「コンシーラー」は、ファンデーションでカバーしきれない肌悩みがある時に活躍するものです。
しかし、コンシーラーは種類が多く、肌によって合うものが異なるため、どの商品がご自身に合うのか分からない方もいるかもしれません。
コンシーラーは、使いたい部位や隠したいものに合わせて選ばないと、かえって気になる部分が目立つ可能性があります。肌悩みをカバーしてキレイにするためにも、肌に合ったコンシーラーを選びましょう。
本記事では、コンシーラーの使い方を紹介した上で、選び方を解説します。こだわりの条件を選択していくと、おすすめの商品が見つけられます。ご自身にぴったりの商品をぜひ見つけてください。
映画や広告、アパレルなど様々な現場でのヘアメイクを行うヘアメイクアーティスト。ヘアメイクとして独立後、美容ライターとしても活躍中。メイク、スキンケア、ヘアケアなど様々な分野での執筆をし、ヘアメイクならではの視点で「美容+α」の情報を発信している。
コンシーラーとは
コンシーラーとは、ニキビやシミ、クマなどの気になる肌悩みをピンポイントでカバーするアイテムで、ファンデーションと組み合わせて使うのが一般的です。コンシーラーの種類によってカバーしやすい範囲や、おすすめの肌タイプは異なります。
以下では、コンシーラーの種類のほか、ファンデーションとの違いや使い方を紹介するので、早速見ていきましょう。
コンシーラーの種類
コンシーラーの種類は、スティックタイプ、チューブタイプ、リキッドタイプ、パレットタイプ、ペンシル・クレヨンタイプの大きく分けて5つです。
種類 | 特徴 |
---|---|
スティックタイプ |
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チューブタイプ |
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リキッドタイプ |
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パレットタイプ |
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ペンシル・クレヨンタイプ |
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コンシーラーとファンデーションの違い
ファンデーションは肌全体に使うアイテムです。一方でコンシーラーはニキビやシミ、そばかすなど気になる部分にピンポイントで使用するアイテムで、ファンデーションでカバーしきれない部分に使います。
コンシーラーを使うと、ファンデーションを厚塗りすることなく、ナチュラルに仕上げられます。
コンシーラーをメイクで使うタイミング
リキッドタイプのコンシーラーは、ファンデーションを塗ったあとに使います。コンシーラーを先に使ってしまうと厚ぼったい仕上がりになり、ファンデーションがよれる原因にもなります。
パウダータイプのコンシーラーは、ファンデーションを塗る前に使います。コンシーラーをあとから仕込むとよれる原因になるので、先に使いましょう。コンシーラーを使った部分はファンデーションを優しくのせるようにつけるとキレイにカバーすることができます。
あなたにぴったりのコンシーラーを選ぼう
コンシーラーは、カバーしたい肌悩みと肌質に合わせて選ぶのがおすすめです。悩みに合ったコンシーラーを使えば、気になる部分が目立ちにくくなり、自然でキレイな肌に仕上がります。
複数の悩みがある場合は、部位によって使い分けるとよりナチュラルにカバーできるでしょう。
同じメーカーでも商品によって仕上がりが変わるため、ぜひご自身に合うものを見つけてください。
STEP 4
肌の悩みを選ぶ
- ニキビ・赤みにはグリーンかベージュを
- クマは種類に合わせて色を選ぶ
- 悩みごとに合うテクスチャーも異なる
まずはコンシーラーでカバーしたい肌悩みを確認しましょう。肌の悩みごとにどんなコンシーラーがおすすめなのか、以下の表にまとめました。
カバーしたい 肌悩み |
おすすめのコンシーラー |
---|---|
ニキビ・赤み |
|
クマ |
|
シミ・そばかす・ほくろ |
|
毛穴 |
|
STEP 4
肌質を選ぶ
- 乾燥肌は塗りすぎに注意
- 脂性肌はスティックタイプがおすすめ
- 敏感肌は成分表示をチェック
肌質によって合うコンシーラーは変わりますが、通年で同じものを使わず、汗をかきやすい夏と、乾燥しやすい冬で季節によって使い分けるという手もあります。
以下に、肌質ごとにどんなコンシーラーがおすすめなのか、使い方のポイントもまとめました。
肌質 | おすすめのコンシーラー | 使い方のポイント |
---|---|---|
乾燥肌 | 柔らかい質感のリキッドタイプ |
|
脂性肌 | 皮脂に強い硬めのスティックタイプ |
|
混合肌 | 部位によってリキッドタイプとスティックタイプを使い分ける |
|
敏感肌 | 「石けんで落とせる」「専用クレンジング不要」「紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)」「アルコールフリー」の表示があるもの |
|
普通肌 | 塗りやすいリキッドタイプと色を使い分けられるパレットタイプ |
|
池田 眞美子
どの肌質の方もメイク前にしっかり保湿をするのがコンシーラーをよれにくくするポイントです。
コンシーラーは毎日使うとお肌への負担が強いので、石けんで落とせるタイプの肌に優しいコンシーラーを1つ持っておくと、お肌を休めたい日やお肌の調子が良くない日に使えますよ。
STEP 4
ブランドを選ぶ
- 国内ブランドはナチュラルに仕上がる
- 海外ブランドはカバー力が高め
- 韓国ブランドはコスパが魅力
国内ブランドは、比較的ナチュラルに仕上げやすいのが特徴です。フレッシュで自然な見た目を求める方におすすめです。
<主な国内ブランド>
- MAQuillAGE
- CEZANNE
- shu uemura
- KATE
海外ブランドはカバー力が高く、しっかりと悩みを隠したい方におすすめです。また、日本にない色合いが多いのも特徴です。細かいパウダーが入っているものもあるので、ツヤ感のある仕上がりを求めたい方に向いています。
<主な海外ブランド>
- NARS
- M・A・C
- CHANEL
- DIOR
コスパを求める方に試してほしいのが韓国コスメです。プチプラでも保湿成分が配合されたものや、カバー力に優れたものがあり、価格と機能性を重視する方におすすめです。
<主な韓国ブランド>
- The SAEM
- ETUDE
- MISSHA
- innisfree
池田 眞美子
国内、韓国ブランドのものはアジア人の肌質に合わせて作られているので、コンシーラーを使う時の使用感が気になる人におすすめです。
海外ブランドは肌色のバリエーションが豊富にあるブランドもあるので、色白の方や色黒の方でも自分の肌に合うコンシーラーを見つけやすいでしょう。
STEP 4
予算を選ぶ
- 初心者は試しやすいプチプラを
- 配合成分にこだわるならデパコスを
コンシーラーの場合、基本的に3,000円以下のものはプチプラに分類されます。なかには500円前後のものもあるので、はじめてコンシーラーを使いたい方も手に取りやすいでしょう。
デパコスには5,000円以上の高価格帯のものが多く、色の種類も豊富な点が特徴です。肌色や悩みに合わせてより自然にカバーできます。
また、保湿成分やオーガニック由来のように、配合にこだわっているものもあります。肌の様々な悩みを解決したい方は、高価格でもデパコスを選ぶと良いでしょう。
池田 眞美子
プチプラはカバー力が高いものも多く、コストパフォーマンスも良いのでプロの撮影現場でも使っているヘアメイクアーティストが多いです。商品選びに失敗してもお財布のダメージが少ないのも魅力でしょう。
デパコスは美肌成分などが配合されている商品もあるので、肌トラブルをカバーするだけでなく、最終的に肌トラブルを解消していきたい人におすすめです。
また肌馴染みが良い商品が多いので、コンシーラーの役目だけでなくカラーを選べばハイライトやローライトとして使える商品もあります。
Final
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選択したこだわり条件から、あなたにおすすめの商品を見てみましょう。
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メーカーやブランドの選択を解除するなど、条件を緩めに設定してみてください。
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池田 眞美子
ニキビやクレーターが広範囲にある場合は、カバー力の高いスティックタイプやチューブタイプがおすすめです。「ニキビがポツっと1つだけあるのが気になる」という場合はペンシルタイプやクレヨンタイプが良いでしょう。
カバーしたい部分がピンポイントの場合、コンシーラーをつけたところは触らずに周りをぼかしていくとキレイにカバーすることができますよ。
毛穴には、チューブタイプの毛穴用コンシーラーもおすすめです。薄くつけてその上にリキッドタイプのコンシーラー、もしくはリキッドファンデーションを薄めに塗るとキレイにカバーできます。