2024.1.5
ここ数年、身だしなみとしてスキンケアをする男性は増加傾向にあります。
しかし肌を労るためには、化粧水や乳液、クリームなど、
さまざまな化粧品を使用するため、なかには面倒に感じる方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめなのが「オールインワン化粧品」です。
今回はメンズ用オールインワン化粧品の概要と選ぶ際のポイント、利用シーン、
使い方をご紹介します。もっと手軽にケアをしたい方は参考にしてみてください。
INDEX
オールインワン化粧品とは、化粧水や乳液、クリーム、美容液などのうち、いくつかの機能がひとつにまとまったスキンケア製品です。なかでも「メンズ用」と記載のあるものは男性の肌質に合わせて作られています。
この商品の魅力はなんといっても手軽さです。洗顔をした後に塗るだけでスキンケアが完了するので、特にスキンケア初心者の方におすすめです。
上記のとおり、 オールインワン化粧品にはスキンケアに必要なものがすべて含まれているため、化粧品を買い揃えるよりも安く済みます。さらに、洗顔後はこれひとつでスキンケアが完了するため、時間の短縮にもつながります。忙しい方やいろいろなアイテムを使うのが面倒に感じる方でも続けやすいのが特徴です。
スキンケアを始めようと考えているものの、どの製品を使えば良いか分からない場合でも、オールインワン化粧品ならスキンケアを始めやすいです。オールインワン化粧品でスキンケアに慣れてきたら、使うアイテム数を増やしていくのも良いでしょう。
ここではオールインワン化粧品の利用シーンをご紹介します。オールインワンスキンケア製品は時短につなげられるほか、持ち運びが便利なのも特徴です。
オールインワンは、スキンケアが面倒な忙しい日や疲れている日に最適です。ストレスなく手軽に使えるため、なにかと忙しい朝のケアにも向いています。「疲れてケアができず寝てしまう」といった事態を避けるのにも役立ちます。
韓国コスメブランドIOPE(アイオペ)が出すメンズオールインワンのオールデイ パーフェクト オールインワンは、肌にベタつきを感じるときや、肌のコンディションが気になるときにおすすめのオールインワン化粧品です。
旅行や帰省時にはできるだけ荷物を少なくしたいもの。そんなときにオールインワン化粧品ならスキンケアアイテムがひとつで済みます。いくつも小分けにして持っていく必要もないため、荷造りの手間を省けるのもメリットです。
メン オールインワン スキンコンディショナー II しっとりは、保湿からエイジングケアまでできるオールインワンジェル。コンパクトなデザインで、旅行や帰省時の持ち運びにぴったりです。
上記で取り上げたアイテムのほかにも、オールインワンアイテムを取り扱っていますので、こちらから確認してみてください。
次に、メンズ用オールインワン化粧品を選ぶ際のポイントを解説します。商品によって配合成分や使用感などに違いがあるので、目的や好みに合ったものを選びましょう。
肌のかさつきや乾燥が気になる人は、保湿力が高い製品かどうかをチェックしましょう。肌の水分を補うのにおすすめの成分はヒト型セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどです。
男性の皮脂量は女性の3倍にもなるといわれています。しかし、水分蒸発量は女性の2倍以上であるため、「乾燥しているのに皮膚表面はオイリー」という肌状態になりがちです。
テカリやベタつきがない高保湿のオールインワン化粧品なら、ZIGENのオールインワンジェルがおすすめです。ヒト型セラミドが5種類配合されており、長時間しっかりと肌を保湿できます。完全オイルフリー処方でベタつき感もなく、使い心地がさらっとしているのも特徴です。美容に欠かせないビタミン類も含まれている点も魅力のひとつです。
ニキビや皮脂の分泌、シワ・シミ・そばかすなど、肌悩みを解決するためにオールインワン化粧品を使用する場合は、それぞれの状態に有効な成分が配合されているかチェックしてみてください。
男性で特に多いのは、皮脂分泌や毛穴の悩みです。女性よりも皮脂がたまりやすいことから、水分と油分をバランス良く補う必要があります。
メンズの肌悩みにまんべんなくアプローチしたいなら、VT COSMETICSのシカフォーメン デイリーオールインワンエッセンスがおすすめ。独自のシカヒアルロン™が保湿を促し、ナイアシンアミドやアデノシンが肌にうるおいを与え、肌荒れを防いでくれます。清潔感のあるすっきりとした第一印象を目指したい方にぜひ使っていただきたい商品です。
スキンケアは続けることで効果を実感できます。そのため、使い心地の好みも重要です。オールインワン化粧品には、化粧水タイプやジェルタイプ、美容液タイプなどさまざまなテクスチャーの商品があります。
自分の肌タイプがあまり分からないときや、どれを使ったら良いか分からないときは、ラボ シリーズ オールインワン フェース トリートメントがおすすめです。肌のうるおいを補給し、健やかな肌を保つことができます。
◆化粧水タイプ
ベタつきを抑えて保湿をしたい方、さらっとしたテクスチャーが好みの方には化粧水タイプがおすすめです。THE FUTUREのフェイスローションは人の肌にもともとあるヘパリンに近い「ヘパリン類似物質」を配合しているため、高保湿なのに肌なじみが良いオールインワン化粧品です。
◆美容液タイプ
保湿に加え、皮脂の分泌などの肌悩みを解決したい方は、美容成分を多く含む美容液タイプを選びましょう。VARONのオールインワンセラムはイノシトールという皮脂調整成分を配合し、テカリ肌もカサつき肌もこれひとつで整えられます。香りも3種類から選べるため、自分好みの商品に出会えます。
◆乳液・クリームタイプ
油分で肌に蓋をして、しっかりと保湿したい方は乳液タイプやクリームタイプが最適です。 セシャロオムのスムースエマルジョンジェルは、乳液タイプのオールインワンスキンケア商品です。スクワランやヒアルロン酸Naなどの保湿成分のほか、プラセンタエキスなどのハリ肌成分を配合しているため、年齢とともに気になる目元口元のケアにおすすめです。
◆ジェルタイプ
乾いた肌をなるべく早く、そして長時間うるおいをキープしたい方にはジェルタイプがぴったりです。デュオメン ザ 薬用オールインワンジェルは浸透型ジェルが角質層までうるおいを与え、ハリのある肌に整えてくれます。また、カフェインを配合しているため、肌を引き締められるのもポイントです。
オールインワン化粧品を選ぶ際は、自分の肌と相性が良いかどうかも重要です。特に敏感肌の方は、香料や着色料などの添加物が少ないものを選ぶと良いです。「アレルギーテスト済み」「皮膚刺激テスト済み」の表記もひとつの目安になります。相性の悪い成分がわかっていれば、その成分を避けて選ぶのが良いでしょう。
スキンケアは毎日続ける必要があるため、継続できる価格であることが大切です。オールインワン化粧品の価格帯は幅広く、内容量もそれぞれ異なります。どんなに良い商品でも、続けられなければ効果を感じにくくなってしまいます。継続的に購入できるものを選ぶようにしましょう。
最後に、オールインワン化粧品を効果的に使う大まかな流れと、使う際のポイントを紹介します。オールインワン化粧品は以下の流れで使うのが一般的です。
オールインワンスキンケア製品は、洗顔後すぐに使うのが基本です。髭剃り後のケアにも使えるものもあります。
それでは、オールインワンを使う際のポイントを詳しくみていきましょう。
洗顔を終えたら、乾燥しやすいUゾーンから皮脂が多めのTゾーンの順に塗ります。乾燥しやすい部分に先につけ、皮脂が多い部分には残った分をなじませていくイメージでつけるのがおすすめです。
全体に塗ったら、気になる部分に重ね塗りをしてたっぷりとうるおいを与えましょう。頬や目元、口元など、特に乾燥が気になる部分はしっかりと塗って保湿をします。
スキンケアは顔だけで十分と思われがちですが、首や手の甲にもなじませましょう。意外にもこれらは年齢や紫外線の影響を受けやすい部位です。
オールインワン化粧品に限らず、スキンケア用品は使用期限を守ることも大切です。一度開封すると品質が変わりやすくなるため、開封後はできるだけ早く使い切るようにしましょう。商品に使用期限が記載されている場合は、それに従って使用してください。
メンズ用オールインワン化粧品は、男性の肌質に特化した手軽に使えるスキンケア用品です。化粧水や乳液など、いくつかの機能がひとつにまとまっているため、忙しい朝や旅行時などには役立ちます。さまざまな商品が販売されており、それぞれ配合成分やタイプなどが異なるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。何を使ったら良いかわからない方は、今回紹介したオールインワン化粧品を試してみてはいかがでしょうか。
※掲載の内容には「BRAND BEAUTY MEN」の対象ではないブランドも含まれます。予めご了承ください。