省エネとは?
省エネとは、「省エネルギー」の略です。現在の私たちの暮らしや社会は、電気、ガス、水道はもちろん、現代社会の基礎になっている運輸、通信などもすべてエネルギーを利用することで成り立っています。しかし私たちの暮らしに欠かせないエネルギーには限りがあるのです。省エネは、そんな限りあるエネルギー資源が無くなってしまうことを防ぐため、エネルギーを効率よく使うことをいいます。
省エネとは、「省エネルギー」の略です。現在の私たちの暮らしや社会は、電気、ガス、水道はもちろん、現代社会の基礎になっている運輸、通信などもすべてエネルギーを利用することで成り立っています。しかし私たちの暮らしに欠かせないエネルギーには限りがあるのです。省エネは、そんな限りあるエネルギー資源が無くなってしまうことを防ぐため、エネルギーを効率よく使うことをいいます。
省エネルギーは、エネルギーの安定供給確保と地球温暖化防止の両面の意義をもっています。エネルギーの安定供給確保は、エネルギー資源のほとんどを輸入に頼っている日本にとって最重要課題のひとつです。地球温暖化防止については、温室効果ガスの大部分を占めるエネルギー起源の二酸化炭素排出削減へ向けて、省エネルギーへの必要性が一層高まっています。
コロナ禍の自粛の影響で、リモートワークなどで自宅で過ごす時間が増えたり、外出を控えたりした影響もあり、2020年4月の世帯当たりの電気、都市ガス、プロパンガス、灯油を合計したエネルギー消費量は3.65GJ に増加しており、前年同月比で+7.7%となっています。
出所:株式会社住環境計画研究所「新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大及びその防止に伴う家庭のエネルギー消費への影響分析(第一報)」(2020年6月19日)
買い替えや、ライフステージの変化でいらなくなった家電。
古くなったエアコンや冷蔵庫、テレビなどの正しいリサイクル方法をご紹介します。
特定家庭用機器廃棄物から、有用な部品や材料をリサイクルし、廃棄物を減量するとともに、
資源の有効利用を推進するための法律です。対象となる廃棄物は、下記の「家電4品目」です。
●エアコン ●テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ) ●冷蔵庫・冷凍庫 ●洗濯機・衣類乾燥機
こんな例は要注意
●町中を大音量で巡回 ●空き地で回収 ●チラシを配布 ●インターネットで広告
【高額請求に気を付けて!】
廃棄物の処分に「無許可」の回収業者を利用すると「無料」と言っておきながら、
荷物を積み込んだ後に高額の料金を請求されるトラブルが発生することがあります。
(通信販売、ネット販売、テレビショッピング等から購入する場合も同様です。小売業者は、対象の廃棄物を引き取る義務があります。)
市区町村により処分方法が異なります。
お住まいの自治体のHPを検索できます。 https://www.kaiketsukr.com/municipality/
具体的な方法は下記をご覧ください。
一般財団法人家電製品協会 https://www.kaiketsukr.com/
※収集・運搬料金やリサイクル料金がかかります(ご自身で指定取引場所へ持って行く場合は、リサイクル料金のみ)。
※まだ新しく十分使える家電製品は、信用できるリユース(中古)ショップに買い取ってもらうという選択もあります。
日々進化をしている家電。
ここでは省エネ家電の選び方をご紹介します。
ライフスタイルや家族の人数に合わせ、大きさ、
機能を選ぶことが省エネにつながります。
・カタログには、能力に応じて部屋の広さの目安が表示されています。
・家の構造や間取りなど、部屋の条件を考慮して選ぶことが大切なので、販売店によく相談するとともに、以下エアコン選定支援ツールも活用してみましょう。
市販されている製品の中で省エネ性能を相対的に位置づけた多段階評価(★マーク)、省エネ基準達成率、年間の目安電気料金などを表示しています。室内機の形態、冷房能力(暖房能力)、室内機の寸法が同じならば、省エネ基準達成率が高いほど省エネ性が優れ、年間電気料金も安くなります。
※今後新しいラベルに変更予定
リビング、寝室、子ども部屋…etc.
エアコンの使用頻度が高い部屋は、省エネ効果が大きいです。
参考:一般財団法人家電製品協会「スマートライフおすすめBOOK 2020年度版」
容量が多いからといって必ずしも年間消費電力量が増えるとは限りません。
設置スペースに余裕があれば、上記計算容量に、30~50L位多い容量帯の冷蔵庫を考えてもよいでしょう。
統一省エネラベルが視認しやすいように
デザインが変更になります。
詳しくはこちら▼
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/data/syoenelabel.pdf
市販されている製品の中で省エネ性能を相対的に位置づけた多段階評価点(★マークの横の点数)、省エネ基準達成率、年間の目安電気料金などを表示しています。冷却方式、定格内容積、冷蔵室のドアの数などが同じならば、省エネ基準達成率が高いほど省エネ性が優れ、年間電気料金も安くなります。
参考:一般財団法人家電製品協会「スマートライフおすすめBOOK 2020年度版」
省エネ法に基づいて、一般家庭での1日の平均視聴時間(4.5時間)を基準に算出した、1年間に使用する電力量です。一般的には、画面サイズが大きくなるほど、また複数の機能を備えるほど年間消費電力量は大きくなります。
市販されている製品の中で省エネ性能を相対的に位置づけた多段階評価(★マーク)、省エネ基準達成率、年間の目安電気料金などを表示しています。画面の大きさや機能(動画表示速度、画素数、録画機能等)が同じならば、省エネ基準達成率が高いほど省エネ性に優れ、年間電気料金も安くなります。
※今後新しいラベルに変更予定
最近のテレビは待機時(リモコンでオフにした状態)の消費電力も削減されています。
明るさセンサー、オフタイマー、無操作自動オフ、無信号自動オフなどの省電力機能を搭載した機種も多くあります。
一定時間信号がないときは、自動的に電源をオフにします。
一定時間操作を行わない場合は、自動的に電源をオフにします。
テレビを見る部屋の明るさに応じて、画面の明るさを自動的に調整し、ムダに消費する電力を低減します。
参考:一般財団法人家電製品協会「スマートライフおすすめBOOK 2020年度版」
買い替えるときはここを確認!
最新の家電の便利な機能をご紹介します。
花粉・タバコの煙・浮遊菌などを除去する空気清浄機能・ 除菌機能を搭載した製品があります。
除湿・加湿・快眠・換気・気流制御・・・
各メーカーの創意工夫が活かされています。
カメラや人感センサーにより気流をコントロールして必要なエリアを冷暖房することで節電する製品もあります。
IoTを利用してスマートフォンで外出先からの操作や運転内容の確認ができる製品もあります。
参考:一般財団法人家電製品協会「スマートライフおすすめBOOK 2020年度版」
近年、目覚ましい進化を遂げているエアコン。フィルターの汚れを自動で掃除してキレイに保つ「フィルター自動洗浄機能」は、エアコンの性能低下や故障を未然に防ぎます。中には、カビの繁殖を抑制する機種も。自分で掃除する頻度を減らせるようになりました。
また、室内の温度や湿度、間取り、人数などを感知するセンサーとAI(人工知能)を利用した「自動運転制御機能」も注目を集めています。気流の吹き分けや最適な温度管理がエアコン任せに。スマートフォンのアプリと連携して天気予報から室温の変化を先読みし、最適な冷暖房運転を行う機種も登場しているから驚きです。家の中で手間なく快適に過ごせる時代の到来に未来を感じられますね。
棚スペースやドアポケット、卵ケースなど、様々な収納の工夫が進み、見た目以上の収納力を実現!まとめ買いも安心の大容量。限られたキッチンスペースに対応の省スペース設計が多いのも最新冷蔵庫の特徴です。
急速冷凍機能により、冷ます手間いらず。 熱々のご飯や作りたて料理をそのまま冷凍できます。
※急速冷凍機能がついていないタイプもあります。
最新の冷蔵庫はデザイン性もアップ。ドアはガラス・鋼板・ステンレス調などのタイプがあり、色も豊富。設置スペースやキッチンの雰囲気に合わせて選べます。
参考:一般財団法人家電製品協会「スマートライフおすすめBOOK 2020年度版」
冷蔵庫に使われる断熱材は、性能が大きく向上。壁面を薄く設計できるようになり、“省スペース&大容量化”を実現し、食材まとめ買いのニーズにもしっかり応えてくれる製品が充実しています。各家電メーカーは独自技術を投入し、「鮮度維持機能」を搭載。チルドルームや冷凍庫などに食材をおいしく保つ工夫を凝らし、大容量かつ食材の鮮度を保つことを可能にしました。
また、スマートフォンの専用アプリとの連携による「食材チェック機能」も見逃せないポイントです。保存する食材を事前に撮影しておけば、購入日や保存日数などが一目瞭然に。冷蔵庫にもスマート化の波が押し寄せています。
4K・8Kは、フルハイビジョンを超えるキメ細かな超高精細映像と
自然で鮮やかな色彩によって、あたかもその場にいるかのような臨場感を
体験することができます。
フルハイビジョンに比べて4Kは4倍の画素(3840×2160画素)、8Kは16倍の画素(7680×4320画素)を持つことで、キメ細やかでよりリアルな映像をお楽しみいただけます。スポーツ番組であれば従来は分かりにくかった選手の表情も分かります。風景では遠くまでクリアで奥行きのある映像となり臨場感が伝わってきます。
4K・8Kでは、表現できる色域がハイビジョンよりも広いため、より自然で鮮やかな色が再現できるようになります。
HDR(ハイダイナミックレンジ)とは、映像が本来持っている明るさや色、コントラストを表現できる技術です。
参考:一般財団法人家電製品協会「スマートライフおすすめBOOK 2020年度版」
テレビの視聴スタイルの変化に伴い、リアルタイムではなく録画してから観るというニーズも生まれました。そこで注目したいのが、好きなタレント名やジャンル、キーワードを指定するとテレビ任せで番組を録画できる「全自動録画機能」と、複数チャンネルを1日中まとめて録画できる「全録機能」。気になるドラマをまとめて録画したり、話題になった番組を後からチェックしたりetc. 目的に合わせて使い分けると良いでしょう。
また、多くの家電と同じく薄型テレビもIoT化に対応。Wi-Fi接続することで、定額制の動画配信サービスなどが利用可能に。高画質の4K・8Kテレビで、思う存分ドラマや映画をお楽しみください。
寒い冬は、エネルギーの使用が増える季節です。
この冬は特に、感染症予防の影響で、ご自宅で過ごす時間が多くなると思われます。
少しの工夫でできる省エネへの具体的な取り組みをご紹介します。