屈折率を抑えて皮脂を固化し、毛穴やテカリを抑えてくれます。
メイクを施した日はティッシュやハンカチでこまめに手入れするのも重要です。これによりテカリや化粧崩れを防止できます。
特に汗をかきやすい夏の時期は、汗とメイクが混じって化粧が崩れがちになります。ティッシュやハンカチを使ってこまめに手入れし、必要があればファンデーションでメイクを直しましょう。
近年、メンズメイクは身だしなみの一環としても注目されており、主流になりつつあります。初めてメンズメイクをする際は、基本の手順に沿って行うのをおすすめします。スキンケアやベースメイクを丁寧に行い、こまめにティッシュオフをすることで化粧崩れを最小限に抑えられます。肌悩みや自分のしたいメイクに合わせて、適切なアイテムを見つけてみてください。
※掲載の内容には「BRAND BEAUTY MEN」の対象ではないブランドも含まれます。予めご了承ください。
THE FUTURE
カラーチェンジ BBクリーム
オルビス
ミスター スポットシュートコンシーラー
SHISEIDO MEN
ターゲティッド ペンシル コンシーラー
イニスフリー
薬用 ノーセバム アクネパウダー
オルビス
ミスター ビアード&アイブロー ペンシル
SHISEIDO MEN
アイブロウ フィクサー デュオ
SHISEIDO MEN
モイスチャライジング リップ クリエイター TINT
SHISEIDO MEN
モイスチャライジング リップ クリエイター
THE FUTURE
リップクリーム
Aimmx(アイムミクス)
アイシャドウパレット -Magazine -
Aimmx(アイムミクス)
アイシャドウパレット(01 CAFE&BEIGE)
UNLICS(花王)
カラーレスコントゥアパウダー フェイスパウダー
UNLICS(花王)
フォトジェニックウェア ボディ用ファンデーション
UNLICS(花王)
ソフニングクリアバーム クレンジングバーム
UNLICS(花王)
メルティクラッシュウォッシュ 洗顔 スクラブ ジェル
THE FUTURE
フェイスカバークリーム