2023.10.2
シミやそばかすができてしまい、「予防方法や治療方法を知りたい」
「キレイな肌になりたい」とお悩みの人は多いでしょう。
この記事では、シミとそばかすの違いや予防方法、
セルフケア方法や治療方法について解説いたします。
INDEX
男女問わずシミやそばかすは気になるものです。一体なにが原因でできるのでしょうか。
主な原因は、メラニン色素の過剰分泌やターンオーバーの乱れです。シミとそばかすができる原因は同じですが、発生の仕方や大きさ、現れやすい年齢などに違いがあります。
紫外線などのダメージにより、メラニン色素が過剰に分泌されることがシミの原因です。
紫外線を浴びると、表皮の最も下にあるメラノサイト(色素細胞)へ指令が届き、メラニン色素が生成されます。
通常は、28日周期で繰り返される肌のターンオーバーにより肌から自然にはがれ落ちますが、紫外線ダメージの蓄積でターンオーバーが乱れると、メラニン色素が沈着しシミとなって現れるのです。
シミには複数の種類がありますが、一般的にいわれるシミは「老人性色素斑」もしくは「炎症後色素沈着」です。
老人性色素斑は30代以降に現れやすくなりますが、20代で見られる人もいます。大きさは数ミリから数センチで、色は薄茶色~茶色です。日光が当たりやすい頬やこめかみ、手の甲に見られます。
一方、炎症後色素沈着は傷などによる炎症が起きたあとに現れるシミです。赤みが引いたあと現れ、紫外線に当たると色が濃くなる性質があります。
そばかすは、シミの種類のひとつで、「雀卵斑(じゃくらんはん)」とも呼ばれます。メラニン色素の蓄積が原因です。
5~6歳の幼児期から見られ、色白の人が発生しやすい傾向です。思春期にピークとなり、次第に目立たなくなるのが特徴です。
鼻から頬のまわりにかけ、薄茶色の小さな斑点が散らばるように現れます。顔のほか背中や胸元、腕にも見られます。色白の方だと、紫外線の影響で色が濃くなりやすいため、注意が必要です。
シミもそばかすも基本的な対策は同じです。常に予防を意識して、正しい生活習慣を身につけましょう。
紫外線は一年中、雨やくもりの日でも降り注ぐため、年間を通しての対策が欠かせません。以下の対策をとりましょう。
1.日焼け止めを塗る
普段の生活では、SPF30程度で問題ありません。紫外線の強い時期や、レジャーでは、SPF50+、PA+++以上の日焼け止めがおすすめです。
2.アフターサンケアを塗る
日焼け後の肌はデリケートになっており、トラブルが起きやすい状態です。しっかり保湿しましょう。
3.アームカバーや帽子、日傘を使用する
紫外線を避けるために、外出時はできるだけ使用しましょう。
肌を刺激しないことも重要です。強くこすると肌を保護しようとしてメラニン色素ができやすくなります。スキンケアのときに、コットンや指で何度も肌をこすらないようにしましょう。
肌を健やかな状態に保つためには、食事からの栄養摂取も欠かせません。肉や魚、野菜や果物、海藻や大豆食品などをバランスよくとれるような食生活を心がけてください。とりわけ、ビタミンCやビタミンEは意識して積極的に摂りましょう。これらの栄養素には、シミやそばかすの原因であるメラニン色素の過剰分泌を抑えるはたらきがあります。
ビタミンC・・・メラニン色素の生成を抑制する
ビタミンE・・・活性酸素を除去する
過度の飲酒や喫煙、カフェインの過剰摂取はシミの原因になるおそれがあります。できるだけ避けるようにしましょう。
ストレスの発散もシミを濃くさせないために大切です。ストレスは肌のターンオーバーやホルモンバランスに影響を及ぼし、シミをできやすくします。運動や趣味など自分に合った方法でストレスを発散しましょう。
シミやそばかすに悩まないためには、生活リズムを整えることが重要です。
メラニンをきちんと排出させるためには、ターンオーバーが正常に行われるようにしなければなりません。そのためには起床や就寝、食事のタイミングを規則正しくする必要があります。
特に、睡眠時間は十分とるようにしましょう。しっかりと睡眠をとることで、成長ホルモンが分泌され、肌のターンオーバーが促されます。
また、生活リズムを整えるには、運動する習慣を身につけることも大切です。良質な睡眠が得られるほか、肌のターンオーバーを正常化させる効果も期待できるので、定期的な運動も行いましょう。
シミやそばかすが気になる人は、医療機関を受診する前に、市販の医薬品や化粧品でケアしましょう。3つの方法をご紹介します。
シミやそばかすのセルフケアには、市販されている「医薬品」や、「医薬部外品」のスキンケア用品を利用してみましょう。
ただし、市販薬に塗り薬はありません。塗り薬を希望する際は、医師の診察を受ける必要があります。
医薬部外品は、一定の濃度で美白有効成分が配合された化粧水や美容液などで、日焼けによるシミ・そばかすの予防に役立つと承認されたものです。パッケージに「医薬部外品」「薬用」「美白」と表記されています。
次の成分は代表的な成分で、メラニンの生成を抑えシミ、そばかすを予防する効果が期待できます。
・4MSK
・コウジ酸
・アルブチン
・カモミラET
・アスコルビン酸
シミ、そばかすのセルフケアを行いたいときは、以下のケアアイテムがおすすめです。ご自身の用途にあわせて選んでみてください。
▼化粧品
週に1回の肌メンテナンスができる、スペシャルなシートマスク。発酵エキスが乾燥・毛穴などの肌悩みを解決し、素肌力を上げ健康な肌に導きます。22mlのたっぷりの美容液が疲れた肌を癒やします。
キールズNo.1*¹美容液。夏の強い紫外線も怖くない、シミができにくい肌へ。1本でトーン*²質感のwケアを叶え、べたつかないのに潤いも。光を均一に反射し、自然なハイライトが肌の内側から発光しているような透けツヤ肌へ導きます。朝の使用で紫外線ダメージを受けにくく、夜の使用で受けてしまった紫外線ダメージの軽減もサポート。1日朝晩2回使用し、継続いただくことをおすすめしています。
*1 2022年1月~12月 キールズジャパンの販売金額に基づく
*2 メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと。
▼医薬部外品
日々、しっかりとケアしていてもシミやそばかすができてしまうことがあるかもしれません。紫外線によるシミやそばかすをこれ以上増やしたくないときはこちらのアイテムを活用してみてください。
シミ、そばかすのセルフケアとあわせて、日焼け対策をすることも大切です。日焼け対策としておすすめの日焼け止め・UVケアアイテムはこちらになります。あわせてご覧ください。
ビタミンのサプリメントを摂取することもひとつです。ただし、栄養の補助が目的です。
ビタミンA、C、Eは「ビタミンエース」と呼ばれ、健康な肌を保つために欠かせない栄養素です。不足しがちな栄養補給のためにサプリメントを取り入れてみましょう。
皮膚科などの医療機関では、シミやそばかすを除去する治療が行われています。メスを使わずにシミやそばかすを除去する治療方法は、複数存在します。
なお、医療機関の受診は必要に応じて受けるようにしてください。また、医療機関で治療を受けたとしてもシミやそばかすを増やさないためには、スキンケアが欠かせないことも把握しておきましょう。
シミやそばかすの発生を抑えるには、日頃からの予防が大切です。紫外線対策やバランスの摂れた食事、規則正しい生活リズムを心がけましょう。
セルフケアとして、市販の医薬品や美白の有効成分が含まれた医薬部外品を使用する方法があります。また、医療機関を受診し治療するのもひとつの方法です。自分に合った方法で透明感のある肌を目指しましょう。
※掲載の内容には「BRAND BEAUTY MEN」の対象ではないブランドも含まれます。予めご了承ください。